2011年のドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』で、銀座のすきやばし二郎を世界一の寿司店として世に知らしめたデヴィッド・ゲルブ監督。Netflixで配信されている「シェフのテーブル」(15)や「ストリート・グルメを求めて」(19)などのシリーズで食文化に対する造詣が深いことを証明した彼の新しいプロジェクトは、マーベル・コミックスの創作の極意をひも解くドキュメンタリー・シリーズ「マーベル616」(ディズニープラスで配信中)だ。 全8話からなる「マーベル616」は、ディズニープラスで配信中[c]2020 Marvel 幼少期より度々来日経験があるなど日本に所縁のあるゲルブ監督は本シリーズの第6話、1970年代に放送された東映版「スパイダーマン」に肉薄するエピソード「日本版スパイダーマン」の監督を務め、全8話から成るシリーズ全体の製作総指揮としても名を連ねている。MOVIE WALKER