男性、女性ともにおよそ2人に1人が一生のうちに、がんと診断されるといわれています。医療保険には女性特有の病気に対して特化したものや、特約を付加するものがあります。保険に加入すれば安心は得られるものの、保険の掛金が家計を圧迫するようでは困ります。 そこで、女性特有の病気や入院のデータをもとに、保険の必要性を確認すると同時に、どう備えておけばよいのか考えていきましょう。 女性特有の病気になりやすいのはいつ? 女性特有の病気といえば、乳がんや子宮頸がん、子宮がんを思い浮かべる人が多いでしょう。国立がん研究センターの調べ(「最新がん統計」)によれば、2016年の女性のがんで罹患率(1年間に人口10万人あたり何例がんと診断されるか)が高い部位は、乳房、大腸、胃、肺、子宮の順になっています。 今やがんも早期発見ができれば、死ぬ病気ではありません。実際2006年から2008年にがんと診断された人の5年相