・『恋するフォーチュンクッキー』は、本当に恋しているか? http://realsound.jp/2013/08/post-68.html 朝から録画しといた岡村靖幸のライブを見てて、岡村靖幸はやっぱり素晴らしくって、それを書こうと思ってたのになんでフォーチュンクッキーやねん、と。 しかもAKB全然詳しくないのに、と自分にツッコんでみる。 それにしても、だ。この曲を「物語性」という観点で聴くと、その歌詞はもはや「何も言ってない」のと同じだ。状況を描写する言葉は唯一「カフェテリア」だけで、風景が見えない。「ルックスに自信なくても前向きに。笑顔でいれば良いことあるかも」という低級な処世訓を演じているだけの5分弱。このフォーチュンクッキーは、まったく無根拠に「あなたとどこかで愛しあえる予感」がする程度で、全然恋なんかしてないのだ 70年代の歌謡曲黄金時代を担った作詞家、阿久悠はこんな象徴的な言葉