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池田晶子の検索結果161 - 200 件 / 537件

  • 哲学に命を「救われた」 生きることを諦めそうになった著者が自問の大切さを綴る一冊 | AERA dot. (アエラドット)

    関野哲也(せきの・てつや)/1977年、静岡県生まれ。フランス・メッス大学哲学科学士・修士課程修了後、リヨン第三大学哲学科博士課程修了。哲学博士。生きる=哲学することという考えを追求する日々。著書に『池田晶子 語りえぬものを語る、その先へ』がある(撮影/写真映像部・松永卓也) AERAで連載中の「この人のこの本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 フランスで哲学の博士号を取り、翻訳や研究に勤しむ著者の関野哲也さんが発症した双極性障害。大事にしていた仕事を辞め、職を転々とする苦しい日々の中で悩み、もがきながらたどり着いたのは、「考えることは、未来の扉をノックすることだ」という発見だった。さまざまな哲学者を紹介しながら自ら問いを立てる大切さを説き、「哲学すること」へと読者を誘う一冊となった『よくよく考え抜いたら、世界はきらめいていた 哲学、挫

      哲学に命を「救われた」 生きることを諦めそうになった著者が自問の大切さを綴る一冊 | AERA dot. (アエラドット)
    • 新・読書日記54 - はてなブログ大学文学部

      アマルティア・セン『合理性と自由 上』勁草書房(2014) ルース・アビィ『チャールズ・テイラーの思想』名古屋大学出版会(2019) トーマス・ベルンハルト『消去 新装版』みすず書房(2016) 池田晶子『人生は愉快だ』毎日新聞社(2008) 新・読書日記54 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) ・・・ 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan

        新・読書日記54 - はてなブログ大学文学部
      • 読書日記673 - はてなブログ大学文学部

        読んだ本 池田晶子/大嶺顯『君自身に還れ 知と信を巡る対話』本願寺出版社(2007) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 言葉の存在や言語哲学を巡ってアカデミズムの現状と交えながら対話が進む。 池田晶子氏はヴィトゲンシュタインの沈黙と禅の類似性を語る。 語り得ないものの前で立ち止まっている。 現代哲学はヴィトゲンシュタインを誤読していると語る。 そして、善悪という言葉が存在する以上、善悪は存在すると語る。 相対主義と絶対主義について考えさせられた。 ・・・ 池田晶子氏による現代哲学のアカデミズム批判は、彼女の様々な本で見受けられる。 言語哲学は語り得ないものを認めずなんとしてでも語ろうとする、そのように語る。 沈黙が正解のときがある。 語り得ないものは語

          読書日記673 - はてなブログ大学文学部
        • まとまらない言葉を生きる柏書房株式会社

          ★第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞作家★ 誰の人生も要約させない。 あなたのも、わたしのも。 ■推薦 「生きた心地」を求めていいんだ。 「ダメだ」の言葉に抗っていいんだ。 誰でも。言葉で。 ――望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長) 強くて安全な言葉を使えば、 簡単に見落とすことができる。 だけど取り零された隙間に、 誰かが、自分が、いなかったか? ――はらだ有彩(『日本のヤバい女の子』著者) 〈要約する〉のではなく、 〈一端を示す〉ことを 積み重ねることによってのみ、 受け手のなかで育ちうるものがある。 ――古田徹也(『言葉の魂の哲学』著者) 抗う言葉で、信頼できる人間の言葉で 悪意は溶かしていけるのかもしれない。 ――犬山紙子(エッセイスト) ■内容 偉い人が「責任」逃れをするために、 「敵」を作り上げて憂さを晴らすために、 誰かを「黙らせる」ために言葉が

            まとまらない言葉を生きる柏書房株式会社
          • 「涼宮ハルヒの弦奏 Revival」開催、公式レポートとセットリスト到着! | アニメイトタイムズ

            「涼宮ハルヒの弦奏 Revival」開催、公式レポートとセットリスト到着! 平野綾さん・茅原実里さんが、オーケストラ演奏をバックに熱唱 2024年1月20日(土) 川口リリアホールにて、クラシックコンサート「涼宮ハルヒの弦奏 Revival」が開催。その公式レポートとセットリストが公開されました。 あわせて配信、感想投稿キャンペーン情報も公開されました。 『涼宮ハルヒの憂鬱』は、谷川流によるライトノベル作品。こちらでは、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のあらすじ、キャスト声優、スタッフ、オススメ記事をご紹介!『涼宮ハルヒの憂鬱』作品一覧関連記事涼宮ハルヒの憂鬱ただの人間には興味ありません!「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上!」入学早々、時を止めるような挨拶をした涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と、誰でもそう思う…。しかしハルヒは心の底から真剣だっ

              「涼宮ハルヒの弦奏 Revival」開催、公式レポートとセットリスト到着! | アニメイトタイムズ
            • 池田晶子「悩むのは考えていないからである」 - はてなブログ大学文学部

              池田晶子「悩むのは考えていないからである」 – 読書梟の独り言

                池田晶子「悩むのは考えていないからである」 - はてなブログ大学文学部
              • 読書日記957 - はてなブログ大学文学部

                読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "カント「自分で考えることは、真理の最上の試金石を自分自身のなか(中略)に求めることである。つねに自分で考えるという格率が啓蒙である」" P16(『自由の哲学』) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 池田晶子著『無敵のソクラテス』のなかで未だに覚えている話がある。 経済と倫理に関する話であった。 結論からいえば、法律という「外」の規範と倫理という「内」の規範があるなかで、前者は規範を破れば「罰せられる」が、内なる倫理の規範は「罰せられない」という指摘があった。 『新・考えるヒント』において、この話と似ていることが書かれてい

                  読書日記957 - はてなブログ大学文学部
                • 熊野純彦『カント 美と倫理とのはざまで』講談社 (2017) 読了 - はてなブログ大学文学部

                  引用元:版元ドットコム つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 ひとまずじっくり、最後まで読み通すことを第一に考え、全体的な流れや本書の全体像を把握することに努めた。 結論としては全く理解できなかったというわけでもなく、一般向けの本であることもあり十分に読む意義のあった読書時間だったと感じている。 感想を書き残していく。 ・・・ 個人的に最も関心の高かったトピックは「なぜ美学と倫理がセットで語られるのか」であった。 本書を読む前に考えていたこととしては、海や花(=自然)が誰にとっても美しい(もしくは崇高)という「普遍性」のなかに、普遍的な「価値」が「なんらかの

                    熊野純彦『カント 美と倫理とのはざまで』講談社 (2017) 読了 - はてなブログ大学文学部
                  • 読書日記1062 - はてなブログ大学文学部

                    読んだ本 佐藤優『生き抜くための読書術』扶桑社 (2023) 仲正昌樹『ヘーゲルを越えるヘーゲル』講談社現代新書 (2018) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 佐藤優氏の本からは神学、とくにカール・バルト関連やマルクス主義について学ばされることが多々あった。 『私のマルクス』では『資本論』をろくに読まず全共闘に参加していた若者について語られていたことを覚えている。 nainaiteiyan.hatenablog.com 佐藤優氏の本をきっかけに副島隆彦という人物を知った。 nainaiteiyan.hatenablog.com 副島氏は伝説の「小室ゼミ」の受講生であったことを『評伝 小室直樹』で知った。 nainaiteiyan.hatenablog.com 宮

                      読書日記1062 - はてなブログ大学文学部
                    • 『特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』の公開日が8月4日に決定。新部長の久美子の初仕事と「アンコン」を取り巻く波乱を描く

                      上映劇場一覧:https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=eupho 『響け!ユーフォニアム』は武田綾乃氏による、2013年12月より刊行されている小説シリーズおよび、同作を原作とする2015年4月より放送されたアニメ。 高校の吹奏楽部を舞台にしており、主人公はユーフォニアムパートで高校1年生の黄前久美子。中学時代から吹奏楽部であった久美子は加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部に入部、彼女たちが音楽を通してつながる青春を描いた物語です。2024年には「久美子3年生編」がテレビシリーズとして放送されることが決定しています。 『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』では、新部長となった久美子と部員たちがアンサンブルコンテスト、通称・アンコンに挑戦。総勢65名の部員でそれぞれ編成されたチームの中から1組の代表を決めるため、部内コン

                        『特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』の公開日が8月4日に決定。新部長の久美子の初仕事と「アンコン」を取り巻く波乱を描く
                      • 『響け!ユーフォニアム』で考える部長論 黄前久美子、吉川優子、小笠原晴香の代を比較

                        だからといって、前年に北宇治を全国大会出場へと導いた晴香の方が優れた部長だったかというと、これも難しい。晴香の代には滝の厳しい指導を嫌ってボイコットすると言い出す部員が出た。同級生の斎藤葵が退部してしまった時には自分の不甲斐なさを感じて嘆いていた。優しいとカバーする久美子に向かって「優しいしかないじゃない!」と叫ぶ晴香からは、能力以上の責任を負わされてしまった人が抱く不安と不満が感じられた。 切れ者の田中あすかが断ったから自分に部長が押しつけられたという思いもあっただろう。あすかが部長だったらあらゆる問題が一刀両断にされていったに違いない。ただ、それで果たして北宇治の音楽が良くなって、翌年も関西大会出場を果たし翌々年の久美子の代で2年ぶりの全国出場を成し遂げるようになったかは疑問だ。聡明なあすかですら断った部長に就いた晴香の勇気を周りが認め、下級生も慕ってついていき、ある種の連帯感が生まれ

                          『響け!ユーフォニアム』で考える部長論 黄前久美子、吉川優子、小笠原晴香の代を比較
                        • 苫米地英人『日本転生 絶体絶命の国の変え方』読了 + 読書日記1236 - はてなブログ大学文学部

                          苫米地英人『日本転生 絶対絶命の国の考え方』TAC出版 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 全体としてはAIや軍事といった、技術的な話がメインだったのでその分野に詳しくない自分としては身に付かず参考程度にしかならなかったが、宮台真司氏や内海聡氏といった論客のような虚無主義的な側面を見せず、常に前向きな意見を述べたり、前向きな提言をする点では苫米地氏の人間性が垣間見えるところであったように思う。 これらの著述家に共通する点は教育の重要性と併せてその具体案を明確に述べている点(宮台氏についてはハッキリは分からず)にあると自分は感じた。 苫米地氏は税に関するあらゆるからくりを説明し、財源の拠り所をさぐったうえで解決のあてをベーシックインカムやAIに、要するに技術的な底上げによる予算運用の効率化に求め、そこから教育を捻出するという策を

                            苫米地英人『日本転生 絶体絶命の国の変え方』読了 + 読書日記1236 - はてなブログ大学文学部
                          • 町田樹さんに聞く~フィギュアスケートと音楽と著作権〜 | KENDRIX Media 権利のDXを志向するメディア

                            フィギュアスケート日本代表として2014年ソチ・オリンピックに出場したのち、同年12月に競技者を引退した町田樹さんは、現在はスポーツ科学の研究者として活動している。 2023年3月29日、そんな町田樹さんに「第16回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」が贈られた。 同賞は、日本語による「哲学エッセイ」を確立させた文筆家・池田晶子(1960ー2007)の遺志と業績を記念して、新しい言葉の担い手に向けて創設された賞で、「ジャンルを問わず、ひたすら考えること、それを言葉で表わし、結果として新たな表現方法を獲得しようと努める人間の営みに至上の価値をおくもの」とされている。 評価の対象となったのは、町田樹さんによる著書『若きアスリートへの手紙──〈競技する身体〉の哲学』(山と渓谷社、2022年)である。本書のなかで町田さんは「踊るアスリートのための著作権入門その1・その2・その3」という

                              町田樹さんに聞く~フィギュアスケートと音楽と著作権〜 | KENDRIX Media 権利のDXを志向するメディア
                            • 読書日記677 - はてなブログ大学文学部

                              読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 「絶対的な善はない」 ドゥルーズが語った。 やはりそうきたか。 「哲学とは概念の創造をすること」 池田晶子氏の言う通りで、ポスト構造主義は本来の哲学的な営みからはかけはなれている。 善という言葉、悪という言葉が何故分かれているのか。 もはやそのような根源的な問いは忘れ去られている。 「私たちは哲学史に虐殺されてきた最後の世代」 哲学を語るということは、誰が何を考えたのか、それについて貴方はどう思うのか。 そういうことなのだという。 そしてとどめは「ヘーゲルが嫌い」という発言であった。 見事に池田晶子氏と反比例している印象を抱いた。 ジル・ドゥルーズとはそういう人物なのだと思った。 (あ

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                              • 読書日記433 - はてなブログ大学文学部

                                池田晶子『無敵のソクラテス』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 非常に面白い。 とてつもなく面白い。 プラトンとソクラテスが現代に舞い降りた。そう思わずにはいられない。 議論の内容は多岐にわたる。 けっして抽象的ではなく、現実に則したものとなっている。 夕方は正義と倫理の話をゆっくり読んだ。 結論からいうと、「倫理=正義」という構造が嫉妬を媒介して判明する。 例えば、不正に4630万円を手にした人間がいるとする。 「けしからん」 人々は怒る。仮に、本当に4630万円が人間の手にわたってしまったとする。 本書ではサラリーマンが語る。 「倫理観はどこにいってしまったのでしょうか」 ソクラテスは「何が問題なのか」と述べる。 かりに4630万円が人の手にわたろうと、ソクラテスは損をしない。 サラリーマンは反論する。 「いやいや、我々の税金ですよ」と。 ソクラテ

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                                • 中身がない、とは - はてなブログ大学文学部

                                  知識人は往々にして大衆文化を軽蔑する。 「A○B48の音楽は中身がない」 「最近の小説は中身が空っぽ」 池田晶子氏は「ないものはない」という、存在論的なアプローチから「ある」ものと「ない」ものとの間にある断絶について語った。 中身がない、とは何を意味するのか。 実は本人もよく分かっていないのではないだろうか。 「読んだあとに何も残らない」 吉本隆明はそのように表現していた。 何も残らないということは、本当にあり得るのだろうか。 とすれば、いったい彼は何を読んだことになるのか。 まさか、ないものを読んだということはないだろう。 これは考えものである。 つづく

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                                  • 読書日記1044 - はてなブログ大学文学部

                                    読んだ本 永田希『再読だけが創造的な読書術である』筑摩書房 (2023) ブライアン・グリーン『時間の終わりまで:物質、生命、心と進化する宇宙』講談社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『再読だけが創造的な読書術である』では、自分も大いに影響を受けている松岡正剛氏の「千夜千冊」にも触れながら、再読することで自分の環境を「再構築」することができる(本書ではテラフォーミングと表現される)ことが語られる。 読書という行為について触れる本はあまりない為、こういったものが本屋に出てくるとつい手が出てしまう。 (似たような本としては、イーザーという文学研究者の『行為としての読書』などがある) ・・・ 著者は、数少ない有限な時間のなかで良い本に出会えるには「運」の要素が大きいと見ている。そのため「読み捨て(=一冊一冊をあまり読まない態度)

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                                    • はらだみずき『海が見える家』小学館文庫(2017年)読了 - はてなブログ大学文学部

                                      こちらを読み終えた。(ネタバレ一切なし) nainaiteiyan.hatenablog.com 人生に行き詰まった時に、何かヒントが掴める本だと感じた。 僕は今、やりたいことをやっているつもりではあるものの、それが正しい道かはわからない。 ただ、後悔は絶対しない自信はある。 「自分の人生がおもしろくなければ、おもしろくしないといけない。」 当然だと思う。 今は時代の流れの関係上、自由な生き方が尊重されつつあるように見える。 ただ、それでも保守的な人がマジョリティであるようにも見える。 どちらが正しいかはわからない。 正しいかどうかを決めるのは常に自分だ。 ただ注意しなければならないことがある。 それは正しいと思い込むことだ。 人は何故後悔してしまうのか。 それは正しいと思っていたものが実は正しくなかったからだと理解したからではないだろうか。 社会心理学では度々社会的認知やアイデンティティ

                                        はらだみずき『海が見える家』小学館文庫(2017年)読了 - はてなブログ大学文学部
                                      • 「41歳からの哲学」池田晶子:生きても死んでも大差ない - revival

                                        ちょっとしたきっかけで手にした哲学の本。 41歳から・・これは実年齢とはかけ離れています、念のため。しかし、残念なことに精神年齢はもちょっと低いと思う。 本書は、「週刊新潮」で「死に方上手」のタイトルで連載されたものを集めた書籍だそう。 本書の冒頭から「生きても死んでも大差ない」という名言に出くわし、面食らったものの、妙に納得している自分がいた。 どういうことか。 戦争や、北朝鮮からのミサイルなど、池田晶子さんにとっては、「それがどうした」なのである。 歴史は戦争の繰り返しである。人はそんなものに負けてもよいし、勝った者だってありはしない。自分の人生を全うするという以外に、人生の意味などあるだろうか。 私は小学5年生の頃、公園のブランコに揺られながら、「生きるとは」「死とは」について、どういうことか考えていた時期があった。もちろん、死にたいという事ではない。他の人も同じようなことを考えるの

                                          「41歳からの哲学」池田晶子:生きても死んでも大差ない - revival
                                        • 夏休みは輝く|ちくまQブックス|池田 晶子|webちくま

                                          あたりまえのことに気づき、驚くことから考えることは始まる──。専門用語によらず、考えるとはいかなることかを日常の言葉で語り続けた文筆家・池田晶子さん。亡くなられて15年が経ちますが、いまだ輝き続ける「哲学エッセイ」を編み直したちくまQブックス『言葉を生きる』から「夏休みは輝く」を掲載します。 子供たちが夏休みに突入した模様です。 一学期の最後の日、通知表をもらって、上履きやら給食袋やらをいっぱい抱えて下校する小学生の姿を見ると、たちまちにその高揚感を思い出すことができます。 小学生の、夏休み。あれらの日々は、なぜあれほどに輝くのだろう。 やっぱり何より、学校へ行かなくてもいい、ということが、それだけで素晴らしいことだったようですね。私はとくに学校嫌いでも勉強嫌いでもなかったけれども、すごく長い間(と感じられた)、学校へ行かなくてもいい正当な理由が与えられていて、しかもその間、非日常的な遊び

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                                          • 犠牲者全員の身元発表 京アニ放火で府警  :日本経済新聞

                                            京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で、京都府警は27日、亡くなった同社社員35人のうち、これまで身元を公表していなかった25人の氏名を発表した。既に10人の身元を公表しており、7月18日の事件発生から1カ月余りを経て、犠牲者全員の身元が判明した。府警は遺族感情に配慮し、親族らに説明した上で氏名を発表した。 この日身元が発表されたのは女性17人、男性8人。20~30代の若手や中堅社員が多い。同社取締役で、人気作品「涼宮ハルヒの憂鬱」のキャラクターデザインなどを手がけた寺脇(池田)晶子さん(44)も含まれる。 府警は25人の犠牲者について、実名報道や取材対応に関する遺族の意向をそれぞれ明らかにした。こうした対応は極めて異例。府警によると、25人のうち20人の遺族が実名報道を望まなかった。 事件は7月18日午前10時半ごろ発生した。青葉真司容疑者(41)=殺人などの疑いで

                                              犠牲者全員の身元発表 京アニ放火で府警  :日本経済新聞
                                            • 「青葉被告の言葉は幼稚だった。余計につらくなった」 京アニ裁判後、遺族が語る(京都新聞) - Yahoo!ニュース

                                              36人が死亡、32人が重軽傷を負った2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第8回公判が20日、京都地裁であり、遺族による被告人質問が初めて行われた。質問に立った寺脇(池田)晶子(しょうこ)さん=当時(44)=の夫(50)は、閉廷後の取材に「青葉被告の言葉は、反抗期の子どものように幼稚だった。救われるものはなく、余計につらくなった」と心情を明かした。 【写真】青葉被告が2ちゃんねるに書き込んだとみられる文言 ■「あなたに聞きたいことがある」 20日正午、法廷に硬い声が響いた。検察官席に立った夫は深く息をはき、目の前の青葉被告に直接、語りかけた。「私は寺脇晶子の夫です。あなたに聞きたいことがある」 最初に質問したのは、被告の人間関係だった。アルバイトや派遣社員を転々とし、刑務所を出所してから事件を起こすまで「親族や友人、人生を相

                                                「青葉被告の言葉は幼稚だった。余計につらくなった」 京アニ裁判後、遺族が語る(京都新聞) - Yahoo!ニュース
                                              • 早く本人に伝えないと、と、ボクは焦る|さとなお(佐藤尚之)

                                                まだ和田誠さんが亡くなったショックを引きずっている。 ボクの中では山本夏彦さんが亡くなったときや丸谷才一さんが亡くなったと同じような喪失感である。 似たような喪失感を、山口瞳さんのときも、吉田秀和さんのときも感じた。小室直樹さんのときや黒田恭一さんのときや池田晶子さんのときも似ている。須賀敦子さんや向田邦子さんや立川談志家元のときも少し似てるかな(ちょっと違うんだけど)。 ちょっとキザっぽい言い方になるかもだけど、なんというか、必要以上に濃い闇を感じる夜、彼らは一隅を照らす灯りとして常に先を走っていてくれた。 遠くに常に「灯り」があり、絶えない光を発し続けてくれている、ということが、どれだけ前を向く勇気になっていたか、それは(情けないことに)なくしてみないと実感できなかったりするものだ。 縁起悪い話かもしれないが、ボクたちはいずれ松任谷由実もなくすし、桑田佳祐もなくす。 村上春樹もなくすし

                                                  早く本人に伝えないと、と、ボクは焦る|さとなお(佐藤尚之)
                                                • 「逆にお聞きしますが、僕がパクられた時に京アニは何か感じたんでしょうか」言い返す青葉被告を裁判長が制止した 遺族がはじめて被告人質問に立つ【ドキュメント京アニ裁判⑪】(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

                                                  「逆にお聞きしますが、僕がパクられた時に、京都アニメーションは何か感じたんでしょうか?」放火で犠牲となった社員の遺族らの質問に対し、逆質問で言い返した青葉真司被告を裁判長が制止する。しかし青葉被告は発言を続けた。法廷ドキュメント第11回目。 【画像を見る】身振り手振り使って話す青葉被告…初公判から被告人質問での青葉真司被告の様子【廷内スケッチまとめ】 京アニ放火殺人事件の裁判は8日目。この日はじめて遺族が、法廷で青葉被告と直接対峙した。最初にマイク前に立ったのは、事件で亡くなった社員の1人で、『涼宮ハルヒの憂鬱』などで総作画監督やキャラクターデザインをしていた、池田(本名寺脇)晶子さんの夫だ。検察官の隣に立ち、大きく深呼吸をしてから、ゆっくりと話し始めた。 寺脇(池田)晶子さんの夫「本当はもっとたくさんのことを、青葉さん、あなたに聞きたかったんですが、時間とか色々な制約があるので、限られた

                                                    「逆にお聞きしますが、僕がパクられた時に京アニは何か感じたんでしょうか」言い返す青葉被告を裁判長が制止した 遺族がはじめて被告人質問に立つ【ドキュメント京アニ裁判⑪】(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
                                                  • 新実存主義からパパ活を斬り込む。 - はてなブログ大学文学部

                                                    「身体は奪われても心は奪えない」 これがパパ活女子のだいたいの考え方らしい。 だがちょっと待てよ。 それは、身体と心は切り離されているという考え方に他ならない。つまり、デカルトの二元論と同じだ。 しかしデカルトの二元論は今では否定されている。 唯物論も唯心論も過去の遺産だ。 身体と心は一体だという見方は現代科学者の間で一致した見解となっている。 哲学者の池田晶子さんも『14歳からの哲学』で同じことを言っていた。 パパ活女子は自覚がないのだ。 身体を傷つける行為は心も傷つけるということに。

                                                      新実存主義からパパ活を斬り込む。 - はてなブログ大学文学部
                                                    • 読書日記998 - はてなブログ大学文学部

                                                      読んだ本 島田雅彦『小説作法XYZ』新潮選書 (2022) 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 島田氏のこの本は、小説を書くためのただのハウツー本となっておらず、文学史、哲学史を横断しながら言葉の本質に迫る優れた本であるように感じる。端的に知らなかったことも多く書かれており、本書は読んでいて面白いものであった。 多少口の悪さが目立つが、それは歴史的に文学が人類にもたらした貢献の数々と、その価値を次の世代へと継承したいという気持ちの表れでもあると感じた。 "私が四十年かけて会得した創作技法を手取り足取り伝授する義理もないのだが、コトバを生業とする者たちが積み上げて来た文学的叡知がどれだけ人類に貢献して来たかを再認識する機会にもなると信じ、惜しみなく公開することにした。同時に本書が、文学を全

                                                        読書日記998 - はてなブログ大学文学部
                                                      • アニメ『響け!ユーフォニアム』Netflixで配信 夏に4年ぶりの新作が劇場公開

                                                        TVアニメ『響け!ユーフォニアム』が、5月1日よりNetflixで配信開始となった。 配信されているのは、シリーズ1期となる『響け!ユーフォニアム』で、2期となる『響け!ユーフォニアム2』や劇場版シリーズは未配信となっている。 京アニ制作の青春音楽アニメの傑作『響け!ユーフォニアム』 TVアニメ『響け!ユーフォニアム』は、武田綾乃さんの小説を原作とした作品。 主人公・黄前久美子(担当楽器はユーフォニアム)を中心にした、北宇治高校吹奏楽部の活動を描いている。 制作は京都アニメーション。監督を石原立也さん、シリーズ構成・脚本を花田十輝さん、キャラクターデザインを池田晶子さんが担当した。 『響け!ユーフォニアム』原作 武田綾乃インタビュー 今しか綴れない物語 4月23日(土)より、TVアニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズを振り返る内容となる『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へよ

                                                          アニメ『響け!ユーフォニアム』Netflixで配信 夏に4年ぶりの新作が劇場公開
                                                        • 読書日記1281 - はてなブログ大学文学部

                                                          読んだ本 島田裕巳『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』晶文社 (2022) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) 内村鑑三『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』岩波文庫 (2017) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 本を読みたいという意欲、活力が止まらない一日であった。 平日は仕事なので、今日は充実感でいっぱいの一日であった。 最後の作業として、今日一日の収穫をこの日記にまとめあげることが残っている。 それを今から行っていきたい。 今日は島田氏、小室直樹、内村鑑三の本を同時並行に読み進めた。 似たようなジャンルは3冊同時に読め、といった本があるが、たしかに効果はあるように思われた。 地道に勉強していく場合、

                                                            読書日記1281 - はてなブログ大学文学部
                                                          • 読書日記1261 - はてなブログ大学文学部

                                                            読んだ本 執行草舟『草舟言行録Ⅱ:人間の運命』実業之日本社 (2023) 池田晶子『事象そのものへ![ 新装復刊 ] 』トランスビュー (2010) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 メモ "本を読む場合は、その行間を求めなければならない。つまり、書かれた物質の文字ではなく、書かれることのない魂ということです。今は読書でも知識を得ようとすることが主体になっています。私が言っているのはそうではなく、行間、魂なのです。知識を得ようとすれば、すべてが駄目になります。(・・・)成功思想とか幸福思想があると、読書はただ面倒臭いものでしかなく、真の読書は出来ない。" P93 (『人間の運命』) ・・・ 知識欲は棄てきれない。不可能である。自分は完璧主義にはなることの弊害について多少は理解しているつもりなので、この思想は今のところ、頭の片隅にとどめてお

                                                              読書日記1261 - はてなブログ大学文学部
                                                            • 読書日記1085 - はてなブログ大学文学部

                                                              読んだ本 執行草舟『草舟言行録Ⅱ:人間の運命』実業之日本社 (2023) ウィリアム・モリス『社会・芸術論集Ⅰ : 小さな芸術』月曜社 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日記 ロゴスの池田晶子。 パッションの岡本太郎。 ご勝手ながら、「パトスの執行草舟」と思うようになった。(悪い意味ではなく) 『教育学のパトス論的転回』によれば、パトスの意味は非常に多様であるが、合理性や有用性といった、近代以降の社会思想と対を成す「価値合理性」や「伝統主義」といったものが当てはまるとされる。 『脱人間論』にパトス的思想がちりばめられている。 nainaiteiyan.hatenablog.com 執行草舟氏の本の面白いところは、話のスケールが非常に広大で、人間の小さなことかた宇宙の果てまで、この世の現象の全てを網羅するところである。 本書は、実際に

                                                                読書日記1085 - はてなブログ大学文学部
                                                              • 【言葉を生きる】ちくまQブックス池田晶子さんエッセイ - hon de honwaka

                                                                「言葉は魔法の杖なのだ」 「言葉を生きる」 ちくまQブックス 《考えるってどういうこと?》 (筑摩書房 2022年6月 初版第1刷) 著者 池田晶子 言葉を生きる: 考えるってどういうこと? (ちくまQブックス) 作者:池田 晶子 筑摩書房 Amazon 著者は… 1960年東京都生まれの文筆家。 本書のあとがき紹介文より 専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの面白さ、形而上の切実さを、存在の謎としての生死の大切を、語り続ける。… 2007年に46歳で亡くなりました。 本書について… 「暮らしの哲学」や 「死とは何か さて死んだのは誰なのか」 など生前に書かれた著書から出典され 4つの章に分かれた17のエッセイ集です。 各章のタイトルを。 第1章 心はどこに 第2章 私とは何

                                                                  【言葉を生きる】ちくまQブックス池田晶子さんエッセイ - hon de honwaka
                                                                • 『特別編 響け!ユーフォニアム』松田彬人(音楽)インタビュー【スタッフ&声優 短期連載:第3回】 | アニメイトタイムズ

                                                                  『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』音楽・松田彬人さんインタビュー|成長していく久美子たちを表現するために、劇伴も“新しさ”を追及!【スタッフ&声優 短期連載:第3回】 大人気シリーズ約4年ぶりの新作として、8月4日(金)から全国の劇場で上映中の『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』。 主人公となる、北宇治高校2年生の黄前久美子は、3年生の部活引退により新体制となった吹奏楽部の部長に就任。冬から春にかけて開催される小編成のコンテスト「アンサンブルコンテスト」に向けて、代表チームを決める校内予選が行なわれることになったのですが……。 アニメイトタイムズでは、本作のスタッフ&キャストへのインタビュー連載企画を実施中。第3弾は、テレビシリーズ第1期から音楽を担当し、劇伴だけでなく、劇中で演奏されるオリジナルの吹奏楽曲も制作してきた松田彬人さんにインタビュ

                                                                    『特別編 響け!ユーフォニアム』松田彬人(音楽)インタビュー【スタッフ&声優 短期連載:第3回】 | アニメイトタイムズ
                                                                  • TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』第一回 ノンクレジットオープニング映像【ディスコ・キッド】

                                                                    第一回「あらたなユーフォニアム」オープニング 曲:ディスコ・キッド TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』 ♪毎週(日)午後5時 NHK Eテレにて放送中! ♪各プラットフォームにて配信中! https://anime-eupho.com/onair/ 【あらすじ】 春。北宇治高校吹奏楽部の3年、部長の黄前久美子は、期待と不安を抱いていた。 どんな新入部員がやって来るのか、部長として皆をまとめていけるのか、そして悲願の目標である「全国大会金賞」を達成できるのか――。 そんな思いを胸に久美子は部長として奔走する日々を送っているのだが、奏者としても久美子の前に大きな壁が現れる。 全国大会出場常連の強豪校から転校してきた黒江真由。 手にした楽器は久美子と同じ――ユーフォニアム。 華やかな音色、卓越した演奏技術、そして穏やかな人柄で周囲からも慕われる、完璧な少女。 しかし、そんな真由が時

                                                                      TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』第一回 ノンクレジットオープニング映像【ディスコ・キッド】
                                                                    • 『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』 | 日曜アニメ劇場 | 無料アニメ番組 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)

                                                                      チューニングOK、センパイ? 高校の吹奏楽部を舞台に繰り広げられる人間ドラマ、そして繊細かつダイナミックな演奏シーンが話題となり、多くの人々から支持を集める「響け!ユーフォニアム」シリーズより『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』を放送。 ――久美子先輩って優しいですね。 主人公・黄前久美子が2年生に進級し、吹奏楽部へ「後輩」たちがやって来る。 一筋縄ではいかない後輩との関係を通して、久美子が得たものとは――。 チューニングOK、センパイ? 【ストーリー】 昨年度の全日本吹奏楽コンクールに出場を果たした北宇治高校吹奏楽部。 2年生の黄前久美子は3年生の加部友恵と、4月から新しく入った1年生の指導にあたることになる。 全国大会出場校ともあって、多くの1年生が入部するなか、低音パートへやって来たのは4名。 一見すると何の問題もなさそうな久石奏。 周囲と馴染もうとしない鈴木美玲。

                                                                        『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』 | 日曜アニメ劇場 | 無料アニメ番組 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)
                                                                      • 著名人の仕事観はそれぞれ - はてなブログ大学文学部

                                                                        ビートたけし、岡本太郎、斎藤環、香山リカ、池田晶子、田中慎弥。 それぞれの仕事観を、著書を通して俯瞰してみると、当然といえば当然ではあるが仕事に対する価値観はそれぞれ違う。 「やりたいことをやれ派」と「やりたいことを求めるな派」の二分法に分ければ、 前者は岡本太郎、田中慎弥。 後者はビートたけし、香山リカ。 斎藤環は不明、池田晶子の場合はおそらくどちらにも当てはまる。 個人的にはやはり岡本太郎と田中氏になびく。 変わり者だからなのだろうか。 今日はいろいろと考える一日であった。 アクセル・ホネットの承認論について思いをめぐらす。 承認は必要かどうか。 これも「解釈次第」であるような気がしてきたのである。 承認の欠如は不条理の条件ではある。 ただ、現実には不条理が無くなるはずはない。 暴論ではあるが、個人が各々乗り越える力を持てばそもそも承認はいらない。 それを証明したのが岡本太郎。 ただし

                                                                          著名人の仕事観はそれぞれ - はてなブログ大学文学部
                                                                        • 京アニが見せた「復活の兆し」事件以来の代表作公開、元社員が語るスタジオの現在地とは(京都新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                          2019年の放火殺人事件で社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った京都アニメーション(本社・宇治市)が再生の歩みを続けている。今夏、事件を挟んで4年ぶりに公開された代表作「響け!ユーフォニアム」シリーズの続編では、「京アニクオリティー」と称される繊細な表現を見せつけた。事件の公判が9月に迫るタイミングでの封切りに、元社員は「『私たちは負けないぞ』というスタッフの意志を感じた」と胸を震わせている。 【写真】「響け!ユーフォニアム」のポスターの前で笑顔を見せる池田晶子さん ■声優が亡きスタッフへの敬意 「オープニングに出てくる(スタッフの)名前を端から端まで見て、受け止めてほしい」 「特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト」が劇場公開された直後の8月6日。主人公を演じる声優の黒沢ともよさんは京都市内の映画館で、舞台あいさつに駆け付けた約300人のファンに語りかけた。物語の冒頭、ス

                                                                            京アニが見せた「復活の兆し」事件以来の代表作公開、元社員が語るスタジオの現在地とは(京都新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                          • TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』最終回直前生放送!

                                                                            6月30日(日)午後5時よりNHK Eテレにて最終回が放送予定のTVアニメ『響け!ユーフォニアム3』! 6月27日(木)20時よりYouTube LIVEにてキャスト出演の生放送が配信決定しました! 最終回直前に北宇治カルテットの皆さんでお送りします!ぜひご覧ください! 【放送日時】 2024年6月27日(木)20:00〜21:00 【出演】 黒沢ともよ(黄前久美子役) 朝井彩加(加藤葉月役) 豊田萌絵(川島緑輝役) 安済知佳(高坂麗奈役) ※アーカイブは2024年9月30日(月)23:59までとなります。 ※番組内容は変更になる可能性がございます ▼TVアニメ「響け!ユーフォニアム3」 NHK Eテレにて毎週日曜午後5時より好評放送中! アニメ公式サイト https://anime-eupho.com/ アニメ公式X https://x.com/anime_eupho?s=20

                                                                              TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』最終回直前生放送!
                                                                            • ダンスのような、介護のような「とつとつダンス」オンライン トーク・セッション

                                                                              ダンスのような、介護のような「とつとつダンス」オンライン トーク・セッション認知症高齢者とのダンス・音楽によるコミュニケーションの可能性 著書『老人ホームで生まれた<とつとつダンス>』(晶文社)で知られるダンサー・砂連尾理(じゃれお・おさむ)と、マレーシアのサウンドアーティスト、カマル・サブランが、”認知症高齢者とのダンス・音楽を通じたコミュニケーションの可能性を探る”オンラインのトーク・セッションを、2020年11月1日(日)に開催します!ゲストには、美学者の伊藤亜紗や知能情報学者の藤波努らが登場します。参加無料。 パネリスト写真 「とつとつダンス」トーク・セッション -認知症高齢者とのダンス・音楽によるコミュニケーションの可能性- 日時:2020年11月1日(日)午後2時~午後4時45分(途中休憩あり) 会場:オンライン(お申込みいただいた方にYoutubeライブのリンクをお知らせしま

                                                                                ダンスのような、介護のような「とつとつダンス」オンライン トーク・セッション
                                                                              • 執行草舟『人生のロゴス 私を創った言葉たち』実業之日本社 (2023) 読了 - はてなブログ大学文学部

                                                                                引用元:版元ドットコム つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 190の魂から紡がれた言葉たちと向かい、人間存在と文明の矛盾を痛感した。 前者が「部分」で後者が「全体」であるならば、ゲシュタルト理論の如く、全体は部分に還元することができず、両者はフラクタル構造の関係にはない。 この事実が様々な哲学者の残した思想と共鳴する。 池田晶子は「存在の真実、それは存在の内容と形式が矛盾することである」と言ったが、深いところで西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」と繋がっているように思う。 社会学者の宮台真司氏も『崩壊を加速させよ』のなかで同じことを書いていた。 個人的によく分からなかったルネ・ジラールの問題意識についても、それはモリス・バーマンやベイトソンの思想に通ずるものがあると

                                                                                  執行草舟『人生のロゴス 私を創った言葉たち』実業之日本社 (2023) 読了 - はてなブログ大学文学部
                                                                                • 池田晶子/陸田真志『死と生きる 獄中哲学対話』新潮社(1999年)読了 - はてなブログ大学文学部

                                                                                  こちらを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 最後の最後で、陸田氏は「理性とは本能だ」という命題に辿り着く。 池田氏はそれに添える形で「理性とは普遍だ」と書く。 最後の最後で、陸田氏は「何故人を殺してしまったのか」という問いに対して、金銭欲の根底には拝金主義があり、その狭い世界のなかで嫉妬心が生まれた。そして理性では抑制しきれなかったと自己分析をする。 人間には善と悪が混在して存在しているかもしれないが、思惑と殺害の間には断絶がある。 どんな言葉をもってもこの断絶については説明しきれていないようにみえる。 それは、今日でも数多くの作家が殺人というテーマを選んでいることから察することができる。 次に僕はドストエフスキーの『罪と罰』を読んでみようと思う。 つづく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この本に関係のある本 リチャード

                                                                                    池田晶子/陸田真志『死と生きる 獄中哲学対話』新潮社(1999年)読了 - はてなブログ大学文学部