隈研吾設計〈魔法の文学館〉内覧会レポート ランドスケープと一体化したフラワールーフの建物、童話作家・角野栄子氏の世界観を伝える 東京・南葛西に〈魔法の文学館〉が11月3日に開館しました。 正式名称は江戸川区角野栄子児童文学館。同区にゆかりのある童話作家の角野栄子氏の作品と功績を広く紹介するとともに、世界の児童書や絵本もあわせて配架されており、未来を担う子どもたちが児童文学に親しみ、豊かな想像力を育む場となることを目指した公共施設です。 『TECTURE MAG』では、開館に先立ち行われたメディア内覧会を取材しました(特記なき内外観画像は全て編集チームにて撮影)。 公園小高い丘の中腹に建てられた同館は、2020年10月に江戸川区が発表した計画概要のとおり、旧江戸川沿いの区立なぎさ公園の自然と一体化したランドスケープの中にあります。 隈研吾設計による〈(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館〉の施設