【平安名純代・米国特約記者】米国防総省が輸送機V22オスプレイの新規調達を終了することが8日までに分かった。2026年予定で生産ラインを閉鎖する。同省によると、米海兵隊の当初の調達予定数に変更はなく、飛行訓練計画には影響しない見通し。米軍は2050年代までオスプレイを運用する方針だ。
メディアに非公開とした講演の中で、杉田氏は差別に反対するさまざまな人々が「みんなつながっている」と繰り返し主張した。「相関図が頭に入っていたのは安倍(晋三)首相。今、自民党の中で脅威が分かっているのは私くらいではないか」と語った。 「アイヌ民族が『差別されている』と発信すると、ロシアに日本へ攻め込む口実を与える。琉球がことさら『差別されている』と言うことは、中国を利する」とも述べた。 龍谷大・松島教授が批判 「標的をつくり、追い詰めようとしている」 一連の発言に関し、龍谷大学の松島泰勝教授は「琉球人が差別されているのは事実で、反対するのは当然。どこを利するかという問題ではない」と指摘。「杉田氏は公人としてまず差別をやめるべきなのに、被害者を『反日』『左翼』と呼んでネット右翼の標的をつくり、追い詰めようとしている」と批判した。 杉田氏は2018年、松島教授の琉球独立研究に対する疑問を八重山日
沖縄の海人が伝えたと言われる、富山県八尾町の「おわら風の盆」は、沖縄の古典と同じおなじように三味線、太鼓、胡弓の編成だ。町ごとの団体で、沖縄の道ジュネーのように町を練り歩くのだが、沖縄のエイサーとの違いは、見せるだけではなく、数曲は観客も参加できる「輪踊り」の時間が設けられいる点。アナウンスで「これから輪踊りの時間です」と案内が流れると、待ってましたとばかりに観光客も盆踊りのように踊り手の輪の中に入り踊ることができる参加型の祭りで、年々観光客が増え、現在は参加を規制するほどの人気の祭りの一つとなっている。 沖縄でも規制できる場所限定でもいいので、道ジュネーの途中で、観光客も地元のオジーもオバーも老いも若きも参加できる踊りがメインとなるエイサーができないかと思っている。 昭和の時代はエイサー以外にも各自治体で近隣の学校のグランドに櫓(やぐら)を造り、盆踊り大会が行われていたが、年々減つてきて
陸上自衛隊幹部候補生学校(福岡県久留米市)が、「沖縄作戦において日本軍が長期にわたり善戦敢闘し得た」と評価し、幹部候補生の教育方針にしていたことが市民団体の情報公開で分かった。関東学院大学の林博史名誉教授によると自衛隊のこのような教育は1960年代に明らかになったが、現代も継続していることが改めて浮き彫りになった。住民被害には触れておらず、識者は「戦闘の仕方ばかりを取り上げているのは問題だ」と指摘している。(社会部・塩入雄一郎) 元自衛官などの研究者でつくる軍事問題研究会が、防衛省に公文書を開示請求。2017年8月から9月にかけ、陸自が一般幹部候補生に対して県内で行った「沖縄戦史現地教育」の実施計画が公開された。 実施計画は目的を「沖縄戦史を現地において教育し追体験させることにより、戦場、特に国土戦の実態を深刻に認識させる」と設定。現地教育などが中止となった場合、...
オランダ軍の海兵隊が3月、米軍北部訓練場で行われた米海兵隊の訓練プログラムに参加していたことが27日分かった。沖縄防衛局はオランダ軍の来沖を把握していなかったが、第3海兵師団の交流サイト(SNS)が訓練の動画を流していた。在日米軍基地で米軍以外の他国軍が訓練することは日米安全保障条約で認められないが、条約を逸脱して他国が訓練に参加するといった事例はたびたび起きている。識者は「事実上の安保条約違反が常態化している」と問題視している。(社会部・塩入雄一郎) 米軍の第4海兵連隊とオランダ軍の海兵隊員が3月10日から2週間、北部訓練場でジャングルリーダーコースに参加したことを第3海兵師団の「X」やフェイスブックなどが紹介。「厳しいジャングル環境に米軍と同盟軍が対応するよう設計した」と説明している。 動画では、オランダ軍の海兵隊員2人が北部訓練場内で米海兵隊の指導官から説明を受ける場面が流れる。別の
【南城】コストコオープンによる大渋滞は休日の市民の足を直撃した。南城市役所を発着点とするコミュニティーバスの「N(エヌ)バス」は、通常なら1周約75分のルートが約10時間かかる異常事態に。車両が戻ってこないことには次の便を出せず、24日は全59便のうち26便しか運行できなかった。抜本策はなく、影響は25日以降も続きそうだ。 Nバスは65歳以上の南城市民なら無料。買い物へ出かけるために使うお年寄りが多く、平日は学生も利用する。昨年度の乗客は月平均1万5325人に上る。 24日午前6時の始発便は、市役所を出た約50メートル先でコストコを目指す車列にのみ込まれた。コストコ客の車を路肩へ寄せようにも道幅が足りない。Nバスには「今日は運行しているのか」といった問い合わせが午前中だけで30件以上寄せられた。与那原署にも渋滞の通報が十数件あった。 南城市の「市交通情報発信サイト」の地図は、コストコ周辺が
こんにちは、らくからちゃです。 早いものでもう大晦日ですね。毎年この記事を書くとき、去年の記事をコピーするところから始めるのですが、「うそやん、もうそれ1年以上前なん!?」と驚くことばかりです。 個人的には、おかげさまで入院していた妻も家に戻ってきて、本格的に育休から復帰したものの、生活の変化にも社会の変化にも置いていかれないようにしがみついている次第です。 なお昨年同様 、集計は以下のように行っております。 抽出対象はデイリーのホットエントリー総合(サンプル:2019年1月1日) 言い換えれば上記に入らなかった分はカウントされません 同一ユーザーからの複数スターは除外 細かい取りこぼしは気にしない それでは いっくぞー( ・`д・´) ブックマークデータ推移 まずはブックマーク数全体の推移から見ていきましょう。 毎度スター数の総数を折れ線でつけてたんですけど、あんまりおもしろくもねえなあ
沖縄本島北部の中学校で22日行われた学年全体レク「借り人競争」の題に「黒い人」と書かれたカードがあり、祖父が黒人の男子生徒が「人種差別ではないか」と教員に抗議していたことが分かった。教員は抗議を受け流し、レクは続行された。校長は取材に対し、対応は適切でなく謝罪する予定だと説明した。 【写真】妊婦、入居探し電話100回 外国人理由に契約拒否相次ぐ 学校側の説明によると、題は生徒が考えた。別の教員がパソコンで入力してカードを作る際、不適切なものがないかチェックしていたという。 問題のカードは別の生徒が引いた。「文言は『肌の黒い人』」と説明する学校側に対し、男子生徒は「『肌の』という文字はなかったと思う」と話しており、一部に食い違いもある。男子生徒は同学年で唯一、黒人のルーツがある生徒だという。 校長は24日、男子生徒の抗議を受けた教員から聞き取りをした。「そうかという感じで重く受け止めなかった
まず疑惑の段階ではあるが、沖縄タイムスの取材に代表が一部の指摘を認めたという。 自宅訪問しない「訪問看護」 要件を満たさず不正に報酬1000万円か 沖縄・中城村の「キララ」 | 沖縄タイムス+プラス 代表者らがグループ内の福祉事業所の利用者数十人を勧誘し、自宅ではなく事業所内で「看護」を受けさせていたという。本紙の取材に代表者は利用者の一部について指摘を認め、「違法なら改める」と述べた。 別記事には利用者の詳細な証言もある。 「弱者で金もうけ」憤る元利用者 わずか5分の訪問看護 多額の診療報酬得た疑い 障がい者に「お金をあげるから協力して」 自宅に訪問せず事業所内で実施 | 沖縄タイムス+プラス 元利用者の一人は、キララとグループ関係にある「一般社団法人みらい」の就労継続支援事業所B型を利用していた。理事長から直接、「お金をあげるから協力して」と持ちかけられ、主治医を受診して訪問看護を受け
全国的なコメの在庫不足で、首都圏などでは入手が難しくなっている。県外に比べ品薄感がない沖縄では、観光客がコメを買って帰ったり、県内在住者が県外に住む家族や知人に送ったりする動きが目立ち始めた。新米の流通が始まり、しばらくすれば需給の安定が見込めることから、卸売業者は「必要な分だけ落ち着いて購入してほしい」と呼びかけている。 【写真】コストコ開店で大渋滞する沖縄・南城市。1周約75分の巡回バスルートは10時間かかった 農林水産省の発表によると、6月末時点で国内の主食用米の民間在庫量(速報値)は、前年比2割減となる156万トン。統計開始以降で最も少なくなった。 減反でコメの作付面積が減ったことや、猛暑による不作が背景にある。気象庁が巨大地震への注意を呼びかけ、家庭で備蓄する動きが広がったことも拍車をかけた。 ■県内は販売制限なし 一方、県内のスーパーでは、棚が空になったり販売数量を制限したりす
メンタル不調(精神疾患)により30日以上の休暇や休職をしている那覇市職員が2023年度に93人に上り、統計を開始した16年度以降、22年度に続き過去最多となったことが13日、分かった。 発症原因は部署異動などによる「業務に対する不安」が最も多く、次いで「職場での人間関係」の悩みなど。 30日以上休んでいる職員数は年々増加傾向で、21年度は77人だったが、22と23年度はそれぞれ93人と急増。19年度は71人、20年度は76人だった。13日の同市議会6月定例会で、金城亮太議員の一般質問に島袋久枝総務部長が答弁した。 復職支援を行う担当者によると、休職者数はコロナ禍後から増えており、新型コロナ対応による業務の変動や業務量の増加、人間関係の希薄化などが要因と推測している。市では保健師が休職者の現状把握を行い、復職支援に取り組んでいる。(社会部・玉城日向子)
[インサイドクリック] 沖縄県内の路線バス運転手不足の解消には運転手の待遇改善が急務だ。時間外労働の上限が規制される「2024年問題」などの影響によるバス路線の減便で、月給が10万円下がった運転手もいる。ただ、県内路線バス会社はコロナ禍の利用者減で収益も減っており、待遇の改善に限界がある。鉄軌道のない県民の足を守るための施策が求められている。(政経部・國吉匠) 【ひと目でわかる】10月から減便した沖縄県内の共同運行バスの路線一覧 残業規制強化や休憩時間の規制が敷かれる2024年問題は、運転手不足を加速させることが懸念されている。県内の路線バス4社(那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス、東陽バス)は2024年問題や人手不足で、11月までに県内27路線以上で運行本数を減らしている。 減便の影響は運転手の給与に大きく出ている。ある40代の男性運転手は働く時間が減り給与の手取りが25万円から15万円に
ボト @botomeze 鳥山明が漫画家になろうとした理由を本人が漫画にしてたけど、お母さんが100円くれなかったから漫画を投稿したという素人のラノベよりも雑な伝説の始まりだよなこれ pic.twitter.com/Ekyx3Y5lio リンク 沖縄タイムス+プラス 『Dr.スランプ』で「マシリト」と呼ばれた男・鳥嶋和彦の仕事哲学【中編】『ジャンプ』伝説の編集長は『ドラゴンボール』をいかにして生み出したのか | ITmedia ビジネスオンライン | 沖縄タイムス+プラス 『ドラゴンボール』『Dr.スランプ アラレちゃん』――。漫画家・鳥山明さんの名作は今や国内にとどまらず海外の市場を席巻している。その鳥山さんを見いだしたのが2018年に創刊50周年を迎える『週刊少年ジャンプ』の元編集長・鳥嶋和彦さんだ。 2 users 46 リンク 集英社 ― SHUEISHA ― 鳥山明○作劇場 1/
市民大パレードは地元の団体・企業が踊りや演奏といったパフォーマンスを披露し、沿道の声援を受けながら市街地を歩く。ことしは54団体約1800人が参加した。 市民団体「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」は1日、迷彩服でのパレード参加は祭りの趣旨にそぐわないとして、事務局を担う市商工振興課に参加取り消しを要請していた。 同駐屯地の広報担当者は本紙の取材に「私たちの活動を知ってもらうためにパレードへの参加を申し込んだ。制服である迷彩服を着用した」と説明した。 「一撃必墜」ののぼりは、同駐屯地でミサイルなどに対処する第348高射中隊のもので「スローガンのようなもの」だという。 隊員らは昨年、厳格な雰囲気の「観閲行進」をしたが、今年は「にこやかなムード」(担当者)に方針転換。先導する音楽隊の演奏で流行の曲を踊るなど親しみやすさを出したという。沿道で日の丸を振って喜ぶ子どもたちもいた。 八重山防衛協会
2024年6月30日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,053点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『
沖縄タイムスの阿部岳記者のファクトチェックがファクトチェックアワード2024の優秀賞を受賞しました。 おかしなファクトチェックなので、それに対してファクトチェックもどきをやってみました。 対象の記事は 『ひろゆき氏「沖縄は親を寝たきりにして年金で暮らす」をファクトチェック 主張の前提3点は2点誤り1点不正確 | 沖縄タイムス+プラス』 になります。 ※現在は有料記事で本文が見られないので、アーカイブにリンクしています。 阿部記者によるファクトチェックの概要は次の通りです。 実業家のひろゆき(西村博之)氏が今年2月のユーチューブ配信で、沖縄は老いた親をあえて寝たきりにしてその年金収入で暮らす構造があると発言していたことが分かった。「寝たきり老人が人口当たり一番多い」など、前提にした3点の主張を本紙がファクトチェックすると、2点が「誤り」、1点が「不正確」だった。 では3点を見ていきましょう。
太平洋戦争末期の激戦地で、多くの兵士が戦死した硫黄島(東京都小笠原村)で採取された砂が、米軍普天間飛行場の基地開放行事で販売されていた。厚生労働省は日本人の島からの砂の持ち出しを制限している。硫黄島の戦没者遺族は「日本人は持ち帰ることができないのに、米軍基地で売るのはおかしい」と話している。(社会部・塩入雄一郎) 砂は今月6日、普天間飛行場の「普天間フライトラインフェア」で販売しているのを記者が確認。展示中のオスプレイの横に設置したテントで、部隊のキーホルダーやTシャツなどと並べられていた。1個5ドルで、日本円では千円で販売していた。 在沖海兵隊福利厚生部(MCCS沖縄)によると、砂は25年以上前に...
文部科学省は22日までに、来春から中学校で使用される教科書の検定で合否を保留していた「令和書籍」の歴史教科書2点を追加合格にしたと発表した。同社の教科書は沖縄戦で「沖縄を守るために、(中略)二八〇〇人以上の特攻隊員が散華しました」と記載したほか、学徒隊の編成について「動員」ではなく、積極性の強い「志願」という表現を使用。識者らは史実的に誤解を与えかねない記述だと批判している。(社会部・新垣玲央、下里潤、新垣亮) 令和書籍は作家の竹田恒泰氏が代表を務め、2018年度の検定から中学の歴史教科書を申請。これまで3回不合格となっていた。 沖縄戦の記述では、「爆弾を持ったまま敵艦に突入する特攻作戦」が「沖縄を守るために」行われたと説明。その上で「沖縄攻防戦では、中学生から高校生の男女二三〇〇人以上が、...
[反ヘイト] 自民党の杉田水脈衆院議員が6日、那覇市内で講演し、差別根絶に取り組む沖縄、アイヌ民族、在日コリアン、被差別部落などの人々を総称して「反日の左翼がどれだけ力を持っていて、どれだけ面倒くさいか」と述べた。差別問題で被害者側に非があるかのような誤った発言で、差別を根絶すべき国会議員の責務に反する。杉田氏は7日、講演内容に関する本紙の取材に応じなかった。 【写真】壁一面に張られたヘイトスピーチの展示を見る、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん メディアに非公開とした講演の中で、杉田氏は差別に反対するさまざまな人々が「みんなつながっている」と繰り返し主張した。「相関図が頭に入っていたのは安倍(晋三)首相。今、自民党の中で脅威が分かっているのは私くらいではないか」と語った。 「アイヌ民族が『差別されている』と発信すると、ロシアに日本へ攻め込む口実を与える。琉球がことさら『差別されている』
沖縄県の浦添市が公式アカウント「TikTok(ティックトック)市長」に投稿したショート動画が女性蔑視やセクハラとの批判を受けた問題で、市は11日、有識者が検証する「市ソーシャルメディア調査委員会」の第2回会合を開いた。ショート動画全26本のうち、後半の11本を閲覧し、意見交換した。 【写真】「セクハラ」と指摘を受けているTikTok動画 制服リサイクル店をPRする動画では、市長がセーラー服売り場を怪しげにうろつく場面が問題視された。 委員長の矢野恵美琉球大教授は市が「レインボー都市うらそえ」を宣言していることに触れ、「さまざまなセクシャリティーの人がいて、制服も選べるよう推進する中で、ソジハラ(性的指向・性自認への差別や嫌がらせ)に当たる」と指摘した。
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