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無責任の体系の検索結果1 - 15 件 / 15件

  • なぜ日本の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にあるのか…「限界分譲地」という大問題を告発する 無責任の体系によって「都市の荒廃」が進んでいる

    日本の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にある。そうした「限界分譲地」の取材を続けているブロガーの吉川祐介さんは「限界分譲地は戦後の土地開発ブームに乗じて作られた。居住ではなく投機が目的だったため、放棄された空き地が虫食い上に広がっている。限界分譲地に住むことは可能だが、自治会は機能せず、道路や公園は雑草で埋もれることもある」という――。 日本に点在する、忘れ去られた分譲地 戦後の日本は近年に至るまで、深刻な住宅問題を長く抱えてきた。 終戦直後は、空襲で家を失った人や復員兵や引き揚げ者の住宅の確保。人口増と高度成長がもたらした都市の過密と住宅不足、そして住環境の悪化という問題があった。 過熱する土地開発ブームによる地価の高騰などもあり、どの時代においても庶民は、激変する社会情勢の中で、ひとつのマイホームを確保するのが精いっぱいの状況だった。 地価高騰の時代と聞くと、1980年代末ごろのバブ

      なぜ日本の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にあるのか…「限界分譲地」という大問題を告発する 無責任の体系によって「都市の荒廃」が進んでいる
    • 大阪万博の中止はもう無理なのか…3187億円の税金を使って「カジノ建設の露払い」をするという無責任の体系 計画の責任を問うべき人が見当たらない

      大阪万博の中止はもう無理なのか…3187億円の税金を使って「カジノ建設の露払い」をするという無責任の体系 計画の責任を問うべき人が見当たらない この空気は東京五輪の前とよく似ている 大阪・関西万博開催まで1年を切ったが、日に日に「中止」または「延期」せよという声が弱まってきている気がする。どうせ、反対しても強行するに決まっているという諦めムードが漂っているのは、東京五輪の前とよく似ている。 これまでに挙げられた万博開催を中止すべしという「理由」を列挙してみたい。 第1は大幅な工期の遅れと膨れ上がる費用である。 「多額の税金が投入される会場整備費は、当初見込みの約2倍となる2350億円まで膨らんだ。独創的なデザインを競う海外パビリオンは想定よりも建設スケジュールが大きく遅れ、着工はわずか十数カ国(4月上旬時点)にとどまる」(47NEWS 4月15日 10:30) さらに昨年の東京新聞(11月

        大阪万博の中止はもう無理なのか…3187億円の税金を使って「カジノ建設の露払い」をするという無責任の体系 計画の責任を問うべき人が見当たらない
      • 日本はどこで誤り、戦争への道を進んだのか この国の意思決定能力の不全と「無責任の体系」を問う 劇団チョコレートケーキの新作『帰還不能点』 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

        the Point of No Return(ポイント・オブ・ノー・リターン)――。 航空用語で、燃料の残量から計算して、離陸した空港に戻れなくなる限界点のことを指す。私たちの人生にも、後戻りできない地点というものがある。それを越えてしまったら、何が待ち構えていても、前進するしかない。後から選択を悔いても、もう引き返すことはできない、そんな瞬間が。そして、おそらく国家にも……。 日本はどこで道を誤り、76年前の破滅へと突き進んだのか――。2月19日から東京・池袋で上演されている劇団チョコレートケーキの新作『帰還不能点』は、そんな歴史の分岐点に迫った“問題作”だ。日本の集団的意思決定場面で毎度毎度あらわれる「無責任の体系」の追及でもあり、集団や組織の中の「個」という、現代に通じる問いにも挑んでいる。 (取材・文 石川智也) 将来を嘱望された少壮官僚たちが出した「日本必敗」の結論 舞台は195

          日本はどこで誤り、戦争への道を進んだのか この国の意思決定能力の不全と「無責任の体系」を問う 劇団チョコレートケーキの新作『帰還不能点』 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
        • 加計と日大問題:似た構図、丸山真男の「無責任の体系」か | 毎日新聞

          安倍政権のモリカケ疑惑と、日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題は似ている--と、ちまたで言われている。本当か。加計学園問題に焦点を絞り、日大の問題と実際に比べてみた。すると、トップやその周囲が現場の告発を否定する構図は共通し、関係者の発言までそっくりだった。二つのケースの奥に潜む日本の政治や社会の病理を探る。【和田浩幸、宇多川はるか/統合デジタル取材センター】

            加計と日大問題:似た構図、丸山真男の「無責任の体系」か | 毎日新聞
          • 事なかれ主義の「無責任の体系」が日本を滅ぼす 法を超える「過剰なコンセンサス」のリスク | JBpress (ジェイビープレス)

            韓国で発足した元慰安婦支援を行う「和解・癒やし財団」に抗議するため記者会見場に乱入した人々(2016年7月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUNG YEON-JE〔AFPBB News〕 経済産業省の敷地を5年前から占拠していた「脱原発テント」が8月21日にようやく撤去された。これは国有地を違法に占拠していたので、普通なら警察が即時撤去して終わりだが、経産省はそれを放置し、訴訟で最高裁まで争って7月に判決が出て、やっと撤去した。菅直人首相が思いつきで止めた原発は、5年たってもほとんど動かない。 他方、外務省は2015年末の日韓政府の合意にもとづいて「元慰安婦」を支援する韓国の「和解・癒やし財団」に日本政府が10億円を拠出することを決めた。しかし合意の条件になっていたソウルの日本大使館前の少女像については、韓国側は「努力する」というだけだ。これでは問題は、また蒸し返されるだろう。 戦前

              事なかれ主義の「無責任の体系」が日本を滅ぼす 法を超える「過剰なコンセンサス」のリスク | JBpress (ジェイビープレス)
            • なぜ日本の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にあるのか…「限界分譲地」という大問題を告発する 無責任の体系によって「都市の荒廃」が進んでいる (6ページ目)

              住環境を考えれば歓迎すべき変化だが、そもそも実需を全く考慮されないまま乱開発された旧分譲地を、今後も虫食い状に再利用を続けていくことが、都市計画や住宅政策の視点から見て最適解と言えるのだろうか――。 筆者自身、乱開発の産物である千葉県内の僻地の分譲地で暮らしており、管理者を失った自宅周辺の空き地の整備を続けている。だからこそ、その思いを拭えずにいる。 ある区画は流動性を失うほどまで荒廃・放棄される一方で、真隣の区画は宅地として利用され、住民が生活をしている。限界分譲地に住むことは可能だが、自治会は機能せず、道路や公園は雑草で埋もれることもよくある。 郊外の衰退・縮小とはよく言うが、現実にはきれいに整然と縮小しているのではなく、虫食い上に放棄された管理不全の住宅地の割合が、静かに拡大しているのだ。 場当たり的な住宅政策の無策ぶり、地価の下落による資産価値の消失、住環境の荒廃……。限界分譲地の

                なぜ日本の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にあるのか…「限界分譲地」という大問題を告発する 無責任の体系によって「都市の荒廃」が進んでいる (6ページ目)
              • 無責任の体系と「神輿・役人・無法者」 – The Long Wait

                福島第一原発をめぐる混乱はますます拡大し、もはやこれは敗戦であるという論調が目立ってくる。時代は反原発、そもそも原発をこんなに大量に設置するにいたった責任を誰が負うのかという問題意識から政府や東電に対する批判は強まる一方だ。確かに事態は敗戦後の様相を呈し、丸山眞男の「無責任の体系」が頭をかすめるばかりである。ちょうどよい機会だから、この理論とは一体何だったのかということをおさらいしておこう。 丸山眞男。1914年生まれ、1996年没。戦後最大の政治学者と言って差し支えないだろう。1946年、「超国家主義の論理と心理」を新刊雑誌「世界」に発表。一躍名を広める。専攻は日本思想史だが、日本ファシズムを論じた著作群もまた有名である。 さて、「無責任の体系」ということばは実のところ「論理と心理」には登場しない。そこで論じられているのはあくまで超国家主義における体系、すなわち中心に存する天皇からの距離

                  無責任の体系と「神輿・役人・無法者」 – The Long Wait
                • 丸山真男と邦男‐「無責任の体系」をめぐって - takamm’s diary

                  むかし誰かが「丸山真男より弟の邦男の方がいい」と話しているのを聞き、さっそく丸山邦男の「天皇観の戦後史」を買って読んだ。戦前、「神」だったはずの天皇が「人間宣言」し、もとから平和主義者であったかのような態度をとる欺瞞を批判した著作だった。 兄の丸山真男のほうは岩波新書の「日本の思想」を読んだが、何が言いたいのかよく分からなかった。後年、読んだ「現代政治の思想と行動」ほうがまだ分かりやすかった。 その著書の中に「軍国支配者の精神形態」という論文がある。ニュルンベルグ裁判で悪びれずに侵略の意思を語るナチス幹部と、責任逃れのような曖昧な発言を続けた東京裁判の日本軍人を対比した論文だ。 たとえば、ナチ親衛隊長ヒムラーが「ロシア人やチェコ人がどうなろうと関心はない。関心を惹くのは、われわれがその民族を奴隷として必要とする限りにおいてのみだ」とナチズム全開で語るのに対し、元朝鮮総督の南次郎は極東軍事裁

                    丸山真男と邦男‐「無責任の体系」をめぐって - takamm’s diary
                  • 無責任の体系。 - 記識の外

                    上野千鶴子人権講座講師着任が拒否られた問題(http://d.hatena.ne.jp/using_pleasure/20060124/1138093526)の続報。 国分寺市から上野氏に対する回答が為され、東京都から国分寺市民による抗議文への回答が為された模様。 まずは国分寺市による回答から。 国教教生発第47号 平成18年2月13日 上野 千鶴子 様 国分寺市教育委員会教育部 生涯学習推進課長  熊谷 淳 公開質問状について(回答) 平成18年1月13日付,国教教庶収第484号文書,及び平成18年2月7日付,国教教庶収第522号文書,市長,教育委員長,教育長,生涯学習推進課長宛の2件の公開質問状について,下記のとおり回答します。 記 (1)国分寺市教育委員会は,東京都教育委員会と実施計画書の内容について協議しましたが,東京都教育委員会の意向からモデル事業の再委託を受けることは困難と判断

                    • アクセス:「加計」と「日大」は相似形 背景に「無責任の体系」 | 毎日新聞

                      <access> 安倍政権のモリカケ疑惑と日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題は似ている--と、ちまたでよく耳にする。実際、加計学園問題に絞って日大の問題と比べると、トップや周囲が現場の告発を釈明で否定しようとした点はもちろん、関係者の発言までそっくりだ。二つの問題の奥に潜む日本の病理を探る。【和田浩幸、宇多川はるか】 文部科学省の獣医師数抑制政策のもと、加計学園は国家戦略特区制度で獣医学部の新設を実現した。安倍晋三首相は「岩盤規制に穴を開ける」と制度の意義を語るが、その「穴」が最初から同学園しか通れなかった疑惑が持たれている。

                        アクセス:「加計」と「日大」は相似形 背景に「無責任の体系」 | 毎日新聞
                      • プロきゃびっと on Twitter: "アキヒト版の玉音放送なんかボイコットでしょ。 粛々と天皇制を打倒しよう。粛々とあいつの親父の植民地支配責任、侵略戦争責任、沖縄を売り飛ばした責任も、それを全部受け継いで天皇制の維持に寄与してきたアキヒト自身の責任を追求しよ。 日本のこの無責任の体系は本当ここに極まると思うのね。"

                        アキヒト版の玉音放送なんかボイコットでしょ。 粛々と天皇制を打倒しよう。粛々とあいつの親父の植民地支配責任、侵略戦争責任、沖縄を売り飛ばした責任も、それを全部受け継いで天皇制の維持に寄与してきたアキヒト自身の責任を追求しよ。 日本のこの無責任の体系は本当ここに極まると思うのね。

                          プロきゃびっと on Twitter: "アキヒト版の玉音放送なんかボイコットでしょ。 粛々と天皇制を打倒しよう。粛々とあいつの親父の植民地支配責任、侵略戦争責任、沖縄を売り飛ばした責任も、それを全部受け継いで天皇制の維持に寄与してきたアキヒト自身の責任を追求しよ。 日本のこの無責任の体系は本当ここに極まると思うのね。"
                        • 大阪万博の中止はもう無理なのか…3187億円の税金を使って「カジノ建設の露払い」をするという無責任の体系(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

                          2025年大阪・関西万博開幕1000日前イベント(写真=内閣官房内閣広報室/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons) ■この空気は東京五輪の前とよく似ている 大阪・関西万博開催まで1年を切ったが、日に日に「中止」または「延期」せよという声が弱まってきている気がする。どうせ、反対しても強行するに決まっているという諦めムードが漂っているのは、東京五輪の前とよく似ている。 【写真】大阪・関西万博/万博会場大屋根建設現場を報道公開 これまでに挙げられた万博開催を中止すべしという「理由」を列挙してみたい。 第1は大幅な工期の遅れと膨れ上がる費用である。 「多額の税金が投入される会場整備費は、当初見込みの約2倍となる2350億円まで膨らんだ。独創的なデザインを競う海外パビリオンは想定よりも建設スケジュールが大きく遅れ、着工はわずか十数カ国(4月上旬時点)にとどまる」(47NEWS 4月

                            大阪万博の中止はもう無理なのか…3187億円の税金を使って「カジノ建設の露払い」をするという無責任の体系(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
                          • 【原発】「無責任の体系」 ~事故と官僚主義の連続(2)~ - 語られる言葉の河へ

                            (承前) (3)生き続ける「無責任の体系」 日本の政治は、丸山真男のいわゆる「無責任の体系」から一歩も抜け出していない。丸山は、満州事変から太平洋戦争の敗戦に至るまで、全体的な構図をもとに意思決定を行った主体が不在である点に、日本の戦争の特徴を見い出した。意図的決定者の有無が、同じ侵略戦争を起こしたドイツと日本の決定的な違いだ(丸山の指摘)。 戦前、戦中の日本では、政策立案の当事者は、特定の誰かが邪悪な、あるいは壮大な意図を持って政策を推進したわけではない。個人的には疑義を持っても場の空気に逆らえず、戦争政策に追随した。主体的思考を放棄し、状況にその場限りの対応を重ね、破局はしだいに深刻化した。主観的願望が客観的事実認識を駆逐し、起きてほしくないことは起きないと信じ、戦況の悪化や会戦の敗北は転進と正当化した。指導者は、天皇の名の下に権力を行使し、最後の所では「國體」がこうした発想を正当化し

                            • 日本の経営者にはびこる「無責任の体系」、日本の未熟な資本主義の末路を予言していた小室直樹氏 | 週刊エコノミスト Online

                              小室直樹博士(1932〜2010年)=東京工業大世界文明センター提供 地面師事件、クーデターを経て株主総総会でのプロキシファイト(委任状争奪戦)に発展した積水ハウスは、ガバナンスを軽視する日本の企業不祥事を絵にかいたような例だった。その顛末を筆者は『保身 積水ハウス、クーデターの深層』にまとめたが、昨今の東芝騒動も、まさにガバナンス意識を欠いた経営者たちの失態だった。 なぜ日本では企業不祥事が絶えないのか。前編は「経営者はなぜ「隠ぺい」が好きなのか?経営トップの不祥事を封じる手立てがない日本で起きたオリンパス事件、積水ハウス地面師事件、東芝問題」 日本の末路を予見していた『小室直樹の資本主義原論』 実は、こうした事態を予見していたかのような「教科書」が存在した。学際的社会科学研究者として名高い小室直樹博士(1932〜2010年)の著書『小室直樹の資本主義原論』(東洋経済新報社・1997年)

                                日本の経営者にはびこる「無責任の体系」、日本の未熟な資本主義の末路を予言していた小室直樹氏 | 週刊エコノミスト Online
                              • 丸山真男「民主主義を求めて」(2)「抑圧の移譲」と「無責任の体系」と「明治の精神」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~

                                昭和20年(1945)8月15日 太平洋戦争敗戦。 マッカーサーを最高司令官とするGHQは日本の非軍事化と民主化を推し進めていきます。GHQは戦争指導者を次々と逮捕。 昭和21年(1946)5月、極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判が始まった。 同じころ、丸山の論文が創刊間もない総合雑誌「世界」の巻頭に掲載された。 「超国家主義の論理と心理」。日本のファシズムを分析したこの論文は、すぐさま新聞に批評が載り大きな反響を呼ぶ。 当時東京大学丸山ゼミ生の政治学者石田雄(たけし)さん(91歳)も、学徒動員で内務班の体験をした。復員後、「超国家主義の論理と心理」を読んで強い衝撃を受け、丸山の教えを受けました。 「私は私なりにどうしてあんな戦争を支持するようになったのか、あんな軍隊によって実行された戦争を支持するようになったのか、何とか私なりに学問的に解明したいと思っていたところなんですね。『超国家主義

                                  丸山真男「民主主義を求めて」(2)「抑圧の移譲」と「無責任の体系」と「明治の精神」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~
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