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内藤廣の検索結果1 - 40 件 / 44件

  • 高密都市は終わるのか? 建築家・内藤廣氏に聞くアフターコロナの建築

    各界のキーパーソンに新型コロナウイルスの影響や、新しい社会へのヒントを聞く「私たちの『アフターコロナ』」。新型コロナウイルスのまん延によって、高密度な都市構造に疑問の声が上がるなかで、建築家の内藤廣氏は、ニーズが変われば「失敗する巨大開発が出てくる可能性がある」とみる。数々の都市再生事業に関わってきた内藤氏だからこそ見える、アフターコロナの建築と都市とは。(インタビューは2020年5月1日にオンラインで実施した。聞き手は島津 翔=日経クロステック) 新型コロナウイルス感染症が拡大したことにより、「高密度な都市」に疑問符が付きました。この流れをどう見ていますか。 これからお話することは、漠然とした予想なので、当たるかどうか分かりません。まず従来の人口予測のデータでは、東京圏の人口は今後30年は変わらないとされている。この予測が新型コロナウイルスによって極端に減るかといえばそうじゃないでしょう

      高密都市は終わるのか? 建築家・内藤廣氏に聞くアフターコロナの建築
    • 島根県立 石見美術館(島根県芸術文化センター グラントワ)「建築家・内藤廣 Built と Unbuilt」展 島根県益田市有明町 - 墳丘からの眺め

      前回の萬福寺からは益田川沿いに南西1.2㎞ほど進み、この日の最後の訪問先で今回の目的地、島根県立芸術文化センターに到着。 駐車場近くから見る建物。壁にも瓦(石州瓦)が使われています。 入口に向かいます。 左側がエントランス。 エントランス正面に緩い築山があり、初代のグラントワセンター長だった地元出身の彫刻家・澄川喜一氏による石彫作品「おろち」などが置かれています。 彫刻を背にして建物を。は2005年築、設計は内藤廣氏。 そこから左側。 右側。 グーグルアースで全貌を。エントランスは北東側の道路に正対しています。 エントランス内部の様子。こちらや中庭などは無料で入れるエリアです。火曜休館。 グラントワの平面図。中央広場を囲むように、左側に美術館、奥に大ホール、右側に小ホールやスタジオ、レストラン等を配置。 まずは「中庭広場」へ。 水盤の水は”動いて”いて、四辺の細い溝に流れていきます。心地よ

        島根県立 石見美術館(島根県芸術文化センター グラントワ)「建築家・内藤廣 Built と Unbuilt」展 島根県益田市有明町 - 墳丘からの眺め
      • 「建築の難問 新しい凡庸さのために」 内藤廣 著 - 墳丘からの眺め

        今年の7月に発行されたばかりの本でした。 建築の難問――新しい凡庸さのために 作者:内藤廣 みすず書房 Amazon 著者の内藤廣(1950~)は早稲田大学で吉阪隆正に師事し、菊竹清訓事務所を経て独立事務所を構え、その後に東京大学教授、3.11後の数多くの復興委員会に加わった建築家。 表紙の写真は高田松原津波復興記念公園の追悼・祈念施設。著者が手掛けた作品は、「海の博物館」「安曇野ちひろ美術館」「牧野富太郎記念館」や「東京メトロ銀座線渋谷駅」などで、著書も多数。 構成は、今年の日本建築学会文化章を受章された真壁智治氏が提示した次のような問いに対して一つずつ答えていく、という形式になっています。 建築は世界とつながれるのか 建築で人は幸せになれるのか 建築は芸術か 建築を愛しうるか 等々 どれも問いとしては難しく深いものばかりですが、和解、相互理解、橋渡しという「解決の方向」が具体的な建築の

          「建築の難問 新しい凡庸さのために」 内藤廣 著 - 墳丘からの眺め
        • 速報:内藤廣氏設計「紀尾井清堂」を見た! 都心の一等地に「機能のない」光の箱 | BUNGA NET

          「使い方は出来上がってから考えるので思ったように造ってください」──。クライアントである一般社団法人倫理研究所の理事長から内藤廣氏へのリクエストだ。うーむ、自分だったらそれは困る。どうするのか。内藤氏が出したちょっと意外な答えを、今日の見学会でたっぷりと体感した。 (写真:宮沢洋、以下も) 内藤廣氏が設計した「紀尾井清堂」の見学会が、7月28日の午後に関係者を招いて行われた。倫理研究所は企業研修などを行う一般社団法人で、内藤氏は2001年に「倫理研究所 富士高原研修所」(静岡県御殿場市)を手掛けている(写真はこちら) それが相当気に入られたということなのであろう。東京・紀尾井町の一等地で「使い方は出来上がってから考える」というお題である。内藤氏自身も「こんなことは初めて」と言う。 筆者もかつての「日経アーキテクチュア」記者だったら、これはかなり困る。何しろ「日経」の記者という仕事は、建築に

            速報:内藤廣氏設計「紀尾井清堂」を見た! 都心の一等地に「機能のない」光の箱 | BUNGA NET
          • 内藤廣設計 目的も機能もない用途未定の建築 "現代のパンテオン 紀尾井清堂の建築見学会へ | 建築とアートを巡る

            紀尾井町にできたコンクリートとガラスで囲われたインパクトのある建物「一般社団法人倫理研究所の紀尾井清堂」は、実は目的も機能もない建築です。この不思議な建築物の見学会に参加して中に入ることができましたので紹介します。(建築見学会は終了しました) 現在は、2023年3月まで「奇跡の一本松の根展」を開催中です。(会期終了しました) 用途未定の現代のパンテオンこの建物が竣工したのは2020年12月、年が明けて2021年1月に早速見学に行ってみました。もちろん、その時は見学会ではないので、外観のみ。建物の周りをグルグル廻って終わりだったのですが、それだけでも非常に印象的な建築でした。 それから季節は変わり紀尾井清堂の見学会を開催するというのを聞いて早速参加してみました。そもそも今年の1月には、まだ紀尾井清堂という名前もなく、個人的には「紀尾井町の倫理研究所の新しい建物」と呼んでいました。 この建物は

              内藤廣設計 目的も機能もない用途未定の建築 "現代のパンテオン 紀尾井清堂の建築見学会へ | 建築とアートを巡る
            • 磯崎新さんを悼む 内藤廣 時代を創った建築家:東京新聞 TOKYO Web

              磯崎さんの訃報に接し、時代の歯車が軋(きし)み音を立ててまた一つ刻みを進めたような気がしています。 若い頃は、美しく精緻な文章とその裏に見え隠れする周到な戦略に、たいそう反発しました。はじめから、出口はどこにもないのだ、と言われている気がしたからです。それから30年以上の年月が過ぎ、2006年に「時代を作った本」という連載企画の冒頭で著書『空間へ』を取り上げることになり、インタビューを受けていただきました。まさしく『空間へ』は、1960年代と70年代を画す新しい建築像の到来を予感させる本でした。ご当人は、エッセイを束ねただけ、と笑っていました。 東京オリンピック、アメリカ庇護(ひご)下の高度経済成長、沖縄返還、学生運動、巷(ちまた)に流れる熱い気分に、冷や水を浴びせかけたのがこの本でした。厭世(えんせい)的なニヒリズム、独特の終末観、斜に構えた目線、意味の脱構築、どれもそれまでの建築界には

                磯崎新さんを悼む 内藤廣 時代を創った建築家:東京新聞 TOKYO Web
              • 100年に一度!渋谷駅再開発に挑む建築家・内藤 廣の仕事を紹介 日曜美術館「建築家・内藤廣 世界一複雑な都市開発を率いる男」

                100年に一度!渋谷駅再開発に挑む建築家・内藤 廣の仕事を紹介 日曜美術館「建築家・内藤廣 世界一複雑な都市開発を率いる男」 10月22日(日)[Eテレ]午前9:00~9:45 再放送10月29日(日)午後8:00〜8:45 ▶ 番組ホームページ >放送から1週間は見逃し配信をします(NHKプラス) >NHKオンデマンドでも配信あり 毎週、さまざまなテーマで“美と時代の出会い”をお届けしている美術番組「日曜美術館」。 10月22日は、東京・渋谷駅周辺の再開発にスポットを当てながら、プロジェクトのまとめ役を担う建築家・内藤 廣ひろしさんの仕事を紹介します。 巨大ターミナルの機能を止めることなく、いかにして活気ある駅、街へと進化させようとしているのか? そして、東日本大震災復興事業などに携わり、今も名古屋・品川・札幌駅の再開発に関わる内藤さんの街にかける思いとは? 制作を担当した織田 聡ディレ

                  100年に一度!渋谷駅再開発に挑む建築家・内藤 廣の仕事を紹介 日曜美術館「建築家・内藤廣 世界一複雑な都市開発を率いる男」
                • 内藤廣氏が設計、“用途未定”のコンクリートキューブ「紀尾井清堂」

                  東京・紀尾井町の角地に、ガラスで覆われた15m角のコンクリートキューブが出現した。高低差がある敷地の1階ピロティにある、多角形の4本柱がキューブを地上約3.6mまで持ち上げ、建物に浮遊感を与えている。

                    内藤廣氏が設計、“用途未定”のコンクリートキューブ「紀尾井清堂」
                  • 【建築紹介41】とらや赤坂店:内藤廣

                    「とらや」は、約500年の歴史を持つ、京都で創業した老舗和菓子屋。 1869年の東京遷都に伴い、京都の店をそのまま残し、東京にも進出を果たした。 東京進出では、港区銀座に「とらや東京店」をオープンしたのち、同年に現在の港区赤坂に移転し現在に至る。 設計は、10年以上前から「とらや」の仕事に関わっていた建築家内藤廣である。 過去には静岡の「とらや工房」、京都の「とらや京都店」なども手掛けている。 建築の概要としては、建物を覆う扇形の大屋根、木材をふんだんに使用した内部空間などが特徴的。 このような歴史・特徴を持つ「とらや赤坂店」を今回ご紹介します!! 内藤廣とは? 1950 横浜市に生まれる 1974 早稲田大学理工学部卒業 1976 早稲田大学大学院修了 1979 菊竹清訓建築設計事務所勤務 1981 内藤廣建築設計事務所設立 2003 東京大学教授 内藤廣ないとうひろしとは、多くの公共建

                      【建築紹介41】とらや赤坂店:内藤廣
                    • 東日本大震災の”復興建築”を巡る。今こそ見るべき内藤廣・乾久美子・ヨコミゾマコトなどを建築ライターが解説 岩手県陸前高田市・釜石市

                      東日本大震災の”復興建築”を巡る。今こそ見るべき内藤廣・乾久美子・ヨコミゾマコトなどを建築ライターが解説 岩手県陸前高田市・釜石市 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、建築デザイン業界にも大きな衝撃を与えました。おびただしい数の建築物が津波によって流されたことで、街ごと新たにつくり直す必要に迫られただけではありません。建築の仕事に携わる人にとっては、これまで設計してきた建築を、復興が急務となる被災地において、そしてまたそうした地域を抱える日本において、同じような考え方で設計して良いものなのかと自問する契機にもなったのです。 そうは言っても急速に復興が推し進められるなか、建築家もさまざまなかたちで被災地の建築デザインに関わってきました。避難所の生活を改善するための取り組みや、仮設住宅の建設といった応急対応から、この先の長い街づくりの礎となるような恒久的な施設まで、震災復興をきっかけ

                        東日本大震災の”復興建築”を巡る。今こそ見るべき内藤廣・乾久美子・ヨコミゾマコトなどを建築ライターが解説 岩手県陸前高田市・釜石市
                      • 「真っ先に褒められるのも、責められるのも審査員長」、内藤廣氏

                        コンペでは一般的に「今、面白いもの」が選ばれがちです。そこに長期的な視野を入れていくためには、どういうシステムのコンペにすればいいでしょうか。 審査員団が長いスパンで評価して選ぶことでしょう。主催する自治体の首長の考えも重要です。コンペの開催要領を出すときに、こういうことを重視するコンペなのだと首長や審査員長がメッセージを送っておけば、それを踏まえた応募が来るでしょう。 首長や審査員長の役割は極めて大きくなるはずです。現状では、大事な役割を担わされている割には、審査員長をやってもあまり評価されないのですが(笑)。その点にも問題があると思っています。 内藤さんは、これまでに多くの建築コンペで審査員や審査員長を務めてこられました。 審査員長の責任は重いです。これに対して、金銭的な報酬は非常に低い。だからプロジェクトが完成したとき、発注者から「よくぞこの案を選んでくれた」と言葉をかけられるのが審

                          「真っ先に褒められるのも、責められるのも審査員長」、内藤廣氏
                        • KASAと湯浅良介による建築展「In Between Two Houses」の会場写真。石上純也事務所と内藤廣事務所で其々に経験を積んだ二組の建築家の展覧会。“対話”をテーマとして各自が構想した“家”に関する作品を公開。畝森泰行と金野千恵の事務所でもある東京台東区の“BASE”を会場に開催

                          KASAと湯浅良介による建築展「In Between Two Houses」の会場写真。石上純也事務所と内藤廣事務所で其々に経験を積んだ二組の建築家の展覧会。“対話”をテーマとして各自が構想した“家”に関する作品を公開。畝森泰行と金野千恵の事務所でもある東京台東区の“BASE”を会場に開催 photo©Tomoyuki Kusunose KASAと湯浅良介による建築展「In Between Two Houses」の会場写真。石上純也事務所と内藤廣事務所で其々に経験を積んだ二組の建築家の展覧会。“対話”をテーマとして各自が構想した“家”に関する作品を公開。畝森泰行と金野千恵の事務所でもある東京台東区の“BASE”を会場に開催 photo©Tomoyuki Kusunose KASAと湯浅良介による建築展「In Between Two Houses」の会場写真。石上純也事務所と内藤廣事務所で其

                            KASAと湯浅良介による建築展「In Between Two Houses」の会場写真。石上純也事務所と内藤廣事務所で其々に経験を積んだ二組の建築家の展覧会。“対話”をテーマとして各自が構想した“家”に関する作品を公開。畝森泰行と金野千恵の事務所でもある東京台東区の“BASE”を会場に開催
                          • 『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』 | 青い日記帳

                            島根県立石見美術館にて開催中の「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」展。 9月16日のオープン初日より、展覧会会場限定にて公式図録であり一般書籍でもある『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』が先行販売されています。 『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』 内藤 廣 (著) 建築家・内藤廣が手掛けた「海の博物館」から近作「紀尾井清堂」までの代表作に加えて、学生時代の卒業設計や美術館課題、独立前から近年までのコンペ案の数々などを余すところなく収録。 注目すべきは、現在進行中のプロジェクトも『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』にて本邦初公開されている点です。 全80作品のドローイング、写真、模型、断面矩計図を収録。さらには、今回の展覧会の目玉となる「赤

                            • 新著の余録 内藤廣さん 「空間のちから」 「身の置き所」つくる建築

                              建築家の内藤廣さん。「建築家はスーパースターじゃない方がいいと僕は思う。ラグビーと同じで、それぞれの持ち場で理解し合って、チームでできるだけ良い結果を出していくもの」と語る(内藤廣建築設計事務所提供) 高田松原津波復興祈念公園(岩手県)や海の博物館(三重県)などで知られる建築家の内藤廣さんが、自身の作品などを引きながら哲学をつづった「空間のちから」を刊行した。「記憶や原体験が思い起こされ、時代の文化や街のざわめきなどが集まってくる」空間...

                                新著の余録 内藤廣さん 「空間のちから」 「身の置き所」つくる建築
                              • 【次回の日曜美術館】建築家・内藤廣 渋谷駅・世界一複雑な都市計画を率いる男 Eテレ 10月22日朝放送

                                乗降客数250万人の足を止めることなく進む東京・渋谷駅再開発計画の中心にいる建築家・内藤廣さん。 “世界一複雑な都市開発”が進む渋谷駅(東京) 「海の博物館」「牧野富太郎記念館」など周囲の環境と響きあう名作で知られる内藤さんにとって、渋谷駅開発も精神は同じ。「人間が中心にいること」だという。 内藤廣さん設計 自然に溶け込む牧野富太郎記念館(高知) 島根県芸術文化センターで開催中の個展で内藤さんの成功失敗含めた仕事をふかんするとともに、日々変わる渋谷駅の現場を内藤さんと歩き、建築や街にかける信条を聞く。 内藤廣さん設計 地元の石州瓦を生かしたグラントワ(島根) ◇島根県芸術文化センターで開催中の「建築家・内藤廣」展の紹介

                                  【次回の日曜美術館】建築家・内藤廣 渋谷駅・世界一複雑な都市計画を率いる男 Eテレ 10月22日朝放送
                                • 内藤廣とデザイン評論家の森山明子が、写真家・石元泰博について語っている動画

                                  内藤廣とデザイン評論家の森山明子が、写真家・石元泰博について語っている動画です。 写真家・石元泰博(1921-2012)の生誕100年を祝し、東京都写真美術館、東京オペラシティアートギャラリー、高知県立美術館の共同企画、「生誕100年石元泰博写真展」を各会場で開催、過去最大規模で石元泰博の作品を詳らかにします。 本動画は、写真家・石元泰博と出会い、関わり、共鳴したさまざまな人々が『石元泰博―写真という思考』著者・森山明子(武蔵野美術大学教授)と語らいます。 石元泰博の仕事、人生、その魅力を存分にお楽しみ下さい。

                                    内藤廣とデザイン評論家の森山明子が、写真家・石元泰博について語っている動画
                                  • 都心の超一等地に現れた、内藤廣による“機能のない建築”「紀尾井清堂」:東京ケンチク物語 vol.42

                                    都心の超一等地に現れる、ガラスに覆われたコンクリートの塊は、この連載初の「機能のない建築」。内部には人々の創造力を刺激する空間が広がります。 紀尾井清堂 KIOI SEIDO 人々が生活する空間……家。利便性のためにある地点とある地点を結ぶ構造体……橋。病気を治療するための場所……病院。建築や建造物には本来、そんなふうに目的や機能がついて回る。それを大前提に置き、法規などもクリアして、適切な形や場をつくり出すのが建築家の普段の生業だ。ところが、赤坂見附から麹町へと抜ける道、紀尾井坂の角に立つ「紀尾井清堂」は一風変わっている。都内有数の一等地に立つこの建築には機能がない。建築家が“ここにあるべきもの”を考えてつくり、その建物をどう使うかは、施主が後から考える。普通とはまるで逆の順番で、ベテラン建築家・内藤廣が手がけた、2021年完成の建築だ。 建物は15m角のコンクリートの立方体を、ずんぐり

                                      都心の超一等地に現れた、内藤廣による“機能のない建築”「紀尾井清堂」:東京ケンチク物語 vol.42
                                    • 建築家の内藤廣の建築作品15選。代表作の海の博物館や牧野富太郎記念館など

                                      こんにちは。 今回は建築家の内藤廣の建築作品15選。代表作の海の博物館や牧野富太郎記念館などです。 構造を重視した建築が特徴の内藤廣氏。 美術館や駅舎、博物館などの公共施設、とらやの店舗シリーズなど様々な建築物を手掛けていますよね。 そこで、今回は建築家の内藤廣の建築作品をまとめました。 ※当サイトはアフィリエイト広告を利用していますが、当サイトが独自に作成した記事であり、第三者から依頼を受けたものではありません。 内藤廣とは内藤 廣(ないとう ひろし、1950年(昭和25年) – )は、日本の建築家。 株式会社内藤廣建築設計事務所代表。 東京大学名誉教授。 海の博物館の設計で日本建築学会賞、第18回吉田五十八賞、芸術選奨新人賞美術部門などを受賞、牧野富太郎記念館で第13回1999年度村野藤吾賞を受賞。 土木、建築、都市計画、造園、インダストリアルデザインなどの都市景観に関連した異なる職域

                                        建築家の内藤廣の建築作品15選。代表作の海の博物館や牧野富太郎記念館など
                                      • 【建築紹介】紀尾井清堂|内藤廣

                                        紀尾井清堂は、千代田区紀尾井町にある、機能や用途を考えずに建てられた建築物である。 設計を務めたのは、日本を代表する建築家内藤廣。 テーマ「機能のない建築」 このテーマを基に、資本主義的な価値を持ったビルが立ち並ぶ千代田区に、建築的価値のみしか持っていない建築物が完成した。 内藤廣とは? 1950 横浜市に生まれる 1974 早稲田大学理工学部卒業 1976 早稲田大学大学院修了 1979 菊竹清訓建築設計事務所勤務 1981 内藤廣建築設計事務所設立 2003 東京大学教授 内藤廣ないとうひろしとは、多くの公共建築や文化施設などを手掛ける、日本を代表する建築家である。 代表作としては、「海の博物館」「牧野富太郎記念館」「旭川駅」などが知られ、屋根天井などに木材をふんだんに使用した建築を多く手がける。 また、建築に関する著書も多く手がけており、文筆家・思想家としても知られている。

                                          【建築紹介】紀尾井清堂|内藤廣
                                        • 建築家・内藤廣による過去最大規模の個展。「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が島根県立石見美術館で開催へ

                                          建築家・内藤廣による過去最大規模の個展。「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が島根県立石見美術館で開催へ日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館で開催される。巡回なし・同館のみで開催される貴重な展覧会だ。 Unbuilt/アルゲリッチハウス(模型) 2012年 日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣(1950〜)。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館で開催される。巡回なし・同館のみで開催される貴重な展覧会だ。会期は9月16日〜12

                                            建築家・内藤廣による過去最大規模の個展。「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が島根県立石見美術館で開催へ
                                          • 【代表作】建築家内藤廣の建築作品10選

                                            内藤廣とは? 1950 横浜市に生まれる 1974 早稲田大学理工学部卒業 1976 早稲田大学大学院修了 1979 菊竹清訓建築設計事務所勤務 1981 内藤廣建築設計事務所設立 2003 東京大学教授 内藤廣ないとうひろしとは、多くの公共建築や文化施設などを手掛ける、日本を代表する建築家である。 代表作としては、「海の博物館」「牧野富太郎記念館」「島根県芸術文化センター」などが知られ、屋根天井などに木材をふんだんに使用した建築を多く手がける。 また、建築に関する著書も多く手がけており、文筆家・思想家としても知られている。

                                              【代表作】建築家内藤廣の建築作品10選
                                            • 内藤廣設計図面集 | Ohmsha

                                              ~初期の代表作「海の博物館」(1992)から近作「日向市庁舎」(2019)まで~ 建築家・内藤廣が、1981年に自身の建築事務所を設立してから現在に至るまでの仕事の中から18作品を選び出し、その設計図面を一冊にまとめた本です。設計図を目の前にすると、この図面からあのような建築がつくられるのかと感慨が押し寄せてきます。 公共建築など大規模なものとなれば、設計図面は1000枚を超えるといわれます。その中でも内藤がもっとも大事にしているのは、「技術やシステム、構造、設備、デザインのすべてを網羅した断面矩計図」です。この図面は建築の質を決定づけているといってよく、内藤廣が「建築に何を込めたか」を如実に伝えてくれます。 本書はそれらを中心に、要となるディテールや各種詳細図を含む、プロジェクトの最重要と位置づけられた図面のみで構成されています。内藤自身による解説はもちろん、描き下ろしの美しいドローイン

                                                内藤廣設計図面集 | Ohmsha
                                              • 内藤 廣|21_21 DESIGN SIGHT企画展「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」|日本デザインコミッティー

                                                1950年生まれ。1976年早稲田大学大学院修士課程修了。フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所(スペイン・マドリッド)、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1981年内藤廣建築設計事務所を設立。2001~2011年東京大学大学院にて、教授・副学長を歴任。2011年~同大学名誉教授。2007~2009年度には、グッドデザイン賞審査委員長を務める。主な建築作品に、海の博物館、安曇野ちひろ美術館、牧野富太郎記念館、倫理研究所富士高原研修所、島根県芸術文化センター、日向市駅、高知駅、虎屋京都店、旭川駅、静岡県草薙総合運動場体育館、とらや赤坂店、高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・記念施設、銀座線渋谷駅など。

                                                  内藤 廣|21_21 DESIGN SIGHT企画展「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」|日本デザインコミッティー
                                                • JRタワーしのぐ札幌駅隣接の巨大ビル開発、マスターアーキテクトに内藤廣氏

                                                  札幌駅に隣接するエリアで再開発を進める札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合は2021年9月15日、同地区の全体デザイン監修を務めるマスターアーキテクトに、内藤廣建築設計事務所の内藤廣氏を選定した。札幌の玄関口の象徴となる景観づくりに向けて、街全体のデザインを内藤氏が指揮する。

                                                    JRタワーしのぐ札幌駅隣接の巨大ビル開発、マスターアーキテクトに内藤廣氏
                                                  • 【美術人ナビ】第8回 島根県芸術文化センター「グラントワ」 建築家・内藤廣さんと語る 石見に残る日本人の精神

                                                    文化振興の拠点である美術館を応援する「美術人ナビ」。第8回は島根県の西部・石見地方にある島根県芸術文化センター「グラントワ」(益田市)を取り上げる。グラントワは、島根県立石見美術館と島根県立いわみ芸術劇場の複合施設で、建築家・内藤廣さんの代表作としても知られている。 内藤さんと島根県立石見美術館の専門学芸員の川西由里さんに、グラントワの建築の魅力や、地域の文化施設として目指す姿を聞いた。 見どころ満載の建築 1 石州瓦 グラントワ外観。28万枚の石州瓦が屋根と外壁を覆っている。 川西:屋根と外壁を覆う28万枚の石州瓦(※1)が、独特のたたずまいを見せています。 内藤:壁の瓦は、石見の空を映して色が変わります。晴天の日は青色、曇りの日はアルミの鋳物のような色、夕日に染まると赤色、夕日が沈む直前は薄緑色。天候や時間によって味わいが異なります。 ※1 石見地方で古くから生産されている赤瓦。焼成温

                                                      【美術人ナビ】第8回 島根県芸術文化センター「グラントワ」 建築家・内藤廣さんと語る 石見に残る日本人の精神
                                                    • 屋上スラブの下にもう1枚の“屋根”、内藤廣流「雨漏りゼロ」の極意

                                                      台風や豪雨が過ぎ去った後、過去に設計を手掛けた建物に連絡を入れて、被害の有無を確認するという建築家の内藤廣氏。挑戦的な形状の屋根でも、「これまでは雨漏りなどの問題はない」と言い切る。独立して最初に設計したプロジェクトの教訓を生かし、建物の用途や規模に応じて、三重、四重の防水で「雨漏りなし」を実践する。 防水や雨仕舞いを考える際、ベースとなるような教訓はありますか。 私の中で忘れられない言葉があります。1970年代後半にスペインの設計事務所から日本に戻った後、西澤文隆さん(当時、坂倉建築研究所)に呼ばれてよく食事をしていました。あるとき、西澤さんがしみじみとこう言ったんです。「水は賢い」と。 複雑な屋根で漏れないことがあるかと思えば、単純な屋根なのに漏れてしまうこともある。つまり、水の動きは設計者の想像を超えているというのです。その言葉が、私の中にずっと残っていました。 その後、独立して最初

                                                        屋上スラブの下にもう1枚の“屋根”、内藤廣流「雨漏りゼロ」の極意
                                                      • 【建築紹介71】牧野富太郎記念館:内藤廣

                                                        牧野富太郎記念館は、高知市は牧野植物園の中心に建つ、展示室や資料室、レストランなどを収めた複合施設である。 設計を務めたのは、日本を代表する建築家内藤廣。 コンセプト「建物を環境に溶け込ませる」 このコンセプトを基に、有機的な地形や周辺の緑豊かな環境と一体となる建築が建てられている。 牧野富太郎は、高知県出身の植物学者である。 ケヤキや金木犀のなど、2500種以上の日本の草木に命名したことで知られ、日本植物学の父とも呼ばれている。 そのため、牧野氏が生まれた4月24日は「植物学の日」となっている。 牧野富太郎記念館は、出身地である高知県に牧野氏の業績や収集した植物標本などを展示する場として建設された。 内藤廣とは? 1950 横浜市に生まれる 1974 早稲田大学理工学部卒業 1976 早稲田大学大学院修了 1979 菊竹清訓建築設計事務所勤務 1981 内藤廣建築設計事務所設立 2003

                                                          【建築紹介71】牧野富太郎記念館:内藤廣
                                                        • 内藤廣による、神戸・六甲山に建つ「住居No.40」内のギャラリーで、アート展「有馬晋平展」が開催。会期中には内藤も参加するトークも開催。

                                                          内藤廣が設計した、神戸・六甲山に建つ「住居No.40」内のギャラリーで、アート展「有馬晋平展」が開催されます。会期は2019年11月2日~17日(正確な開催日は、2019年11月2日(土)、3日(日)、4日(祝・月)、8日(金)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日) 計8日間)。会期中には内藤も参加するトークも開催されます(2019年11月9日、要予約)。建物写真はこちらで閲覧できます。 「住居No.40」は建築作品として発表された際の名前で、ギャラリーは「DOKI ROKKO」という名前で運営されているようです。 DOKI ROKKOは、内藤廣氏の設計による建築で、六甲山の頂近くに在ります。太古からそこにある遺跡を思わせるような錆び御影石の壁が 、木造のギャラリーや住居を抱いています。心安らかに周囲の美しい自然を感じられ、豊かな時間が流れる空間です。 建物内にあるギャラリ

                                                            内藤廣による、神戸・六甲山に建つ「住居No.40」内のギャラリーで、アート展「有馬晋平展」が開催。会期中には内藤も参加するトークも開催。
                                                          • 建築家・内藤廣 ディテールに宿る建築の妙味 - 日曜美術館

                                                            https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/blog/bl/p70PrXddo7/bp/py0dDnM3Ly/ 2005年竣工の島根県芸術文化センター 写真提供=島根県芸術文化センター「グラントワ」 日曜美術館ホームページでは放送内容に関連した情報をお届けしています。こちらは10/22放送「建築家・内藤廣 渋谷駅・世界一複雑な都市計画を率いる男」に合わせたコラムです。 現在、島根県益田市にある島根県立石見美術館では展覧会「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が開催中ですが(12月4日まで)、この美術館が入る複合施設・島根県芸術文化センター「グラントワ」は内藤廣の代表作のひとつとして知られています。 内藤廣は著書『内藤廣/インナースケープのディテール』の中で「ディテールは建築における魔法の杖のようものだ」と語ってい

                                                              建築家・内藤廣 ディテールに宿る建築の妙味 - 日曜美術館
                                                            • 著書解題 (内藤廣対談集 ; 2) | NDLサーチ | 国立国会図書館

                                                              資料詳細 内容細目: 空間へ / 内藤廣, 磯崎新 述神殿か獄舎か / 内藤廣, 長谷川尭 述建築に何が可能か-建築と人間と / 内藤廣, 原広司 述...すべて見る

                                                                著書解題 (内藤廣対談集 ; 2) | NDLサーチ | 国立国会図書館
                                                              • 建築家・内藤廣の真髄はどこにあるのか。建築家人生50年の「壮大な失恋話」と恩師・吉阪隆正からの教え

                                                                建築家・内藤廣の真髄はどこにあるのか。建築家人生50年の「壮大な失恋話」と恩師・吉阪隆正からの教え日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館で12月4日まで開催されている。内藤の真髄はどこにあるのか、ものづくりに関する考え方や、学生時代の恩師・吉阪隆正との短い会話など、建築家人生50年を振り返りながら、その話を聞いた。 聞き手・文=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部) 日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館で12月4日まで開催されている

                                                                  建築家・内藤廣の真髄はどこにあるのか。建築家人生50年の「壮大な失恋話」と恩師・吉阪隆正からの教え
                                                                • 建築家・内藤廣が語る、渋谷駅の都市開発の未来とは?

                                                                  『【渋谷区制施行90周年記念誌】 渋谷区のちから。』より抜粋。 December 26, 2022 | Architecture | PR | text_Housekeeper 年々新たな発展を遂げる、渋谷駅中心地区の再開発。その根幹となる計画に長年関わってきた建築家の内藤廣に、この再開発事業の狙いと、今後の展望について話を聞いた。

                                                                    建築家・内藤廣が語る、渋谷駅の都市開発の未来とは?
                                                                  • 都心の超一等地に現れた、内藤廣による“機能のない建築”「紀尾井清堂」:東京ケンチク物語 vol.42(GINZA) - Yahoo!ニュース

                                                                    都心の超一等地に現れる、ガラスに覆われたコンクリートの塊は、この連載初の「機能のない建築」。内部には人々の創造力を刺激する空間が広がります。 人々が生活する空間……家。利便性のためにある地点とある地点を結ぶ構造体……橋。病気を治療するための場所……病院。建築や建造物には本来、そんなふうに目的や機能がついて回る。それを大前提に置き、法規などもクリアして、適切な形や場をつくり出すのが建築家の普段の生業だ。ところが、赤坂見附から麹町へと抜ける道、紀尾井坂の角に立つ「紀尾井清堂」は一風変わっている。都内有数の一等地に立つこの建築には機能がない。建築家が“ここにあるべきもの”を考えてつくり、その建物をどう使うかは、施主が後から考える。普通とはまるで逆の順番で、ベテラン建築家・内藤廣が手がけた、2021年完成の建築だ。 建物は15m角のコンクリートの立方体を、ずんぐりと太いコンクリートの柱4本で1フロ

                                                                      都心の超一等地に現れた、内藤廣による“機能のない建築”「紀尾井清堂」:東京ケンチク物語 vol.42(GINZA) - Yahoo!ニュース
                                                                    • 内藤 廣 - 空間から時間ヘ — 時・時間・時代への眼差し「石州瓦で寿命を延ばす」:東西アスファルト事業協同組合

                                                                      島根県益田市に現在施工中の文化施設です。コンペの結果、僕の事務所がやらせて頂くことになりました。人口5万人ほどの町に何故こんな大きな施設を、と思うほど規模の大きな建物です。僕自身も、延べ床面積約1万8千平方メートルにもなる大きな建物を設計するのは初めてです。よくよく聞いてみると、これまで島根県は、主に県東の松江に資本投下をしており、西の端にある益田の方にはあまり資本投下してきませんでした。知事としては、なんとかして益田を松江と比較しうる文化都市にしたいという思いがあったようです。 このコンペで指名された建築家のほとんどは、僕にとって先輩に当たる方々で、まともに提案しても勝ち目はありません。思い切った、定石からは程遠いアプローチをしなければ勝てないだろうと思ったのです。そこで、モダンデザインではないもの、つまり伊東豊雄さんの「せんだいメディアテーク」などとは正反対の価値を提案しようと考えまし

                                                                      • 世代交代の中でも強い存在感、白井晟一や内藤廣氏が手掛けた渋谷建築の「今」を見る

                                                                        東京・渋谷の西側には超高級住宅地から大人の繁華街まで、対照的なエリアが広がっている。前編では、公園通りから松濤へと歩き、街や建物の変化を見て回った。後編では、さらに大規模な再開発が行われている道玄坂周辺を巡る。地域全体が生まれ変わろうとする「世代交代」の波の中で、白井晟一や内藤廣氏などが手掛けた建物は、どのような姿を見せているのか。渋谷の「今」を見に行こう。 1:渋谷フクラス 2:SHIBUYA109 3:Bunkamura 4:鍋島松濤公園トイレ 5:ギャラリーTOM 6:渋谷区立松濤美術館 7:AD-O渋谷道玄坂 8:道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業エリア 9:名曲喫茶ライオン ※散歩時間の目安:およそ2時間(見学時間は除く)。1~4は前編、5~9は後編で紹介 1:渋谷フクラス、2:SHIBUYA109、3:Bunkamura、4:鍋島松濤公園トイレ、5:ギャラリーTOM、6:

                                                                          世代交代の中でも強い存在感、白井晟一や内藤廣氏が手掛けた渋谷建築の「今」を見る
                                                                        • 長野 安曇野 内藤廣建築巡り ふたつの美しい階段が圧倒的な安曇野市役所 本庁舎 | 建築とアートを巡る

                                                                          練馬区の内藤廣建築巡りに続いて、長野県安曇野市の内藤廣建築巡りをしてきました。安曇野市で最初に訪れたのは、安曇野市庁舎いわゆる安曇野市役所です。 安曇野市庁舎は、内藤廣建築設計事務所だけでなく小川原設計・尾日向辰文建築設計事務所によるJV(内藤・小川原・尾日向設計共同企業体)による設計です。 安曇野市庁舎安曇野市(あずみのし)は、2005年に5町村が合併してできた新しい地方自治体です。ですから、分散していた庁舎を統合するために計画された新庁舎で2015年に竣工しました。 新庁舎の計画中に東日本大震災が起きたこともあって、市民に愛される親しみやすさと共に質実剛健で災害に強い庁舎が設計されました。 内藤廣設計 長野県 安曇野市役所本庁舎スポンサーリンク 安曇野市役所本庁舎の外観地方の市役所で圧倒的に車での訪問者が多いため、大きな駐車場と地下駐車場を備えています。 内藤廣設計 長野県 安曇野市役

                                                                            長野 安曇野 内藤廣建築巡り ふたつの美しい階段が圧倒的な安曇野市役所 本庁舎 | 建築とアートを巡る
                                                                          • 中川政七商店による初の複合商業施設が今秋オープン。建築は内藤廣 - デザイン情報サイト[JDN]

                                                                            株式会社中川政七商店による初の複合商業施設が、奈良市元林院町(ならまちエリア)に今秋オープンする。 1716年に麻織物「奈良晒」の卸売として創業以来、日本の工芸をベースにした生活雑貨をつくり続けてきた中川政七商店。同施設は、中川政七商店が近年進めてきた産業観光の取り組みを、創業の地である奈良で実現すべくオープンするもの。施設内には、旗艦店「中川政七商店 奈良本店」をはじめ、「ミシュランガイド東京2020」一つ星のシェフによる関西初出店の飲食店やスペシャルティコーヒー店、最上階には興福寺の五重塔を望むコワーキングスペースが展開される。 設計を手がけたのは建築家の内藤廣。約126坪の敷地面積に3階建てとなる同施設の特徴は、開放的なガラス窓と周囲の町並みを活かした瓦屋根だ。建物の中央には、中庭とそこにつながる新たな路地がつくられ、古きよき趣が残る「ならまち」の風景に溶け込んだ空間となる。 htt

                                                                              中川政七商店による初の複合商業施設が今秋オープン。建築は内藤廣 - デザイン情報サイト[JDN]
                                                                            • 【ナニコレ珍百景】の【あの珍百景は今。場所は、愛知県稲沢市。「パルタカヤナギ・職人 内藤 廣さん」純金製&プラチナ製ランドセル】が登場! | 横尾さん!僕、泳いでますか?

                                                                              HOME話題【ナニコレ珍百景】の【あの珍百景は今。場所は、愛知県稲沢市。「パルタカヤナギ・職人 内藤 廣さん」純金製&プラチナ製ランドセル】が登場!

                                                                                【ナニコレ珍百景】の【あの珍百景は今。場所は、愛知県稲沢市。「パルタカヤナギ・職人 内藤 廣さん」純金製&プラチナ製ランドセル】が登場! | 横尾さん!僕、泳いでますか?
                                                                              • 《建築のデザイン》 “居ることが許される空間を作る”建築デザイナー、内藤 廣氏って誰?|しじみ |デザインを語るひと

                                                                                『建築のデザイン』マガジンデザインがメインのnoteですが、建築系は、こちらのマガジンにまとめていきます。 内藤 廣内藤廣氏 画像引用:Architect's magazine内藤 廣(ないとう ひろ )は、日本の建築家。1950年、神奈川県横浜生まれ。2022年現在、72歳。早稲田大学理工学部建築学科卒業。1976年、スペインのフェルナンド・イゲーラス(Fernando Higueras)建築設計事務所に勤務。1979年~1981年、菊竹清訓建築設計事務所勤務。1981年、株式会社内藤廣建築設計事務所設立。東京大学名誉教授。 「海の博物館」が出世作。以降、「安曇野ちひろ美術館」、「牧野富太郎記念館」などの公共建築において次々と話題作を生み出す。渋谷や六本木の開発にも関わる。とらやの店舗デザインも手掛ける。「流行を追わず、時に耐えうるものをつくる建築家」と称されています。「人の居場所をつく

                                                                                  《建築のデザイン》 “居ることが許される空間を作る”建築デザイナー、内藤 廣氏って誰?|しじみ |デザインを語るひと
                                                                                • 内藤廣 建築物・建造物 一覧

                                                                                  内藤廣(ないとう ひろし) 建築家、1950年- 神奈川県まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了。主な作品:『海の博物館』、『安曇野ちひろ美術館』、『牧野富太郎記念館』、『高知駅』など。著書:『内藤廣の頭と手』、彰国社、2012年、ISBN4395010385など。 ギャラリーTOM  [ 東京都 渋谷区 ] 建築家:内藤廣。 ... ギャラリーTOMは、視覚障害者が彫刻に触って鑑賞できる場所として村山亜土(故)・治江によって1984年に創設された私立の小さな美術館。視覚障害者の美術鑑賞の場として視覚障害者も晴眼者も同じように体験ができるような先駆的で実験... 建築物・建造物>美術館・博物館 https://www.gallerytom.co.jp/

                                                                                    内藤廣 建築物・建造物 一覧