令和2年の12月に一部改定された公衆浴場法。「(概ね)10歳以上」としていた混浴禁止年齢を「(概ね)7歳以上」に引き下げられ、7歳以上の子供は異性の風呂に入れないことになった。 前編『女性用大浴場で「もう毛が生えてる」「胸がある」と無神経に…… トラブル相次ぐ「児童の混浴」』では、児童の混浴に関するトラブルを紹介。女性用浴場で迷惑行為をする母息子について、ホテル側に苦情を伝えるも、「ホテルの利用規約に違反していないので対処のしようがない」と袖にされてしまった事例があった。 筆者はこのホテルに出向き、支配人に話を聞いた。 実は支配人、当該親子に事情を説明して理解と協力を求めようとしたのだが、「父親がいないので息子は私と一緒に入るしかない」と開き直られたという。 「聞けば、今までに何度もこういったトラブルに見舞われていたということだったので、『家族風呂や、温泉付きの客室があるホテルを利用した方