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供述調書 証拠能力の検索結果1 - 21 件 / 21件

  • 黒死病(ペスト)流行下(1348~53年)におけるユダヤ人迫害のまとめ | Call of History ー歴史の呼び声ー

    「黒死病(英語”Black Death”)」と呼ばれる1347年から1353年にかけての世界的なペスト流行の渦中、ヨーロッパでは各地で暴力や虐殺を含むユダヤ教徒(ユダヤ人)への激しい迫害が展開した。 中世ヨーロッパにおけるユダヤ人二世紀のローマ帝国下での迫害(注1)以来、ユダヤ教徒(ユダヤ人)はパレスティナ地方から世界中に離散した(ディアスポラ)。キリスト教国教化以来迫害は苛烈なものとなり、六世紀に東ローマ帝国(注2)や西ゴート王国(注3)等で大規模な迫害があったが、世界各地に住み着いたユダヤ人たちは宗教的慣習を維持して自治共同体を築き、国際的なネットワークを生かして交易で富を得て存在感を発揮するようになり、特にイスラーム世界で重用され、キリスト教世界でも王権との関係が安定化して寛容な時代を迎える。 ユダヤ人たちはローマ帝国の迫害を逃れてドイツからイベリア半島にかけてのローマ帝国周縁に逃れ

      黒死病(ペスト)流行下(1348~53年)におけるユダヤ人迫害のまとめ | Call of History ー歴史の呼び声ー
    • 中曽根康弘と田中角栄―その裏面史(田中良紹) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      中曽根康弘元総理が101歳で亡くなられた。1947年に衆議院選挙で初当選して以来連続20回の当選を重ね、科学技術庁長官、防衛庁長官、通産大臣、自民党幹事長などを歴任、82年に「戦後政治の総決算」を掲げて内閣総理大臣となり、97年には最高位の勲章である大勲位菊花大綬章を受賞した。 米国のレーガン大統領、英国のサッチャー首相と同時代の政治家として世界的な「民営化」の流れに乗り、国鉄や電電公社を民営化したのを始め、「ロン・ヤス関係」によって日米同盟強化を図ると共に、中国、韓国、ロシアとの関係強化にも努めるなど、政治家としての功績には並々ならぬものがある。 私が政治部記者として本格的に政治を取材し始めたのは中曽根内閣が誕生した翌年だが、それ以前に社会部記者としてロッキード事件を追及していたころから、中曽根氏は私の中で特別の存在となっていた。 その中曽根氏を総理の地位に押し上げ、さらに大勲位という最

      • 被害者に勾引状は「不相当」 被告に有罪判決 地裁足利支部 | 毎日新聞

        特殊詐欺事件に関わったとして窃盗未遂罪に問われた千葉県成田市に住む会社員の男(23)に対し、宇都宮地裁足利支部(中畑啓輔裁判官)は17日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑・懲役3年)の有罪判決を言い渡した。裁判では証人尋問のため、被害者の男性(87)に強制的な出廷を求める「勾引状」が出る異例の展開となったが、中畑裁判官は「被害者であり、高齢でもある。勾引状を執行して証人尋問を行う措置が相当とは言いがたい」と述べた。 公判では、弁護側が男性の供述調書を証拠として採用することを「不同意」としたことを受け、検察側が男性の証人尋問を請求。男性が妻の介護などを理由に拒んだため、勾引状を出して出廷を求めたが応じなかった。弁護側は、男性は刑事訴訟法で定める「供述不能な場合」には当たらないため、供述調書には証拠能力が認められないなどとし、無罪を主張していた。

          被害者に勾引状は「不相当」 被告に有罪判決 地裁足利支部 | 毎日新聞
        • 死刑判決「異様だった」 袴田さん再審決定の裁判長 | 共同通信

          Published 2023/12/03 16:44 (JST) Updated 2023/12/03 17:01 (JST) 1966年に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人が殺害された事件で再審公判中の袴田巌さん(87)の第2次再審請求審で2014年に再審開始決定を出した当時の裁判長の村山浩昭氏(66)が2日、死刑を言い渡した1968年の確定判決内容について「(捜査批判するなど)無罪判決のようだった。異様だった」と回顧した。 大阪市で市民団体が開いた袴田さんの再審公判の模擬裁判員裁判イベントで語った。 村山氏は、確定判決が言い渡しの冒頭で、検察側が提出した袴田さんの供述調書45通のうち44通を「証拠能力がない」として排除したものの、死刑としたのは異様だったと指摘した。

            死刑判決「異様だった」 袴田さん再審決定の裁判長 | 共同通信
          • 被疑者ノートとは?  不当な取り調べを避けるために必要な知識を解説 - 刑事事件の相談はネクスパート法律事務所

            公開日:2021/11/19 更新日:2021/12/27 被疑者として逮捕・勾留されると、警察官あるいは検察官から事件についての取り調べを受けます。 取り調べの時の状況を被疑者本人に記録してもらうノートのことを被疑者ノートといいます。 取り調べノートに記録をすることで、不当な取り調べから身を守ることができます。 ここでは被疑者ノートの概要や使い方等を解説します。 被疑者ノートの概要 被疑者ノートは取り調べの可視化に向けた日本弁護士連合会(日弁連)の活動の一環で、日弁連が作成し各地の弁護士会に配布しています。 日本語版には、誰でも読めるように漢字にフリガナが振ってあります。日本語がわからない被疑者のためには、外国語版(英語・韓国語・中国語簡体字・ポルトガル語・ロシア語等)もあります。 被疑者ノートは被疑者が警察や検察から不当な取り調べを受けることのないようにと弁護士たちが知恵を寄せ合い、作

            • 社説:特捜検事の「供述誘導」 捜査の適正さが問われる | 毎日新聞

              東京地検特捜部による捜査の適正さに疑念を生じさせる事態だ。 河井克行元法相らの有罪が確定した選挙買収事件で、現金を受け取ったとされる元広島市議に検察官が不起訴を示唆し、供述を誘導していた疑惑が浮上した。 元市議が任意での取り調べを録音していた。「全面的に認めて、反省していることを出してもらって、不起訴やなるべく軽い処分にしたいと思っています」との検察官の発言が残されていた。 弁護人の説明によると、元市議は買収されたとの認識を否定したが、認めるよう促され、供述調書に署名した。訂正を求めても拒まれた。「議員を続けてほしい」とも言われたという。 元法相の刑事裁判に証人として出廷する際、買収されたと証言するよう、別の検察官から誘導された疑いもある。 刑事訴訟法は、任意性が疑われる自白は証拠にできないと定めている。検察官の不起訴にするとの言葉を信じた自白は「証拠能力を欠く」との判例もある。 司法取引

                社説:特捜検事の「供述誘導」 捜査の適正さが問われる | 毎日新聞
              • 民事訴訟と刑訴法47条違反の関係

                刑訴法47条本文により公開が禁止されている刑事記録を、公開の法廷である民事裁判の書証に利用することが出来るか?という問題である。 以前、東京地裁で「弁護人の資格で刑事事件の係属審裁判所から謄写した書証」を民事訴訟に提出することが、謄写目的外使用だとして控えるよう言われたことがある。検察官から開示を受けたものであれば目的外使用規制が明文にあるが、係属審裁判所から謄写した書証はそのような規制もなく、そもそも公開の法廷で取調べ済みなので納得感は無かったが、別に抵抗するところでも無かったので、わざわざ確定記録から再度、謄写して提出した。 かたや、名古屋地裁の、某都道府県警を相手取った国賠案件では、おそらく公開の法廷で取り調べられてもいないだろう、録にマスキングされていない員面調書が、被告側から提出されてきたので、刑訴法47条違反ではないかと指摘したが、裁判長はピンとこない御様子で、刑訴法47条違反

                  民事訴訟と刑訴法47条違反の関係
                • リード・テクニック - Wikipedia

                  リード・テクニック(英: Reid technique)とは、1950年代にアメリカ合衆国で開発された容疑者に対する尋問法である。日本語ではリード式尋問法とも呼ばれることがある[1]。 リード・テクニックはシカゴ市警察の元警察官で、ポリグラフの専門家でもあったジョン・E・リード(John E. Reid、1910年-1982年没)により大成された尋問術であり、支持者からは心理学的メソッドであるリード・テクニックは、事情聴取に気乗りしない容疑者から情報を引き出すのに有用であると主張される一方、批評家によってはこの技術が無実の人々、とりわけ少年から容認できないほどの高確率で虚偽の自白(英語版)を引き出すことが可能であると主張されており[2]、数々の冤罪事例や社会実験によりこの説が補強されてきたという事実がある[1]。 概要[編集] 前史[編集] 1930年代半ばまで、アメリカ合衆国の警察は容疑

                  • <5461726F2D92F18CBE88C48169955C8E86816A2E6A7464>

                    検察の再生に向けて 検察の在り方検討会議提言 平成23年3月31日 ………………………………………………………………………………… はじめに 1 …………………………………………… 第1 検察の使命・役割と検察官の倫理 4 ……………………………………………………… 1 検察の基本的使命・役割 4 ……………………………………………………… 2 時代の変化に応える検察 7 …………………………………………………………………… 3 検察官の倫理 8 …………………………………………………………… 第2 検察官の人事・教育 11 …………………………………… 1 人材開発・育成・教育の在り方の改革 11 ……………………………………………… 2 より適切な人事政策の推進等 15 ………………………………… 3 長期的な構想による組織的・継続的取組 17 …………………………………………………

                    • 司法修習生による取調べ修習の合法性 | 弁護士山中理司のブログ

                      目次 1 はじめに 2 司法修習生による取調べ修習の違法説の根拠 3 司法修習生による取調べ修習の合法説の根拠 4 相島六原則 5 違法説から合法説への反論 6 取調べ修習に関する国会答弁 7 司法修習生の取調べに関する裁判例 8 関連記事その他 1 はじめに (1) 司法修習生による取調べ修習の適法性は,昭和22年の第1期司法修習から問題となっていました(「造反-司法研修所改革の誘因-」(昭和45年6月10日発行)85頁)。 (2) 日弁連HPの「司法修習終了時点から見た司法修習生の実務修習について」8頁に,相島六原則の説明があります。 2 司法修習生による取調べ修習の違法説の根拠 ① 取調べの主体について定めた刑事訴訟法198条1項は,「司法修習生」を主体としてあげていない。 そのため,司法修習生による取調べは,同法197条1項ただし書が定める強制処分法定主義に違反する。 ② 憲法31

                        司法修習生による取調べ修習の合法性 | 弁護士山中理司のブログ
                      • 人権擁護の旗手、小川秀世 | 袴田さん支援クラブ

                        1984年弁護士登録すると同時に日弁連袴田事件再審弁護団に加わり、現在は弁護団事務局長として辣腕を振るう小川秀世弁護士。同時に、日弁連では、取調べの可視化実現本部副本部長として海外の「可視化」を視察するなど、被疑者や被告の人権を擁護するための活動も進めている。袴田事件以外にも、死刑事件などの刑事事件で人権擁護の旗手としての実績を積んでいる。 ◆小川秀世(おがわ・ひでよ)袴田事件弁護団事務局長◆ 1952年、愛知県名古屋市生まれ 1971年、名古屋大学工学部入学 1978年、静岡大学人文学部卒業 1984年、静岡県弁護士会に弁護士登録。 1994年~2004年、静岡大学人文学部非常勤講師 2004年、小川法律事務所設立 2005年~2007年、静岡県刑事弁護センター委員長 2007年~現在、日弁連取調べの可視化実現本部副本部長 共著に『いまこそ読もう日本国憲法21世紀への贈り物』、『「ミラン

                        • 下館事件 - Wikipedia

                          旧下館市の位置 下館事件(しもだてじけん)は、1991年(平成3年)9月に茨城県下館市(現:筑西市)でタイ人女性が殺害され現金約700万円の入ったバッグなどが持ち去られた強盗殺人事件である[1][2][3]。 被害者のスナックで働くタイ人女性3名が逮捕・起訴され[4][5][6]、被告人らは、被害者による借金返済を理由とした売春の強要などから逃れるために殺害したもので正当防衛であり、また金品の強奪を目的としたものではなく強盗にはあたらないなどと主張したが[7][8][9]、裁判所は強盗殺人罪の成立を認め、第1審では懲役10年[5][10]、控訴審でも懲役8年の実刑判決が下され確定した[5]。 犯人のタイ人女性3名は人身売買の被害者であるとして支援のネットワークが広がり、他の同様の事件の支援活動のモデルとなった[11]。また控訴審判決は、捜査段階での通訳人に必要とされる能力について判示した裁

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                          • ずさん捜査を断罪 速やかに再審公判を 袴田事件

                            東京高裁で袴田事件の再審が認められ、「再審開始」の幕を掲げる弁護士=13日午後、東京都千代田区(萩原悠久人撮影) 昭和41年に静岡県の一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定を受けて釈放された袴田巌さん(87)の差し戻し審で、東京高裁(大善文男裁判長)が13日、袴田さんの再審開始を認める決定を出したことを巡り、再審開始を認めた平成26年の静岡地裁と同様に高裁は、確定判決で犯行着衣とされた「5点の衣類」について捜査機関による捏造(ねつぞう)の可能性が「極めて高い」とし、当時の捜査手法を改めて断罪した。 警察、検察の供述調書計45通のうち44通で任意性が否定され、証拠から排除されるなど、当時の取り調べに問題があったことは確定判決の時点でも認定されていた。それでもなお死刑判決を下す要因となった5点の衣類の証拠能力が否定されたことで、「無罪」の可能性は強まったといえる。 事件

                              ずさん捜査を断罪 速やかに再審公判を 袴田事件
                            • 日本弁護士連合会:自由権規約 (第3回に対するカウンターレポート)

                              English 日弁連カウンターレポート 問われる日本の人権 日本弁護士連合会編著 こうち書房発行(発売桐書房) 1993 前文 (発刊によせて・はじめに・凡例) 国際人権〈自由権〉規約の日本における実施状況に関する報告【その1】 《1》 総 論 第1 日弁連の組織と活動 第2 日本における国際人権〈自由権〉規約の適用状況 《2》 刑事手続の実態 第1 戦後における誤判事件と拷問 第2 死刑事件と再審〔6条、7条及び10条〕 第3 誤判の温床  DAIYO-KANGOK 第4 捜査段階における弁護人の援助を受ける権利〔14条3項〕 第5 未決拘禁の手続き〔9条〕 第6 刑事裁判手続〔14条〕 第7 被拘禁者の処遇〔7条及び10条〕 第8 少年及び外国人の権利保障 第9 拘禁二法案の問題性 国際人権〈自由権〉規約の日本における実施状況に関する報告書【その2】 《1》 外国人問題 第1 指紋押

                                日本弁護士連合会:自由権規約 (第3回に対するカウンターレポート)
                              • #韓国記事翻訳 『韓国は5日後に無罪共和国になる。否定の一言で犯人の調書は破棄、犯人との直接対決しか道はない』、『犯罪者たちの為の国だ‥』 : 日本と韓国は敵か?味方か? 일본과 한국은 적? 아군인가?

                                2021年12月28日00:00 #韓国記事翻訳 『韓国は5日後に無罪共和国になる。否定の一言で犯人の調書は破棄、犯人との直接対決しか道はない』、『犯罪者たちの為の国だ‥』 カテゴリ保存用記事・引用記事 japan_and_korea 来年から被告が法廷で『いいえ』と一言だけ言うと、捜査を受けた内容が全部消えます。 デマではない。2022年から大韓民国で刑事裁判を受ける被告が法廷で『内容の認定しません』と調書を否定すれば、被告が捜査機関で供述したすべての内容が盛り込まれた被疑者尋問調書は、紙くずになる。判事がその調書を見る方法がないからだ。 それなら同意を受けて撮影した被疑者尋問映像録画物(動画)やその書き起こしは判事が見られるのではないだろうか? やはり不可能だ。韓国刑事訴訟法と最高裁判所の判例は、被疑者を尋問する映像録画物、証拠能力を認めたことがないからだ。 整理して思えば、5日経って

                                  #韓国記事翻訳 『韓国は5日後に無罪共和国になる。否定の一言で犯人の調書は破棄、犯人との直接対決しか道はない』、『犯罪者たちの為の国だ‥』 : 日本と韓国は敵か?味方か? 일본과 한국은 적? 아군인가?
                                • 供述調書の署名捺印は拒否できる?知っておきたい影響と対策

                                  萩原 達也 弁護士 ベリーベスト法律事務所国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。 また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。 供述調書に署名や捺印は必要なの? 拒否できるの? 供述調書とは捜査過程で被疑者や被害者の証言をもとに作成される書面のことです。この署名と捺印、果たして拒否しても大丈夫なのでしょうか? 321条に基づく要件を満たす限り、この供述調書は証拠能力を持ち、刑事裁判において「記載内容どおりの供述をした」との証拠として提出されることになります。 つまり、あなたの供述が実際の出来事としてあったとみなされる可能性が高いといえます。 だからこそ、供述調書にどのよ

                                    供述調書の署名捺印は拒否できる?知っておきたい影響と対策
                                  • 供述調書にサインしない|事実と違っていたら | 元検事の弁護士 遠藤 浩一|東京|千代田区|今村記念法律事務所

                                    供述調書へのサインを拒否すると、警察官の心証が悪くなるのでは、と心配されるかもしれません。サインを拒否すると確かに警察官の心証は悪くなります。しかしあなたが記憶している事実と違うことが供述調書に書かれていたら、サインはしてはいけません。 細かな事柄や、ニュアンスなどが違っている場合もサインをするべきではないでしょう。何故なら、細かな事柄、ニュアンスなど、素人にとっては大差ないと感じられることでも、法律的にとらえた場合、その細かな違いによって法的評価が変わってくることがあるからです。 たとえば、公園のベンチにあった他人のカメラを自分の鞄に入れてしまったという事実があったとして、自分の鞄に入れたのが、そのカメラの持主がすぐ横のトイレに入っている間だったのか、公園の外に出て行ってしまってしばらくたってからだったのかによって、窃盗か遺失物横領かが決まります。 ・窃盗の場合は、10年以下の懲役、また

                                    • 警察が家に来た・呼びだされた - 刑事事件の相談はネクスパート法律事務所

                                      公開日:2022/06/06 ある日突然玄関の呼び鈴が鳴り出てみたら警察官が立っていた。 電話に出たら警察からの呼びだしだった。 そんな事態に直面した場合、びっくりされるのではないでしょうか? 何故警察官が家に来たのか? 何故警察から電話が来たのか? 何か捕まるようなことをしたのか? 家族に何かあったのか? 近所で何かあったのか? 訳がわからず少なからずパニックになるのではないでしょうか? この記事では、警察が来るのはどんな時なのか、具体的なパターンを解説します。 弁護士に早めに相談した方がいいケースについてもお伝えしますので、ぜひご確認ください。 何らかの犯罪行為をしていた場合は逮捕されるかもしれません。 逮捕されると、最大で23日間身柄を拘束されます。弁護士は、早期釈放や前科の回避に向けて必要な弁護活動をします。早期解決を図るためにも、逮捕されそうな場合、逮捕された場合はお早めにご相談

                                      • 死刑判決「異様だった」 袴田さん再審決定の裁判長

                                        1966年に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人が殺害された事件で再審公判中の袴田巌さん(87)の第2次再審請求審で2014年に再審開始決定を出した当時の裁判長の村山浩昭氏(66)が2日、死刑を言い渡した1968年の確定判決内容について「(捜査批判するなど)無罪判決のようだった。異様だった」と回顧した。 大阪市で市民団体が開いた袴田さんの再審公判の模擬裁判員裁判イベントで語った。 村山氏は、確定判決が言い渡しの冒頭で、検察側が提出した袴田さんの供述調書45通のうち44通を「証拠能力がない」として排除したものの、死刑としたのは異様だったと指摘した。

                                          死刑判決「異様だった」 袴田さん再審決定の裁判長
                                        • 「湖東記念病院事件」から学ぶ 〜供述弱者の冤罪を防ぐために〜 講師:小出将則氏

                                          大学で法学を学び、新聞記者を経て現在は精神科医の小出将則氏は、2003年に起きた湖東記念病院事件の冤罪被害者である西山美香さんの獄中での精神鑑定を行い、法律・医学・報道の「三位一体」で再審無罪へと導きました。なぜこのような冤罪事件が起きたのでしょうか。この事件の経過を紹介いただきながら、「供述弱者」の権利が守られるために学ぶべき教訓、必要な心構えについてお話しいただきました。[2022年5月21日@渋谷本校] 湖東記念病院事件について 本日のテーマである「湖東記念病院事件」とは、いまから19年前の2003年5月22日に起きたものです。滋賀県にある湖東記念病院で、植物状態で入院していた72歳の男性患者Tさんが亡くなりました。その後、その日たまたま看護助手として居合わせた西山美香さんがTさんの人工呼吸器の管を抜いて殺したという筋書きがつくられて、冤罪被害者にされました。この冤罪事件を中日新聞が

                                            「湖東記念病院事件」から学ぶ 〜供述弱者の冤罪を防ぐために〜 講師:小出将則氏
                                          • 山口正紀のコラム : 検察による口封じ殺人? 死刑執行された冤罪(中)

                                            ●山口正紀の「言いたいことは山ほどある」(2021/9/13不定期コラム) 検察による口封じ殺人? 死刑執行された冤罪――「飯塚事件の再審を求める東京集会」(オンライン)から(中) 久間三千年(くま・みちとし)さんの死刑執行は、「DNA冤罪」が露顕するのを恐れた検察の「口封じ殺人」ではなかったか――こんな恐るべき疑惑をはらんだ「飯塚事件」。その再審を目指して開かれたオンライン集会(9月4日)では、最高裁「特別抗告棄却」決定(4月21日)の問題点、久間さんの妻と再審弁護団が福岡地裁に申し立てた第2次再審請求(7月9日)の内容が詳しく報告された。一連の報告は、①科警研DNA型鑑定のデータ改ざん②有罪判決の根拠とされたT目撃証言の不自然さ――など、死刑判決の「証拠」が福岡県警によって改ざん・捏造されたものであることを明らかにした。*写真=徳田靖之弁護士(NNNドキュメントより) ●「もっと早く再

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