並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

321 - 360 件 / 1338件

新着順 人気順

大北栄人の検索結果321 - 360 件 / 1338件

  • おれはリモートでも横並びの方がしゃべりやすい

    1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜絵を見せてくれる床屋 「ダベる」なら横並びだ 「リモート」という言葉もすっかり定着してなるべく人と会わない生活に慣れつつある今、僕の中で「ダベりたい」という欲求が大きくなっていることに気がついた。誰かとコンビニでアイスを買って駐車場のガードレールに腰掛けて食べたり、川の土手に座って遠くの少年野球を眺めたりしたいのだ。 「ダベる」の定義は無駄話をすること、なのでビデオ電話を使えばそれ自体はできる。でもビデオ通話の画面って、僕の思うダベる、とは全然違うのだ。 いつものビデオ通話 このお互いが正面を向いて話す様子って、リアルに置き換えたらテーブルを挟んで向かい合っている様子に近い。 会議や打ち合わ

      おれはリモートでも横並びの方がしゃべりやすい
    • 鉄道に詳しい人と街を歩いてへぇへぇ言わされたい

      鉄道は趣味として強い。しかし壁が高い。好きな人はとことん好きなイメージがあり、おいそれと近寄れない。遠目にはとても楽しそうに見えるのだが……初心者でも楽しめるような軽い楽しみ方はないのだろうか。 鉄道に詳しい人と街を歩いて鉄道ファンの視点を教えてもらったらどうだろう。ここがおもしろいとへぇへぇ言ってそのうまみのおこぼれをもらうのだ。

        鉄道に詳しい人と街を歩いてへぇへぇ言わされたい
      • 街路樹界の異端児、ソメイヨシノの"のたうち回り具合"を愛でる

        記事のコンテスト、デイリーポータルZ新人賞2020の優秀作品を掲載しています。 受賞作品一覧はこちらから↓↓↓ 前の記事:びっくりドンキーのメインディッシュは水 > 個人サイト デイリーポータルZ新人賞2020 結果発表 3月初めの早朝のことだ。家の近くを散歩していると、向こうに1本だけ妙に行儀の悪いやつがいるな、と思った。 近づいてみると枝に小さな蕾が見える。ああ、桜か。 2本のヤンキーに絡まれる若木 桜=ソメイヨシノ。可憐な薄ピンクの花を咲かせる、押すに押されぬ春の大スターである。2週間足らずで散るという毎年恒例の儚さで、出会いと別れの季節に彩りを添えてくれるソメイヨシノ。日本一ベタな存在と言っても過言ではない。 だが、こうして花の咲かない時期にまじまじと見ると、可憐さとはかけ離れた柄の悪さを感じる。 見てるだけで身体が凝りそうだ。何故こんなによじれているんだろう。人間に切られてしまっ

          街路樹界の異端児、ソメイヨシノの"のたうち回り具合"を愛でる
        • 物にぜんまいをつけると命が宿る

          1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:新しい携帯ゲーム機「風呂」 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ぜんまい仕掛けの静と動 ぜんまい仕掛けのロボットの動きを考えてみる。ぜんまいを巻くとロボットは動き出す。その間、ぜんまいは巻いた方とは逆の向きに回り続ける。 ぜんまいが回っているあいだロボットは生きているように動く やがて、ぜんまいの回転が止まる。止まった途端、ロボットはまるで魂が抜けたようにその動作を停止する。 ぜんまいが止まっているときは、ロボットも死んだように動かなくなる この動き方の認識は万国共通で、多くの人類が無意識に ・ぜんまいが回っている=動(生) ・ぜんまいが止まっている=静(死) と理解し

            物にぜんまいをつけると命が宿る
          • ファーストテイクのマイクを食べる

            1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜ネクタイの結び方に麩菓子が割り込んでくる ファーストテイクのマイクがいい ポップガードはこういうやつ。 みんなスレスレまで顔を近づけて歌っている そして今、ポップガードのことを考えて思い浮かぶのが、ファーストテイクというYouTubeのチャンネル、あれで使っているマイクである。 ファーストテイクでは様々な歌手が、名前の通り一発撮りのパフォーマンスをする。緊迫した空気が一瞬で塗り変わるような声や表情があってすごくグッとくるのだ。 そしてその空間の中心にいるマイク、これが印象的だと思った。 ファーストテイクっぽく出てきてポップガードをむしゃむしゃ食べる映像が見たい。 できた! 以上が動機である。

              ファーストテイクのマイクを食べる
            • 最新家電にカバーをかけて昭和感をだす

              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:歩けない息子のために「発明」を続ける父の思い > 個人サイト NEKOPLA Tumblr カバーをかけて個性を出す文化 そのむかし、電話機に服を着せる(布のカバーをかける)文化があった。 特に黒電話は、こういうカバーかけるのが一般的であった。柄が妙にファンシーなのもポイント 黒電話は見た目も地味だったため、「自分の好きなカバーをかけることで個性を出す」というファッション的な側面もあったのだろう。その点は、現代における「スマホカバー」と一緒である。 とはいえ……。画像検索でもヒットするけれど、いま見ると「昭和っぽいなぁ」というステレオタイプな感想を抱いてしまう。布のカバーから、「

                最新家電にカバーをかけて昭和感をだす
              • イマジナリー猫 ミャウエバーに癒される私たち

                我が家に猫がやってきた。撫でたら喉を鳴らしてくれるし、抱くとあったかいし、心音も聞こえる。しかし、本物の猫ではない。 猫を飼った気持ちになれる"ミャウエバー"という商品だ。 これをイマジナリー猫として、自宅でしばらく飼ってみることにした。 2022.5.27 記事末尾にその後のミャウエバーの様子を追記しました

                  イマジナリー猫 ミャウエバーに癒される私たち
                • 採掘中の現役鉱山は映画の世界だった

                  1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:運航休止の宇野港⇔高松港フェリーに乗る > 個人サイト オカモトラボ 日本最大の「ろう石」鉱床 今回、岡山県と兵庫県の県境近くにある三石(みついし)という地域へ向かう。 岡山県と兵庫県の県境は峠になっているので長い長い坂道になっている。 地図だとこのへん。 この一体は古くから日本最大の「ろう石」鉱床を有する地域なのだ。 ろう石とは、一般的には溶鉱炉や陶芸窯などに使われる耐火煉瓦の原料として使われる石だ。また、ものによっては、食器や洗面台やトイレの便器など陶磁器の材料にも使われている。 兵庫県へ向かう国道沿いに土橋(つちはし)鉱山がある。 土橋鉱山の敷地はこんな感じ。 人影は見えないが乗用車が何台も止まっていて、ここが現

                    採掘中の現役鉱山は映画の世界だった
                  • 悩んだときに思い出す、人生狂わす本「エヴェレスト 神々の山嶺」

                    デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの安藤さん。レコメンドは「エヴェレスト 神々の山嶺」(角川文庫) 聞き手は唐沢、佐伯、石川です。 では安藤さん、お願いします。 石川: 厚い!レンガみたいな本。 こんなです 安藤: 山の話なんですよ。エベレストの。 実際にあった出来事をベースに書かれた小説です。 石川: 山って登山ってこと? 安藤: はい。エベレストって50年代にイギリス人が初登頂したらしいんです。その前に何度も失敗して、4回目だか5回目だかにようやく成功して、その人たちは有名になったんですけど、この本はその1つ前に挑戦して失敗した登山隊がメインの話なんです。 ※このへんうろ覚えでしゃべってます。違ってたらごめん。 唐沢: 成功はしてない? 安藤: その登山隊が最後に目的されたのが山頂のちょい下のところで。 でも結局帰ってこなかったから、あれが

                      悩んだときに思い出す、人生狂わす本「エヴェレスト 神々の山嶺」
                    • サイゼリヤ以外でも圧倒的普及! 「ミラノ風ドリア」が国民食になった歴史を追え

                      1983年に発売した、イタリアンレストランのサイゼリヤ不動の一番人気メニュー「ミラノ風ドリア」。 実はサイゼリヤ以外からも数々のミラノ風ドリアが登場し、もはや国民食としての様相を呈している。 かつての「ナポリタン」に迫るほどの浸透ぶりを見せる、“日本で生まれたイタリアン”。その快進撃はとんでもなかった。 ※この記事を書き終えたあとに気づきましたが、小野法師丸さんによる記事「サイゼリヤ以外のミラノ風ドリアを食べたい」が以前に出ていたので、そちらも読んでください。 ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラーメン、競馬が好き。(動画インタビュー) 前の記事:富士そばのうどんが好きだ!~立ち食いそばこそ「うどん」を食え~ > 個人サイト 文化放想ホームラン

                        サイゼリヤ以外でも圧倒的普及! 「ミラノ風ドリア」が国民食になった歴史を追え
                      • ロボットで殴りあうニュージーランドの新競技 “Stupid Robot Fighting League” 日本大会のすべて

                        インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:仕上げにニスを塗る(デジタルリマスター版) > 個人サイト nomoonwalk 時間がない人のためのスーパーダイジェスト動画 ロボットで殴り合え! Stupid Robot Fighting League は、みなさんがロボットバトルと聞いて想像するものとはおそらくちょっと違う。熱心な読者の方なら、その名前からヘボコンを思い浮かべるかもしれないが、あれともちょっと違う。 出てくるロボットは、等身大のヒューマノイドロボットだ。 サイズがわかりにくいが、たぶん150cmくらいある ロボットというか正直、廃品を

                          ロボットで殴りあうニュージーランドの新競技 “Stupid Robot Fighting League” 日本大会のすべて
                        • 袋麺のカケラは、僕たちへのメッセージ

                          1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:雨垂れバブを穿つ 袋麺のカケラが気になる 袋に入ったインスタントラーメン、「袋麺」を茹でる時、最後にパラパラと麺のカケラが出てくる。 袋麺。こういうやつだ。 麺とスープの素を取り出すと、 最後にパラパラと出てくる。 申し訳なさそうに麺の塊を追って鍋に入っていく麺のカケラ。律儀に茹でても、スープを全部飲まない人は結局捨ててしまっている、あの麺のカケラ。 … 今まで気にしたことなかったが、健気で愛おしい存在である。毎回、袋を振ってしっかり全部茹でていた。無意識のうちの行動だったけど、そうさせる何かが、この細かい麺にはあるのだ。 ピンセットで並べてみる。 メッセージだ 「…ああ、そうか」と思った。 これは、メッセ

                            袋麺のカケラは、僕たちへのメッセージ
                          • 持ちにくさ最強。滑るテフロンシートで持ち手のないバッグを作る

                            持つところのないカバンが不安でしょうがない。クラッチバッグやセカンドバッグと呼ばれるタイプのカバンである。 だがいつかはあれを持たなければいけないような気がしている。取り急ぎやることとは練習である。そこでめちゃくちゃ滑る素材でクラッチバッグを作ることにした。 持ち手のないカバンは大人の証 持ち手のないバッグといえば父のカバンである。小学生ながらに意味がわからなかった。 直立二足歩行をする人類のアドバンテージとは両手がいつでも自由に使えることである。なのでカバンにも持ち手が存在する。そこを放棄した父。この人は何を考えているのだろうかと思ったことだろう。 持ち手のないバッグは人類を四足歩行に戻すようなもの そんな意味のわからないものをなぜ今持たなければならないのか。話は大学を出て就職活動に失敗したからだ。 浮ついた気持ちで有名な会社を落ちた後、残っていたシステム系の会社を受けているとき、何をや

                              持ちにくさ最強。滑るテフロンシートで持ち手のないバッグを作る
                            • 一人テレビ会議が楽しい

                              1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜つまようじのところを持たない人 一人テレビ会議とは何か つまり、パソコンの画面にテレビ会議っぽい枠があるのだけど、そこに全部自分がいるのだ。そして会議をしている。ただ映っているだけではダメだ。ちゃんと会話を成立させて「会議」をしている必要がある。それが一人テレビ会議である。 こんな感じ 人は、自分一人で完結する小さな世界に憧れる。自分の部屋、自家用車、一蘭のカウンター、これらがキラキラして見えるのはそういう理由からだ。だから一人テレビ会議に憧れるのも自然の道理なのだろう。絶対にやっておいた方がいい。

                                一人テレビ会議が楽しい
                              • いま、ブードゥー教 発祥の地にいます~Satoruさんインタビュー

                                ブードゥー教のふるさとから 石川: 連絡をとるたびに違う国にいるSatoruさんですが、今どこですか? Satoru: コートジボワールから、陸路でゆっくりと東に進んでいく感じの旅をしております。今は西アフリカのベナンです。 アフリカに来てから2回警察沙汰になりましたが、今のところ順調です。 石川: 順調の定義が我々とちがいますね…。ベナンでは何を? Satoru: 世界中のシャーマン(呪術師)が集まるエグングンというブードゥー教のお祭りがあって、それを見るために来てしまいました。 石川: おおー、おもしろそう! Satoru: ベナンはブードゥー教の発祥の地なので、エグングンの時期はめちゃくちゃ盛り上がるみたいです 石川: ブードゥー教ってハイチとかあのへんの中米あたりのイメージでした Satoru: ベナンを発祥として、ハイチなどに広まったみたいですね。 それで、町を歩いていたら、1年

                                  いま、ブードゥー教 発祥の地にいます~Satoruさんインタビュー
                                • 「タンタンの冒険」~絵本みたいなのに大人向け、マンガとしても画集としても楽しめる

                                  デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの佐伯さん。レコメンドは「ふしぎな流れ星 (タンタンの冒険) 」(福音館書店) 聞き手は安藤、唐沢、石川です。 では佐伯さん、お願いします。 意外と大人向け 佐伯:「タンタンの冒険」シリーズ、知ってますか? 唐沢:歯医者さんとかに置いてある! 佐伯:いい歯医者ですね(笑)。 この3冊が特別おすすめってわけじゃないんですけど、シリーズで推してます。 左から、金のはさみのカニ (タンタンの冒険)、ふしぎな流れ星( タンタンの冒険)、謎のユニコーン号 (タンタンの冒険) 。いずれもエルジェ (著), 川口恵子 (翻訳) 福音館書店 佐伯:幼稚園の時に読んだきりだったんですけど、最近読み返したら 「こういう話だったんだ!」って、大人になってわかることがけっこう多かったんです。 石川:そうなんだ。僕は読んだことなくて、子

                                    「タンタンの冒険」~絵本みたいなのに大人向け、マンガとしても画集としても楽しめる
                                  • みんなの「切らしたら買い足すもの」を聞いてみた

                                    「割るだけ BOSS CAFE」を切らさないようにしている サントリーの「割るだけ BOSS CAFE」というコーヒーの素が好きで、いつも家に常備している。コーヒーの素のなかでは一番おいしいような気がするのだ。 当サイト編集長の林さんもBOSS CAFEをよく飲んでいて切らさないようにしているらしい。おなじく当サイトの石川さんはクーベルチュールチョコを切らさないようにしているそうだ。 細かくて良質でおいしくて量が多い、機能的なケのチョコは製菓用 お米とかトイレットペーパーは誰だって切らさないようにすると思うが、生活必需品でないものを常備するということはきっといいものに違いないし、その人の個性も出そうだ。知りたい。

                                      みんなの「切らしたら買い足すもの」を聞いてみた
                                    • 小学生の頃に熱中していたゲームで遊んだらあの頃の気持ちになれるか

                                      大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:「〇〇まで徒歩何分」を調べると自分の家が最高に思える 30年以上前に遊んでいたゲームと対面する 「子どもの頃、恐竜の卵を奪うゲームで遊んでいた気がする」と、私はたまに思い出しながら42歳になった。実家に帰ってもそのゲーム機はもう見当たらないし、古いゲームだから町で見かけるようなことも当然ない。でも確かに、そういうゲームが家にあって、夜遅くまで夢中になって遊んでいた記憶があるのだ。 先日、また「あのゲームはなんだったんだろう」と思い出した瞬間があり、「恐竜 卵 ゲーム」というワードで画像検索してみたところ、あっさりとそれが見つかった。今までの私はなんでちゃんと検索してこなかったんだろうと

                                        小学生の頃に熱中していたゲームで遊んだらあの頃の気持ちになれるか
                                      • 旅先で、駅弁ではないお弁当を買う

                                        1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲食物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:いまこそフライドチキンの違いを確かめたい > 個人サイト たぶん日記 未知のお弁当を尋ねて コロナ禍、飲食店のテイクアウトやウーバーイーツの恵みに触れ、あらためて感じ入ったのが「お弁当というフォーマットの自由さ」だ。 お弁当とはつまり「専用の容器に詰められた食べ物」だが、それ以外には、そこまでがっちりした定義がない気がしている。 お店ごとに違う顔があって、あるときには、自分では到底揃えられない数のおかずがぎゅっと詰まっていたりする。組み合わせ方も豊かだ。なんといっても、食べる場所を自分で選べるのもすばらしい。 そんなお弁当、しかも駅弁とかじゃない、地元の人が日常的に楽しんでいるお弁当をあえて旅先で食べてみたいのである

                                          旅先で、駅弁ではないお弁当を買う
                                        • 街で発見! ゲームっぽい風景

                                          1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:日焼けしたポスターみたいな写真を撮る > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ゲームっぽい風景とは テレビゲームの世界では、現実にはない光景が繰り広げられることが多い。それなのに、どこかで見たことのあるシチュエーションもしばしば登場する。ゲームの中でしか見られないのに、みんな知っている、いわばゲーム内の共通言語みたいなものだ。 主人公が真ん中に立つと、それぞれの動物から光が出てきてパワーを授けられるシーン たとえばこのシーン。具体的に何のゲームに出てきたか? と言われるとよく思い出せないのだけど、ゲームをやる人なら「真ん中に立ったら謎の光が出てくるな」と何となく想像できるだ

                                            街で発見! ゲームっぽい風景
                                          • ラーメンのスープの油をつついて集めて「ラーメン」と書く

                                            1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜なんか怖いダーツがある診察室 心置きなくスープをつつく方法を探す ラーメンのスープの油を集めるやつ、やった記憶はあるのだけど、いつ、どこでやったかを全く思い出せなかった。思い出せるのは丸い油をつついて大きくするワクワク感だけである。思い出す映像も、ラーメンの丼から外に出ない。前のめりだったんだろう。どこにいるんだ、昔の自分。 なんとなく醤油ベースの透き通ったスープだとやりやすいような印象はあるので、そこを取っ掛かりに始めてみよう。 見つけました。そういうラーメン。 麺と具を食べる。つつき甲斐のありそうなスープである。 しかし、やっぱりラーメン屋さんですることではないなと思う。店員さんも、作っ

                                              ラーメンのスープの油をつついて集めて「ラーメン」と書く
                                            • 千葉の歩行者信号に貼ってある3色シールの謎

                                              1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:「3個に1個すっぱいガム」の一番すっぱい場所はどこ? 〜小学生の自由研究に参加した〜 > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 歩行者信号に3色のシールが貼ってある 僕は千葉県の市川市というところに住んでいて、最寄り駅に行くために毎日自転車でとおる交差点がある。 ある日、その交差点で信号待ちをしていたときにふと目線を上げると、 ん? 何だこれは? 歩行者信号にカラフルな丸いシールが貼ってあることに気がついた。 この交差点を通るようになって2年。 毎朝家を出ないといけない時間の15分前まで寝てしまい、家を出たら競輪選手のように自転車をこぐ生活を送っているので、こんなシールが貼ってあることに気づいたのは初めてだ。 シールの色は信号機

                                                千葉の歩行者信号に貼ってある3色シールの謎
                                              • 専門家と街の石を見て歩きへぇへぇ言わされまくる

                                                同じ街でも専門家と歩くと見方が変わる。今回は街の石材を見分ける西本昌司さんと石を見ながら二子玉川駅周辺を歩いた。 とはいえ、石である。地学の授業のことなど何も思い出せない自分におもしろがれるのだろうかと心配したが、今や知識のわんこそばにお腹がはちきれんばかり。 私達の生活は、こんなにもマグマやサンゴ礁が固まったものに囲まれていた! すでに石の上を歩いていた 西本昌司さんと歩くのは東急田園都市線の二子玉川駅周辺。ここから商業施設RISEにある二子玉川 蔦屋家電に行く予定なのだが、駅前で待ち合わせるとすぐに足は石に向かう一行だった。 西本「この辺も石ですからね。全部石ですからね。まあ薄いですから。多分2、3センチぐらいが多いと思うんですよね」 ふだん何気なく歩いている場所も薄い石の上を歩いているのだった。石か石じゃないか意識して歩くだけで街の風景が早くも変わる。 西本昌司さん(右)は名古屋市科

                                                  専門家と街の石を見て歩きへぇへぇ言わされまくる
                                                • 江戸城の石垣に使われた!波打ち際の採石場が超かっこいい

                                                  人は誰しもインディ・ジョーンズである。 心の奥にあるアドベンチャー欲を押し殺しながら、日々生活している。 今回、そんな冒険心をほどよく満たせる場所を見つけたので紹介したい。 東京から日帰りできる神奈川県真鶴町に、波しぶきを浴びる江戸時代の採石場があるのだ。 その名は「番場浦磯丁場遺跡」 神奈川県真鶴半島の海辺にある採石場跡だ 岩肌をつたいながら、ダイナミックかつ歴史ある景観が楽しめる場所である。 ゴツゴツした磯に、長方形に切り取られた穴が多数残る 打ち寄せる大自然のすぐそばに、こんな人工的空間が広がっている かなり大掛かりな採石をしたのだろう。 では、ここで切り出された石はどこで使われたのか? 江戸城の巨大な石垣に使われたそうだ 江戸城とは現在の皇居を中心とする、全国の大名を動員して作られた日本最大の城郭である。 真鶴岬の突端から始まり、なかなかスケールの大きな話になりそうだ。 なぜ、こん

                                                    江戸城の石垣に使われた!波打ち際の採石場が超かっこいい
                                                  • 怖そうなお店に行ってみる

                                                    1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:ブレーメン通り商店街で合盛りカレーを食べることになりました 怖いとうわさのラーメン二郎に行く ネットで怖いと言われているラーメン二郎がある。基本的にはラーメン二郎がファミレスのような和気あいあいと喋るお店ではないので、少し他のお店と比べると静かではあるが、それをそれを超えるこわさだという。それが相模大野店である。 確かに「ラーメン二郎 相模大野」で調べると「怖い」と候補に出てくる。そういえば、大学生の頃、「ネットでよく聞くけどどんなところなんだろう?」と調べてから行こうと、色々と検索したら「ちゃんと注文ができなかったら注意を受けた」、「マナーやルールを少しでも違反したら怒られる」という情報を見てしまい、あまりの

                                                      怖そうなお店に行ってみる
                                                    • モルタルの板、謎の布。海外っぽいオシャレ撮影ブースをDIYしました

                                                      海外のテーブルフォトで見かける、石の天板に載せられたオシャレな食べ物の写真。あれがどうしても撮りたい。 撮影ブースをDIYすべく、モルタルと木材を買ってきた。 カメラを買ったのだ。 高い高いとは思っていたが、バッグやレインカバーなど、必要最低限のアイテムと合わせて15万円オーバーの買い物だった。15万円といえば、ファミリー向けの冷蔵庫が買える金額である。野菜室が大きくて、氷が自動でできるすてきな冷蔵庫。しかし私はカメラを買った。なぜか。オシャレっぽい料理の写真が撮りたかったからだ。 たとえば、こんな写真。 FUJILOVE MAGAZINE 『Four Things to Consider Before Starting Food Photography With the Fujifilm X Series』より引用 PinterestやTumblrなど、海外の利用者と多く出会うSNSでは

                                                        モルタルの板、謎の布。海外っぽいオシャレ撮影ブースをDIYしました
                                                      • 溶接マスクをして手持ち花火をしたら、溶接しているように見える

                                                        1987年埼玉生まれの栃木育ち・群馬県在住。 週末は群馬の温泉を巡っています。 漫画やイラストを描いたり、それに付随した講師もたまにしております。(動画インタビュー) 前の記事:眼鏡屋さんの目玉が回る看板を思い出したので作った > 個人サイト Nuki ある日、ひらめいた。 私は溶接をしたことがありません。テレビや本、ネットで見たり聞いたりしてきたくらいです。 その場にいた夫に「溶接やったことある?」と聞くと、「あるよ」とのこと。 だったら…と、溶接マスクに手持ち花火のことを相談しました。 しばし沈黙が。 「溶接に対して敬意が足りなかったかな」と、少し反省したところで夫が「君は天才か?」と、とびっきりの笑顔を向けてきました。 私たちは興奮し、その場で溶接マスク・溶接用エプロン・溶接用作業手袋を注文。コロナの影響で配送がストップするなど、半月程の不安な旅路を経て溶接マスク達はうちに来てくれま

                                                          溶接マスクをして手持ち花火をしたら、溶接しているように見える
                                                        • パンツが袖になるトランスフォーム服を作る

                                                          1995年、海の近く生まれ。映画と動物とバーベキューが好きです。オレンジジュースを飲んでいたコップに麦茶を注いでもらう時でも「コップこのままでいいよー!」と言えます。 前の記事:イケてる虫除けウェアを作りたい > 個人サイト たびっこ動物 パンツに手を通してみる わざわざトランスフォーム服を作らなくても、パンツがそのままの形で袖になったら手っ取り早い。淡い期待を抱いてパンツに手を通してみた。 だめだ。 肩も腕もきつくて不自由だ。 パンツとしてならスルッと履けるのに、袖にしようとすると頑なに着させてくれない。絶対に袖にはならないという意志を感じる。なかなか芯のあるヤツだ。 でも袖にしたい。パンツの袖、かっこいいと思うから。 袖にするには、パンツを股で左右に切り離す必要がある。 そこにファスナーをつければ、パンツにもなるし袖にもなるトランスフォーム服ができそうだ。 トランスフォーム服のデザイン

                                                            パンツが袖になるトランスフォーム服を作る
                                                          • おいしさだけでは売らない〜「富士そば」にインタビューしました

                                                            1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:日本一低い駅から日本一高い駅まで何歩で行けるか > 個人サイト Note インタビューに訪れたのは富士そば神谷町店 その日は、「富士そば感謝祭」をやっており、私も特別な「バクテーそば」をいただいた。バクテーはシンガポールのスープ料理。感謝祭にはバクテーの故郷、シンガポールからシンガポール大使もやってきたという インタビューに応じてくれるのは、富士そばの工藤寛顕さん。富士そばの開発・企画・広報を一手に担う人だ。 ーー今日は連載の答え合わせをしたくて、実際に来てしまいました。 工藤:どんな質問でもどうぞ。全部答えます(笑) 街ごとに味は違うのか ーー心強いです(笑)さっそくなので

                                                              おいしさだけでは売らない〜「富士そば」にインタビューしました
                                                            • カカオの果肉はめちゃくちゃトロピカルでうまい

                                                              1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:クリーム350%の「生チョコパイ」を知っているか カカオの果肉「カカオパルプ」は白い カカオの実はラグビーボールのような形をしていて、「カカオポッド」と呼ばれる。 その中に入っている白いぽこぽこしたものが「カカオパルプ」というカカオの果肉だ。 ウリ科のワタみたいに見える。でも触るとねっとりしているらしい。( Google画像検索「cacao pulp」2022/12/06検索結果より) ​​​​​ カカオ豆はこのカカオパルプの中にある。 チョコレートにするためにはこのパルプごと豆を発酵・乾燥させる。 そのカカオ豆を世界中に出荷していろんなチョコレートができあがるというわけだ。 ざっくりした流れ 今回はこのカカオパルプを

                                                                カカオの果肉はめちゃくちゃトロピカルでうまい
                                                              • 無印良品のコピーと対話する

                                                                大切なのは対話による相互理解だ。 それにより互いを知り、そして受け入れる。場合によってはゆるし合う。 対話こそが関係性をよりよくゆたかなものにする。 しかし、私たちは語りかけられているにもかかわらずあまりにも応答せずにいる。無印良品のキャッチコピーに対してだ。

                                                                  無印良品のコピーと対話する
                                                                • デカ盛りのオムライスが突然なくなった日~東急沿線さんぽ

                                                                  1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:怖そうなお店に行ってみる うわさの食べ物は上野毛にある 東急大井町線の上野毛(かみのげ)駅。「動物園があるところ」だと思っていたら、全然違った。あれは野毛山だ。しかも、東急沿線じゃなかった。 動物園があることをあきらめきれず、動物のポスターがあるので「ほらあるじゃないですか!」と思ったら像だった。 そんな話をライターの北向さんと話しながらお店に向かった。 間違わなければ駅から歩いて3分ぐらいのところにそのお店がある。自信満々に「こっちですよ」とガイドをしたが思いっきり道を間違えて、今回は10分ぐらいかかった。「すみません、道が違いました」と強めの雨が降る、とても足もとが悪い中お伝えした。 吉兆のデカ盛りシリーズ

                                                                    デカ盛りのオムライスが突然なくなった日~東急沿線さんぽ
                                                                  • 退席のススメ

                                                                    退席王・八木光太郎 また八木くんが退席したようだ。 俳優の八木光太郎のFacebookを見ると観劇の酷評とともに退席したことが書かれていた。年間40本近く観劇する八木くんだが去年は3回退席したそうだ。 八木くん、なんでそんなに退席するの? 聞けば彼には確固たる信念があるそうだ。 ちょっと退席の作法を教えてくれ、と呼び出された八木くん。退席の見本を見せるためにアップをしている 退席の本場フランス 「日本って退席しにくいんです。フランスとかはどんどん出ていくらしいんですよ。日本にそういう文化がないんです。 退席はいいことなんですよ。それがマイナスのイメージばかりになっている。最前列でそんなことやったら迷惑になる、とかね。 でも退席はそもそもお客さんに与えられた権利なんです。堂々と行けばいいんですよ。それも含め舞台芸術だと思うんです。」 退席は私達の権利であり、いいこと。なんと。いや、たしかに黙

                                                                      退席のススメ
                                                                    • 桃鉄の決算の場所へ行く

                                                                      1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:アジフライを凧にしたい 桃鉄が面白い このゲームでは実在する駅名とその土地の名物が売られた物件が登場する。例えば、名古屋に止まるとひつまぶし屋が買えたり、大阪ではたこ焼き屋が買えたりして、私はこれで地理の勉強をした。 2020年には最新版も発売され、それをずっとやっている。コンピュータと30時間やった。友人から「あんまりコンピューターとそんなに長くやるゲームじゃない」と言われたが面白いので仕方ない。 そんな桃鉄だが、決算というイベントがあり、そこには富士山の前を新幹線が通り、桜が咲き乱れるというめでたいゲーム画面になるのだ 決算の場所が実在すると聞いたときには行くしかないと思っていた。しかし、昨今の状況もあって

                                                                        桃鉄の決算の場所へ行く
                                                                      • 百貨店には化石が埋まっている~専門家と街の石材を見て歩く~

                                                                        百貨店は装飾に力を入れる。なので高級石材が使われる。そして高級石材に多い大理石には化石が眠っている。へぇ~、なるほど。 専門家の方には独自の視界があり、一緒に街を歩くとその視点にへえへえ言わされっぱなしだ。今回は石の専門家西本昌司さんと二子玉川の石を見て歩く。 前回に引き続き、街の石を見て歩く活動をしている名古屋市科学館の西本昌司さんと二子玉川の街の石をめぐる。前回の記事はこちら 街で見られる石材を見て歩く活動をしている西本昌司さんと二子玉川の街を歩く。街で見かける石材としては大きくわけると「大理石、御影石、その他」だそうだ。 そして大理石と呼ばれる石材は、生物の骨格や殻からできている石灰岩や、それが熱と圧力で再結晶した結晶質石灰岩などの岩石を加工したものであることを知った。今回は大理石から化石を見つけることを目的としている。 今回は百貨店で「ありました、化石です!」といったことが起こりま

                                                                          百貨店には化石が埋まっている~専門家と街の石材を見て歩く~
                                                                        • パッケージの限界までありったけ入れる

                                                                          東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。 好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー) 前の記事:奈良では絶品よもぎ団子を買ってシカと絶景を見るべし~地元の人頼りの旅 in 奈良~ > 個人サイト twitter 検証1:ポテチの袋 パンッパンにしたいナンバーワンといえばポテチの袋だろう。最近は若い頃ほどあまり量を食べられなくなってきたものの、やはり袋を開けたときの物足りなさはいまだに感じる。 お馴染みのポテチ もっと入れて~!とおもっちゃう 念の為計量。レギュラーサイズはきっかり60g さて、これを袋パンパンにしてみたいとおもう。 別に用意した大きいサイズのポテチを追加で流し込む。一気にいれると空間があくので、時おり机にトントンして、ならしながら追加していく。めいっぱい詰め込んだ。

                                                                            パッケージの限界までありったけ入れる
                                                                          • 我々の食卓はアブラナ科で溢れているからアブラナ科丼を作る

                                                                            1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:ほぼ加工せずに足が長く見える写真を撮る方法 > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 我々はアブラナ科 分類というものがある。人間は「ヒト科」ということになる。その上にも「門」とか「綱」とかあるし、下には「属」とか「種」とかあるのだけれど、「ヒト科」なのである。同じように野菜にも科が存在する。 大根 レタス キャベツ 上記の3つの野菜に1つだけ仲間はずれがある。いろいろな考え方があると思う。大根だけ白いみたいな仲間はずれの探し方もあるし、個人的にキャベツが嫌いというのもあるだろう。ただ今回は「科」で考えて欲しい。すると仲間はずれがわかる。 レタスが仲間はずれ! キャベツと大根は「アブラナ科」。しかし、レタスは「キ

                                                                              我々の食卓はアブラナ科で溢れているからアブラナ科丼を作る
                                                                            • 爪を伸ばすと何が起きるのか~缶が開けられず指紋認証も通らない世界へようこそ

                                                                              一年ほど前から、爪を伸ばしている。 念のため言うと、一年間ずっと切ってないわけではない。調節しつつ長めをキープしているということだ。(ちなみに爪きりで切ると割れるのでヤスリで削る) ネイルをやっている人にとっては日常のことだろうけど、そうでない人、特に男性にとってはあまり爪を伸ばす機会はない。僕も長いこと生きてきて初めてのことである。 爪が長いと生活がどう変わるのか、ここで共有させていただければ幸いです。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:ロボットで殴りあうニュージーランドの新競技 “Stupid Robot Fighting League

                                                                                爪を伸ばすと何が起きるのか~缶が開けられず指紋認証も通らない世界へようこそ
                                                                              • ニットで編んでもトゲの服は怖い

                                                                                1995年、海の近く生まれ。映画と動物とバーベキューが好きです。オレンジジュースを飲んでいたコップに麦茶を注いでもらう時でも「コップこのままでいいよー!」と言えます。 前の記事:パンツが袖になるトランスフォーム服を作る > 個人サイト たびっこ動物 やさしいトゲ そもそも、なぜトゲの服が怖いのかと思ったら、鋭くトガった形もそうだが素材にあると思うのだ。 トゲの服代表である鋲ジャンは、黒い革のジャンパーに銀のトゲの鋲がいっぱいついている。 髪までトゲトゲ。全身からトゲを噴き出している。 この黒い革と銀のトゲのハードな素材の組み合わせが強そうに見えて怖いのだ。 さらに黒と銀のカラーも悪魔を連想させて怖い。 要は、素材と色が怖さを倍増させている。 それならこれと真逆なものを使えば、やさしいトゲの印象にガラッと変えられるはずである。 答えはすぐに見つかった。 白いニットで作ろう! ここまで逆をつけ

                                                                                  ニットで編んでもトゲの服は怖い
                                                                                • おいしくっていかがわしい~中国のヤシの実ジュース「椰树牌」

                                                                                  大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:マスクの下でドキドキお歯黒ライフ > 個人サイト 唐沢ジャンボリー 老若男女に愛される飲み物には見えない 先日、中国の友達・金さんと中国物産店に行った時に、 圧がすごい こんな飲み物を見つけました。 あまりの怪しさに釘付けになっていると、 金さんが「子どもからお年寄りまで好むという定番のココナッツジュースだ」と教えてくれた 耳を疑いました。 パッと見て、怪しめの健康飲料もしくは強精剤だと思っていたからです。 特徴①カラーリングがジュースのそれではない 黒背景に、ビビッドな黄・赤・水色 どぎつい警告文のカラーリングです。ハレーションも辞さないデザイン。 ココナッツジュースのパッケージって白と青のさわやかなものが主流だと思いますが、バリバリの逆張りです

                                                                                    おいしくっていかがわしい~中国のヤシの実ジュース「椰树牌」

                                                                                  新着記事