職員によるSNSの投稿を巡り、米子医療生活協同組合のホームページに掲載された謝罪文 新型コロナウイルスの感染拡大で、SNSでデマや不正確な情報が横行している。感染していない人が感染者だと名指しされたり、誤情報がきっかけで商品が品薄になったりする影響も出た。専門家は安易な拡散に注意を呼びかけている。 「行動を制限せざるを得ない。無責任にうわさを広めることで重大な被害につながった」。静岡市のねじ製造会社「興津螺旋(おきつらせん)」の柿沢宏一社長(47)は苦しい胸の内を明かす。 同市では2月末、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船した60歳代の男性の感染が確認された。この後、柿沢社長が感染者だとする投稿がツイッター上に相次ぎ、会社にも「社長がウイルスをばらまいている」などの複数の電話があったという。 ビルの壁材としても広く使われる花こう岩が「コロナウイルスに効く」などのう