1969年5月13日に東京・東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた、三島由紀夫と東大全共闘の討論会。1000人を超える学生が集まった討論会に、三島は警視庁からの警護の申し出を断り単身で赴いた。本作では、この討論会を記録したフィルムを高精細映像にリストア。当時の関係者、現代の文学者やジャーナリストなどの証言を集め、その全貌を明らかにする。豊島圭介が監督、東出昌大がナビゲーターを務めた。YouTubeでは特報が公開中だ。 三島を「不世出の天才」と語る東出は「『討論 三島由紀夫vs東大全共闘』は以前拝読しましたが、映像作品化される事によってよりスムーズに、この時代、日本人、現代を再考し、発見が生まれる機会が得られる事を期待しております」とコメント。豊島は「映画館を出たとき、たぶん日本はこれまでと違って見える。そんな映画です」と本作を説明している。 東出昌大 コメント三島と同窓の豊島監督が、