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南シナ海の検索結果1 - 40 件 / 86件

  • 中国国防相「自制にも限界ある」 南シナ海情勢で警告

    シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説する中国の董軍国防相(2024年6月2日撮影)。(c)Nhac NGUYEN / AFP 【6月2日 AFP】中国の董軍(Dong Jun)国防相は2日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(通称シャングリラ会合)で演説し、南シナ海(South China Sea)情勢やアジア太平洋地域での弾道ミサイル配備の動きをめぐり、中国の自制にも「限界」があると警告した。 董氏はフィリピンと米国を念頭に、「中国は権利侵害や挑発を前にこれまでは十分に自制してきたが、限界というものがある」と述べた。 同盟関係にある米、フィリピン両国は、中国の軍事力や影響力の増大に対抗して防衛協力を強化している。 南シナ海に位置するフィリピンは台湾にも近いことから、米国はアジア太平洋地域での同盟とパートナーシップを強化する上でフィリピン支援を重視。これが中国側の反発を買っ

      中国国防相「自制にも限界ある」 南シナ海情勢で警告
    • 中国軍機、南シナ海でカナダ軍ヘリにフレア弾放出 カナダ海軍発表 CNN EXCLUSIVE

      南シナ海を航行するカナダ海軍のフリゲート艦、HMCSオタワ/Royal Canadian Navy/Canadian Armed Forces HMCSオタワ艦上(CNN) 中国軍機1機が先月29日、南シナ海の国際水域上空を飛行中、カナダ軍のヘリコプターの前方でフレア弾を放出していたことが分かった。カナダ軍の将校らは、無謀な行動でありヘリコプターが墜落する可能性もあったと指摘している。 当該のヘリコプターが飛び立ったカナダ海軍のフリゲート艦、HMCSオタワに乗艦していた航空将校、ロブ・ミレン少佐はこの事案について、フレア弾がヘリコプターの回転翼やエンジンに向かってきたと説明。危険で基準外、プロ意識にも欠ける行動だとの認識を示した。 ミレン氏がオタワ艦上でCNNのインタビューに答えたところによれば、上記の事案は同日2度発生したカナダ軍ヘリと中国海軍J11戦闘機の接近の2件目だった。戦闘機はヘ

        中国軍機、南シナ海でカナダ軍ヘリにフレア弾放出 カナダ海軍発表 CNN EXCLUSIVE
      • フィリピン軍 “南シナ海駐留部隊の食料 中国側に奪われた” | NHK

        フィリピン軍は、中国と領有権を争う南シナ海のセカンド・トーマス礁の拠点に駐留する部隊に届けるため、航空機から食料を投下したところ、中国側に奪われたと発表し、「挑発行為であり違法だ」と非難しました。 フィリピン軍のトップ、ブラウナー参謀総長は4日、首都マニラで記者会見を開き、先月19日に南シナ海の岩礁、セカンド・トーマス礁にあるフィリピン軍の拠点に向けて航空機から駐留部隊のための食料を投下したところ、一部を中国側のボートに奪われたと発表しました。 フィリピン軍が公開した当時の様子だとする映像には、フィリピンの2隻のゴムボートと中国の2隻のスピードボートが海に落ちた食料をめぐって、回収を激しく競いあう様子が映っています。 会見でブラウナー参謀総長は「中国側の挑発行為だ。われわれの物資を奪うことも違法だ」と非難しました。 この岩礁にあるフィリピン軍の拠点をめぐって、中国側は、フィリピンが拠点を恒

          フィリピン軍 “南シナ海駐留部隊の食料 中国側に奪われた” | NHK
        • “130隻超の中国船が南シナ海の自国EEZに集結”フィリピン当局 | NHK

          フィリピン当局は、中国と領有権を争う南シナ海の自国の排他的経済水域に130隻を超える中国船が集結していると発表し、船の数が増え続けていると警戒を強めています。 フィリピン沿岸警備隊は3日、パラワン島から西に300キロ余り離れた南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島にあるさんご礁の近くの海域で、130隻を超える中国船が停泊していると発表しました。 周辺の海域は、フィリピンが自国の排他的経済水域だと主張していますが、中国がさんご礁を実効支配しています。 沿岸警備隊が公開した現場の映像には、クレーンのようなものを搭載した大型の複数の船がいかりを下ろした状態で並んで停泊しているのが確認できます。 フィリピン側は2日、巡視船2隻でパトロールを行い立ち退きを求めましたが、中国船は応じなかったということで、軍事的な訓練を受けた「海上民兵」が乗り込んでいるとみています。 現場の海域では、おととし3月に

            “130隻超の中国船が南シナ海の自国EEZに集結”フィリピン当局 | NHK
          • 焦点:南シナ海問題で「積極広報」に転じたフィリピン、試される中国

            [マニラ/香港 19日 ロイター] - 昨年2月、フィリピン大統領府の危機管理室に集まった政府高官は、数日前に撮影された写真を前に厳しい選択を迫られていた。写真には、フィリピンと中国が領有権を巡って対立する南シナ海の海域で、中国の戦艦がフィリピンの巡視船に軍用レーザーを照射したとされる様子が写っていた。 写真を公開して中国政府の怒りを買う危険を冒すのか、巨大な隣国を刺激することを避けるのか──。国家安全保障担当顧問で南シナ海タスクフォースのトップを務めるエドゥアルド・アニョ氏の決断は、「国民は知る権利がある。写真を公表せよ」だった。 レーザー照射問題を巡るこの会合は重要な転換点となった。会合の内容が明らかになったのは今回が初めて。これを契機にフィリピン政府は南シナ海における領有権争いの激化に注目を集める広報活動に乗り出した。

              焦点:南シナ海問題で「積極広報」に転じたフィリピン、試される中国
            • フィリピン、南シナ海で中国設置の浮遊障壁を撤去

              沿岸警備隊は、マルコス大統領と大統領の南シナ海に関する特別対策本部の指示で撤去作業を行ったと説明。障壁は「航行に危険をもたらし、国際法に対する明確な違反だった。フィリピン漁民の漁業・生計を立てる活動も阻害」したと主張した。 フィリピン沿岸警備隊は26日、中国と領有権を争う南シナ海スカボロー礁で中国が設置した浮遊障壁について、フィリピン側が切断して一部を除去した後、中国海警局が残骸を撤去したと明らかにした。写真は浮遊障壁の近くにいる中国海警局の船舶で20日撮影、フィリピン沿岸警備隊が24日に公表(2023年 ロイター)

                フィリピン、南シナ海で中国設置の浮遊障壁を撤去
              • 中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を進行中 東アジアにとって破滅的な結果をもたらしかねない - 黄大仙の blog

                近年、中国が非常に不透明で政治的な浮体式原子力発電所の開発を進め、南シナ海に20基を配備して南シナ海の島々を「原子力空母」に変貌させようとしていると、米軍は高い警戒感を抱いています。軍事専門家は、中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を固執すれば、南シナ海の生態環境を脅かすだけでなく、南シナ海での核戦争の危険性も高まると考えています。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 中国が南シナ海に海上浮体式原子炉を配備 ワシントン・ポスト紙は5月2日、退任する米インド太平洋軍のジョン・C・アキリーノ前司令官が、中国が南シナ海の人工島に建設された軍事基地に電力を供給するための浮体式原子炉を推進していることを懸念していると報じました。 アキリーノ前司令官によれば、中国政府は浮体式原子力発電施設を利用して南シナ海の軍事支配を強化し、違法な領有権主張をさらに進めようとしています。 浮体式原子力発電所とは、

                  中国が南シナ海への浮体式原子炉の配備を進行中 東アジアにとって破滅的な結果をもたらしかねない - 黄大仙の blog
                • 比は「理性的選択を」 中国、南シナ海問題で警告

                  フィリピンの補給船に放水銃を使用する中国海警局の船。比沿岸警備隊提供(2023年12月10日撮影・公開)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPINE COAST GUARD (PCG) 【12月21日 AFP】中国外務省は21日、南シナ海(South China Sea)でフィリピン政府が大胆な戦術を講じていると不満をあらわにし、同国は「理性的な選択を行う」べきだと警告した。 比沿岸警備隊は今月、自国の船がルソン(Luzon)島沖のスカボロー礁(Scarborough Shoal)近くの海域で操業している漁民向けに物資輸送を行った際と、アユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)の海兵隊員が常駐する座礁艦への補給を行った際に、中国船に放水銃で水をかけられる様子を映した動画を公開。アユンギン礁付近では船同士の衝突も起き、双方が相手側を非難した。 比政府

                    比は「理性的選択を」 中国、南シナ海問題で警告
                  • 米国、日本、フィリピンの国家安全保障アドバイザーが南シナ海における中国の行動に懸念を表明 - 黄大仙の blog

                    米国のジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、日本の秋葉剛男国家安全保障局長、フィリピンのエドゥアルド・アニョ国家安全保障補佐官は3者会談を行い、南シナ海における中国の最近の「危険で不法な行動」に懸念を表明しました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 南シナ海でフィリピン船に放水砲を放射する中国海警局の船 声明は、中国が、セカンドトーマス礁(中国名は仁愛礁)とスカボロー礁(中国名は黄岩島)付近で「危険で違法な行動」をとっていることに懸念を示し、中国に対して、2016年7月のハーグ仲裁裁判所が出した『法的拘束力のある裁定』を順守し、さらなる挑発的な行動をやめるよう求めました。 中国は、南シナ海や東シナ海にあるいくつかの島の領有権をめぐり、日本やフィリピン、その他の近隣諸国と紛争を起こしています。 最近フィリピンは、中国の海洋警察船と

                      米国、日本、フィリピンの国家安全保障アドバイザーが南シナ海における中国の行動に懸念を表明 - 黄大仙の blog
                    • 「もめ事」自粛を 中国、比に警告 南シナ海の障害物撤去で

                      南シナ海・スカボロー礁で、フィリピン沿岸警備隊員が浮遊式障害物のロープを切断する様子。同隊提供(撮影日不明、2023年9月25日公開)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPINE COAST GUARD (PCG) 【9月26日 AFP】南シナ海(South China Sea)のフィリピンと中国の係争海域で、比沿岸警備隊が中国側が設置したとする障害物(ブイ)を撤去したと発表したことを受けて、中国外務省は26日、比側に対し、「もめ事を起こす」のは自粛するよう警告した。 問題となっているのは、比ルソン(Luzon)島の西240キロに位置し、中国側からは最も近い海南(Hainan)島から約900キロ離れているスカボロー礁(Scarborough Shoal)。中国側は黄岩(Huangyan)島と呼んでいる。 比側は、スカボロー礁の周辺海域で活動する自国漁民に定期的に物資を補給している。

                        「もめ事」自粛を 中国、比に警告 南シナ海の障害物撤去で
                      • 南シナ海問題で一歩も引かないマルコスJr.「フィリピンの主権領土は1平方インチたりとも譲らん!」 - 黄大仙の blog

                        フィリピンのフェルディナンド・マルコスJr.大統領は、訪問先のオーストラリア議会で、フィリピンは地域平和のための戦いの「最前線」にいると述べ、中国との海洋紛争における支援を求めつつ、フィリピンが困難に立ち向かう決意を誓りました。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 南シナ海でフィリピン戦に放水銃を放射する中国海警船 中国の軍艦がフィリピンの沿岸海域で目撃される中、マルコスJr.大統領はオーストラリアの議員に対し、「フィリピンは今、『地域の平和を損ない、地域の安定を危うくし、地域の順調な発展を脅かす行動』との戦いの最前線にいることを自覚している」と述べました。 マルコスJr.大統領は、国の主権を守るために断固とした態度で臨むことを誓い、「いかなる外国勢力も、わが国の主権領土を1平方インチたりとも奪おうとすることは許さない」と述べました。 マルコスJr.大統領は、「我々が直面している困難は

                          南シナ海問題で一歩も引かないマルコスJr.「フィリピンの主権領土は1平方インチたりとも譲らん!」 - 黄大仙の blog
                        • フィリピン、南シナ海の大陸棚権拡大を国連に申請 - 黄大仙の blog

                          南シナ海の係争海域をめぐる中国とフィリピンの対立と緊張は、ここ数カ月で急激にエスカレートしており、 フィリピンは、南シナ海における海底大陸棚権の延長を国連機関に申請しました。 ドイツ国営の国際放送事業体である徳国之声の記事より。 南シナ海で高まるフィリピンと中国の緊張 フィリピン外務省は15日、国連海洋問題・海洋法部に南シナ海における海底大陸棚の権利拡大を求める文書を正式に提出するよう要請し、同海域における資源開発の排他的権利を認めるよう要請したと発表しました。 この動きは、同海域における中国の領有権主張を否定するものです。 フィリピン外務省によると、10年以上にわたる科学的調査の結果、フィリピン政府は国連大陸棚限界委員会に、南シナ海のパラワン州西部沖の海底大陸棚の範囲に関する情報を提出したとのことです。 中国政府から直ちにコメントはありませんでしたが、フィリピンの動きに異議を唱える可能性

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                          • 中国が南シナ海の係争海域で陸地を埋め立てている疑い、フィリピンが監視船を派遣 - 黄大仙の blog

                            中国が南シナ海の係争海域で勝手に土地を埋め立て、主権を主張する動きが、再び国際世論の反発を招いています。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 中国は南シナ海の浅瀬を勝手に埋め立てて軍事要塞化 ロイター通信は、フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領が10日に発表した声明を引用し、フィリピン沿岸警備隊が南シナ海の係争地域に船を派遣し、中国による「埋め立て」の可能性を監視していると伝えました。 フィリピン沿岸警備隊のタリラ報道官は、サビナショール(中国では仙宾礁として知られている)で小規模な埋め立て活動が行われているようであり、中国がその最も可能性の高い加害者であることを確認したと述べました。 周知のように、南シナ海のほぼ全域の領有権を主張する中国の動きは、長い間国際社会から拒絶されてきました。 中国が南シナ海のさまざまな地域や島々で領有権を争ってい

                              中国が南シナ海の係争海域で陸地を埋め立てている疑い、フィリピンが監視船を派遣 - 黄大仙の blog
                            • 中国とASEAN、南シナ海での行動規範に関する協議を3年以内に完了することで合意 - 黄大仙の blog

                              中国とASEAN(東南アジア諸国連合)諸国は13日、南シナ海で繰り返される領有権争いが大規模な武力紛争に発展するのを防ぐため、長らく懸案となっていた不可侵条約の3年以内の完成を目指すことで合意しました。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の外相と中国・王毅政治局員 ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の外相と中国の王毅・中央外交部トップがインドネシアの首都ジャカルタで会談し、2026年秋までに南シナ海での行動規範交渉を完了させるためのガイドラインに合意したと、AP通信が伝えました。 ガイドラインは、ASEANと中国の共同作業部会は、「1982年の国連海洋法条約を含む国際法に則った、効果的かつ実質的な行動規範に関する交渉を、3年以内もしくはそれ以前に終了させるよう努めるべきである」と謳っています。 また、ガイドラインは、中国とASEANに対し

                                中国とASEAN、南シナ海での行動規範に関する協議を3年以内に完了することで合意 - 黄大仙の blog
                              • 北京への挑戦 フィリピンの南シナ海における動きは異例だ - 黄大仙の blog

                                口調は強硬ながらも行動は妥協的だった前任のドゥテルテ大統領とは異なり、フィリピンのマルコスJr.大統領は、就任時に自国の主権と領土保全を守ることを誓っています。少なくとも、南シナ海における中国の領有権主張に抵抗することに関してはその通りであり、彼はますます自己主張を強め、双方が領有権を主張する黄岩島付近で9月25日に浮体式防壁を解体するなど、対立を恐れていません。 フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。 黄岩島の浮体式バリアのロープを切断するフィリピン沿岸警備隊のダイバー 9月29日、マルケスJr.大統領は南シナ海の係争地に対し、フィリピンの漁民は何百年も何世代にもわたってそこで漁をしてきたと述べ、政権は「トラブルを求めている」のではなく、自国の領土と漁民の権利を守っていると主張しました。 マルケス・ジュニア大統領は、「国家としてのフィリピンの海洋領土と、フィリピン人漁師が何

                                  北京への挑戦 フィリピンの南シナ海における動きは異例だ - 黄大仙の blog
                                • 台湾国家安全局長:太平島警備のため、南シナ海に大型艦船を配備か - 黄大仙の blog

                                  台湾の蔡明彦国家安全局長は11月6日、台湾の沿岸警備隊は現在も南シナ海の係争海域に船を派遣し、台湾の事実上の支配下にある最大の島、太平島への定期巡航を実施しており、将来的にはさらに大型の船を次々と太平島に派遣する予定であると述べました。 米国国営国際放送の美國之音の記事より。 太平島を守備する台湾軍兵士 太平島は南沙諸島(スプラトリー諸島)の北部に位置し、南シナ海の係争海域で最大の自然島であるだけでなく、淡水が湧く唯一の島でもあります。 太平島の位置 Google Mapより 太平島は常に台湾の管理下にあり、現在約200人が駐留しています。一方、中国本土、ベトナム、フィリピンはいずれも太平島の領有権を主張しています。 台湾メディアの報道によると、米海軍ミサイル駆逐艦デューイ(DDG-105)は3日、南シナ海で「航行の自由作戦」に従事し、一時は太平島周辺12カイリを航行したが、中国海軍の駆逐

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                                  • 中国軍機が南シナ海でカナダ軍機に フレア弾を発射 - 黄大仙の blog

                                    カナダ軍は10月29日、南シナ海の国際水域で、中国軍の戦闘機がカナダ軍のヘリコプターに向けて フレア弾を発射したと明らかにしました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 カナダ海軍のフリゲート艦HMCSオタワ カナダ海軍のフリゲート艦HMCSオタワに乗艦していた航空将校ロブ・ミレン少佐は、「オタワのヘリコプターは29日に中国海軍のJ-11戦闘機と2回遭遇し、そのうちの最も近いものでは、中国戦闘機はヘリコプターから100フィート(30.48メートル)ほどしか離れていなかった。」と語りました。 ミレン少佐は、「中国軍機がカナダ軍ヘリに向けてフレア弾を発射したことは、危険で基準外、プロ意識にも欠ける行動だ。」と非難しました。 ミレン少佐は、「事件当時、フリゲート艦HMCSオタワは西沙諸島の東160キロの国際水域で作戦を遂行しており、ヘリコプターは先に探知さ

                                      中国軍機が南シナ海でカナダ軍機に フレア弾を発射 - 黄大仙の blog
                                    • 南シナ海で緊張激化、フィリピンが中国海警の放水銃により船員3人の負傷を確認 - 黄大仙の blog

                                      フィリピンのエドゥアルド・アノ国家安全保障顧問は、23日に南シナ海の領有権を争う海域にあるセカンド・トーマス礁(中国では仁爱礁と呼ばれる)へのフィリピンからの補給を阻止するため、中国海警がフィリピン船を放水銃で攻撃し、フィリピン海軍兵士3人が負傷したことを明らかにしました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 南シナ海を傍若無人に闊歩する中国海警船 アノ国家安全保障顧問は、損傷した船は乗組員がエンジンを再始動させた後、パラワン州に戻ったと述べ、フィリピンはセカンド・トーマス礁(仁愛礁)に駐留する部隊への補給を継続すると約束しました。 しかし、この事故で海軍兵士が負った負傷の程度については明らかにせず、船員はフィリピン沿岸警備隊の護衛艦内で手当てを受けたとだけ述べました。 フィリピン軍が23日に公開したビデオには、「中国海警」と書かれた船舶が放水銃を使

                                        南シナ海で緊張激化、フィリピンが中国海警の放水銃により船員3人の負傷を確認 - 黄大仙の blog
                                      • 米豪日比が初の合同軍事演習実施、中国人民解放軍:南シナ海はわが「手中」にある。 - 黄大仙の blog

                                        米豪日比の4カ国が南シナ海で初の「包括的」な合同軍事演習を行った7日、中国人民解放軍南部戦区は、空と海の合同パトロールを実施しました。 中国共産党の機関紙『人民日報』傘下のタブロイド紙の環球時報が報じた記事より。 演習に参加した海上自衛隊の護衛艦「あけぼの」 中国人民解放軍南部戦区はニュースリリースで、米豪日比の演習を「暗に批判」し、「南シナ海をかき乱し、ホットスポットを作り出すすべての軍事活動は我が統制下にある。」と述べました。 AP通信の見解では、中国人民解放軍が7日に行った空と海の合同パトロールは、米国とその同盟国の軍事演習に対する「明らかな」反応です。 専門家は、環球時報のインタビューに対し、「人民解放軍が域外勢力を抑止するために、空と海の軍事パトロールにおいて、的を絞った具体的なイニシアティブを取ることは排除されないと考えている。」と述べています。 ここしばらくの間、フィリピンは

                                          米豪日比が初の合同軍事演習実施、中国人民解放軍:南シナ海はわが「手中」にある。 - 黄大仙の blog
                                        • 米中戦争の可能性は「ある」─中国側の言い分から見える「緊迫した未来」 | 南シナ海と台湾で妥協する気はない

                                          力を増し、世界から脅威とみなされるようになっている中国。ロシアとの接近は何のためなのか。米中戦争の可能性はあるのか。 独誌「シュピーゲル」が、中国の元人民解放軍上級大佐で、清華大学戦略安全保障研究センター研究員の周波(ジョウ・ボー)にズバリ質問。「中国側の言い分」を聞く。 「最大の隣国」ロシアとの関係 ──2023年3月、モスクワでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した中国の習近平国家主席はこう言いました。「現在、世界では100年ぶりの変革が進行しており、我々がそれを推進している」。この言葉は何を意図していたのでしょうか? 西側のメディアはその言葉を大げさにとらえすぎです。これまでの100年とは異なる新たな変化という話を、習近平は頻繁にしています。つまり、特別な話ではないということです。 その言葉の後半に関して言うなら、単に3日間にわたる訪問を締めくくる言葉だったと私は思います。「

                                            米中戦争の可能性は「ある」─中国側の言い分から見える「緊迫した未来」 | 南シナ海と台湾で妥協する気はない
                                          • ベトナムが南シナ海での島造成を加速 - 黄大仙の blog

                                            米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が発表した報告書によると、ベトナムは昨年12月以来、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)で大規模な浚渫(しゅんせつ)・埋め立て工事を行っており、330エーカーの新たな土地を増やしました。報告書は衛星画像に基づいています。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 ベトナムが浚渫を行う南沙諸島の柏礁 南沙諸島は中国、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムが全部または一部の領有権を主張しており、大きな主権争いの対象となっています。 CSISの報告書によると、ベトナムは「浚渫作業を加速させる」ために吸引パイプ式浚渫船の使用を開始し、先月には南礁と中礁を含む他の2カ所で浚渫を開始しました。 しかし、現在の作業は浚渫と埋め立てに集中しており、インフラ整備はまだ始まっていません。 一方、報告書は、中国が20

                                              ベトナムが南シナ海での島造成を加速 - 黄大仙の blog
                                            • “南シナ海で中国海警局の船が放水” フィリピン軍が非難 | NHK

                                              フィリピン軍は中国と領有権を争う南シナ海で、軍の兵士が常駐する岩礁に補給活動に向かった輸送船が、中国海警局の船から放水を受けて活動を妨害されたとして非難する声明を発表しました。 フィリピン軍は5日、南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島の海域で軍が雇った2隻の民間の輸送船のうち1隻が、中国海警局の船から放水を受けたと発表しました。 輸送船は岩礁にあるフィリピン軍の兵士が常駐する軍事拠点に交代の兵員と補給物資を運ぶためフィリピン沿岸警備隊の巡視船2隻の警護を受けながら向かっていたということです。 しかし、放水を受けて輸送船のうち1隻は物資を届けられず、引き返したということです。 フィリピン軍は声明で中国側が船の乗組員の安全を無視して国際法に違反したと指摘した上で「過剰かつ違法な行動を強く非難し、重大な懸念を表明する」と述べています。 南シナ海のフィリピン軍の拠点への補給活動をめぐっては、

                                                “南シナ海で中国海警局の船が放水” フィリピン軍が非難 | NHK
                                              • “南シナ海に中国が設置した障害物を撤去” フィリピン発表 | NHK

                                                フィリピン沿岸警備隊は、中国海警局が中国とフィリピンの間で領有権が争われている南シナ海の岩礁の周辺に設置した障害物を、特別作戦を実施して撤去したと発表しました。 フィリピン沿岸警備隊は今月22日、中国海警局が南シナ海にあるスカボロー礁の周辺の海上に、白い浮き球を連ねたおよそ300メートルの障害物を設置しているのを確認しました。 この障害物についてフィリピンの国家安全保障会議は25日、岩礁の入り口をふさぎ、フィリピン漁船の航行に危険を及ぼしているほか、国際法にも違反するとして、特別作戦を実施して、撤去するよう沿岸警備隊に指示しました。 公開された映像には、ダイバーがナイフを使って、海に浮いた障害物をつなぐロープを切断している様子が写っています。 沿岸警備隊は撤去について、「フィリピンの漁民の生活を妨げるいかなる妨害も国際法に違反し、主権を侵害するものだ」としています。 スカボロー礁は豊かな漁

                                                  “南シナ海に中国が設置した障害物を撤去” フィリピン発表 | NHK
                                                • 中国発表の最新「標準地図」南シナ海ほぼ全域の管轄権など主張 | NHK

                                                  中国政府が発表した2023年版の最新の地図に対し、関係各国の反発が相次いでいます。地図では南シナ海のほぼ全域の管轄権やインドとの係争地の領有権を主張していて、5日から始まったASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議や、今週インドで始まるG20サミット=主要20か国の首脳会議での議論にも影響を与えそうです。 中国の自然資源省は8月28日、地図の統一規格にあたる2023年版の「標準地図」を発表しました。 地図は、各国が領有権を争う南シナ海のほぼ全域を中国が管轄権を持つ海域として線で囲っていて、従来の中国の主張を反映したものとなっています。 これについて、フィリピンやベトナム、マレーシアなどからは、中国の主張は認められないなどとして反発が相次いでいます。 これに対し、中国外務省は「南シナ海問題での中国の立場は常に明確だ。関係国には客観的かつ理性的な対応を望む」としています。 このほか地図では、ヒ

                                                    中国発表の最新「標準地図」南シナ海ほぼ全域の管轄権など主張 | NHK
                                                  • 中国海警船、比補給船に衝突 南シナ海(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

                                                    南シナ海・南沙諸島(スプラトリー諸島)沖アユンギン礁(セカンド・トーマス礁)の比軍拠点に向かう補給船(中央)を囲む中国海警局の船舶(左および右、2023年8月22日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】フィリピン当局は22日、南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)沖でこの日午前、同国の補給船が中国海警局の船に衝突されたと非難した。 【動画】フィリピン漁船追跡する中国海警局 スカボロー礁 比政府の「西フィリピン海タスクフォース」は声明で、アユンギン礁から約25キロの地点で「中国海警船『5203』が、フィリピン軍が借り上げていた先住民の小型補給船に衝突するという危険な妨害行動」があったと指摘。 さらに、補給船を護衛していたフィリピン沿岸警備隊の巡視船も、「中国海上民兵」の船舶に衝突

                                                      中国海警船、比補給船に衝突 南シナ海(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
                                                    • 中国海警船、比補給船に衝突 南シナ海

                                                      南シナ海・南沙諸島(スプラトリー諸島)沖アユンギン礁(セカンド・トーマス礁)の比軍拠点に向かう補給船(中央)を囲む中国海警局の船舶(左および右、2023年8月22日撮影、資料写真)。(c)Ted ALJIBE / AFP 【10月22日 AFP】フィリピン当局は22日、南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)沖でこの日午前、同国の補給船が中国海警局の船に衝突されたと非難した。 比政府の「西フィリピン海タスクフォース」は声明で、アユンギン礁から約25キロの地点で「中国海警船『5203』が、フィリピン軍が借り上げていた先住民の小型補給船に衝突するという危険な妨害行動」があったと指摘。 さらに、補給船を護衛していたフィリピン沿岸警備隊の巡視船も、「中国海上民兵」の船舶に衝突されたという。 声明は、「中国海警局および中

                                                        中国海警船、比補給船に衝突 南シナ海
                                                      • フィリピン 南シナ海で中国船が放水銃発射で初の負傷者 | NHK

                                                        フィリピン政府は南シナ海で5日にフィリピンの船が中国海警局の船から放水を受けてけが人が出たことについて、南シナ海の補給任務で負傷者が出るのは初めてだとしたうえで、「最も重大な案件だ」と述べ、中国側に自制を求めました。 フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海のセカンド・トーマス礁の海域では、5日にフィリピン軍の拠点に向かっていた運搬船が、中国海警局の船から放水銃を発射され、乗組員4人がけがをしました。 フィリピン政府の南シナ海対策本部は6日、首都マニラで会見を開き、けがをした乗組員はいずれも軍人で、放水を受けた際に操縦席の窓ガラスが割れて負傷したと説明しました。 そのうえで、南シナ海の補給任務で負傷者が出るのはこれが初めてだと明らかにし、「これまでで最も重大な案件だ」と述べました。 現場の海域ではフィリピン船団の6隻に対して、中国側は海警局の5隻の船に加えて、海上民兵が乗り込んでいたとみられ

                                                          フィリピン 南シナ海で中国船が放水銃発射で初の負傷者 | NHK
                                                        • 比、中国船が補給船にまた放水銃発射と非難 南シナ海

                                                          主権を誇示するためフィリピンがアユンギン礁で座礁させた軍艦「シエラマドレ」/Ted Aljibe/AFP/Getty Images (CNN) フィリピン政府は10日、南シナ海スプラトリー(南沙)諸島で同国が実効支配するアユンギン礁(中国名・仁愛礁)に駐屯する軍部隊へ向かっていた補給船に、中国海警局の船が放水銃を発射し、針路の変更を強いる危険な行動を仕掛けたなどと非難した。 中国の「海上民兵」の船も今回の妨害行為に加わったと説明。海警局が保持するゴムボートを用いて比の小型船2隻を邪魔したという。負傷者の発生は伝えられていない。 比政府はただ、補給物質の引き渡しは完了させたとも報告した。同国は1999年、アユンギン礁で米海軍の第2次世界大戦時の艦船を意図的に座礁させて部隊を送り込み、周辺海域の主権を誇示している。 一方で、南シナ海のほぼ全域の管轄権を強調する中国も同礁の領有権を主張。中国は他

                                                            比、中国船が補給船にまた放水銃発射と非難 南シナ海
                                                          • 南シナ海での中国とフィリピンの対立激化、米軍フィリピン軍が合同演習 - 黄大仙の blog

                                                            フィリピン軍と米軍は3日、南シナ海で軍事演習を開始しました。中国との緊張が続く同海域での両軍による演習は、この2か月足らずで2回目となります。 米軍とフィリピン軍が南シナ海で合同演習 (写真はイメージ) 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 演習に参加するのは、空母、巡洋艦、駆逐艦2隻を含む米インド太平洋軍の艦船4隻とフィリピン海軍の艦船4隻です。 報道によると、2023年、南シナ海における中国とフィリピンの対立はエスカレートしており、双方は互いに挑発的な行動や軍事摩擦の事件を非難しています。 これに対し、米国とフィリピンは昨年11月に初の合同演習を実施し、台湾周辺海域とフィリピンが排他的経済水域と主張する南シナ海を3日間にわたってカバーしました。 現在、米比両国は2回目合同演習を実施しました。両国は、合同演習の目的は国際秩序を維持し、インド太平洋地域

                                                              南シナ海での中国とフィリピンの対立激化、米軍フィリピン軍が合同演習 - 黄大仙の blog
                                                            • 中国海警局“モンスター船”南シナ海 東シナ海で何が?最新分析 | NHK | WEB特集

                                                              中国とフィリピンの対立が激化する南シナ海で、いま中国海警局のある大型船の動きを沿岸国が注視している。 その大きさから“モンスター船”(地元メディア)との異名がつけられた。 さらにその同型船が東シナ海の日中中間線、台湾周辺でも活動し、ここ2年ほどは自らのプレゼンスを誇示するような動きを強めていることがわかってきた。 中国側の狙いは何なのか。現場の海で何が起きているのか。 (NHK取材班)

                                                                中国海警局“モンスター船”南シナ海 東シナ海で何が?最新分析 | NHK | WEB特集
                                                              • フィリピン政府 南シナ海で軍の船に中国海警局の船衝突と発表 | NHK

                                                                フィリピン政府は中国と領有権を争う南シナ海で、フィリピン軍の輸送船が中国海警局の船から危険な接近を繰り返された末に衝突されたと発表しました。 フィリピン側は「危険で無責任だ」と強く非難した一方、中国側は「責任はすべてフィリピン側にある」などと反論しました。 フィリピンの国家安全保障会議は南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島の海域で22日朝、フィリピン軍の輸送船が中国海警局の船から危険な接近を繰り返された末に衝突されたと発表しました。 フィリピン軍が公開した映像には、中国海警局の船の船首が軍の輸送船の後部にぶつかる様子がうつっています。 その後、現場海域では、軍の輸送船を警備していたフィリピン沿岸警備隊の巡視船にも中国の海上民兵の船が接触したということです。 フィリピン側の船はいずれも軍の拠点に補給に向かっていたところで、フィリピン側は声明で、中国側を「危険で無責任な違法行為だ」として

                                                                  フィリピン政府 南シナ海で軍の船に中国海警局の船衝突と発表 | NHK
                                                                • バイデン氏、南シナ海で攻撃あれば「フィリピンを防衛」 中国船との衝突めぐり警告 - BBCニュース

                                                                  アメリカのジョー・バイデン大統領は25日、中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海で両国の船が2度衝突したことを念頭に、南シナ海でフィリピン側に何らかの攻撃があった場合、アメリカはフィリピンを防衛すると中国に警告した。 南シナ海では22日、中国海警局(沿岸警備隊)の船1隻とフィリピンの補給船が衝突。フィリピン政府は乗組員を危険にさらしたと中国を非難した。中国は、フィリピン側が「故意にトラブルをあおった」と主張した。現場海域ではその後、フィリピン沿岸警備隊の船と、中国の退役軍人や漁民らで構成する武装漁船団「海上民兵」の船も衝突した。

                                                                    バイデン氏、南シナ海で攻撃あれば「フィリピンを防衛」 中国船との衝突めぐり警告 - BBCニュース
                                                                  • 比政府、南シナ海拠点への補給成功 中国船の妨害かわし

                                                                    (CNN) フィリピン政府は31日までに、領有権論争が続く南シナ海スプラトリー(南沙)諸島のセカンド・トーマス礁に座礁させ前線の拠点としている船舶に、中国船の妨害行為を受けながらも補給物質を引き渡すことに成功したと発表した。 フィリピン西部海域の施政を担当する対策機関が声明で述べた。同礁はフィリピンの排他的経済水域内に位置する。一方、中国も仁愛礁と呼んで自国領と唱えている。 同機関は、中国側は「海警局や海上民兵の船を動員し、物資補給の遂行の阻止を図った」と説明した。フィリピン、米国や西側の海上安全保障問題の専門家らによると、海上民兵は数百隻規模の船を擁し、公式には否認できる非公式な部隊の存在を装いながら、中国による南シナ海などでの領有権を正当化させる行動に使われている。 比沿岸警備隊が今月22日に公開した動画には、補給物資を積む船舶の至近距離に中国船舶2隻がおり、座礁させた船への接近を阻止

                                                                      比政府、南シナ海拠点への補給成功 中国船の妨害かわし
                                                                    • 南シナ海 ベトナムも20の岩礁などで埋め立て 米研究機関の分析 | NHK

                                                                      南シナ海で中国が実効支配する岩礁などで埋め立てを進める中、ベトナムも領有権を主張する20の岩礁などで埋め立てを行い港の整備などを進めていることがアメリカの研究機関の分析で分かりました。 特に2022年後半から埋め立てが急ピッチに進められていて、専門家は「中国の活動が拡大する中、ベトナムが存在感を高めようとしている」と分析しています。 CSIS「ベトナム 拡張した面積約約3.5平方キロメートル」 南シナ海では、ほぼ全域の管轄権を主張する中国が岩礁や環礁などを埋め立ててつくった多くの人工島に滑走路やレーダー施設を整備し、軍事的な拠点づくりを進めています。 アメリカのシンクタンク、CSIS=戦略国際問題研究所が衛星画像などを分析したところ、中国はこの10年間で16の岩礁などを埋め立てていて拡張した面積はあわせておよそ15.8平方キロメートルにのぼるということです。 一方、一部の島などで領有権を主

                                                                        南シナ海 ベトナムも20の岩礁などで埋め立て 米研究機関の分析 | NHK
                                                                      • フィリピン水兵、南シナ海で重傷 中国海警局が「意図的に激突」

                                                                        Fフィリピン軍は18日、南シナ海で補給任務中だった同国海軍の水兵1人が中国海警局から「意図的に高速で激突」され重傷を負ったと表明した。セカンドトーマス礁で昨年3月撮影。(2024年 ロイター) [マニラ 18日 ロイター] - フィリピン軍は18日、南シナ海で補給任務中だった同国海軍の水兵1人が中国海警局から「意図的に高速で激突」され重傷を負ったと表明した。

                                                                          フィリピン水兵、南シナ海で重傷 中国海警局が「意図的に激突」
                                                                        • 南シナ海衝突で国民死亡なら戦争行為「同等」と警告、比大統領

                                                                          中国の沿岸警備船がフィリピン船に放水銃を使用する様子=4月30日、南シナ海/Handout/Philippine Coast Guard シンガポール(CNN) フィリピンのマルコス大統領は5月31日、領有権論争が続く南シナ海情勢に触れ、他国の故意の行為によってフィリピン国民が一人でも死亡した場合、戦争行為に「極めて非常に近い」とし、相応の対応措置を講じるとの考えを示した。 シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)での基調演説で表明した。南シナ海スプラトリー(南沙)諸島では比が主権を唱える海域で同国船舶への放水砲発射や衝突など中国による威圧的行動が加速しており、マルコス氏の今回の発言は中国への牽制(けんせい)を狙った形ともなっている。 同大統領は会議の出席者から中国海警局などの船舶との衝突に絡んで「レッドライン」の基準を尋ねられ、自国国民が1人でも死亡すれば

                                                                            南シナ海衝突で国民死亡なら戦争行為「同等」と警告、比大統領
                                                                          • ASEAN加盟国の軍 南シナ海の島で合同演習 連携強化を確認 | NHK

                                                                            ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国の軍は、中国が海洋進出を強める南シナ海に浮かぶインドネシアの島で初めての合同演習を行い、海上警備などの連携の強化を確認しました。 この演習はASEANの議長国のインドネシアが初めて呼びかけ、今月19日から23日まで南シナ海南部のインドネシアのナトゥナ諸島などで行われ、加盟国のうちインドネシアやシンガポールなど4か国が軍艦を派遣し、海上警備や海難救助の訓練を行いました。 23日は島で大規模な災害が起きたという想定で行われ、軍用機で支援物資を届けるなどして、災害時の連携強化を確認していました。 南シナ海をめぐっては、8月には中国が南シナ海のほぼ全域の管轄を主張する地図を発表し、領有権を争うASEANの加盟国が反発しているほか、インドネシアが設けた排他的経済水域にも近年中国船が侵入しています。 今回の演習についてインドネシア軍のユド・マルゴノ司令官は「各国の

                                                                              ASEAN加盟国の軍 南シナ海の島で合同演習 連携強化を確認 | NHK
                                                                            • 米越、南シナ海での「脅迫と武力行使」に警告

                                                                              ベトナム・ハノイの大統領府で式典を開き、ジョー・バイデン米大統領(左)を歓迎するグエン・フー・チョン共産党書記長(左から2人目、2023年9月10日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【9月11日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は10日、ベトナムを訪問し、最高指導者のグエン・フー・チョン(Nguyen Phu Trong)共産党書記長と会談した。両首脳は翌11日、共同声明を出し、係争海域である南シナ海(South China Sea)における「脅迫と武力行使」に警告した。 両首脳はこの声明で、戦略的に重要な南シナ海をめぐる対立は国際的な規範に基づいて解決されなければならないとの認識を示し、「国際法にのっとり、脅迫と武力行使によらない、紛争の平和的解決への揺るぎない支持」を強調した。 さらに、「南シナ海での航行と飛行の自由」を確保するとともに、合法的な交

                                                                                米越、南シナ海での「脅迫と武力行使」に警告
                                                                              • 中国に抗議以上の対応必要、南シナ海問題で[フィリピン大統領]

                                                                                フィリピンのマルコス大統領は6月27日、中国海警局船の衝突で自国軍兵が重傷を負った南シナ海の事件について、中国の「違法行為」への抗議のみならず、それ以上のことをする必要があると指摘しました。エスカレートする中国の違法行為に対し釘を刺す狙いがあると考えられます。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。 コンテンツ制作責任者 おとぼけ(田畑 雄貴) PC関連プ

                                                                                  中国に抗議以上の対応必要、南シナ海問題で[フィリピン大統領]
                                                                                • マレーシア、中国官製地図に抗議 南シナ海の領有権問題で

                                                                                  南シナ海上空を飛行する米海軍のF/A18スーパーホーネット戦闘機(左と右)と、マレーシア空軍のスホイ30MKMフランカー戦闘機。米海軍提供(2015年5月10日提供)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT / US NAVY / LT. JONATHAN PFAFF 【8月31日 AFP】中国が南シナ海(South China Sea)のマレーシア沖の水域を自国領だと主張する最新官製地図を公表したことを受け、マレーシアは30日、抗議を表明した。 中国は南シナ海について、ほぼ全域を自国領だと主張している。今週公表された「2023年版標準地図」では、ボルネオ島(Borneo Island、カリマンタン島)のマレーシア・サバ(Sabah)、サワラク(Sarawak)両州沿岸の排他的経済水域(EEZ)と重なる水域が、一方的な主張に基づき中国領とされている。 マレーシア外務省は当該水域につい

                                                                                    マレーシア、中国官製地図に抗議 南シナ海の領有権問題で