先日、テレビ番組で水害の特集がくまれているのを観ました。今から70年前の1953年におきた北九州市門司区の水害のことで、「門司大水害」「門司災害」などの名称で呼ばれていました。 門司大水害について調べてみると、門司のもともとの地質と、その当時の気象条件が、悪い状態で重なり合ったことが、大水害を引き起こした原因だということがわかりました。 門司大水害はどのような災害だったのか? 1953年(昭和28年)6月25日~6月28日に、九州北部でとても多くの雨が降りました。この降雨により、九州全体では死者・行方不明者1,001人という大きな災害がおきました。のちに「昭和28年西日本水害」と呼ばれます。 参照:昭和28年西日本水害 - Wikipedia 北九州域では死者・行方不明者が183人です。北九州域でもっとも被害がおおきかったのが門司(もじ)地域です。門司市(当時はまだ区ではなく市だった)では