「人生100年時代」と言われる今、老後の生活を心配される方は多いですよね。中でも独身の方やシングル世帯のおひとりさまだと、自分ひとりで老後生活していけるだろうかと不安になることもあるでしょう。 老後資金の基本となるのは、国民年金や厚生年金といった公的年金です。公的年金は働き方によって受給できる金額が異なるもの。特に厚生年金は男女で差が出やすい傾向にあります。 今回は男女別に分けて、おひとりさまの場合は毎月いくら公的年金を受給できるのか、現状から探っていきます。 会社員や公務員など、厚生年金のひと月の受給額は? 働き方によって受給できる公的年金は異なります。20歳以上なら原則全員が加入するのが「国民年金」。会社員や公務員、またパートでも会社の規模によっては一定条件を満たせば加入できるのが「厚生年金」。自営業やフリーランスの方は厚生年金に加入できないため、国民年金のみとなります。 まずは厚生労