緊急事態宣言解除にあたって「気の緩みに注意」という言葉が政治家から聞こえてきますが、これ変だよね。いくら気合を入れても「正しい感染防止策」が為されていなければ無意味。 為すべきことは「正しい感染防止策の実行」。そして、その補助となる「ガイドラインの作成・遵守」です。そして万一感染者が出た場合でも「気合が足りなかった」という反省ではなく、「ガイドラインが守れていたか」「ガイドラインに不備がなかったか」という反省をすべきです。精神論を説くのではなく、作成・チェックに必要なリソースを確保することが政治家の役割のはずなのだが。 日本は精神主義が大好きで、科学的な対処をいつの間にか忘れて精神論に陥りがちです。挙げ句の果てに、役に立たない疑似科学を採用してしまうこともあるので、要注意です。 (テレビを見ていると、感染対策が既に儀式化しつつあるところもあるようで、ちょっと怖いです) 沖縄のガイドライン沖