プレミアリーグのトッテナム所属する韓国代表FWソン・フンミン(29歳)が、今季リーグで23ゴールを記録し、アジア人初の得点王に輝いた。 ゴール数ではリバプールFWモハメド・サラー(エジプト代表、29歳)と並び、単独でのタイトル獲得とはならなかったが、それでも世界最高峰リーグとも言われるリーグで、アジアの選手が得点王になる日が来るとは誰が想像できただろうか。それこそフィクションとして漫画で描かれるようなことが、実際に目の前で起こったのだから、改めてアジアの枠を越えたソン・フンミンの能力の高さに感服せざるを得ない。 もちろん、母国・韓国でもソン・フンミンのニュース一色だった。これがどれほどの快挙なのか――。分かりやすいのが、韓国の尹錫悦(ユン・ソンヨル)大統領がわざわざ祝電を送っていたことだ。 「得点王はソン・フンミン選手個人の栄誉だけでなく、アジアサッカー界すべてが祝賀する慶事です。PKなし