並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 34 件 / 34件

新着順 人気順

南シナ海の検索結果1 - 34 件 / 34件

  • 中国国防相「自制にも限界ある」 南シナ海情勢で警告

    シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説する中国の董軍国防相(2024年6月2日撮影)。(c)Nhac NGUYEN / AFP 【6月2日 AFP】中国の董軍(Dong Jun)国防相は2日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(通称シャングリラ会合)で演説し、南シナ海(South China Sea)情勢やアジア太平洋地域での弾道ミサイル配備の動きをめぐり、中国の自制にも「限界」があると警告した。 董氏はフィリピンと米国を念頭に、「中国は権利侵害や挑発を前にこれまでは十分に自制してきたが、限界というものがある」と述べた。 同盟関係にある米、フィリピン両国は、中国の軍事力や影響力の増大に対抗して防衛協力を強化している。 南シナ海に位置するフィリピンは台湾にも近いことから、米国はアジア太平洋地域での同盟とパートナーシップを強化する上でフィリピン支援を重視。これが中国側の反発を買っ

      中国国防相「自制にも限界ある」 南シナ海情勢で警告
    • フィリピン軍 “南シナ海駐留部隊の食料 中国側に奪われた” | NHK

      フィリピン軍は、中国と領有権を争う南シナ海のセカンド・トーマス礁の拠点に駐留する部隊に届けるため、航空機から食料を投下したところ、中国側に奪われたと発表し、「挑発行為であり違法だ」と非難しました。 フィリピン軍のトップ、ブラウナー参謀総長は4日、首都マニラで記者会見を開き、先月19日に南シナ海の岩礁、セカンド・トーマス礁にあるフィリピン軍の拠点に向けて航空機から駐留部隊のための食料を投下したところ、一部を中国側のボートに奪われたと発表しました。 フィリピン軍が公開した当時の様子だとする映像には、フィリピンの2隻のゴムボートと中国の2隻のスピードボートが海に落ちた食料をめぐって、回収を激しく競いあう様子が映っています。 会見でブラウナー参謀総長は「中国側の挑発行為だ。われわれの物資を奪うことも違法だ」と非難しました。 この岩礁にあるフィリピン軍の拠点をめぐって、中国側は、フィリピンが拠点を恒

        フィリピン軍 “南シナ海駐留部隊の食料 中国側に奪われた” | NHK
      • 焦点:南シナ海問題で「積極広報」に転じたフィリピン、試される中国

        [マニラ/香港 19日 ロイター] - 昨年2月、フィリピン大統領府の危機管理室に集まった政府高官は、数日前に撮影された写真を前に厳しい選択を迫られていた。写真には、フィリピンと中国が領有権を巡って対立する南シナ海の海域で、中国の戦艦がフィリピンの巡視船に軍用レーザーを照射したとされる様子が写っていた。 写真を公開して中国政府の怒りを買う危険を冒すのか、巨大な隣国を刺激することを避けるのか──。国家安全保障担当顧問で南シナ海タスクフォースのトップを務めるエドゥアルド・アニョ氏の決断は、「国民は知る権利がある。写真を公表せよ」だった。 レーザー照射問題を巡るこの会合は重要な転換点となった。会合の内容が明らかになったのは今回が初めて。これを契機にフィリピン政府は南シナ海における領有権争いの激化に注目を集める広報活動に乗り出した。

          焦点:南シナ海問題で「積極広報」に転じたフィリピン、試される中国
        • 中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を進行中 東アジアにとって破滅的な結果をもたらしかねない - 黄大仙の blog

          近年、中国が非常に不透明で政治的な浮体式原子力発電所の開発を進め、南シナ海に20基を配備して南シナ海の島々を「原子力空母」に変貌させようとしていると、米軍は高い警戒感を抱いています。軍事専門家は、中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を固執すれば、南シナ海の生態環境を脅かすだけでなく、南シナ海での核戦争の危険性も高まると考えています。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 中国が南シナ海に海上浮体式原子炉を配備 ワシントン・ポスト紙は5月2日、退任する米インド太平洋軍のジョン・C・アキリーノ前司令官が、中国が南シナ海の人工島に建設された軍事基地に電力を供給するための浮体式原子炉を推進していることを懸念していると報じました。 アキリーノ前司令官によれば、中国政府は浮体式原子力発電施設を利用して南シナ海の軍事支配を強化し、違法な領有権主張をさらに進めようとしています。 浮体式原子力発電所とは、

            中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を進行中 東アジアにとって破滅的な結果をもたらしかねない - 黄大仙の blog
          • フィリピン、南シナ海の大陸棚権拡大を国連に申請 - 黄大仙の blog

            南シナ海の係争海域をめぐる中国とフィリピンの対立と緊張は、ここ数カ月で急激にエスカレートしており、 フィリピンは、南シナ海における海底大陸棚権の延長を国連機関に申請しました。 ドイツ国営の国際放送事業体である徳国之声の記事より。 南シナ海で高まるフィリピンと中国の緊張 フィリピン外務省は15日、国連海洋問題・海洋法部に南シナ海における海底大陸棚の権利拡大を求める文書を正式に提出するよう要請し、同海域における資源開発の排他的権利を認めるよう要請したと発表しました。 この動きは、同海域における中国の領有権主張を否定するものです。 フィリピン外務省によると、10年以上にわたる科学的調査の結果、フィリピン政府は国連大陸棚限界委員会に、南シナ海のパラワン州西部沖の海底大陸棚の範囲に関する情報を提出したとのことです。 中国政府から直ちにコメントはありませんでしたが、フィリピンの動きに異議を唱える可能性

              フィリピン、南シナ海の大陸棚権拡大を国連に申請 - 黄大仙の blog
            • 中国とフィリピン、南シナ海に関する次官級協議を北京で開催 8月にはサビナ礁で3度の衝突 - 黄大仙の blog

              中国外交部のウェブサイトによると、中国の陳暁東外交部副部長とフィリピンのラザロ外務次官は11日、北京で南シナ海問題に関する中国・フィリピン二国間協議メカニズムに基づく再協議を行いました。 米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。 中国・フィリピン二国間協議 情報によると、双方は南シナ海に関する中国・フィリピンの問題、特にサビナ礁問題について率直かつ深い意見交換を行いました。 中国は、サビナ礁問題に対する原則的な立場を改めて表明し、フィリピン側に関係船舶の即時撤収を促しました。 中国は、自国の主権と南シナ海における当事国の行動に関する宣言の重大性と有効性を断固として堅持し、双方は、二国間協議メカニズムなどの外交チャンネルを通じて引き続き意思疎通を図ることで合意しました。 フィリピンのマナ

                中国とフィリピン、南シナ海に関する次官級協議を北京で開催 8月にはサビナ礁で3度の衝突 - 黄大仙の blog
              • 中国が南シナ海の係争海域で陸地を埋め立てている疑い、フィリピンが監視船を派遣 - 黄大仙の blog

                中国が南シナ海の係争海域で勝手に土地を埋め立て、主権を主張する動きが、再び国際世論の反発を招いています。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 中国は南シナ海の浅瀬を勝手に埋め立てて軍事要塞化 ロイター通信は、フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領が10日に発表した声明を引用し、フィリピン沿岸警備隊が南シナ海の係争地域に船を派遣し、中国による「埋め立て」の可能性を監視していると伝えました。 フィリピン沿岸警備隊のタリラ報道官は、サビナショール(中国では仙宾礁として知られている)で小規模な埋め立て活動が行われているようであり、中国がその最も可能性の高い加害者であることを確認したと述べました。 周知のように、南シナ海のほぼ全域の領有権を主張する中国の動きは、長い間国際社会から拒絶されてきました。 中国が南シナ海のさまざまな地域や島々で領有権を争ってい

                  中国が南シナ海の係争海域で陸地を埋め立てている疑い、フィリピンが監視船を派遣 - 黄大仙の blog
                • 中国人民解放軍海軍の病院船「絲路方舟(シルクロードの方舟)」、初の南シナ海岩礁ツアーを完了 - 黄大仙の blog

                  中国人民解放軍海軍の新型外洋病院船「絲路方舟(シルクロードの方舟)」はこのほど、初の南シナ海の島巡りを終え、海南省三亜市に帰港しました。関係者は、29日間の航海で3500人以上に医療サービスを提供し、「後方荷役の手伝いと指導」などのサービスも提供したと指摘しました。 米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。 遠洋病院船 シルクロードの方舟 CCTV軍事の報道によると、シルクロードの方舟病院船は7月10日に出発し、29日間、3600海里以上の航海で、3500人以上に医療サービスを提供し、医療回診、島の病気の予防と科学の普及、およびその他のサービスを完了し、8月7日に海南省三亜市の軍港に戻りました。 シルクロードの方舟は、中国人民解放軍が独自に設計・建造した2隻目の1万トン級外洋病院船で、

                    中国人民解放軍海軍の病院船「絲路方舟(シルクロードの方舟)」、初の南シナ海岩礁ツアーを完了 - 黄大仙の blog
                  • フィリピン軍、南シナ海での島嶼奪取を想定した軍事演習を実施 対外的脅威への対応能力を強化 - 黄大仙の blog

                    AP通信によると、フィリピン軍は11月4日、南シナ海での島嶼奪取を含む2週間の軍事演習を開始しました。この演習は中国の不興を買うと予想されます。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 フィリピン軍が南シナ海で軍事演習 演習にはフィリピンの陸海空軍3000人以上が動員されています。フィリピン軍は、この演習は特定の国を狙ったものではなく、潜在的な外部からの脅威に包括的に対応し、国の主権を守るためのものだと述べました。 フィリピン陸軍のマイケル・ロジコ大佐は、中国が遠くから演習を監視することは予想されるが、敵対的な行動をとる可能性は低いと明かしています。 近年、中国は南シナ海での軍事展開を強化し、南シナ海のほぼ全域で主権を主張しているため、フィリピンやベトナムなどとの摩擦が高まっています。 米国は、インド太平洋地域における軍事同盟を強化するため、フィリピンの

                      フィリピン軍、南シナ海での島嶼奪取を想定した軍事演習を実施 対外的脅威への対応能力を強化 - 黄大仙の blog
                    • 中国、南シナ海での「違法漁業」でベトナム人漁民を半年間拘束 - 黄大仙の blog

                      中国北京大学のシンクタンク、南シナ海戦略情勢認識イニシアティブ(SCSPI)はこのほど、ソーシャルメディア「X」上で、今年4月と5月に西沙諸島(パラセル諸島)付近で多数のベトナム人漁師が「違法漁業」を理由に中国当局に拘束されたことを明らかにしたと、自由亜州電台の英語版が報じました。報道によると、拘束された漁民は生きたサンゴの採取や電気漁など、破壊的な漁法に従事した疑いがあるというが、正確な人数は明らかにされていません。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 中国が西沙諸島でベトナム人拘束 ベトナムはこの事件に強く抗議しています。ベトナム外務省の報道官は先週、中国に対し、拘束されたすべての漁民と漁船を直ちに釈放し、適切な補償金を支払うよう要求しました。 ベトナムは、西沙諸島は古来よりベトナム漁民の伝統的な漁場であったと主張しているが、近年、中国は繰り返し

                        中国、南シナ海での「違法漁業」でベトナム人漁民を半年間拘束 - 黄大仙の blog
                      • フィリピン大統領、南シナ海における権利と主権を守るための新法に署名 中国側は厳しい発言 - 黄大仙の blog

                        南シナ海の係争地域をめぐるフィリピンと中国の緊張が続く中、フィリピンのフェルディナンド・マルコスJr大統領は11月8日、同国の領有権を強化し、領土保全を守るため、フィリピンの管轄下にある海域を宣言し、外国船や航空機の航路を画定する2つの法律に署名しました。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 フィリピン・マルコス大統領が2つの法律に署名 フィリピン通訊社(PNA)の報道によると、マルコス大統領はマニラのマラカニアン宮殿で行われた署名式で、フィリピン海域法とフィリピン群島航路法の2つの新法に署名しました。 同大統領は、2つの法律の署名は、フィリピンが国際社会の責任ある一員として、ルールに基づく国際秩序を守り、排他的経済水域(EEZ)における資源の平和的開発の権利を守るというコミットメントを示すものであると述べました。 「フィリピンは、自国の主権、主権的権利、海域の管轄権を再確認する。フィ

                          フィリピン大統領、南シナ海における権利と主権を守るための新法に署名 中国側は厳しい発言 - 黄大仙の blog
                        • 中国海警局“モンスター船”南シナ海 東シナ海で何が?最新分析 | NHK | WEB特集

                          中国とフィリピンの対立が激化する南シナ海で、いま中国海警局のある大型船の動きを沿岸国が注視している。 その大きさから“モンスター船”(地元メディア)との異名がつけられた。 さらにその同型船が東シナ海の日中中間線、台湾周辺でも活動し、ここ2年ほどは自らのプレゼンスを誇示するような動きを強めていることがわかってきた。 中国側の狙いは何なのか。現場の海で何が起きているのか。 (NHK取材班)

                            中国海警局“モンスター船”南シナ海 東シナ海で何が?最新分析 | NHK | WEB特集
                          • “モンスター船”南シナ海で違法侵入 フィリピンが中国に抗議 | NHK

                            フィリピン政府は南シナ海の自国の海域で「モンスター船」の異名を持つ中国海警局の最大級の船や中国軍のヘリコプターなどが、今月に入って違法な侵入や活動を繰り返していると非難し、中国政府に抗議しました。 フィリピン国家海事評議会は13日、声明を発表し、中国海警局の最大級の船で「モンスター船」の異名を持つ、全長165メートルの「海警5901」など複数の船が今月5日以降、南シナ海のスカボロー礁周辺などを航行し、違法な侵入や活動を繰り返したと非難しました。 また、フィリピン沿岸警備隊は現場に巡視船を派遣して「モンスター船」に退去を求めましたが、中国側は軍のヘリコプターを投入して挑発してきたということです。 そのうえで、声明では「中国の船や航空機によるエスカレートした行動はフィリピンの法律と国際法を無視している」として中国政府に抗議したとしています。 スカボロー礁はフィリピンのEEZ=排他的経済水域の内

                              “モンスター船”南シナ海で違法侵入 フィリピンが中国に抗議 | NHK
                            • フィリピン水兵、南シナ海で重傷 中国海警局が「意図的に激突」

                              中国自然資源省は8日、南シナ海のセカンド・トーマス礁(中国名・仁愛礁、フィリピン名・アユンギン礁)にフィリピン軍艦が「違法」に座礁しており、周辺のサンゴ礁の生態系に「深刻なダメージ」を与えているとする報告書を公表した。座礁させた軍艦、セカンド・トーマス礁で昨年3月撮影。(2024年 ロイター/File Photo) [マニラ 18日 ロイター] - フィリピン軍は18日、南シナ海で補給任務中だった同国海軍の水兵1人が中国海警局から「意図的に高速で激突」され重傷を負ったと表明した。

                                フィリピン水兵、南シナ海で重傷 中国海警局が「意図的に激突」
                              • 南シナ海衝突で国民死亡なら戦争行為「同等」と警告、比大統領

                                中国の沿岸警備船がフィリピン船に放水銃を使用する様子=4月30日、南シナ海/Handout/Philippine Coast Guard シンガポール(CNN) フィリピンのマルコス大統領は5月31日、領有権論争が続く南シナ海情勢に触れ、他国の故意の行為によってフィリピン国民が一人でも死亡した場合、戦争行為に「極めて非常に近い」とし、相応の対応措置を講じるとの考えを示した。 シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)での基調演説で表明した。南シナ海スプラトリー(南沙)諸島では比が主権を唱える海域で同国船舶への放水砲発射や衝突など中国による威圧的行動が加速しており、マルコス氏の今回の発言は中国への牽制(けんせい)を狙った形ともなっている。 同大統領は会議の出席者から中国海警局などの船舶との衝突に絡んで「レッドライン」の基準を尋ねられ、自国国民が1人でも死亡すれば

                                  南シナ海衝突で国民死亡なら戦争行為「同等」と警告、比大統領
                                • 中国に抗議以上の対応必要、南シナ海問題で[フィリピン大統領]

                                  フィリピンのマルコス大統領は6月27日、中国海警局船の衝突で自国軍兵が重傷を負った南シナ海の事件について、中国の「違法行為」への抗議のみならず、それ以上のことをする必要があると指摘しました。エスカレートする中国の違法行為に対し釘を刺す狙いがあると考えられます。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。 コンテンツ制作責任者 おとぼけ(田畑 雄貴) PC関連プ

                                    中国に抗議以上の対応必要、南シナ海問題で[フィリピン大統領]
                                  • 南シナ海でフィリピン船への「攻撃」続ける中国を、米オースティン国防長官が「無責任」と批判

                                    オースティン米国防長官(写真)は2日、南シナ海でフィリピン船に損害を与えたり乗組員を負傷させたりすることは国際法を無視した「無責任な行動だ」と述べ、中国を批判した。4月ワシントンで撮影(2024年 ロイター/Ken Cedeno) オースティン米国防長官は2日、南シナ海でフィリピン船に損害を与えたり乗組員を負傷させたりすることは国際法を無視した「無責任な行動だ」と述べ、中国を批判した。 南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)に向かっていたフィリピンの沿岸警備隊船など2隻が4月30日、中国海警局が使用した放水砲によって損傷して以降、両国は非難の応酬を繰り返している。 オースティン氏はハワイで開催された米比日豪防衛相会談後の共同記者会見で、「フィリピンの乗組員が危険にさらされ負傷し、物的損害が発生するような、われわれが目にしている行動は無責任だと、中国を含めた全ての国に明確にしてきた」と述べ

                                      南シナ海でフィリピン船への「攻撃」続ける中国を、米オースティン国防長官が「無責任」と批判
                                    • 南シナ海巡る「密約あった」 中国、フィリピンに揺さぶり:時事ドットコム

                                      南シナ海巡る「密約あった」 中国、フィリピンに揺さぶり 時事通信 外信部2024年04月22日20時33分配信 【図解】アユンギン礁 【北京時事】中国政府が、フィリピンと領有権を巡って争う南シナ海に関して「密約があった」と繰り返し発信している。中国側はドゥテルテ前政権だけでなく、マルコス現政権との間でも結んだと主張しており、日米と連携し、対中強硬姿勢を強めるマルコス政権を揺さぶる思惑がありそうだ。 バイデン氏「防衛義務は鉄壁」 対中国で安保・経済連携強化―初の日米比首脳会談 問題の「密約」を巡っては、フィリピン紙が3月、匿名の中国高官の証言としてその存在を報じ、比国内で物議を醸した。中国に融和的だった前政権下で結ばれ、比側による南シナ海・アユンギン(仁愛)礁への建築資材の持ち込みを制限する内容とされる。 マルコス政権は密約には関知していないと説明。しかし、中国外務省の汪文斌副報道局長は22

                                        南シナ海巡る「密約あった」 中国、フィリピンに揺さぶり:時事ドットコム
                                      • 比軍兵士の指切断し銃押収 中国が南シナ海で先鋭化「さらに強力な措置も可能」

                                        南シナ海のアユンギン礁周辺で17日に起きた中国とフィリピンの船舶衝突で、フィリピンメディアGMAは18日、中国による攻撃的行動でフィリピン兵7人が負傷し、うち1人が指を切断したと報じた。銃8丁を押収されたという。 一方、中国メディアは18日、中国海警局が新法令に基づき「フィリピン船への初の臨検を実施した。さらに強力な措置も可能だ」と報じた。中国による威圧的行動が先鋭化し、摩擦が高まっている。 GMAが報じた関係筋の情報によると、中国はフィリピンのボート4隻を一時拿捕した。交渉の末に解放されたが、中国側は穴を開けた。

                                          比軍兵士の指切断し銃押収 中国が南シナ海で先鋭化「さらに強力な措置も可能」
                                        • フィリピン“南シナ海 中国船停泊の浅瀬 新たな埋め立て兆候” | NHK

                                          フィリピンの沿岸警備隊は、南シナ海で中国船が停泊していた浅瀬に新たな埋め立ての兆候を確認したとして、現場に巡視船を派遣して進行を阻止すると発表しました。 フィリピンの沿岸警備隊は、13日までに南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島にあるサビナ礁の浅瀬の海底に、人為的に投棄されたとみられる大量のさんごの残骸を確認したと発表しました。 公開された調査活動の映像からは、周辺とは色合いが異なる白いさんごの大量の残骸が海底に積み上がっている様子が確認できます。 沿岸警備隊は、中国海警局の船や中国漁船が長期間にわたってサビナ礁の複数の地点で停泊を続けていたことを確認しているとしたうえで、さんごの残骸は中国による新たな埋め立ての兆候だと主張しています。 サビナ礁についてフィリピン当局は、西部パラワン島からおよそ140キロに位置することから自国の排他的経済水域の内側だとしています。 沿岸警備隊は、13

                                            フィリピン“南シナ海 中国船停泊の浅瀬 新たな埋め立て兆候” | NHK
                                          • 中比の船、南シナ海で衝突 中国政府発表

                                            南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)にあるフィリピンが実効支配するパグアサ島(ティトゥ島)。比漁業水産資源局提供(2023年9月20日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO /PHILIPPINE COAST GUARD/BUREAU OF FISHERIES AND AQUATIC RESOURCES (PCG/BFAR) 【6月17日 AFP】南シナ海の係争海域、南沙諸島(スプラトリー諸島、Spratly Islands)の近海で17日、フィリピンの補給船と中国の船が衝突した。中国海警局が発表した。 海警局は、「フィリピンの補給船が中国側の厳重な警告を数度にわたり無視した」と説明。比船が「プロ意識に欠ける形で中国船に接近し、衝突した」としている。 その上で、比船は南沙諸島近海に違法に侵入したと非難。「海警局は法にのっとり、比船を制する措置を講じた」と述べた。 中国では15日、係争

                                              中比の船、南シナ海で衝突 中国政府発表
                                            • 比船乗組員、親指切断の重傷 南シナ海での中国船との衝突で

                                              南シナ海のアユンギン礁付近で、フィリピン船(手前右)に向けおののような武器を突き出す中国海警局の隊員。比軍撮影の動画より(2024年6月17日撮影、19日公開)。(c)AFP PHOTO / ARMED FORCES OF THE PHILIPPINES - PUBLIC AFFAIRS OFFICE 【6月20日 AFP】フィリピンが実効支配する南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)付近で17日に海軍の船舶に中国海警局の隊員が乗り込んできた際、乗組員1人が親指を切断する重傷を負っていたことが19日、明らかになった。 比軍トップのロメオ・ブラウナー(Romeo Brawner)参謀総長は、中国の隊員は剣ややり、ナイフで武装していたと語った。 中国側の行為は「海賊」のようなものだと非難。海軍船から奪った武器など

                                                比船乗組員、親指切断の重傷 南シナ海での中国船との衝突で
                                              • 中国の海洋進出がもたらす南シナ海の緊張: 極東ブログ

                                                フィリピンと中国の対立:サビナ礁を巡る緊張 8月25日のことだが、フィリピンの南沙(英語名スプラトリー)諸島のサビナ礁付近で、フィリピン漁民への補給活動に当たっていた船舶に中国船が突進し放水した。中国が補給活動を妨害するために「攻撃的で危険な行動」を取ったとフィリピンは主張し、これを受けて、中国海警局はこの海域に「不法」に侵入し危険な方法で中国船に繰り返し接近した船舶に対して「抑制措置」を取ったとした。 南シナ海における中国の海洋進出は、特にフィリピンとの間で深刻な緊張を引き起こしている。フィリピンの排他的経済水域内に位置するサビナ礁では、中国の埋め立て活動が明らかになった。フィリピンは巡視船を派遣して対抗しているものの、中国の圧倒的な軍事力を前にして苦戦している。この埋め立て活動は、サビナ礁を実効支配し、南シナ海での影響力を拡大しようとする中国の戦略の一環である。中国の動きに対して、フィ

                                                • フィリピン元国防相 南シナ海拠点維持へ国際社会支持呼びかけ | NHK

                                                  フィリピンが実効支配する南シナ海の岩礁の周辺で、中国が威圧的な行動を強める中、かつて、この岩礁に軍の拠点を設けるのに成功したフィリピンの元国防大臣がNHKの取材に応じ、フィリピンが拠点を守り抜くことは多くの国の利益だとして、日本をはじめとする国際社会の支持を呼びかけました。 NHKの取材に応じたのは、1999年にセカンド・トーマス礁に軍艦を座礁させフィリピン軍の拠点とする政策を実行し、南シナ海問題で発言力を持つメルカド元国防相です。 メルカド氏は、6月17日に中国海警局がフィリピン船に対する臨検を行ったことについて、「中国は銃火器を使わずに勝とうとしている。これは、明らかに中国の長年にわたるグレーゾーン戦術やハイブリッド戦術の一部だ」と述べ、今後も中国の圧力が続くという見方を示しました。 メルカド氏は、フィリピン軍による拠点の設置は1995年に中国が隣接するミスチーフ礁を占領し、その後、巨

                                                    フィリピン元国防相 南シナ海拠点維持へ国際社会支持呼びかけ | NHK
                                                  • 中比船舶、再び衝突 南シナ海のサビナ礁:時事ドットコム

                                                    中比船舶、再び衝突 南シナ海のサビナ礁 時事通信 外信部2024年08月25日20時00分配信 【図解】サビナ礁 【マニラ、北京時事】フィリピン政府は25日、南シナ海南沙(英語名・スプラトリー)諸島のサビナ礁近海で同日、比側の船が中国側船舶から体当たりされるなどの妨害を受けたことを明らかにした。中国海警局も「不法侵入」した比側の船を取り締まった際に衝突が起きたと発表した。 中国、比の船舶再び衝突 南シナ海の係争海域で 同海域では19日に海警船が体当たりした比側の船に穴が開くなどの損傷が出たばかり。南シナ海を巡る両国の応酬が一層激化する可能性がある。 サビナ礁はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にあるが、中国が領有権を主張。比政府などによると、拠点に物資を運搬中の比側の船が中国海警局などの船8隻に囲まれて複数回体当たりされ、1時間近く放水銃を浴びせられた。比側の船はエンジンに不具合が生じ

                                                      中比船舶、再び衝突 南シナ海のサビナ礁:時事ドットコム
                                                    • フィリピン 南シナ海での軍の活動予定 事前公表の方針を撤回 | NHK

                                                      フィリピン政府は、南シナ海で対立が深まる中国の要求を受け入れる形で、軍の活動の予定を事前に公表するとした政府の新たな方針をマルコス大統領が一転して取り下げたことを明らかにしました。中国側に譲歩したとの国内の批判を受けて、方針を撤回したとみられます。 フィリピンが南シナ海で実効支配するセカンド・トーマス礁の周辺ではフィリピン軍の船が軍の拠点への補給活動を行う際に、中国海警局の船から妨害を受ける事案が相次いでいて、フィリピンのベルサミン官房長官は21日、中国の要求を受け入れる形で「補給活動の予定を事前に公表する」と明らかにし、事態の鎮静化を目指す姿勢を示していました。 しかし、24日に記者会見したテオドロ国防相は「補給活動の予定は公表しないと大統領は改めて表明した」と述べ、新たな方針をマルコス大統領が一転して取り下げたことを明らかにしました。 また、6月17日に中国の船との衝突でフィリピン軍の

                                                        フィリピン 南シナ海での軍の活動予定 事前公表の方針を撤回 | NHK
                                                      • 中国“圧力”の実態は?南シナ海最前線 現地ルポ | NHK | WEB特集

                                                        目の前を横切って進路を妨害する全長100メートル超の海警局の船。 頭上でホバリングし威圧する海軍のヘリコプター。 対立の最前線となっている南シナ海の島で取材班が見たのは、実効支配の拡大を図っている中国の姿でした。「グレーゾーン戦術」と呼ばれる中国による“圧力”の実態とは? (ワシントン支局 渡辺公介 / マニラ支局長 酒井紀之)

                                                          中国“圧力”の実態は?南シナ海最前線 現地ルポ | NHK | WEB特集
                                                        • 南シナ海 フィリピン 政府船が中国海警船から妨害と発表 | NHK

                                                          フィリピン政府は、南シナ海で漁船に燃料などを補給する活動を行う政府の船が中国海警局の船から放水などで妨害されたと発表し非難しました。一方、中国側はフィリピン側が「厳正な警告を無視して故意に衝突した」と反発しています。 フィリピンの国家安全保障会議は25日、南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島にあるサビナ礁の周辺海域で漁船に食料や燃料を補給する活動にあたる漁業水産資源局の船が中国海軍や海警局の船に囲まれて活動を妨害されたと発表しました。 フィリピン当局が公開した映像には中国海警局の船のへさきとフィリピン船の船体がぶつかる様子や、海警局の船から放水を受ける様子が映し出されています。 国家安全保障会議は声明で船のエンジンが損傷したとして、「攻撃的で違法な行動が乗員の安全を深刻な危険にさらした」と中国側を非難しました。 その上で、現場がフィリピンの排他的経済水域の内側だとして、挑発的な行動を

                                                            南シナ海 フィリピン 政府船が中国海警船から妨害と発表 | NHK
                                                          • 南シナ海 中国海軍などの妨害問題 フィリピン軍1人大けが | NHK

                                                            南シナ海で17日、フィリピン軍の輸送船が中国海軍や海警局の船に補給活動を妨害された問題で、フィリピン軍の広報局長は、乗組員の軍人1人が海警局の船との衝突で大けがをしたと明らかにし「容認できない」と非難しました。 フィリピン政府は17日、南シナ海でフィリピンが実効支配するセカンド・トーマス礁の軍の拠点に向かった輸送船が、中国海軍や海警局、それに海上民兵の船によって妨害されたと発表しました。 一方、中国海警局はフィリピンの船が不法に侵入したことから取締りを行ったと発表し、海警局の船に故意に衝突してきたため船体にこすり傷ができたと主張していました。 こうした中、フィリピン軍の広報局長は18日「海警局の船が高速で意図的に衝突してきた」としたうえで、輸送船に乗っていた軍人1人が大けがをしたと明らかにしました。 軍人は搬送されて治療を受けたということで、広報局長は「合法的な人道支援活動への攻撃は容認で

                                                              南シナ海 中国海軍などの妨害問題 フィリピン軍1人大けが | NHK
                                                            • 豪 “南シナ海上空で中国軍戦闘機がフレア使用” 懸念伝える | NHK

                                                              オーストラリア国防省は、南シナ海の上空を飛行していた空軍の哨戒機に中国軍の戦闘機が接近し、「フレア」と呼ばれる熱と光を放つ装置を使用したことを明らかにし、懸念を伝えたと発表しました。 オーストラリア国防省は13日、声明を発表し、空軍の哨戒機が11日、南シナ海の上空を監視のために飛行していたところ、中国軍の戦闘機が接近し、「フレア」と呼ばれる熱と光を放つ装置を使用したことを明らかにしました。 哨戒機の乗員や機体に影響はないということですが、オーストラリア国防省は「危険でプロフェッショナルではない行為だ」として、中国側に懸念を伝えたとしています。 これについて、中国外務省の報道官は13日の会見で、オーストラリア軍機が中国の主権を侵害したと主張したうえで、「排除のための措置をとったが、正当で合法的な行為で、プロフェッショナルかつ抑制的なものだった」と述べ、抗議したとしています。 一方、オーストラ

                                                                豪 “南シナ海上空で中国軍戦闘機がフレア使用” 懸念伝える | NHK
                                                              • “南シナ海で中国民兵の漁船が故意に衝突”フィリピンが非難 | NHK

                                                                フィリピン政府は、中国と領有権を争う南シナ海の水域で11日、パトロールを行っていた当局の船が、中国の海上民兵が乗り込んだ大型漁船に故意に衝突されたと主張し、中国側を非難しました。 フィリピン漁業水産資源局は、南シナ海でフィリピンが実効支配し、中国も領有権を主張しているパグアサ島、英語名 ティトゥ島の周辺で、10月11日にパトロールを行っていた船が、中国の大型漁船から故意に衝突されたと15日に発表しました。 フィリピン側が公開した衝突時の映像からは、中国の大型漁船がフィリピン当局の船と併走して、追い越した際に、互いの船が音を立ててぶつかる様子が確認できます。 フィリピン側は、衝突の前にも、この中国漁船が進路を妨害してきたと指摘するとともに、軍事的な訓練を受けて中国当局と連携して活動している「海上民兵」が乗り込んでいたと主張し、中国側を非難しています。 これに対し、中国外務省の報道官は会見で、

                                                                  “南シナ海で中国民兵の漁船が故意に衝突”フィリピンが非難 | NHK
                                                                • 南シナ海で中国・フィリピン公船衝突、非難の応酬

                                                                  [北京/マニラ 19日 ロイター] - フィリピンと中国は19日、南シナ海で船舶を衝突させ、危険な行動を取ったとして互いを非難した。両国は海上での緊張緩和に努めることで合意したが、新たな対立が生じた。

                                                                    南シナ海で中国・フィリピン公船衝突、非難の応酬
                                                                  • 人工島を建設し南シナ海の「領海化」を企む中国、黄海でも同じ手口か、韓国との間の暫定措置水域に大規模構造物 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                    中国は南シナ海に7つの人工島を建設した後、そこを中国領海だと主張し続けながら構造物を拡大しているという“実績”がある。それだけに、韓国としても中国の「海洋主権侵奪」に対する警戒心を高めなければならない事案となっている。 ところが、韓国社会の反応は意外と静かなのだ。むしろ目下盛んに非難の声を浴びせている対象は、この時期の恒例になった感が強いが、「日本の教科書の独島領有権主張」だ。 大型構造物、中国は「漁業補助施設」と主張 黄海を挟んで向かい合う韓国と中国の排他的経済水域(EEZ)は約7万3000km2が重なっている。これに対し両国は、2001年6月に発表された韓中漁業協定で、EEZが重なる部分を「暫定措置水域」に設定した。この海域では漁業以外にはすべての施設設置および海底資源開発を禁止することで合意したのだ。 ところが韓国の社会的混乱に乗じて、中国がここに大型構造物を設置したというニュースが

                                                                      人工島を建設し南シナ海の「領海化」を企む中国、黄海でも同じ手口か、韓国との間の暫定措置水域に大規模構造物 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                    • 国立国会図書館 NDL on X: "中国語の新着資料を紹介します。 海洋法の理論及び東シナ海・南シナ海の問題に関する中国の立場や筆者の提言をまとめた論文集です。 『中国海洋法理論研究(第2版)』 https://t.co/2wWizHHPq3 #リサーチ・ナビ #アジア情報室 #社会科学分野の新着資料紹介 https://t.co/n1M89pc1mv"

                                                                      1