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南シナ海の検索結果1 - 40 件 / 57件

  • 中国国防相「自制にも限界ある」 南シナ海情勢で警告

    シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説する中国の董軍国防相(2024年6月2日撮影)。(c)Nhac NGUYEN / AFP 【6月2日 AFP】中国の董軍(Dong Jun)国防相は2日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(通称シャングリラ会合)で演説し、南シナ海(South China Sea)情勢やアジア太平洋地域での弾道ミサイル配備の動きをめぐり、中国の自制にも「限界」があると警告した。 董氏はフィリピンと米国を念頭に、「中国は権利侵害や挑発を前にこれまでは十分に自制してきたが、限界というものがある」と述べた。 同盟関係にある米、フィリピン両国は、中国の軍事力や影響力の増大に対抗して防衛協力を強化している。 南シナ海に位置するフィリピンは台湾にも近いことから、米国はアジア太平洋地域での同盟とパートナーシップを強化する上でフィリピン支援を重視。これが中国側の反発を買っ

      中国国防相「自制にも限界ある」 南シナ海情勢で警告
    • フィリピン軍 “南シナ海駐留部隊の食料 中国側に奪われた” | NHK

      フィリピン軍は、中国と領有権を争う南シナ海のセカンド・トーマス礁の拠点に駐留する部隊に届けるため、航空機から食料を投下したところ、中国側に奪われたと発表し、「挑発行為であり違法だ」と非難しました。 フィリピン軍のトップ、ブラウナー参謀総長は4日、首都マニラで記者会見を開き、先月19日に南シナ海の岩礁、セカンド・トーマス礁にあるフィリピン軍の拠点に向けて航空機から駐留部隊のための食料を投下したところ、一部を中国側のボートに奪われたと発表しました。 フィリピン軍が公開した当時の様子だとする映像には、フィリピンの2隻のゴムボートと中国の2隻のスピードボートが海に落ちた食料をめぐって、回収を激しく競いあう様子が映っています。 会見でブラウナー参謀総長は「中国側の挑発行為だ。われわれの物資を奪うことも違法だ」と非難しました。 この岩礁にあるフィリピン軍の拠点をめぐって、中国側は、フィリピンが拠点を恒

        フィリピン軍 “南シナ海駐留部隊の食料 中国側に奪われた” | NHK
      • “130隻超の中国船が南シナ海の自国EEZに集結”フィリピン当局 | NHK

        フィリピン当局は、中国と領有権を争う南シナ海の自国の排他的経済水域に130隻を超える中国船が集結していると発表し、船の数が増え続けていると警戒を強めています。 フィリピン沿岸警備隊は3日、パラワン島から西に300キロ余り離れた南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島にあるさんご礁の近くの海域で、130隻を超える中国船が停泊していると発表しました。 周辺の海域は、フィリピンが自国の排他的経済水域だと主張していますが、中国がさんご礁を実効支配しています。 沿岸警備隊が公開した現場の映像には、クレーンのようなものを搭載した大型の複数の船がいかりを下ろした状態で並んで停泊しているのが確認できます。 フィリピン側は2日、巡視船2隻でパトロールを行い立ち退きを求めましたが、中国船は応じなかったということで、軍事的な訓練を受けた「海上民兵」が乗り込んでいるとみています。 現場の海域では、おととし3月に

          “130隻超の中国船が南シナ海の自国EEZに集結”フィリピン当局 | NHK
        • 焦点:南シナ海問題で「積極広報」に転じたフィリピン、試される中国

          [マニラ/香港 19日 ロイター] - 昨年2月、フィリピン大統領府の危機管理室に集まった政府高官は、数日前に撮影された写真を前に厳しい選択を迫られていた。写真には、フィリピンと中国が領有権を巡って対立する南シナ海の海域で、中国の戦艦がフィリピンの巡視船に軍用レーザーを照射したとされる様子が写っていた。 写真を公開して中国政府の怒りを買う危険を冒すのか、巨大な隣国を刺激することを避けるのか──。国家安全保障担当顧問で南シナ海タスクフォースのトップを務めるエドゥアルド・アニョ氏の決断は、「国民は知る権利がある。写真を公表せよ」だった。 レーザー照射問題を巡るこの会合は重要な転換点となった。会合の内容が明らかになったのは今回が初めて。これを契機にフィリピン政府は南シナ海における領有権争いの激化に注目を集める広報活動に乗り出した。

            焦点:南シナ海問題で「積極広報」に転じたフィリピン、試される中国
          • 中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を進行中 東アジアにとって破滅的な結果をもたらしかねない - 黄大仙の blog

            近年、中国が非常に不透明で政治的な浮体式原子力発電所の開発を進め、南シナ海に20基を配備して南シナ海の島々を「原子力空母」に変貌させようとしていると、米軍は高い警戒感を抱いています。軍事専門家は、中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を固執すれば、南シナ海の生態環境を脅かすだけでなく、南シナ海での核戦争の危険性も高まると考えています。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 中国が南シナ海に海上浮体式原子炉を配備 ワシントン・ポスト紙は5月2日、退任する米インド太平洋軍のジョン・C・アキリーノ前司令官が、中国が南シナ海の人工島に建設された軍事基地に電力を供給するための浮体式原子炉を推進していることを懸念していると報じました。 アキリーノ前司令官によれば、中国政府は浮体式原子力発電施設を利用して南シナ海の軍事支配を強化し、違法な領有権主張をさらに進めようとしています。 浮体式原子力発電所とは、

              中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を進行中 東アジアにとって破滅的な結果をもたらしかねない - 黄大仙の blog
            • 比は「理性的選択を」 中国、南シナ海問題で警告

              フィリピンの補給船に放水銃を使用する中国海警局の船。比沿岸警備隊提供(2023年12月10日撮影・公開)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPINE COAST GUARD (PCG) 【12月21日 AFP】中国外務省は21日、南シナ海(South China Sea)でフィリピン政府が大胆な戦術を講じていると不満をあらわにし、同国は「理性的な選択を行う」べきだと警告した。 比沿岸警備隊は今月、自国の船がルソン(Luzon)島沖のスカボロー礁(Scarborough Shoal)近くの海域で操業している漁民向けに物資輸送を行った際と、アユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)の海兵隊員が常駐する座礁艦への補給を行った際に、中国船に放水銃で水をかけられる様子を映した動画を公開。アユンギン礁付近では船同士の衝突も起き、双方が相手側を非難した。 比政府

                比は「理性的選択を」 中国、南シナ海問題で警告
              • 米国、日本、フィリピンの国家安全保障アドバイザーが南シナ海における中国の行動に懸念を表明 - 黄大仙の blog

                米国のジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、日本の秋葉剛男国家安全保障局長、フィリピンのエドゥアルド・アニョ国家安全保障補佐官は3者会談を行い、南シナ海における中国の最近の「危険で不法な行動」に懸念を表明しました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 南シナ海でフィリピン船に放水砲を放射する中国海警局の船 声明は、中国が、セカンドトーマス礁(中国名は仁愛礁)とスカボロー礁(中国名は黄岩島)付近で「危険で違法な行動」をとっていることに懸念を示し、中国に対して、2016年7月のハーグ仲裁裁判所が出した『法的拘束力のある裁定』を順守し、さらなる挑発的な行動をやめるよう求めました。 中国は、南シナ海や東シナ海にあるいくつかの島の領有権をめぐり、日本やフィリピン、その他の近隣諸国と紛争を起こしています。 最近フィリピンは、中国の海洋警察船と

                  米国、日本、フィリピンの国家安全保障アドバイザーが南シナ海における中国の行動に懸念を表明 - 黄大仙の blog
                • 南シナ海問題で一歩も引かないマルコスJr.「フィリピンの主権領土は1平方インチたりとも譲らん!」 - 黄大仙の blog

                  フィリピンのフェルディナンド・マルコスJr.大統領は、訪問先のオーストラリア議会で、フィリピンは地域平和のための戦いの「最前線」にいると述べ、中国との海洋紛争における支援を求めつつ、フィリピンが困難に立ち向かう決意を誓りました。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 南シナ海でフィリピン戦に放水銃を放射する中国海警船 中国の軍艦がフィリピンの沿岸海域で目撃される中、マルコスJr.大統領はオーストラリアの議員に対し、「フィリピンは今、『地域の平和を損ない、地域の安定を危うくし、地域の順調な発展を脅かす行動』との戦いの最前線にいることを自覚している」と述べました。 マルコスJr.大統領は、国の主権を守るために断固とした態度で臨むことを誓い、「いかなる外国勢力も、わが国の主権領土を1平方インチたりとも奪おうとすることは許さない」と述べました。 マルコスJr.大統領は、「我々が直面している困難は

                    南シナ海問題で一歩も引かないマルコスJr.「フィリピンの主権領土は1平方インチたりとも譲らん!」 - 黄大仙の blog
                  • フィリピン、南シナ海の大陸棚権拡大を国連に申請 - 黄大仙の blog

                    南シナ海の係争海域をめぐる中国とフィリピンの対立と緊張は、ここ数カ月で急激にエスカレートしており、 フィリピンは、南シナ海における海底大陸棚権の延長を国連機関に申請しました。 ドイツ国営の国際放送事業体である徳国之声の記事より。 南シナ海で高まるフィリピンと中国の緊張 フィリピン外務省は15日、国連海洋問題・海洋法部に南シナ海における海底大陸棚の権利拡大を求める文書を正式に提出するよう要請し、同海域における資源開発の排他的権利を認めるよう要請したと発表しました。 この動きは、同海域における中国の領有権主張を否定するものです。 フィリピン外務省によると、10年以上にわたる科学的調査の結果、フィリピン政府は国連大陸棚限界委員会に、南シナ海のパラワン州西部沖の海底大陸棚の範囲に関する情報を提出したとのことです。 中国政府から直ちにコメントはありませんでしたが、フィリピンの動きに異議を唱える可能性

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                    • 中国とフィリピン、南シナ海に関する次官級協議を北京で開催 8月にはサビナ礁で3度の衝突 - 黄大仙の blog

                      中国外交部のウェブサイトによると、中国の陳暁東外交部副部長とフィリピンのラザロ外務次官は11日、北京で南シナ海問題に関する中国・フィリピン二国間協議メカニズムに基づく再協議を行いました。 米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。 中国・フィリピン二国間協議 情報によると、双方は南シナ海に関する中国・フィリピンの問題、特にサビナ礁問題について率直かつ深い意見交換を行いました。 中国は、サビナ礁問題に対する原則的な立場を改めて表明し、フィリピン側に関係船舶の即時撤収を促しました。 中国は、自国の主権と南シナ海における当事国の行動に関する宣言の重大性と有効性を断固として堅持し、双方は、二国間協議メカニズムなどの外交チャンネルを通じて引き続き意思疎通を図ることで合意しました。 フィリピンのマナ

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                      • 中国が南シナ海の係争海域で陸地を埋め立てている疑い、フィリピンが監視船を派遣 - 黄大仙の blog

                        中国が南シナ海の係争海域で勝手に土地を埋め立て、主権を主張する動きが、再び国際世論の反発を招いています。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 中国は南シナ海の浅瀬を勝手に埋め立てて軍事要塞化 ロイター通信は、フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領が10日に発表した声明を引用し、フィリピン沿岸警備隊が南シナ海の係争地域に船を派遣し、中国による「埋め立て」の可能性を監視していると伝えました。 フィリピン沿岸警備隊のタリラ報道官は、サビナショール(中国では仙宾礁として知られている)で小規模な埋め立て活動が行われているようであり、中国がその最も可能性の高い加害者であることを確認したと述べました。 周知のように、南シナ海のほぼ全域の領有権を主張する中国の動きは、長い間国際社会から拒絶されてきました。 中国が南シナ海のさまざまな地域や島々で領有権を争ってい

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                        • 中国人民解放軍海軍の病院船「絲路方舟(シルクロードの方舟)」、初の南シナ海岩礁ツアーを完了 - 黄大仙の blog

                          中国人民解放軍海軍の新型外洋病院船「絲路方舟(シルクロードの方舟)」はこのほど、初の南シナ海の島巡りを終え、海南省三亜市に帰港しました。関係者は、29日間の航海で3500人以上に医療サービスを提供し、「後方荷役の手伝いと指導」などのサービスも提供したと指摘しました。 米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。 遠洋病院船 シルクロードの方舟 CCTV軍事の報道によると、シルクロードの方舟病院船は7月10日に出発し、29日間、3600海里以上の航海で、3500人以上に医療サービスを提供し、医療回診、島の病気の予防と科学の普及、およびその他のサービスを完了し、8月7日に海南省三亜市の軍港に戻りました。 シルクロードの方舟は、中国人民解放軍が独自に設計・建造した2隻目の1万トン級外洋病院船で、

                            中国人民解放軍海軍の病院船「絲路方舟(シルクロードの方舟)」、初の南シナ海岩礁ツアーを完了 - 黄大仙の blog
                          • 台湾国家安全局長:太平島警備のため、南シナ海に大型艦船を配備か - 黄大仙の blog

                            台湾の蔡明彦国家安全局長は11月6日、台湾の沿岸警備隊は現在も南シナ海の係争海域に船を派遣し、台湾の事実上の支配下にある最大の島、太平島への定期巡航を実施しており、将来的にはさらに大型の船を次々と太平島に派遣する予定であると述べました。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 太平島を守備する台湾軍兵士 太平島は南沙諸島(スプラトリー諸島)の北部に位置し、南シナ海の係争海域で最大の自然島であるだけでなく、淡水が湧く唯一の島でもあります。 太平島の位置 Google Mapより 太平島は常に台湾の管理下にあり、現在約200人が駐留しています。一方、中国本土、ベトナム、フィリピンはいずれも太平島の領有権を主張しています。 台湾メディアの報道によると、米海軍ミサイル駆逐艦デューイ(DDG-105)は3日、南シナ海で「航行の自由作戦」に従事し、一時は太平島周辺12カイリを航行したが、中国海軍の駆逐

                              台湾国家安全局長:太平島警備のため、南シナ海に大型艦船を配備か - 黄大仙の blog
                            • 南シナ海で緊張激化、フィリピンが中国海警の放水銃により船員3人の負傷を確認 - 黄大仙の blog

                              フィリピンのエドゥアルド・アノ国家安全保障顧問は、23日に南シナ海の領有権を争う海域にあるセカンド・トーマス礁(中国では仁爱礁と呼ばれる)へのフィリピンからの補給を阻止するため、中国海警がフィリピン船を放水銃で攻撃し、フィリピン海軍兵士3人が負傷したことを明らかにしました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 南シナ海を傍若無人に闊歩する中国海警船 アノ国家安全保障顧問は、損傷した船は乗組員がエンジンを再始動させた後、パラワン州に戻ったと述べ、フィリピンはセカンド・トーマス礁(仁愛礁)に駐留する部隊への補給を継続すると約束しました。 しかし、この事故で海軍兵士が負った負傷の程度については明らかにせず、船員はフィリピン沿岸警備隊の護衛艦内で手当てを受けたとだけ述べました。 フィリピン軍が23日に公開したビデオには、「中国海警」と書かれた船舶が放水銃を使

                                南シナ海で緊張激化、フィリピンが中国海警の放水銃により船員3人の負傷を確認 - 黄大仙の blog
                              • 米豪日比が初の合同軍事演習実施、中国人民解放軍:南シナ海はわが「手中」にある。 - 黄大仙の blog

                                米豪日比の4カ国が南シナ海で初の「包括的」な合同軍事演習を行った7日、中国人民解放軍南部戦区は、空と海の合同パトロールを実施しました。 中国共産党の機関紙『人民日報』傘下のタブロイド紙の環球時報が報じた記事より。 演習に参加した海上自衛隊の護衛艦「あけぼの」 中国人民解放軍南部戦区はニュースリリースで、米豪日比の演習を「暗に批判」し、「南シナ海をかき乱し、ホットスポットを作り出すすべての軍事活動は我が統制下にある。」と述べました。 AP通信の見解では、中国人民解放軍が7日に行った空と海の合同パトロールは、米国とその同盟国の軍事演習に対する「明らかな」反応です。 専門家は、環球時報のインタビューに対し、「人民解放軍が域外勢力を抑止するために、空と海の軍事パトロールにおいて、的を絞った具体的なイニシアティブを取ることは排除されないと考えている。」と述べています。 ここしばらくの間、フィリピンは

                                  米豪日比が初の合同軍事演習実施、中国人民解放軍:南シナ海はわが「手中」にある。 - 黄大仙の blog
                                • 米中戦争の可能性は「ある」─中国側の言い分から見える「緊迫した未来」 | 南シナ海と台湾で妥協する気はない

                                  力を増し、世界から脅威とみなされるようになっている中国。ロシアとの接近は何のためなのか。米中戦争の可能性はあるのか。 独誌「シュピーゲル」が、中国の元人民解放軍上級大佐で、清華大学戦略安全保障研究センター研究員の周波(ジョウ・ボー)にズバリ質問。「中国側の言い分」を聞く。 「最大の隣国」ロシアとの関係 ──2023年3月、モスクワでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した中国の習近平国家主席はこう言いました。「現在、世界では100年ぶりの変革が進行しており、我々がそれを推進している」。この言葉は何を意図していたのでしょうか? 西側のメディアはその言葉を大げさにとらえすぎです。これまでの100年とは異なる新たな変化という話を、習近平は頻繁にしています。つまり、特別な話ではないということです。 その言葉の後半に関して言うなら、単に3日間にわたる訪問を締めくくる言葉だったと私は思います。「

                                    米中戦争の可能性は「ある」─中国側の言い分から見える「緊迫した未来」 | 南シナ海と台湾で妥協する気はない
                                  • ベトナムが南シナ海での島造成を加速 - 黄大仙の blog

                                    米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が発表した報告書によると、ベトナムは昨年12月以来、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)で大規模な浚渫(しゅんせつ)・埋め立て工事を行っており、330エーカーの新たな土地を増やしました。報告書は衛星画像に基づいています。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 ベトナムが浚渫を行う南沙諸島の柏礁 南沙諸島は中国、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムが全部または一部の領有権を主張しており、大きな主権争いの対象となっています。 CSISの報告書によると、ベトナムは「浚渫作業を加速させる」ために吸引パイプ式浚渫船の使用を開始し、先月には南礁と中礁を含む他の2カ所で浚渫を開始しました。 しかし、現在の作業は浚渫と埋め立てに集中しており、インフラ整備はまだ始まっていません。 一方、報告書は、中国が20

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                                    • 比、中国船が補給船にまた放水銃発射と非難 南シナ海

                                      主権を誇示するためフィリピンがアユンギン礁で座礁させた軍艦「シエラマドレ」/Ted Aljibe/AFP/Getty Images (CNN) フィリピン政府は10日、南シナ海スプラトリー(南沙)諸島で同国が実効支配するアユンギン礁(中国名・仁愛礁)に駐屯する軍部隊へ向かっていた補給船に、中国海警局の船が放水銃を発射し、針路の変更を強いる危険な行動を仕掛けたなどと非難した。 中国の「海上民兵」の船も今回の妨害行為に加わったと説明。海警局が保持するゴムボートを用いて比の小型船2隻を邪魔したという。負傷者の発生は伝えられていない。 比政府はただ、補給物質の引き渡しは完了させたとも報告した。同国は1999年、アユンギン礁で米海軍の第2次世界大戦時の艦船を意図的に座礁させて部隊を送り込み、周辺海域の主権を誇示している。 一方で、南シナ海のほぼ全域の管轄権を強調する中国も同礁の領有権を主張。中国は他

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                                      • フィリピン 南シナ海で中国船が放水銃発射で初の負傷者 | NHK

                                        フィリピン政府は南シナ海で5日にフィリピンの船が中国海警局の船から放水を受けてけが人が出たことについて、南シナ海の補給任務で負傷者が出るのは初めてだとしたうえで、「最も重大な案件だ」と述べ、中国側に自制を求めました。 フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海のセカンド・トーマス礁の海域では、5日にフィリピン軍の拠点に向かっていた運搬船が、中国海警局の船から放水銃を発射され、乗組員4人がけがをしました。 フィリピン政府の南シナ海対策本部は6日、首都マニラで会見を開き、けがをした乗組員はいずれも軍人で、放水を受けた際に操縦席の窓ガラスが割れて負傷したと説明しました。 そのうえで、南シナ海の補給任務で負傷者が出るのはこれが初めてだと明らかにし、「これまでで最も重大な案件だ」と述べました。 現場の海域ではフィリピン船団の6隻に対して、中国側は海警局の5隻の船に加えて、海上民兵が乗り込んでいたとみられ

                                          フィリピン 南シナ海で中国船が放水銃発射で初の負傷者 | NHK
                                        • 南シナ海での中国とフィリピンの対立激化、米軍フィリピン軍が合同演習 - 黄大仙の blog

                                          フィリピン軍と米軍は3日、南シナ海で軍事演習を開始しました。中国との緊張が続く同海域での両軍による演習は、この2か月足らずで2回目となります。 米軍とフィリピン軍が南シナ海で合同演習 (写真はイメージ) 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 演習に参加するのは、空母、巡洋艦、駆逐艦2隻を含む米インド太平洋軍の艦船4隻とフィリピン海軍の艦船4隻です。 報道によると、2023年、南シナ海における中国とフィリピンの対立はエスカレートしており、双方は互いに挑発的な行動や軍事摩擦の事件を非難しています。 これに対し、米国とフィリピンは昨年11月に初の合同演習を実施し、台湾周辺海域とフィリピンが排他的経済水域と主張する南シナ海を3日間にわたってカバーしました。 現在、米比両国は2回目合同演習を実施しました。両国は、合同演習の目的は国際秩序を維持し、インド太平洋地域

                                            南シナ海での中国とフィリピンの対立激化、米軍フィリピン軍が合同演習 - 黄大仙の blog
                                          • 中国海警局“モンスター船”南シナ海 東シナ海で何が?最新分析 | NHK | WEB特集

                                            中国とフィリピンの対立が激化する南シナ海で、いま中国海警局のある大型船の動きを沿岸国が注視している。 その大きさから“モンスター船”(地元メディア)との異名がつけられた。 さらにその同型船が東シナ海の日中中間線、台湾周辺でも活動し、ここ2年ほどは自らのプレゼンスを誇示するような動きを強めていることがわかってきた。 中国側の狙いは何なのか。現場の海で何が起きているのか。 (NHK取材班)

                                              中国海警局“モンスター船”南シナ海 東シナ海で何が?最新分析 | NHK | WEB特集
                                            • 南シナ海 ベトナムも20の岩礁などで埋め立て 米研究機関の分析 | NHK

                                              南シナ海で中国が実効支配する岩礁などで埋め立てを進める中、ベトナムも領有権を主張する20の岩礁などで埋め立てを行い港の整備などを進めていることがアメリカの研究機関の分析で分かりました。 特に2022年後半から埋め立てが急ピッチに進められていて、専門家は「中国の活動が拡大する中、ベトナムが存在感を高めようとしている」と分析しています。 CSIS「ベトナム 拡張した面積約約3.5平方キロメートル」 南シナ海では、ほぼ全域の管轄権を主張する中国が岩礁や環礁などを埋め立ててつくった多くの人工島に滑走路やレーダー施設を整備し、軍事的な拠点づくりを進めています。 アメリカのシンクタンク、CSIS=戦略国際問題研究所が衛星画像などを分析したところ、中国はこの10年間で16の岩礁などを埋め立てていて拡張した面積はあわせておよそ15.8平方キロメートルにのぼるということです。 一方、一部の島などで領有権を主

                                                南シナ海 ベトナムも20の岩礁などで埋め立て 米研究機関の分析 | NHK
                                              • フィリピン水兵、南シナ海で重傷 中国海警局が「意図的に激突」

                                                中国自然資源省は8日、南シナ海のセカンド・トーマス礁(中国名・仁愛礁、フィリピン名・アユンギン礁)にフィリピン軍艦が「違法」に座礁しており、周辺のサンゴ礁の生態系に「深刻なダメージ」を与えているとする報告書を公表した。座礁させた軍艦、セカンド・トーマス礁で昨年3月撮影。(2024年 ロイター/File Photo) [マニラ 18日 ロイター] - フィリピン軍は18日、南シナ海で補給任務中だった同国海軍の水兵1人が中国海警局から「意図的に高速で激突」され重傷を負ったと表明した。

                                                  フィリピン水兵、南シナ海で重傷 中国海警局が「意図的に激突」
                                                • 南シナ海衝突で国民死亡なら戦争行為「同等」と警告、比大統領

                                                  中国の沿岸警備船がフィリピン船に放水銃を使用する様子=4月30日、南シナ海/Handout/Philippine Coast Guard シンガポール(CNN) フィリピンのマルコス大統領は5月31日、領有権論争が続く南シナ海情勢に触れ、他国の故意の行為によってフィリピン国民が一人でも死亡した場合、戦争行為に「極めて非常に近い」とし、相応の対応措置を講じるとの考えを示した。 シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)での基調演説で表明した。南シナ海スプラトリー(南沙)諸島では比が主権を唱える海域で同国船舶への放水砲発射や衝突など中国による威圧的行動が加速しており、マルコス氏の今回の発言は中国への牽制(けんせい)を狙った形ともなっている。 同大統領は会議の出席者から中国海警局などの船舶との衝突に絡んで「レッドライン」の基準を尋ねられ、自国国民が1人でも死亡すれば

                                                    南シナ海衝突で国民死亡なら戦争行為「同等」と警告、比大統領
                                                  • 南シナ海に中国船135隻集結、フィリピンの警告無視

                                                    南シナ海のウィットサン礁に集まった中国船団の航空写真。フィリピン沿岸警備隊が公開(2023年12月2日撮影、3日公開)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPINE COAST GUARD 【12月4日 AFP】フィリピン沿岸警備隊は3日、中国と領有権を争う南シナ海(South China Sea)の岩礁に中国船135隻以上が「集結している」と発表し、「憂慮すべき」事態だと表現した。 中国船が集まっている海域は、南シナ海(South China Sea)に面するパラワン(Palawan)島の西方約320キロに位置するウィットサン礁(Whitsun Reef)。ブーメラン形の岩礁の中に「分散して展開」しているという。中国南端・海南(Hainan)島からは、1000キロ以上離れている。 フィリピン沿岸警備隊によると、先月13日に111隻だった中国の海上民兵の船団は、今月2日には「135隻

                                                      南シナ海に中国船135隻集結、フィリピンの警告無視
                                                    • 中国に抗議以上の対応必要、南シナ海問題で[フィリピン大統領]

                                                      フィリピンのマルコス大統領は6月27日、中国海警局船の衝突で自国軍兵が重傷を負った南シナ海の事件について、中国の「違法行為」への抗議のみならず、それ以上のことをする必要があると指摘しました。エスカレートする中国の違法行為に対し釘を刺す狙いがあると考えられます。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。 コンテンツ制作責任者 おとぼけ(田畑 雄貴) PC関連プ

                                                        中国に抗議以上の対応必要、南シナ海問題で[フィリピン大統領]
                                                      • 南シナ海でフィリピン船への「攻撃」続ける中国を、米オースティン国防長官が「無責任」と批判

                                                        オースティン米国防長官(写真)は2日、南シナ海でフィリピン船に損害を与えたり乗組員を負傷させたりすることは国際法を無視した「無責任な行動だ」と述べ、中国を批判した。4月ワシントンで撮影(2024年 ロイター/Ken Cedeno) オースティン米国防長官は2日、南シナ海でフィリピン船に損害を与えたり乗組員を負傷させたりすることは国際法を無視した「無責任な行動だ」と述べ、中国を批判した。 南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)に向かっていたフィリピンの沿岸警備隊船など2隻が4月30日、中国海警局が使用した放水砲によって損傷して以降、両国は非難の応酬を繰り返している。 オースティン氏はハワイで開催された米比日豪防衛相会談後の共同記者会見で、「フィリピンの乗組員が危険にさらされ負傷し、物的損害が発生するような、われわれが目にしている行動は無責任だと、中国を含めた全ての国に明確にしてきた」と述べ

                                                          南シナ海でフィリピン船への「攻撃」続ける中国を、米オースティン国防長官が「無責任」と批判
                                                        • 南シナ海巡る「密約あった」 中国、フィリピンに揺さぶり:時事ドットコム

                                                          南シナ海巡る「密約あった」 中国、フィリピンに揺さぶり 時事通信 外信部2024年04月22日20時33分配信 【図解】アユンギン礁 【北京時事】中国政府が、フィリピンと領有権を巡って争う南シナ海に関して「密約があった」と繰り返し発信している。中国側はドゥテルテ前政権だけでなく、マルコス現政権との間でも結んだと主張しており、日米と連携し、対中強硬姿勢を強めるマルコス政権を揺さぶる思惑がありそうだ。 バイデン氏「防衛義務は鉄壁」 対中国で安保・経済連携強化―初の日米比首脳会談 問題の「密約」を巡っては、フィリピン紙が3月、匿名の中国高官の証言としてその存在を報じ、比国内で物議を醸した。中国に融和的だった前政権下で結ばれ、比側による南シナ海・アユンギン(仁愛)礁への建築資材の持ち込みを制限する内容とされる。 マルコス政権は密約には関知していないと説明。しかし、中国外務省の汪文斌副報道局長は22

                                                            南シナ海巡る「密約あった」 中国、フィリピンに揺さぶり:時事ドットコム
                                                          • 比軍兵士の指切断し銃押収 中国が南シナ海で先鋭化「さらに強力な措置も可能」

                                                            南シナ海のアユンギン礁周辺で17日に起きた中国とフィリピンの船舶衝突で、フィリピンメディアGMAは18日、中国による攻撃的行動でフィリピン兵7人が負傷し、うち1人が指を切断したと報じた。銃8丁を押収されたという。 一方、中国メディアは18日、中国海警局が新法令に基づき「フィリピン船への初の臨検を実施した。さらに強力な措置も可能だ」と報じた。中国による威圧的行動が先鋭化し、摩擦が高まっている。 GMAが報じた関係筋の情報によると、中国はフィリピンのボート4隻を一時拿捕した。交渉の末に解放されたが、中国側は穴を開けた。

                                                              比軍兵士の指切断し銃押収 中国が南シナ海で先鋭化「さらに強力な措置も可能」
                                                            • 中国海警船が南シナ海で放水などの「危険行為」 比政府が非難

                                                              中国海警局の船(右)とフィリピンの補給船(左)の衝突とされる場面。南シナ海のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁)付近で。中国海警局の動画より(2023年10月23日撮影公開、取得)。(c)AFP PHOTO / Chinese Coast Guard 【11月10日 AFP】フィリピン政府は10日、中国と領有権を争う南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)付近で、中国海警局の船が放水銃を撃つなどの「危険な嫌がらせ」をしてきたと非難した。 同海域では約3週間前にフィリピンの補給船と中国船の衝突が起きたばかり。 フィリピン政府によれば、軍のアユンギン礁への定期補給を違法に妨害しようと、中国海警局などの船が「無謀な嫌がらせ、妨害、危険な航行」を行ってきた。 政府の「西フィリピン海タスクフォース」は「中国海警船はフィリ

                                                                中国海警船が南シナ海で放水などの「危険行為」 比政府が非難
                                                              • 中国船がフィリピン船を連日妨害 南シナ海

                                                                フィリピンの補給船に放水銃を放つ中国海警局の船。フィリピン沿岸警備隊が公開(2023年12月10日撮影・公開)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPINE COAST GUARD (PCG) 【12月10日 AFP】フィリピン沿岸警備隊は10日、南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)付近で補給船1隻が中国海警局の船に衝突されたと発表した。 沿岸警備隊の報道官はX(旧ツイッター)に、物資輸送に従事していたフィリピン船3隻が中国船から放水銃を発射されたとも投稿した。3隻のうち1隻は、機関に「重大な損害」を被ったとしている。 前日にも、ルソン(Luzon)島沖のスカボロー礁(Scarborough Shoal)近くの海域で漁をしている漁民向けの物資輸送に携わっていた政府の船舶3隻が、中国船により放水銃で航行

                                                                  中国船がフィリピン船を連日妨害 南シナ海
                                                                • 南シナ海の離島住民らに支援物資を 比の民間団体メンバー 出発 | NHK

                                                                  中国の威圧に直面している南シナ海の離島の住民や島を守る軍人にクリスマスにあわせて支援物資を届けようと、フィリピンの民間団体のメンバーが船で出発しました。 フィリピンの学生などでつくる民間の団体は中国との領有権争いが激しさを増すなか、南シナ海の離島に暮らす住民や防衛を担う軍人にクリスマスにあわせた支援物資を届けようと国民に呼びかけてきました。 フィリピン西部のパラワン島の港には、全国から寄せられたコメや缶詰などの食料品のほか、服や懐中電灯など多くの支援物資が集められ、10日未明、団体のメンバーらが船に積み込んで南シナ海の離島に向けて出発しました。 船に乗り込んだ22歳の女性は「最前線で戦う人たちに『あなたたちは1人ではない』と伝えに行きたい。中国には侵略をやめてほしい」と話しました。 フィリピンの民間団体が南シナ海で支援活動を行うのはこれが初めてだとフィリピン国内では伝えられていて、今回は著

                                                                    南シナ海の離島住民らに支援物資を 比の民間団体メンバー 出発 | NHK
                                                                  • 中国、日米比首脳会談を非難 南シナ海での活動は「合法的」

                                                                    (左から)フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領、米国のジョー・バイデン大統領、日本の岸田文雄首相(2024年4月10日作成)。(c) various sources / AFP 【4月12日 AFP】中国政府は12日、米ワシントンで開催された前日の日米比首脳会談を非難し、南シナ海(South China Sea)における自国の活動は「合法的」だと主張した。 中国外務省の毛寧(Mao Ning)報道官は定例会見で、「中国は関連各国によるブロック政治の操作、他国に対する挑発や対抗計画、他国の戦略的安全保障や利益を損なういかなる行動にも断固反対する」と述べた。 初となる日米比首脳会談は11日、領有権争いが続く南シナ海で中国とフィリピンの船舶が衝突を繰り返し、紛争拡大の恐れが強まる中で行われた。この席でジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は、南シナ海でのいかなる攻撃からもフィリピ

                                                                      中国、日米比首脳会談を非難 南シナ海での活動は「合法的」
                                                                    • 豪ASEAN、南シナ海での平和脅かす行為を非難 中国をけん制

                                                                      豪メルボルンで開催された豪州と東南アジア諸国連合(ASEAN)との特別首脳会議に出席するアンソニー・アルバニージー豪首相(中列右、2024年3月6日撮影)。(c)JOEL CARRETT / POOL / AFP 【3月6日 AFP】オーストラリアと東南アジア諸国連合(ASEAN)との特別首脳会議は6日、南シナ海(South China Sea)で中国が威嚇行動を活発化する中、同海域での「平和を脅かす」行為を非難する共同宣言を発表した。 豪州およびASEAN10か国は、「われわれは、すべての国に対し、南シナ海の平和と安全、安定を脅かす一方的行為を避けるよう求める」と表明した。 中国は南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張しており、近隣諸国との領有権争いは地域の安全保障問題に発展している。6日まで3日間にわたって行われた特別首脳会議でも主要な議題となった。 今週に入ってからも、南シナ海でフィリピン

                                                                        豪ASEAN、南シナ海での平和脅かす行為を非難 中国をけん制
                                                                      • 中国船が放水銃使用、フィリピン船で乗員4人負傷 南シナ海

                                                                        2023年12月にフィリピンの船舶に放水銃を放つ中国海警局の船舶(右)。フィリピン沿岸警備隊公開の動画より(2023年12月9日公開・取得、資料写真)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPINE COAST GUARD (PCG) 【3月5日 AFP】フィリピンは5日、南シナ海(South China Sea)で軍の拠点に物資を補給していた船舶に対し、中国海警局の船舶が放水銃を使用し、フィリピン人の乗員4人が負傷したと発表した。 同海域に配備されている部隊「西フィリピン海タスクフォース(NTF-WPS)」によれば、中国海警局の船舶は、同補給船に「接触」もしていた。(c)AFP

                                                                          中国船が放水銃使用、フィリピン船で乗員4人負傷 南シナ海
                                                                        • フィリピン“南シナ海 中国船停泊の浅瀬 新たな埋め立て兆候” | NHK

                                                                          フィリピンの沿岸警備隊は、南シナ海で中国船が停泊していた浅瀬に新たな埋め立ての兆候を確認したとして、現場に巡視船を派遣して進行を阻止すると発表しました。 フィリピンの沿岸警備隊は、13日までに南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島にあるサビナ礁の浅瀬の海底に、人為的に投棄されたとみられる大量のさんごの残骸を確認したと発表しました。 公開された調査活動の映像からは、周辺とは色合いが異なる白いさんごの大量の残骸が海底に積み上がっている様子が確認できます。 沿岸警備隊は、中国海警局の船や中国漁船が長期間にわたってサビナ礁の複数の地点で停泊を続けていたことを確認しているとしたうえで、さんごの残骸は中国による新たな埋め立ての兆候だと主張しています。 サビナ礁についてフィリピン当局は、西部パラワン島からおよそ140キロに位置することから自国の排他的経済水域の内側だとしています。 沿岸警備隊は、13

                                                                            フィリピン“南シナ海 中国船停泊の浅瀬 新たな埋め立て兆候” | NHK
                                                                          • 比船乗組員、親指切断の重傷 南シナ海での中国船との衝突で

                                                                            南シナ海のアユンギン礁付近で、フィリピン船(手前右)に向けおののような武器を突き出す中国海警局の隊員。比軍撮影の動画より(2024年6月17日撮影、19日公開)。(c)AFP PHOTO / ARMED FORCES OF THE PHILIPPINES - PUBLIC AFFAIRS OFFICE 【6月20日 AFP】フィリピンが実効支配する南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)付近で17日に海軍の船舶に中国海警局の隊員が乗り込んできた際、乗組員1人が親指を切断する重傷を負っていたことが19日、明らかになった。 比軍トップのロメオ・ブラウナー(Romeo Brawner)参謀総長は、中国の隊員は剣ややり、ナイフで武装していたと語った。 中国側の行為は「海賊」のようなものだと非難。海軍船から奪った武器など

                                                                              比船乗組員、親指切断の重傷 南シナ海での中国船との衝突で
                                                                            • 中国の海洋進出がもたらす南シナ海の緊張: 極東ブログ

                                                                              フィリピンと中国の対立:サビナ礁を巡る緊張 8月25日のことだが、フィリピンの南沙(英語名スプラトリー)諸島のサビナ礁付近で、フィリピン漁民への補給活動に当たっていた船舶に中国船が突進し放水した。中国が補給活動を妨害するために「攻撃的で危険な行動」を取ったとフィリピンは主張し、これを受けて、中国海警局はこの海域に「不法」に侵入し危険な方法で中国船に繰り返し接近した船舶に対して「抑制措置」を取ったとした。 南シナ海における中国の海洋進出は、特にフィリピンとの間で深刻な緊張を引き起こしている。フィリピンの排他的経済水域内に位置するサビナ礁では、中国の埋め立て活動が明らかになった。フィリピンは巡視船を派遣して対抗しているものの、中国の圧倒的な軍事力を前にして苦戦している。この埋め立て活動は、サビナ礁を実効支配し、南シナ海での影響力を拡大しようとする中国の戦略の一環である。中国の動きに対して、フィ

                                                                              • 南シナ海で中国船が比補給船に放水銃発射、「重大な損傷」報告

                                                                                香港(CNN) フィリピン軍は23日、領有権論争が続く南シナ海スプラトリー(南沙)諸島のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)付近で同日、中国海警局の船舶がフィリピンの民間補給船に放水銃を発射し、補給船が「重大な損傷」を被ったと報告した。 フィリピン軍はこの攻撃を受けた際の映像も公開。アユンギン礁にある軍拠点へ向かう補給船の船首の前を横切るなどの海警局船舶の危険な行動を非難した。 中国はその後、補給船などの進路を妨げるため浮体式の障害物を海上に据えたとも述べた。 比沿岸警備隊の船舶1隻が補給船に同行していたが、海警局の船1隻と中国の「海上民兵」の船2隻に包囲されて航行を阻止され、民間補給船と切り離されたと説明。沿岸警備隊の報道担当者はSNS上で、これら中国船による無責任かつ挑発的な行動は国際的な海上衝突予防条約の無視と批判した。 中国は仁愛礁(アユンギン礁の中国名)を自国領と位置づけて

                                                                                  南シナ海で中国船が比補給船に放水銃発射、「重大な損傷」報告
                                                                                • 中比の船、南シナ海で衝突 中国政府発表

                                                                                  南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)にあるフィリピンが実効支配するパグアサ島(ティトゥ島)。比漁業水産資源局提供(2023年9月20日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO /PHILIPPINE COAST GUARD/BUREAU OF FISHERIES AND AQUATIC RESOURCES (PCG/BFAR) 【6月17日 AFP】南シナ海の係争海域、南沙諸島(スプラトリー諸島、Spratly Islands)の近海で17日、フィリピンの補給船と中国の船が衝突した。中国海警局が発表した。 海警局は、「フィリピンの補給船が中国側の厳重な警告を数度にわたり無視した」と説明。比船が「プロ意識に欠ける形で中国船に接近し、衝突した」としている。 その上で、比船は南沙諸島近海に違法に侵入したと非難。「海警局は法にのっとり、比船を制する措置を講じた」と述べた。 中国では15日、係争

                                                                                    中比の船、南シナ海で衝突 中国政府発表