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会田誠 天才でごめんなさいの検索結果1 - 30 件 / 30件

  • 会田誠の作品について(5/1トークより抜書き) - ohnosakiko’s blog

    去る5月1日、大阪で行われた合宿勉強会「集まるのが大事vol.2」(テーマ=反抗)の二日目に登壇し、以下のような内容で90分ほどのトークをした。 「反抗 vs 反抗 」の外へ―性的表現と性差別批判の弁証法― 【概要】 美術に現れる女性の裸体表現は、かつては神話の文脈と宗教の縛りの間にあったが、次第にその制約を離れ、個としての性表現へと変化・多様化してきた。一方フェミニズム批評による美術史の読み直しにより、作品中の男性視点や性規範が指摘されるようにもなった。近年は強い反発と撤去要請が起こるような事案も散見される。 議論を呼んだ主な女性ヌード表現及び批判の文脈を辿り、「反抗 vs 反抗」の隘路から「外」に出る視点について考える。 【内容】 ① 「女を見る」をめぐる男/女の非対称性 ② 西洋美術における女性ヌードの位相 ③ 近代日本の西洋美術、性道徳の受容 ④ 「性差別」という批判の始まり ⑤

      会田誠の作品について(5/1トークより抜書き) - ohnosakiko’s blog
    • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » 芸術/表現の場は今、いかに可能か浅田彰×津田大介

      2019年9月6日、京都のアートスペース「浄土複合」で、批評家の浅田彰・京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長によるレクチャーが開催された。芸術祭内の企画展「表現の不自由展・その後」の展示中止と文化庁による補助金不交付決定で揺れる「あいちトリエンナーレ2019」問題がテーマだったが、会場に、トリエンナーレの津田大介芸術監督が予告なく登場。会期半ば、まだ「表現の不自由展・その後」の再開への道筋が見えない時点で、期せずして対談となった当夜の模様を再現する。 構成:編集部 写真:池田剛介 編集協力:真部優子 水上瑞咲 浅田 今回、この浄土複合スクールという小さなスペースで「あいちトリエンナーレ2019」の問題について話すことになったのですが、トリエンナーレの芸術監督として問題の渦中にいる津田大介さんがそれを聞きつけて来てくれました――急に決まったので事前に告知はしませんでしたが。アート・ワー

      • 会田誠『犬』を性暴力作品に見せる"社会のコード"から私たちの眼は自由になれるのか|性と芸術|山川冬樹

        2012年の森美術館個展での撤去抗議はじめ、これまでさまざまに波紋を呼んできた、会田誠さん23歳のときの作品『犬』。その制作意図を作者本人が詳らかにした『性と芸術』が7月21日発売になりました。なぜ『犬』はこれほどまでに反発を生むのでしょうか? 美術作品を「みる」という行為に内在する複雑さ。現代美術家でホーメイ歌手の山川冬樹さんが解き明かします。 「みる」ことの複雑さをめぐって 本書『性と芸術』は二部構成になっている。まず第一部「『犬』全解説」で会田は、自身の作品『犬』とその背景、すなわち制作の経緯や動機、意図、コンセプト、その他作品にまつわる諸々の込み入った話を、個人史を軸にしながら詳細に語る。会田はこの自らの文章を、ソクラテスに死刑判決が下された裁判での法廷弁論、いわゆる「ソクラテスの弁明」になぞらえるが、確かにそれはどこか陳述書に似ている。時折彼らしいユーモアが交えられつつ、出来事は

          会田誠『犬』を性暴力作品に見せる"社会のコード"から私たちの眼は自由になれるのか|性と芸術|山川冬樹
        • 南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」

          南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」2019年12月末で森美術館館長を退任した南條史生。2006年よりこの美術館を率いてきた南條が、13年間の森美術館と日本美術界を振り返る。 聞き手=編集部 ポートレート撮影=稲葉真 南條史生 日本でも屈指の集客力を誇る、東京・六本木の森美術館。この美術館で2002年から副館長、06年から館長を務めた南條史生が、19年末を以て退任した。「医学と芸術展」(2009)、「メタボリズムの未来都市展」(2011)、「宇宙と芸術展」(2016)、「未来と芸術展」(2019)といった多数の展覧会を手がけてきた南條は、この17年間をどう振り返るのか? * 「現代美術は面白い」という空気はつくれた──南條さんは2002年に森美術館の副館長に就任し、06年から館長を務められました。この美術館に在籍されていた長い時間

            南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」
          • 放射能最高!被災地の若者に叫ばせるChim↑Pom(チンポム)って何者だ?

            Chim↑Pomとエリイ、会田誠について チンポムのメンバー Wikipediaによれば、Chim↑Pom(チン↑ポム)は2005年8月、東京で結成された自称アーティスト集団。 現代美術家の会田誠が2001年から2004年にかけて美学校で担当していた現代美術演習の講座「バラバラアートクラス」の出身であるリーダーの卯城竜太 (うしろりゅうた)他、エリイ、林靖高、水野俊紀、岡田将孝、稲岡求による6人組。 2005年秋、サンフランシスコで開かれた会田誠個展会場で映像作品「ERIGERO」を展示しデビューした。 2012年の雑誌BRUTUSに載ったインタビュー記事によれば、チンポムは会田誠を通じて知り合った6人の男女で、現在の会田との関係は師弟というより歳の離れた友人。 会田の家に入り浸っていた卯城が、同氏の周辺で圧倒的な異質さを放っていたエリイを見てグループを組むことを決め、同じように入り浸って

              放射能最高!被災地の若者に叫ばせるChim↑Pom(チンポム)って何者だ?
            • 「現代のアート」について、少しは知っておきたい人のための7冊の本 - いつか電池がきれるまで

              「アート」に関して、僕は「好きだ、あるいは好きだと自分では思っているけれど、わかっているという自信はない」のです。 とくに「現代アート」については、「これが本当に『アート』なのか?」と言いたくなることもある一方で、こういうのをわかったふりしないと、「アートがわからない人間」とみなされるのだろうな、と不安になるのです。 いや、そんなの「わからないものはわからない」というのが、誠実な態度なのかもしれませんが…… 今回は、僕がこれまで読んできた「現代アート」に関する本のなかで、印象に残ったものを7冊紹介したいと思います。 ただし、僕自身はアートの専門家ではなく、近場で興味がある展覧会が開催されていれば足を運ぶ程度の人間ですので、「こいつわかってないなあ」というところも多々あるでしょうが、御笑納いただければ幸いです。 (1)芸術闘争論 fujipon.hatenadiary.com 芸術闘争論 (

                「現代のアート」について、少しは知っておきたい人のための7冊の本 - いつか電池がきれるまで
              • Censoyclopedia:センサイクロペディア

                Censoyclopedia:センサイクロペディア 『Ceonsoyclopedlia』は、Censor(検閲)にまつわるEncyclopedlia(百科事典)です。旧称『表現規制用語集』。民主主義社会の根幹をなす最重要の「人権」である表現の自由――その規制・弾圧・バッシングにまつわる事例や用語について、あらゆる知識を保存伝達するためのサイトです。 トップページページ一覧メンバー編集 トップページ 最終更新: hitoshinka 2022年01月19日(水) 23:49:40履歴 Tweet 『Censoyclopedia:センサイクロペディア』は現在、noteへの移管作業中です。移転先はこちらになります。 目次 あ行 【会田誠展:天才でごめんなさい】 【アウディの広告】 【あえてその名を語る愛】 【茜さや】 【あからさまに性的なタマネギ】 【アクセス権】 【アクセル・ワールド】 【アザ

                  Censoyclopedia:センサイクロペディア
                • 森美術館の館長が交代、片岡真実が新館長就任へ。「求められる森美術館像を新たに模索」

                  森美術館の館長が交代、片岡真実が新館長就任へ。「求められる森美術館像を新たに模索」東京・六本木の森美術館は、現館長・南條史生が2019年12月末で退任し、現副館長・片岡真実が20年1月1日に新館長として就任することを発表した。 東京・六本木の森美術館は、同館長・南條史生が2019年12月末日に退任し、現副館長兼チーフ・キュレーターの片岡真実が20年1月1日付で新館長に就任することを発表した。 南條は、初代館長のデヴィッド・エリオットの後任として2006年11月に就任。以来、13年にわたって同館を率いてきた。退任後は、特別顧問に就任し、同館に関わっていくという。 新館長となる片岡は1965年愛知県生まれ。ニッセイ基礎研究所都市開発部、東京オペラシティ アートギャラリーのチーフキュレーターを経て、03年より森美術館で勤務。09年にチーフ・キュレーターとなり、18年10月より副館長を兼任。主な展

                    森美術館の館長が交代、片岡真実が新館長就任へ。「求められる森美術館像を新たに模索」
                  • タイのショッピングセンターで「編集」される雑多で装飾過剰な日本イメージの観察

                    深読みを求める商業施設 ターミナル21ほど深読みできそうなショッピングセンターはない。 たとえば、珍スポットが”珍”である所以は何だろうか?私が思うに、それらは基礎や王道、伝統、歴史的文脈から外れており、カフェなども含む商業施設であれば利益ないしマーケティングを度外視したケースがほとんどだ。ややもすれば独りよがりな自己表現に終始しており、そのズレを「面白がる」ないし「発見する」人との関係が生まれて、やっとはじめて”珍”と評される気がする。 何がウケているのか、なぜウケているのかが作り手にも分かっていない。ありていに言えば、かなり他者に依存しており、作品として底が浅い。 上の写真は確かに”珍”だが、この深読みができそうな施設こと、ターミナル21をただの珍スポットにとどめておくのは勿体無い。ここには貫徹した作り手の意思があり、見る側、つまり客をパッシブにさせる力がある。 ターミナルから飛行機ま

                      タイのショッピングセンターで「編集」される雑多で装飾過剰な日本イメージの観察
                    • 【会田 誠】現代美術史上最大の問題作が生まれたとき、何があったのか?─アートというお買い物

                      描かれなければならない絵というものがあった。レオナルドはモナリザを。マネは昼食のときの女性を裸で。ウォーホルは時代のアイコンをシルクスクリーンで大量生産。同様に会田誠は『犬』を描かねばならなかった。その理由を詳細に明かした著書『性と芸術』を携え、会田誠本人に会いに行った。連載「アートというお買い物」とは…… 物議を呼んだとき、芸術はまた一歩、先に進むのである 現代美術家、会田誠の最新著書『性と芸術』の帯には、書名と著者名よりも大きな文字で、こう書かれている。 「日本の現代美術史上、最大の問題作(スキャンダル)『犬』は、なぜ描かれたのか?」 どれくらい「問題作」かというと、その作品を展示した美術館に抗議と作品撤去の要請の圧力があったほどである。 2012〜13年、森美術館で開催された「会田誠展:天才でごめんなさい」。18歳未満の入室を禁止する部屋に展示された『犬』シリーズをはじめいくつかの作

                        【会田 誠】現代美術史上最大の問題作が生まれたとき、何があったのか?─アートというお買い物
                      • いま、何を考えていますか? アーティストに4の質問:会田誠

                        新型コロナウイルスの影響下で、アーティストは何を考えている? 東京圏で活動するアーティストにメールインタビュー 日本政府が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大規模なスポーツや文化イベントの自粛要請を行ったのが2月26日。そこから多くの美術館が休館し、イベントは中止となり、実空間でのアーティストの作品発表の場は減少している。 いっぽう世界各地では国、市、個人といった様々なレベルでアーティストに対する緊急助成金が立ち上がっているなか、東京都は「活動を自粛せざるを得ないプロのアーティストやスタッフ等が制作した作品をウェブ上に掲載・発信する機会を設ける」という支援策を打ち出した(ウェブ版「美術手帖」)。 アーティストはこの状況下で何を思い、東京都のアーティスト支援策について何を考えているのか。全8回の連載「いま、何を考えていますか? アーティストに4の質問」では、東京圏で活動するアーティストに

                          いま、何を考えていますか? アーティストに4の質問:会田誠
                        • 親子で振り返る0歳からの美術鑑賞。一緒だからこそ感じられた美術の「楽しさ」

                          親子で振り返る0歳からの美術鑑賞。一緒だからこそ感じられた美術の「楽しさ」息子が0歳の頃より、ともに美術館やギャラリーを訪れ、展覧会の感想をウェブ上で発信してきたSeina氏。当時のことを振り返ってもらうとともに、親子で美術館に行くとはどのようなことなのか、息子の勝氏とともに話を聞いた。 聞き手・構成=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長) 李禹煥美術館にて、勝氏 提供=Seina氏 各美術館やギャラリーが親子での鑑賞環境を整備するいっぽうで、子連れで展覧会に行くにはまだ多くのハードルがあることも事実だ。0歳の頃より息子とともに国内外の美術館やギャラリーを訪れ、展覧会の感想をnote等で発信してきたSeina氏に当時のことを振り返ってもらうとともに、親子で美術館に行くとはどのようなことなのか話を聞いた。また、息子の勝氏にも参加してもらい、当時感じていたことも話してもらった。 親子で美術館

                            親子で振り返る0歳からの美術鑑賞。一緒だからこそ感じられた美術の「楽しさ」
                          • 会田誠《疫病退散アマビヱ之図》/アマビエプロジェクト

                            会田誠 1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。絵画、写真、映像、立体 、パフォーマンス、小説、エッセイ、漫画など表現領域は多岐にわたる。美少女、戦争画、サラ リーマンなど、社会や歴史、現代と近代以前、西洋と東洋の境界を自由に往来し、常識にとら われない対比や痛烈な批評性を提示する作風で、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。 近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館/東京 2012-13)、「考えない人」(ブルタ ーニュ公爵城/フランス 2014)、「GROUND NO PLAN」(青山クリスタルビル/東京 2018)など 。2020年自身2冊目となる小説『げいさい』(文藝春秋)を刊行。

                              会田誠《疫病退散アマビヱ之図》/アマビエプロジェクト
                            • 森美術館新館長・片岡真実が掲げる5つのビジョン

                              森美術館新館長・片岡真実が掲げる5つのビジョン今年1月1日付で森美術館の新館長に就任した片岡真実が1月8日、日本記者クラブで会見を行った。そこで語られた日本の課題と今後のビジョンとは? 片岡真実 「美術館を通して国際貢献したい」。1月1日付で森美術館の新館長に就任した片岡真実は8日に行われた日本記者クラブでの会見でそう語った。 片岡は1965年愛知県生まれ。ニッセイ基礎研究所都市開発部、東京オペラシティ アートギャラリーのチーフキュレーターを経て、03年より森美術館でのキャリアをスタート。09年にチーフ・キュレーターとなり、18年10月より副館長を兼任。「アイ・ウェイウェイ展─何に因って?」(2009)をはじめ、「会田誠展:天才でごめんなさい 」(2012)、「N・S・ハルシャ展」(2016)、同館で史上2番目の入場者数を記録した「塩田千春展:魂がふるえる」(2019)など数々の展覧会を企

                                森美術館新館長・片岡真実が掲げる5つのビジョン
                              • 森美術館への個人抗議文(宮本節子さん)

                                ここでは、森美術館への個人抗議文を本人の了解を得た上で掲載します。まず最初に紹介するのは、私たちの会の代表世話人の1人である宮本節子氏の個人抗議文です。この抗議文には300名近い方が賛同を表明しており、それらの賛同署名つきで森美術館に送付されました。ここでは、個別の賛同者名を除いた本体部分の掲載となります。2つ目は、ポルノ・買春問題研究会(APP)の金尻カズナ氏の個人抗議文です。 「会田誠展 天才でごめんなさい」への抗議と「犬」シリーズ展示撤去の要望 ​ 森美術館館長 南條史生 殿 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、私は2013年1月4日、貴館で開催中の「会田誠展 天才でごめんなさい」を観に行き、そのうちのいくつかの作品に関して、特に「犬」シリーズに関して、公共空間である美術館で展示するのは甚だ不適切であると考えました。なぜ、不適切であると考えたのかをまとめ、友人

                                  森美術館への個人抗議文(宮本節子さん)
                                • 会田 誠「自然体で本性ダダ洩れぐらいの、諦めのカッコ良さもある」 | 著名人 | LEON レオン オフィシャルWebサイト

                                  ■会田 誠/現代美術家 会田 誠「自然体で本性ダダ洩れぐらいの、諦めのカッコ良さもある」日本を代表する現代美術家でありながら、その過激な表現から、これまで幾度となく批判にも晒されてきた会田誠さん。毀誉褒貶すら楽しみながら飄々と作品を発表し続けるしたたかな作家にとって大人の「カッコ良さ」とは何か? CREDIT :取材・文/井上真規子 写真/岸本咲子 PEOPLE大人の“カッコいい”を取り戻せVol.02 先の見えない混沌とした現代にあっても独自のスタイルで覚悟をもって社会と対峙している大人たちを“カッコいい”という括りでご紹介してきた今回の特集。ご登場願うのは現代美術家の会田誠さんです。 美少女をアイコンとしたポップで華やかな表現とは裏腹に、ときに暴力的で、ときに猟奇的でもある過激な内容から、会田さんの作品はこれまで幾度となく批判に晒されてきました。 2012年に、森美術館で開催した大規模

                                    会田 誠「自然体で本性ダダ洩れぐらいの、諦めのカッコ良さもある」 | 著名人 | LEON レオン オフィシャルWebサイト
                                  • ‡†MELTING MORATORIUM†‡

                                    今朝は三鷹の禅林寺に行ってきました。 煙草をお供えしたいところだったけど、未成年なのでココアシガレット。 太宰の小説に出てくる、処女が三文作家にお酒・煙草を辞めさせようとする の構図が好き でもね、やっぱり、ほんとうのところ 煙草吸うひとは大嫌いです 今世紀において 喫煙がカッコいいというテーゼは完全に死んだ わたしが殺した 禅林寺には森鷗外のお墓もあって、おそらく森茉莉もそこに眠ってるんじゃないかな。 今度はかぁいい仏蘭西菓子でも持って行こうとおもってる ♡ それにしても ああ、大学生楽しすぎて。 ブログ書いてるひまなんてありません。 こんなに毎日が充実してると いつかバチが当たるんじゃないか、って心配になっちゃうよ ! 大学生になるに当たってなにも不安におもうことも、女子高生という地位に固執する必要も無かったんだ。 ひとりで文学碑巡りしてる話の後だと、わたしが大学生活を謳歌しているって

                                    • 「ゴキブリなんて序の口」──どんなゴミ屋敷もキレイさっぱり“特殊清掃員”体験レポが強烈すぎて肩に力が入っちゃうレベル

                                      物件の持ち主がなんらかの理由でゴミを溜め込み清掃を怠った結果生まれる通称“ゴミ屋敷”。精神医学的には、ゴミ屋敷を作ってしまう原因は強迫性障害からくる異常行動ではないかという説もあるものの、はっきりとした心理は解明されていません。 事故物件について徹底的に語り尽くす番組「事故物件ラボ」が事故物件公示サイト「大島てる」でお馴染みの大島てる氏(@Oshimaland)と事故物件住みます芸人の松原タニシ氏(@tanishisuki)をMCに、ゲストの村田らむ氏(@rumrumrumrum)を迎えて、niconicoで放送されました。 本記事では、特殊清掃員として体験取材をおこなった村田氏が、「ゴミ山に埋もれたまま飼育されているペット」、「大量放置されているおしっこペットボトル」などのゴミ屋敷の写真を次々と紹介していきます。 左から大島てる氏、松原タニシ氏、村田らむ氏。―あわせて読みたい― ・ホーム

                                        「ゴキブリなんて序の口」──どんなゴミ屋敷もキレイさっぱり“特殊清掃員”体験レポが強烈すぎて肩に力が入っちゃうレベル
                                      • 『会田誠展:天才でごめんなさい』 森美術館 - かわたれどきの頁繰り (小野寺秀也)

                                        面白い。「面白い」という形容は多義的で、何かを言った気がしないが、今はこの言葉しか思い浮かばない。会田誠は面白い。会田誠の作品群は面白いのだ。 じつのところ、「現代アート」などと形容されたり、括られたりする芸術作品には幾分腰が引けてしまうのだ。なぜかと問われても困るのだが、青少年期の芸術の受容環境と受け手の受容能力の発達に問題があったと言えば、おそらく間違いはないが、これまた何事かを語ったことにならない答えである。 しかし、会田より上の世代の「具体」という抽象芸術グループの展覧会のときもそうだったが、恐る恐るそのような展覧会会場に足を踏み入れたときでも、感動したり驚いたりして、幾分の興奮を抱いて会場を後にすることになる、そういうことがたまにある。今回も、それを期待して新幹線に乗ったのだ。 会田誠の「面白さ」の源泉はどこにあるのだろう。展覧会の主催キュレーターである岡真実は、それを「混沌」だ

                                          『会田誠展:天才でごめんなさい』 森美術館 - かわたれどきの頁繰り (小野寺秀也)
                                        • 「俺も美学校。」会田誠インタビュー | 美学校

                                          バラバラアートクラスとは? ━━━ 本日は主に会田さんが講師をしていた「バラバラアートクラス」についてお伺いしていきたいと思います。 会田さんは2001年から2004年まで美学校で「バラバラアートクラス」という現代美術演習の講座を持っていたわけですが、どんな講座だったんだろうと思い美学校を探したら、会田さんのクラスの一年目のカリキュラムが出てきました。一年目はカリキュラムをちゃんと書いてあるんですよね。 (以下美学校2001年度パンフレットより引用) 前年度の小沢剛氏による「現代美術演習〈トンチキアートクラス〉」を事実上引き継いだ感じなので、こんな講座名にしてみました。僕自身作家として作風が一定せずバラバラなので、僕の教える内容も年間通してバラバラになるだろうな、くらいの意味です。混迷した現代(常套句)こういうのもアリかなと思いまして・・・現在、思いついているカリキュラムをアトランダムに挙

                                            「俺も美学校。」会田誠インタビュー | 美学校
                                          • 「性と芸術」 SNSの悪評「逃げずに対峙」 朝日新聞書評から|好書好日

                                            「性と芸術」 [著]会田誠 美術館での展示に市民団体から抗議文が出されるなど、いくたの難儀と直面してきた連作「犬」。その作者が23歳のとき初めて描いたこれらの絵画について、制作の動機や意図について思い余すところなく書いたのが――帯に「ほぼ『遺書』である」とある――本書の根幹をなす第1章「芸術 『犬』全解説」である。 そもそも、画家はみずから自作の「全解説」など行わない。作品は作品をして語らしめるべきで、作者の饒舌(じょうぜつ)がどれほど「悪趣味」かは、本人も十分すぎるほどわかっている。それでもみずから「最悪のサンプル」と呼ぶ「全解説」を刊行したのは、「ネットに溢(あふ)れる悪評に対して作者としてきちんと応えよう」というのが大きかったようだ。 その意味では、本書を一種のSNS論と受け取ることもできる。というのも、SNS、とりわけここで問題となっているツイッターでの「呟(つぶや)き」はわずか1

                                              「性と芸術」 SNSの悪評「逃げずに対峙」 朝日新聞書評から|好書好日
                                            • 【書評】森美術館問題と性暴力表現 : 九段新報

                                              九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 今回は『不可視の性暴力』の参考文献に挙がっていた1冊……というわけではなく、実は本当は『証言・現代の性暴力とポルノ被害―研究と福祉の現場から』を読みたかったのですが、図書館になかったので、たまたま同じ「ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)」が編集した本として見つけたものを読むことにしました。 森美術館問題とは? 本書はタイトルにあるように、森美術館で起きた問題を取り上げつつ性暴力表現について論じています。では、森美術館問題とはそもそも何なのでしょうか。 本書によれば、森美術館では2012年11月17日から「会田誠展:天才でごめんなさい」という展示会が行われました。まぁ、これだけで何となく問題の所在の察しがつく人も多いでしょう。 会田誠の作品群の中には、少

                                                【書評】森美術館問題と性暴力表現 : 九段新報
                                              • 『ニトログリセリンのシチュー』

                                                六本木の森美術館で、ずっと気になっていた 会田誠展 天才でごめんなさい を見てきました♪ 若者が多いのかと思いきや、意外なことに 老若男女で賑わっていました。 森美術館に来たのは初めてだったのですが、風通しがよく 美術館特有のイカメしさとか無菌感がない それは入館料が展望デッキの料金と共通であることとか 夜まで空いていることとか 現代美術がポップな印象であることとか 関係してるのかな。 外国のお客さんが多いのは土地柄かも。 展示は想像を上回るインパクト そして驚きの連続でした。 とても楽しかったです。 扱っているテーマは 結構社会的。 例えば 震災、戦争、買春、自殺、グローバル化、いじめ それなのに深刻にならない 軽やかでポップなエロ・グロ・ナンセンス。 人を喰ったような表現もあるけど、実は本質を突いてるんじゃないか って思った。 例えば 18禁コーナーの 美味ちゃんシリーズ これは「食用

                                                  『ニトログリセリンのシチュー』
                                                • 「ゴキブリなんて序の口」──どんなゴミ屋敷もキレイさっぱり“特殊清掃員”体験レポが強烈すぎて肩に力が入っちゃうレベル

                                                  物件の持ち主がなんらかの理由でゴミを溜め込み清掃を怠った結果生まれる通称“ゴミ屋敷”。精神医学的には、ゴミ屋敷を作ってしまう原因は強迫性障害からくる異常行動ではないかという説もあるものの、はっきりとした心理は解明されていません。 事故物件について徹底的に語り尽くす番組「事故物件ラボ」が事故物件公示サイト「大島てる」でお馴染みの大島てる氏(@Oshimaland)と事故物件住みます芸人の松原タニシ氏(@tanishisuki)をMCに、ゲストの村田らむ氏(@rumrumrumrum)を迎えて、niconicoで放送されました。 本記事では、特殊清掃員として体験取材をおこなった村田氏が、「ゴミ山に埋もれたまま飼育されているペット」、「大量放置されているおしっこペットボトル」などのゴミ屋敷の写真を次々と紹介していきます。 左から大島てる氏、松原タニシ氏、村田らむ氏。―あわせて読みたい― ・ホーム

                                                    「ゴキブリなんて序の口」──どんなゴミ屋敷もキレイさっぱり“特殊清掃員”体験レポが強烈すぎて肩に力が入っちゃうレベル
                                                  • 《コロナ時代のアマビエ》プロジェクト -角川武蔵野ミュージアム-

                                                    【NEW】 《コロナ時代のアマビエ》プロジェクト 特集ページ公開 2021年3月30日に《コロナ時代のアマビエ》プロジェクト 特集ページを公開いたしました。ぜひご覧ください。 URL:https://kadcul.com/amabie ※ページ下部のリンクより遷移いただけます 《コロナ時代のアマビエ》プロジェクト 2020年、今年は「新型コロナウイルス」が世界中で猛威を振るい、今なお多くの人を 苦しめています。その渦中でSNSで話題となり、多くのメディアででも紹介されるなど、 注目を集めてきたのが、幕末の熊本沖に現れ、疫病について予言したといわれる謎の 妖怪“アマビエ”。 そして今回、「コロナ時代のアマビエ」を、作家の自由な想像力とユニークな表現力で 生み出していただく《アマビエ・プロジェクト》を実施いたします。 第一段として2階エントランスに会田誠が描く巨大な《コロナ時代のアマビエ》が登

                                                      《コロナ時代のアマビエ》プロジェクト -角川武蔵野ミュージアム-
                                                    • 高度資本主義社会なんちゃら

                                                      会田誠『性と芸術』読んだ。 性と芸術 (幻冬舎単行本) 作者:会田誠幻冬舎Amazon 会田誠はセーラー服の少女をモチーフとした作品など、センセーショナルな作品で知られる現代美術家である。それゆえに森美術館での性的な作品の展示への抗議や大学の公開講座における環境型セクシャルハラスメント裁判など、何かと表現にまつわる騒動に巻き込まれてきた現代美術家でもある。その会田が自作の『犬』を題材に何故性的と思われる作品を作るのかを述べたのが本作である。 会田誠 天才でごめんなさい 図録 ノーブランド品Amazon 会田の『犬』は彼が藝大の大学院に所属していた頃に書かれた作品で、犬の首輪のついた四肢欠損した裸の少女がこちらを向いて微笑んでいるという大変インパクトの強い作品だ(さすがにここに貼るのはやや気が引けるので、各自でGoogleで検索してください)。 会田は狩野永徳『檜図屏風』の大胆な造形性と繊細

                                                        高度資本主義社会なんちゃら
                                                      • 希代の美術家・会田誠と同世代の美大生・浪人生…「最低の夜」に何が起きたのか? | ダ・ヴィンチWeb

                                                        『げいさい』(会田誠/文藝春秋) 国内外を問わず、会田誠ほど独自のポジションと作風を確立した美術家は珍しいだろう。代表作「あぜ道」が中学校の美術の教科書に載る一方、評者も観覧した「会田誠展:天才でごめんなさい」(2012年)では性暴力や児童ポルノを肯定する作品があるとして、市民団体から抗議を受けた。 その後も何かと物議を醸す作品を創り続けている会田だが、それは彼の突出した個性に付随する「毒」のようなものだと思う。そんな会田誠の『げいさい』(文藝春秋)は、彼と同世代にあたる美大生の立身出世以前の「修業時代」を綴った青春群像小説である。 本書の舞台は多摩美術大学の学園祭(以下芸祭)の夕方から夜にかけて。主人公は東京藝術大学(以下藝大)目指して浪人中の二朗だ。芸祭での酒宴を軸にしながらも、彼が藝大に合格する以前、美術予備校に通っていた頃のエピソードが度々挿入される。苦い想い出の詰まった当時の心境

                                                          希代の美術家・会田誠と同世代の美大生・浪人生…「最低の夜」に何が起きたのか? | ダ・ヴィンチWeb
                                                        • 目次~index of Censoyclopedia~|ヒトシンカ ( 『シンカ論マガジン』『センサイクロペディア』 )

                                                          ※作品のネタバレを含む項目があります。 ※一部項目が『シンカ論マガジン』の内容と重複するため、そちらへのリンクとなっているページがあります。 あ行【会田誠展:天才でごめんなさい】 【アウディRS4広告写真】 【あえてその名を語る愛】 【あおいさん延長お願いします】(※『シンカ論マガジン』記事へのリンクです) 【赤ちゃんの写真】 【茜さや】 【あからさまに性的なタマネギ】 【アクセス権】 【アクセル・ワールド】 【アザーワイズ賞】 【アツギ】 【アートアクアリウム展~高知・金魚の海~】 【あなたが思うより幸せです】 【アニメ美少女アイコン】 【アメリカ合衆国連邦議会下院規則】 【アーメン・アンド・ア・ウーマン】 【アラートループ事件】 【アルバイト先の香港式中華料理屋の社長から「オレ、中国のもの食わないから。」と言われて頂いた、厨房で働く香港出身のKさんからのお土産のお菓子】 【アルバート・

                                                            目次~index of Censoyclopedia~|ヒトシンカ ( 『シンカ論マガジン』『センサイクロペディア』 )
                                                          • 140字では説明できない『犬』がマルチな方向への"抗議"である理由|性と芸術|会田誠

                                                            会田誠さん23歳のときの作品『犬』についてその制作意図から手法までを詳らかにした「『犬』全解説」(I 芸術)と、「性」をめぐる素朴な思惑を綴った「『色ざんげ』が書けなくて」(II 性)から構成された『性と芸術』が7月21日発売になりました。一枚の絵に詰まった美術家の思考の濃度と迫力に圧倒される本書の「はじめに」をお届けします。 はじめに 今から30年以上前の1989年、私が23歳の時に描いた『犬』という絵画作品について書いてみたい。『犬』はその後シリーズ化して、今までに計6作描いたが、それを1作ずつ丁寧に解説するという趣旨ではない。主に最初の1作目が発想された背景についてのみ、詳しく書くつもりだ。 なぜ書くのか。理由は主にネットである。 私はツイッターを2011年に始めてから、本格的にネット内の言葉に触れるようになった(遅かろう)。そこでは『犬』について語られることが(自作の中で相対的に)

                                                              140字では説明できない『犬』がマルチな方向への"抗議"である理由|性と芸術|会田誠
                                                            • 「実際的な仕事をする大人」になりたい人が読むべき一冊 | 本がすき。

                                                              『性と芸術』幻冬舎 会田誠/著 Unsplash(Timothy Eberly撮影) 本書は、2012年~2013年に東京・森美術館で開催された会田誠氏の個展「天才でごめんなさい」で公開され、以後現在に至るまで、主にツイッター上で物議を醸し続けている作品『犬』について、会田氏本人によって書かれた解説書である。 2014年6月、会田氏に対して新潟市が第8回坂口安吾賞を授与した際、市民の税金から副賞100万円を贈呈したことに対して、北原みのり氏・牟田和恵氏・澁谷知美氏などのフェミニストや研究者たちが、「ほうっておけない第8回安吾賞-人権の視点から」というシンポジウムを開催し、「市行政による性差別・セクハラ表彰を断じて許さない」と抗議の意を表明したことがあった。 新潟市在住であり、安吾賞の関係者にも知り合いがいた私は、このシンポジウムに参加して、終了後の懇親会で、「新潟市民が選んだものに対して、

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