またまた不景気の感を強くするニュースが昨日飛び込んできた: 「2009年3月期業績予想の修正と今後の業績改善施策について(2009年1月30日、日立製作所)」 連結で7000億円の損ってどういうことよ?という話である。そういえば1999年3月期も2002年3月期も物凄い赤字が出ていたはず、と思って日立製作所の連結純損益の推移を調べてみた(同社決算短信に基づく): 1998年3月期: 34億7700万円 1999年3月期: -3387億9400万円 (東南アジア経済危機、DRAM、システムLSI低迷) 2000年3月期: 169億2200万円 2001年3月期: 1043億8000万円 (米国経済高成長維持、アジア・欧州経済堅調) 2002年3月期: -4838億3700万円 (911同時多発テロ、世界経済減速、半導体需要減少) 2003年3月期: 278億6700万円 2004年3月期: