そういえばまだこれはどこでもしゃべったことないけど、あいちトリエンナーレ2019の会期中に産経新聞社の『正論』編集部から、何度も携帯電話が鳴って「小川榮太郎さんと表現の自由について対談してもらえないか?」という依頼が来てたんですよね。
7月8日に、山口敬之氏と伊藤詩織氏の民事裁判が東京地裁で行われた。その翌朝、熱海の海を見ながら山口氏が呟いた一言に、私は胸を衝かれた。 裁判のあと、私は氏を熱海のホテルに誘ったのだった。人生を賭けた裁判の疲労は並々ならなかっただろう。夜は私の妻も交え、裁判談義に始まっていつものように談論風発、その翌朝、山口氏は何やら茫洋とした表情で海を見ながら呟いたのだった。 「こうして熱海の海を見ていてふと思い出したのですが、うちの両親を連れた最後の旅で、実は伊豆山を訪れたんですよ。源頼朝ゆかりの地を巡り、政子との出会いの韮山まで足を延ばして。その時も、こうして熱海の海を見たなあと思って」 山口氏の父君は、この事件のショックから体を壊し、息子の無実を信じつつ、昨年亡くなっている。私も先年、父を亡くした。レイプ犯の汚名を着た息子が孤立するなかで、病重くなり続けた氏の父上のことを思う都度、私は何度いたたまれ
先ほど東京地裁がジャーナリスト・伊藤詩織さんに対して元TBS記者・山口敬之氏から性暴力を受けたことを認定し、損害賠償330万円の支払いを命じました。 同時に山口氏が伊藤さんに起こした1億3000万円の名誉棄損訴訟は棄却されるなど、全面的に山口氏側の非が認められる格好となりましたが、どうしても見逃せないポイントがあります。詳細は以下から。 まず見てもらいたいのが「月刊Hanada」2019年10月号。小川榮太郎氏の「【伊藤詩織氏を告発する! 】性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体」という記事が掲載されました。 2019年11月号では「【告発! 「伊藤詩織」事件の闇】「伊藤詩織」は性被害者なのか」という記事。あくまで性被害者でない……と言わんばかりのタイトルです。 2020年1月号では「【徹底追及『Blak Box』!巨大ネットワークの正体】「伊藤詩織」に群がる面々」として、今度は伊藤さん周辺
岸田はおかしくなっている! 性差別発言や統一教会擁護の極右安倍応援団・小川榮太郎をブレーンに 国葬も小川の進言か ついに来週27日におこなわれる予定の安倍晋三・元首相の国葬。各社の世論調査では 軒並み反対が賛成を大きく上回っており、岸田内閣の支持率もダダ下がりという状態になっている。 一体どうして岸田文雄首相は国葬の実施を決断したのか。ネット上では麻生太郎・自民党副総裁が岸田首相に3回電話して「これは理屈じゃねえんだよ」と説得したという「Smart FLASH」の記事が拡散されたが、ここにきて新たな“キーマン”の名が浮上した。 なんと、岸田首相に国葬実施を決断させたのは、あの小川榮太郎氏だというのだ。 22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)の記事によると、小川氏は安倍元首相が亡くなった7月8日に岸田首相と電話で会話。さらに11日にも電話をかけ、「国葬を早く決断しないと、保守が離れる」と進言し
伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 山口敬之を擁護してきた安倍応援団の醜悪反応 百田尚樹、小川榮太郎、はすみとしこ… ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者・山口敬之氏に“全面勝訴”した東京地裁の判決から一夜明けた19日、山口氏と伊藤さんが都内の外国特派員協会で記者会見を開いた。 午後1時に始まった山口氏の記者会見では、山口氏の代理人である北口雅章弁護士が「伊藤さんは明らかに嘘をついている」「彼女が『Black Box』に書いたことはすべて嘘か妄想」などと“攻撃”。山口氏は「自分は無罪だ」などと主張し、年明けに控訴する意向を示した。 一方、午後3時からの伊藤さんの会見では、質疑応答のなかで山口氏側が「嘘をついている」と主張した部分について明確に反論しつつ、事件の報道後、自身に向けられた「セカンドレイプ」の誹謗中傷について、今後の法的措置を検討していることを明らかにした。 「民
安倍首相が伊藤詩織さんへのセカンドレイプ繰り返す「Hanada」に堂々登場! あの山口敬之と山口擁護の小川榮太郎と表紙で“共演” 伊藤詩織さんとの民事裁判に全面敗訴した元TBS記者・山口敬之。この「安倍首相に近いジャーナリスト」を徹底的に擁護し、伊藤さんへの「セカンドレイプ」を執拗に繰り返すメディアがある。花田紀凱編集長率いる「月刊Hanada」(飛鳥新社)だ。 周知のように、官邸御用ジャーナリストや極右文化人らで執筆陣を固め、安倍政権擁護とリベラル野党バッシング、中国・韓国に対するヘイト攻撃を展開してきた同誌は、性的暴行が表沙汰になって以降は「私を訴えた伊藤詩織さんへ」(2017年12月号)なる独占手記をはじめ山口氏を継続的に起用し、その“復帰”をサポート。2019年10月号からは、自称文芸評論家・小川榮太郎氏による“伊藤さんバッシング記事”を連続掲載した。さらに今月18日の地裁判決当日
東京、大阪を筆頭に過去最高の新型コロナ新規感染者が確認されていますが、そんな中で安倍首相応援雑誌「WILL」誌上で自称文芸評論家の小川榮太郎氏が「新型コロナ第二波はこない」と力強く断言。「WiLL」編集部も同記事を「目玉記事」と大プッシュしています。詳細は以下から。 7月21日に発売された月刊「WiLL」9月号。いつもどおりの安倍首相応援記事を差し置いて、表紙で最も大きく取り上げられているのが「新型コロナ 第二波はこない」という記事です。 この記事の筆者として名前が挙がっているのが小川榮太郎氏。医者でも免疫学者でもない自称文芸評論家がなぜ新型コロナの「予言」に手を出したのかは定かではありませんが、「新型コロナ第二波はこない」と自信満々です。 実際のところ、連日のニュースでも明らかなように7月に入ってから新型コロナの新規感染者の確認数は増加の一途をたどっており、7月23日には東京都で過去最高
首相主催の「桜を見る会」に絡み、左派野党は「公費私物化」「前夜祭5000円」疑惑などと追及している。真相はどこにあるのか。『徹底検証 安倍政権の功罪』(悟空出版)の著書もある文芸評論家の小川榮太郎氏が緊急寄稿した。 ◇ 「桜を見る会」への一部野党とマスコミによる騒ぎが続いている。「公費私物化」批判が、鳩山由紀夫政権時のブーメランで沈静化すると、今度はホテルニューオータニで開かれた「前夜祭」に焦点が移ってきている。 前夜祭の会費は5000円。久兵衛のすしが振る舞われたらしい。お任せのにぎりが一人前1万円(税・サービス料10%別)だから、差額を安倍事務所が補填(ほてん)したのではないか。そうであれば公職選挙法違反-という疑惑だ。 独自取材したが、まったく違うストーリー構成というほかはない。 第1に、久兵衛のすしは出ていない。完全な誤報である。 第2に、これは立食パーティーである。850人が参加
小川榮太郎氏の著書「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」の記述は事実に反し名誉毀損にあたるとして、朝日新聞社が小川氏と出版元の株式会社飛鳥新社を訴えていた裁判で、朝日新聞社の主張をほぼ認めた東京高裁判決が確定しました。本社側と、小川氏と飛鳥新社側の双方が上告の手続きを取りませんでした。 高裁は東京地裁判決と同様に、小川氏の著書について本社が事実に基づかないと主張した15カ所のうち14カ所の名誉毀損を認定。小川氏と飛鳥新社に対し、損害賠償として200万円を支払うよう命じた地裁判決を支持していました。 ●真実性は認められないとして名誉毀損と認定された主な記述は以下の通りです。 「〝スクープ〟はこうしてねつ造された」「『虚報』で政治をぶち壊し続ける『報道機関』の存在」 「『安倍叩き』のみを目的として、疑惑を『創作』」 「2017年5月17日付朝日新聞朝刊掲載の加計学園に
安倍首相があの小川榮太郎と電話で「桜を見る会」問題に開き直り弁明!「中止は参加者が嫌がらせされるから」 「桜を見る会」での地元支持者の大量招待と「前夜祭」問題で違法疑惑が持ち上がっている安倍首相。税金が投入された公的イベントでの度を超えた有権者接待に、「前夜祭」の会費補填による有権者買収疑惑、そして政治資金収支報告書への未記載疑惑……これらは公選法に財政法、政治資金規正法違反が疑われており、安倍首相には一刻も早い国民に対する説明が求められている。 だが、安倍首相はそんな国民から向けられている厳しい目を無視するように、きょうも正式な会見も開かず、ぶら下がり取材で「きちんと事務所で対応していると聞いている」と話して“法的に問題はない”と主張。予算委員会の集中審議の開催についても「国会がお決めになることだ」などといつもの常套句で逃げた。 さらに、夜のぶら下がりでは、会費が5000円という異常な安
小川 緊急事態宣言解除以降、東京の〝夜の街〟を中心に感染者の数が急増しています(7月14日時点)。コロナの第2波が来るのではないかと、専門家やマスコミを中心に報じられ、多くの人たちが不安を覚えている。でも、数字を見ると、死亡者数は5月中旬以降、微増、重症者に至っては減少し続けています。明らかに被害は縮小している。それなのに、経済活動をどんどん萎縮させていいものなのか。 上久保先生は京都大学血液・腫瘍内科で故・内山卓教授(レトロウイルス学)のお弟子さんでいらっしゃった上、現在は大学でも免疫学や、臨床検査学の単位認定者も長年なさってこられました。言うなればプロ中のプロでおられます。果たして第2波は来るのでしょうか。 上久保 結論から言えばありません。 小川 それはなぜですか。 上久保 すでに私たちの多くはコロナに感染しており、免疫ができている状態だからです。 小川 いわゆる「集団免疫」ですね。
全裸で待ち構えているところに、従業員が警察を連れて現れれば現行犯逮捕である。この一回の行為で人生は一巻の終わりだ。 もし山口氏がデートレイプドラッグ(以下、DRD)を使用したとすれば、その動機は伊藤氏に性行為の事実を気付かせないことにあったはずである。その場合、山口氏はなじみでない薄暗いバーなどで薬を入れ、伊藤氏を別室または別のホテルに宿泊させ、昏睡の最も深いチェックイン直後に姦淫し、着衣の乱れなど痕跡を消し、枕元に見舞の手紙を置くなどして速やかに立ち去るのではないか。 また、山口氏が薬を使っていなくとも、泥酔した女性への性的下心があったなら、寿司屋から100メートル足らずにラブホテルがあり、至近にシティホテルもある。高級ホテル内のバーが営業中の時間に、エントランスからフロントを数分掛けて女連れで部屋に入るのは、立場のある人間としてかなり大胆、無防備な振る舞いであろう。 伊藤氏の証言は、伊
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐる、左派野党やメディアの追及が続いているが、疑惑の焦点はコロコロ変わり、野党やメディアへのブーメランも次々と炸裂(さくれつ)している。先週に続き、文芸評論家の小川榮太郎氏が緊急寄稿した。 朝日新聞も、ついにここまで来たか-。 22日の朝日新聞朝刊は、「桜を見る会」前日に安倍首相の後援会が主催した「前夜祭(夕食会)」で、首相夫妻が会費未払いであることを「追及」し始めた。「飲食が無償でホテル側から提供されていれば、企業からの利益供与にあたる」という識者の珍説を記事に仕立てたようだ。 後援会主催のパーティーで、議員本人が会費を支出することなどあるはずがあるまい。後援会が負担するのが当然ではないか。ここまでバカげた言いがかりがあるだろうか。 かつて朝日新聞の嘱託作家だった夏目漱石はロンドン留学中、神経衰弱になり「夏目狂セリ」と打電されたのは有名な話だが、ここま
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐる、左派野党やメディアの追及が続いているが、疑惑の焦点はコロコロ変わり、野党やメディアへのブーメランも次々と炸裂(さくれつ)している。先週に続き、文芸評論家の小川榮太郎氏が緊急寄稿した。 朝日新聞も、ついにここまで来たか-。 22日の朝日新聞朝刊は、「桜を見る会」前日に安倍首相の後援会が主催した「前夜祭(夕食会)」で、首相夫妻が会費未払いであることを「追及」し始めた。「飲食が無償でホテル側から提供されていれば、企業からの利益供与にあたる」という識者の珍説を記事に仕立てたようだ。 後援会主催のパーティーで、議員本人が会費を支出することなどあるはずがあるまい。後援会が負担するのが当然ではないか。ここまでバカげた言いがかりがあるだろうか。 かつて朝日新聞の嘱託作家だった夏目漱石はロンドン留学中、神経衰弱になり「夏目狂セリ」と打電されたのは有名な話だが、ここま
■文芸評論家・小川榮太郎氏寄稿 新型コロナウイルスが世界を揺るがす事態になりつつあるなか、韓国が「医療崩壊の危機」に瀕(ひん)している。PCR検査で感染者を次々に探し出し、軽症・重症の別なく隔離した結果、医師や看護師が忙殺され、病床が不足して、重篤な疾病者が放置されて死者が増大しているのだ。5日夕時点で、韓国での感染者数は6088人、死者は40人。日本でも、ワイドショーや左派野党を中心に「希望者全員に検査をさせろ」と煽り続ける人々がいるが、日本を滅ぼす気なのか。政府・与党に知己が多く、米国や中国の最新情報を入手している文芸評論家の小川榮太郎氏が寄稿した。 ◇ 日本政府は5日、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国と韓国からの入国を減らすため発給済みの査証(ビザ)の効力を停止することを決めた。事実上の入国拒否といえる。韓国については「医療崩壊」が顕在化している。 実は、PCR法という検査
「森友加計は朝日の捏造」とした小川榮太郎の安倍擁護本を東京地裁が14カ所も「真実性なし」と認定! 選挙に利用した自民党の責任は 小川榮太郎氏が書いた安倍前首相の擁護本『徹底検証「森友・加計事件」─朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)をめぐって、朝日新聞社が小川氏、飛鳥新社を訴えていた裁判で、小川氏、飛鳥新社と朝日新聞がともに一審の判決を不服として控訴した。 しかし、3月10日に東京地裁であった一審判決は、朝日新聞社の全面勝訴、小川氏サイドの全面敗北ともいえるものだった。 朝日はこの訴訟で、小川氏の著書には事実に基づかない名誉毀損にあたる記述が15箇所あると主張していたのだが、東京地裁は判決文で、そのうちなんと14箇所について、「真実性が認められない」「名誉毀損として成立する」と判断。小川氏と飛鳥新社に200万円の支払いを命じたのだ。 15箇所中14箇所が真実性が認められないって
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