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第783回デザインギャラリー1953企画展「菊地敦己 起点のように見えるアイデアは大抵作業の後半で発見される」 2023.04.13 この度、日本デザインコミッティーでは、第783回デザインギャラリー1953企画展として、「菊地敦己 起点のように見えるアイデアは大抵作業の後半で発見される」を開催いたします。 菊地敦己氏は、ブランド計画、ロゴデザイン、サイン計画、エディトリアルデザイン、プロダクトデザインなど、多岐にわたるデザインを自らの手でつくり出す実践的なデザイナーです。2020年には亀倉雄策賞を受賞するなど、菊地氏のデザインは物事の本質をつかみ的確な結果を導き出すと高く評価されています。 本展は、そんな菊地氏が「起点のように見えるアイデアは大抵作業の後半で発見される」という視点のもと選んだ、多数のグラフィックやプロダクト、制作過程のサンプルなどを言葉と“対”にして展示します。会場の壁面
1956年山梨県生まれ。1980年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。1989年渡米しデザインコンサルティング会社IDEO(サンフランシスコ)で8年勤務後帰国、IDEO東京支社を設立。2003年に独立しNaoto Fukasawa Design設立。「MUJI」CDプレーヤー、「±0」加湿器、「au/KDDI」INFOBAR、neonはN.Y.MOMA永久収蔵品に。B&B ITALIA、Driade、Magis、Artemide、Danese、Boffi、Vitraをはじめ、ドイツ、北欧など国内外の大手メーカーとのプロダクトを進行中。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、D&AD賞(英国)、IDEA(米国)、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、第5回織部賞など受賞歴は50を超える。2005年JasperMorrisonとともに「SuperNormal」を設立。無印良品の
お知らせ 2020.5.26 2020年6月1日より、事前予約制によるご来館受付をいたします。詳しくは、21_21 DESIGN SHIGT「再開と事前予約制の導入について」をご覧ください。 2020.5.26 2020年9月22日(火・祝)まで会期を延長いたしました。 2020.4.21 トークイベントの音声ファイルを公開しました。 開催概要 21_21 DESIGN SIGHTでは2019年11月22日より「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」を開催します。 この展覧会の核となるのは、現在、日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーたちが、そのデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々です。それらは、多くの人々の目に触れる完成品に比べて、あまり光が当てられません。しかし、そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれています。
第753回デザインギャラリー1953企画展 「菅俊一展 正しくは、想像するしかない。」 2019年2月22日 この度、日本デザインコミッティーでは、第753回デザインギャラリー1953企画展として、映像作家の菅俊一氏による個展「正しくは、想像するしかない。」を開催いたします。 菅氏は、人間の知覚能力に基づく新たな表現の研究・開発を行っているクリエイターです。今回の展覧会では、私たち人間が持つ想像する能力について考察するものです。以下の3つのテーマによって展覧会は構成されます。 1)線の質感・表現を変えるだけで「透過」感覚を作りだす試み。 2)ディスプレイや紙に描かれた顔の視線同士をつないで、空間に線を描く試み。 3)これまで目にしてきた情報を手がかりに、その後どうなるのかを想像させる試み。 それぞれの展示を通し、人間の知覚能力の可能性を実体験
この度、日本デザインコミッティーでは、737回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、「データとデザイン」を開催いたします。 私たちの社会はさまざまな事象で取り囲まれていますが、それらを数値化するとそこにはまず、《データ》という存在が現れてきます。そのデータを単なる数値の羅列ではなく、ビジュアルとして、またグラフィックとして表現することで、データの背景に隠された意味や構造が即座に屹立することに気づきます。私たちの生活を取り巻くデータの中でも、膨大な量のデータ=ビッグデータは、その全貌を把握することが難しく、可視化が全体の構造を捉える手段として重要な役割を担います。展覧会では、アスリートのモーションデータから経済データ、Twitterのデータなど、様々なデータの可視化に取り組みました。各作品では、地域経済の
©2007-2016 Japan Design Committee. All Rights Reserved. お問い合わせ プライバシーポリシー アクセスマップ デザインギャラリー1953で開催する展覧会企画を募集しています。詳しくは展覧会企画募集についてをご覧ください。 デザインコレクションの商品に関するお問い合わせは、03-3567-1211(松屋銀座7Fデザインコレクション 10時~20時)まで。 松屋ウェブサイト http://www.matsuya.com/
プロフィール グラフィックデザイナー。1944年群馬県高崎市生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科ビジュアルデザイン専攻卒業。資生堂宣伝部を経て、1971年に独立。'85年東京ADC最高賞、'91年毎日デザイン賞、'97年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。ニューヨーク近代美術館(MoMA)ポスターコンペ一席をはじめ多数の国際ポスターコンペで受賞。作品は国内外の多数の美術館に所蔵されている。現在、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)、AGI(国際グラフィック連盟)、日本デザインコミッティー、東京ADC(アートディレクターズクラブ)、東京TDC(タイプディレクターズクラブ)各会員。多摩美術大学名誉教授。「超東洋的」と評される独自な表現で知られるが、近年にはそれにとらわれない自由な表現を展開している。 デザインに対する想い 私は本当に気に入ったヤカンに出会ったことがない。よいデザインを求めて今まで
毎日新聞社主催によるシンポジウム開催のお知らせです。 日本グラフィックデザイン史にさん然と輝く存在、それが亀倉雄策です。亀倉のデザインは今なお人々を魅了し、影響を与えています。生誕100年を記念して、亀倉のデザイン、未来に向けたデザインの可能性を考えるシンポジウムを開催します。 日時/会場 2015年9月8日(火)午後2時〜午後4時30分(午後1時30分開場) TOKYO FMホール(千代田区麹町1-7 FMセンター2F) プログラム 基調講演「1964年のデザイン」 永井一正(グラフィックデザイナー) セッション「未来へつなぐ亀倉雄策の精神」 青木史郎(日本デザイン振興会常務理事)/佐藤卓(グラフィックデザイナー)/野地秩嘉(ノンフィクション作家)/原研哉(グラフィックデザイナー)/細谷巌(アートディレクター)/総括:浅葉克己(
美濃で作られる陶磁器 岐阜県美濃地方にある「多治見市・土岐市・瑞浪市」は、陶磁器(美濃焼)の産地として、中世以来、日本最大の産地規模と優れた技術を保持してきました。その実態と魅力を多くの方に知って頂くため、「美濃のやきもの研究会」が主体となり、「美濃のラーメンどんぶり展」を企画・開催し、多彩な25名のクリエーターのオリジナルグラフィックによるラーメンどんぶりとレンゲが誕生しました。 中国起源の「ラーメン」は、日本人にとっても、老若男女を問わず、多くの人がごく日常的に口にしている、「国民食」と言ってもいいでしょう。ところがその器であるラーメンどんぶりのかなりの割合が美濃で生産されていることは、ほとんど知られていません。そこで、多くの人に馴染みのある「ラーメンどんぶり」をきっかけとして、さらに美濃のやきものへ関心を持って頂けたら幸いです。 販売に関して(送料・納期など) 使用上のご注意点 展覧
この度、日本デザインコミッティーでは、美濃のやきもの研究会と共催による展覧会「美濃のラーメンどんぶり展」を2015年度の正月企画として開催の運びとなりました。 美濃(岐阜県東濃西部)は陶磁器の産地として、中世以来、日本最大の生産規模と優れた技術を保持してきました。その実態と魅力を多くの方に知っていただくため、地元産業界、また行政などから有志が集まって結成した「美濃のやきもの研究会」が主体となり、企画したのが、この「美濃のラーメンどんぶり展」です。 中国起源の「ラーメン」は、日本で麺料理として独自の発達を遂げ、現在では世界各地のさまざまな食習慣、宗教を持つ人々に受け容れられています。日本人にとっても元は外来の食だったはずですが、今や地方ごとにご当地ラーメンが考案され、老若男女を問わず、多くの人がごく日常的に口にしている、「国民食」と言ってもいいでしょう。ところがその器であるラーメンどんぶりの
ここにしかない。買うかどうかの即断が必須。価値と判断がせめぎ合う魅惑の六日市が松屋銀座に再来します。きれいに足並みを揃える製品よりも、個人の眼で選ばれた珍品・逸品の数々にときめきたい。世間の定評よりも、選者の見立てを楽しみたい。価値を自分に問いかけ、戸惑いと逡巡に向き合う興奮は「銀座目利き百貨街」ならではの醍醐味。買い物のできるデザイン展は一層進化し、買いやすく、鑑賞しやすくなりました。 今回も参加者は五十名。約半数の日本デザインコミッティーメンバーがゲストをお招きし、屋号も楽しく五十の店主と店舗で展開します。「目利き」は真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意味ではなく、個性的な仕事をしている参加者ひとりひとりの目を活かして、ここでしか出会えない商品を吟味し持ちよる仕組みに由来する言葉です。写真家、デザイナー、建築家、キュレーター、落語家、シナリオライターから大学教授、さらにはホテルの
プロフィール 1979年東京藝術大学デザイン科卒業、1981年同大学院修了。株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所(現 株式会社TSDO)設立。 「ニッカウヰスキー ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」、「明治おいしい牛乳」のパッケージデザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」、「国立科学博物館」、「全国高等学校野球選手権大会」のシンボルマークデザインなどを手掛ける。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」総合指導、21_21 DESIGN SIGHT館長を務めるなど多岐にわたって活動。 展覧会に、『water』『縄文人展』『デザインの解剖展』『デザインあ展』など。著書に、『塑する思考』(新潮社)、『大量生産品のデザイン論-経済と文化を分けない思考
この度、日本デザインコミッティーでは、第700回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、「日本デザインコミッティーフォント展」を開催いたします。 私ども日本デザインコミッティーの発足は、今から60年前の1953年に遡りますが、「デザインの啓蒙」を旗印とし、さまざまな活動を行ってきました。これまでの活動の内容を象徴的に表すため、サインやロゴなどは、常にメンバーたちが手がけてまいりました。 日本デザインコミッティーのロゴデザインについてもそれは同様で、これまで河野鷹思、亀倉雄策などがデザインしてきましたが、21世紀に入り、メンバーでグラフィックデザイナーの佐藤卓により一新されました。 一昨年より、このロゴを書体化しようという動きがデザインコミッティー内に起こり、2年をかけて欧文書体として完成させました。 2014年のスタートを切るデザインギャラリー1953は、節目となる700回を迎えま
本展覧会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。 本年度は、企画展開催の年度で、かつ創設60周年の記念の年となりました。 前回の好評を継続するかたちで、第二回目の銀座目利き百貨街を9月26日~10月1日の間、開催いたしました。 開催の内容を以下にご報告したいと思います。 きれいに足並みを揃える「製品」然としたものよりも、個人の眼を通して選ばれた不揃いながらゴツゴツと手応えのあるものを見たい。評価の定まったものよりも、選者の視点の独自性を尊重し、さらに自分の眼をくぐらせて価値を判定したい。世の中のそんな気分に呼応するように、二年前に誕生した「銀座目利き百貨街」が、ご好評にお応えして再び開催されることになりました。 一期一会の商品と、買うか買わぬかの戸惑いを胸に秘めつつ向き合う興奮は実に楽しいもの。フリーマーケットのようなあやしいときめきに満ちた会場がさらに進化し、買いやすく、そして鑑
Why do I have to complete a CAPTCHA? Completing the CAPTCHA proves you are a human and gives you temporary access to the web property. What can I do to prevent this in the future? If you are on a personal connection, like at home, you can run an anti-virus scan on your device to make sure it is not infected with malware. If you are at an office or shared network, you can ask the network administra
デザインコレクション 松屋銀座7階「デザインコレクション」は、コミッティーのメンバーによってセレクトされた、世界中の優れたデザイングッズを販売しています。 店舗は全体構想を深澤直人、照明計画を面出薫、売場内グラフィック計画を佐藤卓が担当しました。
第676回デザインギャラリー1953企画展 「JPDA創立50周年記念・日本パッケージデザイン大賞2011展」 この度、日本デザインコミッティーでは、第676回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、日本パッケージデザイン協会との共催で、「JPDA創立50周年記念・日本パッケージデザイン大賞2011展」を開催いたします。私たちの身近にある商品は、ほとんどすべてがパッケージデザインを施され、商品として消費者の前に現れます。パッケージデザインは、物の本質を見極めて、情報を伝える重要な手段ですが、そこには消費活動が必ず伴っており、商品の販売と密接に繋がっています。このように重要な役割を担うパッケージデザインは、多くの場合、デザイナーの手により行われます。優れたパッケージデザインを行うパッケージデザイナーを多数擁する日本パッケージデザイン協会では、隔年、パッケージデザインの成果を競う審査「
「銀座目利き百貨街」は四十九人の店主が、それぞれの目を利かせて選定する四十九のセレクトショップからなるわずか六日間の商店街です。 建築家、博物学者、茶道家、デザイナー、現代美術家、編集者、骨董店店主、脚本家、イラストレーター、評論家、造形家、キュレーター、和紙職人、プロデューサーなどなど、物を見る目の力が問われる仕事をしている方々に、それぞれ眼力を発揮してもらい、普段では見かけない、逸品、稀少品、珍品の数々を取りそろえ、展示・販売するという企画です。 「目利き」とは、真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意味ではなく、個性的な仕事をしている参加者一人一人の独自の目を活かして、商品を選定していることに由来する言葉です。 店主自身の作品あり、また目を利かせて調達してきた物ありと、商品の性格も多彩です。まさに百花繚乱、玉石混淆、多種多様、フリーマーケットのあやしいときめきに満ちた商店街が出現し
日本デザインコミッティー企画展「銀座目利き百貨街」 年秋、日本デザインコミッティーでは松屋銀座8階・大催場におきまして、企画展「銀座目利き百貨街」を開催いたします。 私ども日本デザインコミッティーは、1956年に開催した「グッドデザイン展」を皮切りに、以降1960年から継続的にデザインをテーマとしたさまざまな展覧会(※)を開催してまいりました。 (※)近年開催した企画展タイトルをご紹介します。 デザインの原形|2002年 (コミッショナー=深澤直人、原研哉、佐藤卓) 時代のアイコン|2004年 (コミッショナー=平野敬子) Design with Respect|2006年 (コミッショナー=深澤直人) デザイン物産展ニッポン|2008年 (コミッショナー=ナガオカケンメイ) など そして、2010年の今年は、「目利き」をテーマに開催準備を行っております。 参加者総数49人。その顔ぶれは実
2010年3月に開催された、第664回デザインギャラリー1953企画展のアーカイブ。 コミッティーメンバーが選んだ「影響を受けた3冊」に、テキストを添えてご紹介します。 多くの人たちの本と親しむきっかけとなれば幸いです。 Copyright©Japan Design Commitee Co., Ltd.
原研哉デザインの座椅子「畳座 TATAMIZA」が発売されました。 2008年夏、松屋銀座7階デザインギャラリー1953開催の展覧会、“岐阜県オリベデザインセンター飛驒家具プロジェクト 6人のデザイナーがつくる「自分で使う家具」”にて発表された原研哉デザインの座椅子「畳座 TATAMIZA」が、このたび飛驒産業株式会社より発売されました。 畳座 TATAMIZA 高度な曲げ木技術によって生まれた座椅子です。原研哉自身の書斎での経験から考案された一筆描きのデザインは、視界を遮らず、掘りごたつで使用した際にも背と肘をしっかりとサポートします。 仕様・価格: W47×D45.5×H27.5cm ナラ/ポリウレタン樹脂塗装 Color:OU(ナチュラル)・BK(黒) ¥180,000(本体価格¥171,429) ※受注後、約1ヶ月でのお届けとなります。 お問い合わせ: 飛驒産業株式会社 tel.
2014.10.23 椀一式の販売は全て終了いたしました。 2014.4.1 消費税8%に伴い、価格の改訂をいたしました。 2010.2.23 関連展覧会「重と箱―見立てる器」は盛況のうち終了いたしました。ありがとうございました。 植生や地政学的条件から、林業や木材加工の技術が発達した飛騨地方で「飛騨春慶」が生まれたのは、歴史的な必然だったといえる。その起源は桃山時代に遡る。豊臣秀吉の配下として飛騨侵攻を成功させた武将、金森長近(1524~1608)は、茶の湯や蹴鞠に精通した文化人としても知られ、城下の高山の町を碁盤の目状の街区に整理、鉱山の開発や林業の振興に尽くし、工匠たちに腕を競わせて、高山を「小京都」と呼ばれるまでに発展させた。飛騨春慶が生まれたのは二代藩主、金森可重の治世の頃。大工棟梁であった高橋喜左衛門が、偶然打ち割ったサワラに生まれた美しい批目を活かして盆を作り、可重の息子で茶
日本デザインコミッティー 2008年度企画展「デザイン物産展ニッポン」を開催いたします。 今回の展覧会では日本デザインコミッティーメンバー、ナガオカケンメイがコミッショナーをつとめます。 ナガオカ氏は、リサイクル、リユース、廃盤商品の復刻など、長く愛されるデザイン=ロングライフデザインに着眼し、 自身のショップ経営、デザイン冊子「d」の発行など、非常にユニークな活動を実践しています。 本展は、ナガオカ氏自身の仕事の取り組みの中で得た、日本全国の地場産業、デザインの実態から構想されました。 出展対象となるモノ=物産は次の5つのカテゴリーに分類されます。 1) 伝統を継承したもの 2) 伝統を基礎に現代生活に適合するようリ・デザインされたもの 3) その地で生産される食品 4) その地ならではの有形、無形の産物(建造物、祭り、人物など) 5) 各地のタウン誌 各都道府県の物産を一望することによ
2008.9.1 展覧会は終了いたしました。ご来場頂いた皆様には厚く御礼申し上げます。
自宅には小さな書斎がある。机や書架をのぞくと畳が三畳のみ。窓の障子に向かって作り付けの書き物机があり、そこは掘りごたつのように足をおろせるようになっている。座布団に座って足をおろせば、まさに自分のコックピット。書き物も、メールも、読書もその大半をここで行う。疲れたら、そのままうしろにひっくり返って寝転がれるので、ぐうたらな物書きにはうってつけなのだが、唯一の欠点は腰に支えがないことである。椅子ならば背もたれもあろうが、畳座ではそれもかなわない。したがって、書き物の作業が続くと、微妙に腰が重くなってくる。そこで座椅子である。インターネットでずいぶんと探したが気に入る物が見つからない。背もたれを板状にすると、思いの外存在感が大きくなって目障りである。できるだけミニマルに、腰を支える機能だけあればいい。そう考えていた矢先にこの仕事が訪れた。制作したのは一筆書きのような簡潔な椅子。せんべい座布団を
日本デザインコミッティーは「グッドデザインの啓蒙」を目的に設立されました。 現在31名の有志により、松屋銀座での活動を中心として、様々なグッドデザイン運動を展開しています。
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