日本妖怪博物館(広島県三次市)にある謎の136体の妖怪像が禍々しいとTwitterで紹介され、「手塚治虫&水木しげるな感じ」などと話題になっています。一体どういうものなの……? 136体ある謎の妖怪像 人間の体を持ちながら、異形の頭部を持つ謎の像。全部で136体あり、立っているものが36体、座っているものが100体あるといいます。タコのような頭を持つものや、二つに分裂した頭を持つもの、ゾウに似た頭を持つものなど、一つ一つ形が違っていて、何か意味を持たせているようにも見えます。 展示に添えられた紹介文には絵巻や錦絵などをモチーフにして作られた木彫ではないかと紹介されています。136体という異様に多い数、こだわりある造形から「執念とも呼びたくなるほどの作者の熱意を感じさせる」とも。伝承によるとかつて存在したとされる、福島県いわき市の威徳院という寺にあったものだとされているものの、裏付けとなる資