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東京アンダーワールドの検索結果1 - 18 件 / 18件

  • pizza nicola ニコラピザで愛されるイタリアンレストラン

    ▲現在の六本木 「ニコラス」の創業と「ニコラス・ザペッティ」 日本にピザが普及した歴史を振り返る時、イタリア系アメリカ人「ニコラス・ザペッティ(通称ニック)」の名を抜きに語ることはできないでしょう。 ニックは1930年代に世界を覆った恐慌時代、イタリア系アメリカ人としてニューヨークで生まれました。 1946年、海兵隊を除隊後、日本でGHQ(連合国軍総司令部の略)の仕事に関わったのち、様々なビジネスに携わり、そのひとつがアメリカンスタイルのピザレストランの経営。店の名前は「ニコラス」でした。 1956年(昭和31年)に「ニコラス」がオープンしたその場所は、当時まだその後の繁栄を想像すらできない、閑散とした住宅街の街「六本木」でした。 ▲当時の「ニコラス横田店」店内 東京の話題を集めるピザ店「ニコラス」 ニックの始めた「ニコラス」には数多くの顧客が訪れ、あっという間に店を拡張する勢いでした。

    • 立川の米軍基地付近にフライフィッシング場を作ったら、トラブルや犯罪が目に見えて減ったワケ(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

      トマス・ブレークモアは、1915年にオクラホマで生まれ、戦前の東京帝大に留学、戦後はGHQのスタッフとして日本再建に汗をかき、1950年に法律事務所を開設した。1994年に彼が亡くなってもなお、その名を冠した事務所(東京・霞が関)では多くの弁護士たちが活動を続けている。だが、そんな知日派のブレークモアは、日本への進出を計画するクライアントに、その難しさを強く警告していたという。※本稿は、ロバート・ホワイティング著、松井みどり訳『東京アンダーワールド』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。 【この記事の画像を見る】 ● 東京の郊外で米国人を魅了した 清冽な渓流には魚がいなかった ブレークモアは、故郷のオクラホマでは熱心なアウトドア・タイプを自認していた。その彼が、1950年代半ばに、養沢川という日本の河川に惚れ込んだ。彼を魅了したのは、東京から電車で西へ1時間ほど行ったところに

        立川の米軍基地付近にフライフィッシング場を作ったら、トラブルや犯罪が目に見えて減ったワケ(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
      • コラム マフィアと他人種ギャングの関係

        コラム マフィアと他人種ギャングの関係 ・目次 ・始めに ・マフィア対○○? ・犯罪組織関係者の「上納金」別三分類 ・マフィアと他人種ギャングの「縄張り」の違い ・マフィア対黒人ギャング? ・「マフィア対黒人ギャング」10の基本的事実 ・その歴史的関係 ・黒人ギャングはマフィアのシノギを奪えない ・マフィアとは戦えない、戦わせてもらえない黒人ギャング ・具体的なシミュレーション ・マガディーノ一家対WAG・ボーイズの例 ・「ジョン・ゴッティ殴打事件」が意味するもの ・マフィアと黒人ギャングは互いにどう思っているのか ・マフィア対ラテン系?―西海岸チカーノ ・マフィア対ラテン系?―東海岸諸民族 ・マフィア対バイカー? ・マフィア対ヤクザ? ・皆無に近い衝突 ・マフィアとヤクザ―それぞれの国での存在感 ・具体的(かつ空想的)なシミュレーション ・ヤクザがマフィアより強い点 ・盗賊ではないヤクザ

          コラム マフィアと他人種ギャングの関係
        • 12月8日 力道山刺され、15日に死亡 - 日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

          1963年(昭和38年)12月8日に 力道山が刺され15日に死亡します。 (力道山ヒストリー) 力道山。。。 「日本プロレスの創始者」であり、プロレス以外でもマンションやスポーツ施設、 レジャーランドなどを経営する大事業家でもある、国民的英雄の一人です。 力道山は、相撲の関脇を廃業し、建設作業員を経て、プロレスラーとなり渡米。 米国でプロレスのノウハウを身に着け、帰国後は日本プロレス協会(JWA Japan Pro-Wrestling Alliance)を設立し、プロレスを広め定着させます。 力道山以外にも、日本にはプロレスを始めた人がいました。 団体も各地にありました。 しかし、次第に淘汰され、力道山が始めた日本プロレスが生き残りました。 (街頭テレビに黒山の人だかり) このころ登場し始めたテレビの後押しも受けプロレスが人気となります。 特に終戦直後、敗戦国の日本で戦勝国の外国人をなぎ倒

            12月8日 力道山刺され、15日に死亡 - 日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)
          • 立川の米軍基地付近にフライフィッシング場を作ったら、トラブルや犯罪が目に見えて減ったワケ

            1942年、米国ニュージャージー州生まれ。大学在学中、合衆国空軍に入隊して来日。除隊後は上智大学で政治学を専攻した。出版社勤務などを経て、日米の文化をテーマとした執筆活動を開始。77年に『菊とバット』(サイマル出版会、早川書房)、90年に『和をもって日本となす』(KADOKOKAWA、角川書店、角川文庫)がベストセラーとなる。ほかの著書に『東京アウトサイダーズ』(KADOKOKAWA、角川文庫)、『サクラと星条旗』『イチロー革命』(早川書房)などがある。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 ト

              立川の米軍基地付近にフライフィッシング場を作ったら、トラブルや犯罪が目に見えて減ったワケ
            • 12月8日 力道山刺される  - 日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

              1963年(昭和38年)12月8日に プロレスラーで事業家の力道山が クラブ・ラテンクオーターで刺されます。 そして、12月15日に死亡します。 (力道山ヒストリー) 力道山。。。 「日本プロレスの創始者」であり、プロレス以外でもマンションやスポーツ施設、 レジャーランドなどを経営する大事業家でもある、国民的英雄の一人です。 力道山は、相撲の関脇を廃業し、建設作業員を経て、プロレスラーとなり渡米。 米国でプロレスのノウハウを身に着け、帰国後は日本プロレス協会(JWA Japan Pro-Wrestling Alliance)を設立し、プロレスを広め定着させます。 力道山以外にも、日本にはプロレスを始めた人がいました。しかし、次第に淘汰され、力道山が始めた日本プロレスが生き残りました。 この頃登場し始めたテレビの後押しも受けプロレスが人気となります。 特に終戦直後、敗戦国の日本で戦勝国の外国

                12月8日 力道山刺される  - 日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)
              • 偏愛メモ『軍隊なき占領』(随時更新)

                第一章 謎の訪問者 P22-57 P26 連合国のよる日本占領について学ぶ。連合国軍最高司令官マッカーサーは軍事独裁者でありながら、一九四七年、日本に民主平和憲法を与えたのだと教えられる。この憲法は、今日もなお、この国を司る最高位の国法である。学生たちは、戦争を引き起こした者に科せられたパージや懲罰のこと、天皇の神格化否定宣言、さらに、長く苦しんできた天皇の「臣民」たちに与えられた多数の改革について学ぶ。それ以上によく知られているのは、三菱、三井、住友、安田など、戦前、日本の独裁金権体制を堅固に支えてきた強力な「財閥」を、マッカーサーが解体したことである。 それでもなお、平均的日本人が(平均的アメリカ人もそうだが)十分に認識していないことがある。「しかし、早くも一九四七年には、アメリカの対日政策の重点は、そのような遠大な改革から、日本を極東の経済ワークショップとして復興させることに転換して

                  偏愛メモ『軍隊なき占領』(随時更新)
                • 外国人が日本人の考え方や文化を理解したい人に薦める本や映画とは?|誤訳御免Δ(←デルタ)

                  基本外国人によるオタク文化・日本評を翻訳。 海外掲示板や英文記事などを紹介。エッセイ風味。管理人の日記も兼ねてます YT -- ALC -- Exc -- UrD 元ネタ reddit.com/ ハリガネサービス 1 紙の本の価格: ¥499 Kindle 価格: ¥220 中学バレー部ではレギュラーになれなかった下平鉋。都立豊瀬高校ではなんとかレギュラーを目指して頑張ろうとしていると、同級生の3人は元・中学東京選抜であった。 マンガ セール&キャンペーンから管理人推しを1冊。 これ大好きなんですよ。少年漫画だから設定やストーリーに強引・唐突な所もあったりするんですが、バレーを良く知らない自分でも十分に面白い。 スポーツものが好きなら恐らくハマると思うので試してみて。 さて、本日もホコリをかぶった記事召喚の時間がやってまいりました。 以下は、2010年9月に書いたものです。 -------

                  • 大山倍達正伝 [ バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し ]

                    先日図書館で借り出した本、私好みで興味深く読めました。 大山倍達正伝   小島一志・塚本佳子 大山倍達といえば我々世代からすると漫画”空手バカ一代”の主人公、そして当時の空手界のカリスマともいえる存在。 そしてこの漫画、色々と言われますがその後封切られたブルース・リーの映画と共にある種の空手ブームを生み出し、それが現代に続く格闘技ブームを生み出したのは確かでしょう。 また一方死後は色々と誹謗中傷的な情報も流され、その実態が見え辛い方という印象も。 それが先日図書館でこの本の背表紙を目にし、もしかするとその実像的な物が垣間見えるかと借り出した訳ですが予想以上に興味深かったのです。 特に第一部はかなり面白いといえる内容でした。 その興味深かった部分を私なりの解釈も混ぜながら(笑)少しばかり紹介してみようと想います。 (恐らく長くなります) 私が面白いと思えた第一部は空手家としての”大山倍達”で

                    • 「東京のマフィア・ボス」が北海道の養豚ビジネスで直面した新参者排除の驚くべき企業支配

                      1942年、米国ニュージャージー州生まれ。大学在学中、合衆国空軍に入隊して来日。除隊後は上智大学で政治学を専攻した。出版社勤務などを経て、日米の文化をテーマとした執筆活動を開始。77年に『菊とバット』(サイマル出版会、早川書房)、90年に『和をもって日本となす』(KADOKOKAWA、角川書店、角川文庫)がベストセラーとなる。ほかの著書に『東京アウトサイダーズ』(KADOKOKAWA、角川文庫)、『サクラと星条旗』『イチロー革命』(早川書房)などがある。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 1

                        「東京のマフィア・ボス」が北海道の養豚ビジネスで直面した新参者排除の驚くべき企業支配
                      • 力道山の墓 - 日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

                        力道山の墓参りに行ってきました。 プロレスの父・力道山お墓は、東急池上線の池上駅から10分ほど歩いた池上本門寺に あります。 お寺には、お墓がたくさんありますが、力動山の像があるのですぐにわかります。 (力道山ヒストリー) 力道山。。。「日本プロレスの創始者」であり、プロレス以外でもマンションやスポーツ施設、レジャーランドなどを経営する大事業家でもある、国民的英雄の一人です。 終戦直後、敗戦国の日本で戦勝国の外国人をなぎ倒す力道山の雄姿は大人気となり、 プロレスブームが起きます。 力道山が繰り出す「空手チョップ」は有名で力道山が戦う姿を見ようと街頭テレビに 大勢の人が群がる写真は有名です。 1963年(昭和38年)には、東京・千駄ヶ谷の東京体育館で行われた力道山対デストロイヤーのWWA世界選手権試合が、プロレスのテレビ最高視聴率となる64.0%を記録しています。 力道山は1963年(昭和3

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                        • ボーイング・ジャパン社長のロバート「スキップ」登る、享年68歳死去

                          東京 – ロバート “スキップ”登る前アジア開発銀行米国大使であり、日米関係の重要人物が8月12日に死亡した。 彼は68歳だった。 出版された死亡記事には、彼の多くのかなりの業績が適法に記録されています。 アジア開発銀行の働いているほか、Orrは日本モトローラの副社長を務め、後には、ボーイングドリームライナーの部品を製造するボーイングジャパンの社長を務めた。 彼はまた、東京大学で博士号を、ジョージタウンでは、政府の修士号を取得。 2019年、日本の天皇から旭日勲章を授与された。 しかし、Skipp Orrは多くがありました。 彼はクラシックピアニスト兼音楽評論家であるMitsuko Orr 45年の間に結婚しました。 二人は1973年に、彼女はフロリダ州ベルビューで交換学生としてあるとき、最初に会った彼は、ドイツで1年間の学業を終えて帰ってきたフロリダアトランティック大学にいました。 二人

                            ボーイング・ジャパン社長のロバート「スキップ」登る、享年68歳死去
                          • ロッキード事件やダグラス・グラマン事件の温床に!?超高級クラブ「赤坂コパカバナ」の華麗なる地下人脈

                            1942年、米国ニュージャージー州生まれ。大学在学中、合衆国空軍に入隊して来日。除隊後は上智大学で政治学を専攻した。出版社勤務などを経て、日米の文化をテーマとした執筆活動を開始。77年に『菊とバット』(サイマル出版会、早川書房)、90年に『和をもって日本となす』(KADOKOKAWA、角川書店、角川文庫)がベストセラーとなる。ほかの著書に『東京アウトサイダーズ』(KADOKOKAWA、角川文庫)、『サクラと星条旗』『イチロー革命』(早川書房)などがある。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 敗

                              ロッキード事件やダグラス・グラマン事件の温床に!?超高級クラブ「赤坂コパカバナ」の華麗なる地下人脈
                            • 駒沢公園トレーニング65キロ20000キロ突破

                              今日でやっと距離計が20000キロ超えた。10000キロ超えたのは2004年6月10日だった。2年くらいかかっているのか。ブログを書く人が増えて私も読ませてもらっているが、年間10000キロ走る人はざらにいることが分かった。半端な排気量の2ストのバイクだと、このくらいの距離を走るとエンジンのパワーが落ちてくる。バイクの2万キロは少し悲しいが、自転車の2万キロは少し嬉しい。 朝は雨。午前中で止んだが地面が乾かない。昨日は会社帰りの夜に中目黒の図書館で赤坂ナイトクラブの光と影―「ニューラテンクォーター」物語を借りてきてすぐに読んでしまった。以前、東京アンダーワールドを読んで面白いなあと思っていたのだが、立ち読みした週刊SPA!の、これでいいのだ!/坪内祐三&福田和也でこの本をすすめていたのだ。 そのおかげで10時前まで寝ていた。昼前からヨガ。20代の頃は体力を使い果たすことに興味があったが、今

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                              • 戦後日本の裏社会を牛耳ったアメリカ人の実話、ハリウッドでドラマ化 ─ 原作は名作ノンフィクション『東京アンダーワールド』 | THE RIVER

                                戦後日本の裏社会を牛耳ったアメリカ人の実話、ハリウッドでドラマ化 ─ 原作は名作ノンフィクション『東京アンダーワールド』 Photo by Hiroshige Fukuhara on Unsplash 戦後日本の裏社会で暗躍した実在のイタリア系アメリカ人のギャングを描いたノンフィクション『東京アンダーワールド』が、ハリウッドでドラマ化されることがわかった。米Deadlineが報じている。 ノンフィクション作家のロバート・ホワイティングによる原作は、1999年に米国で刊行されて以降、ワーナー・ブラザースやアマゾンなどが幾度と映画化の企画するも、様々な理由から頓挫してきた。今回の企画は、2019年12月に設立されたLegendary Global社の企画第1弾として再始動するものだ。同社はレジェンダリー・ピクチャーズの傘下にて、世界規模のテレビ作品の開発・出資・製作を手がけるというコンセプトの

                                  戦後日本の裏社会を牛耳ったアメリカ人の実話、ハリウッドでドラマ化 ─ 原作は名作ノンフィクション『東京アンダーワールド』 | THE RIVER
                                • 東京・六本木はなぜ「日本一の金持ち街」になったのか…「ピザ」で戦後の東京を支配した男の半生 天性の詐欺師が「六本木の帝王」と呼ばれるまで

                                  終戦後の東京で、闇商売でのし上がり「六本木の帝王」と呼ばれた二コラ・ザペッティというアメリカ人がいる。彼はどのようにして東京の闇社会を牛耳ったのか。作家のロバート・ホワイティング氏の『東京アンダーワールド』(角川新書)より一部を紹介する――。 戦後の東京にそびえる城のような大豪邸 金とペテンの渦巻く風潮のなかで、アメリカ人二コラ・ザペッティはまさに水を得た魚だった。東京中をさがしても、彼ほどリッチな外国人はいなかった。未申告の収入を含めれば、かのブレークモア弁護士を久々にしのぐ羽振りのよさだ。 1964年10月には、新しいレストランをオープンした。しかもその直前には、店と同じく地代のバカ高い地所に、四寝室のあるコンクリート三階建ての豪邸を購入している。まるで城のような西洋風の家で、一段低い場所に暖炉があるし、グランドピアノ、プール、メイド、執事付きだ。敷地総面積はおよそ三百坪。車が優に二十

                                    東京・六本木はなぜ「日本一の金持ち街」になったのか…「ピザ」で戦後の東京を支配した男の半生 天性の詐欺師が「六本木の帝王」と呼ばれるまで
                                  • 『同和と銀行』 - HONZ

                                    バブル期の大阪裏面史を描いているのだから、タイトルも表紙もおどろおどろしい。主人公は巨漢の元暴力団構成員である。当然のことながら、許永中や尾上縫、田中森一など「いつもの」バブル紳士達は登場するのだが、本書はそれだけで終わらない。むしろダークサイドを利用していた銀行、自治体、政治家、芸能人などが実名と写真付きで引きずりだされているのだ。 主人公の小西邦彦は部落解放同盟大阪府連合会の元飛鳥支部長だ。大阪市の駐車場にまつわる業務上横領事件で有罪判決をうけ、上告中に病死している。語り手はその小西を顧客としていた三和銀行の岡野義市である。 まずは率直な感想を書こう。いやはや面白いのなんの。けっして取り上げられている人物や団体、事件や背景を面白いといっているのではない。「本」そのものが面白いのだ。著者は1行の無駄もなく、すばらしいスピードで、この書きにくいテーマを具体的に、ビジュアルに書き進める。 ボ

                                      『同和と銀行』 - HONZ
                                    • 「日本語強制」を日本人はどのよう誤解してきたか

                                      「日本語強制」を日本側はどのように誤解してきたか。 (→在日や本国人が「日本語強制」をどのように説明してきたか) 「私は二度程、ソウルに行ったことがある。重たい気分で、私は日本人だというだけでドキドキしていた。人が日本語で笑って話しかけてくると、心がでんぐり返って、ごめんなさい、日本語が話せるのは帝国日本のせいですよね、ごめんなさいという気分で、ノーテンキに観光なんかしちゃいけないのだと思った。(中略)三十年位前だった」 佐野洋子(絵本作家) 2010 『役に立たない日々』 ~鄭大均『韓国のイメージ』 私の祖母の弟にあたる人は、戦前朝鮮で日本語を教えていました。私が若かりし頃は、そのおじいさんが朝鮮で日本語を教えていたという事実を恥ずかしく思っていたのですが、この本を読んで心が洗われました。36年におよぶ日本統治下の朝鮮で、日本人は決して嫌われていたわけではなかったのです。おじいさんが亡く

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