22日午前10時50分ごろ、神戸市北区道場町日下部の神戸電鉄三田線の踏切で、「列車が何かを踏んだようだ」と同社指令所から110番があった。兵庫県警有馬署によると、運転士が列車を降りて確認したところ、線路に石が粉砕された痕があったという。同署は何者かが置き石をした可能性があるとみて、電汽車往来危険容疑で捜査している。 同署によると、現場は神鉄道場駅の北約60メートルにある西山踏切の線路上。現場で停車したのは、三田発新開地行きの普通電車で、乗客約40人が乗っていた。けが人はいなかった。普通電車は約5分遅れで運転を再開した。