並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

321 - 360 件 / 438件

新着順 人気順

研究資料の検索結果321 - 360 件 / 438件

  • 『ゴジラS.P(シンギュラ・ポイント)』のあらすじと感想 - G-SELFの趣味をカタる部屋

    『ゴジラS.P(シンギュラ・ポイント)』アニメ・第5話~第8話のあらすじと感想 (ネタバレ、謎、怪獣) 今回もアニメの感想記事です。以前に、第2話から第4話をご紹介しました。引き続き、この『ゴジラS.P』のあらすじと感想をまとめて記事にしていきます。 『ゴジラS.P』は全13話の予定です。 ちなみに、S.P(シンギュラ・ポイント)とは、Singular(並外れた、稀に見る)、Point(点)=『特異点』という意味です。 ※よろしければ、前回の紹介記事もご参照ください g-self.hatenablog.com アニメイトオンラインショップ 第5話「はやきことかぜの」のあらすじ 浦賀沖で海蛇のような巨大怪獣“マンダ”が出現した頃、大量のラドンの死骸が集められた場所に程近い山中で、ユンとハベルは“何か”を調べていたカイと遭遇するが、そこで新たな怪獣を発見。その怪獣のある特殊な力にユンは着目する

      『ゴジラS.P(シンギュラ・ポイント)』のあらすじと感想 - G-SELFの趣味をカタる部屋
    • 2020年 スマートフォン料金と通信品質の海外比較に関する調査 / ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー

      ~ 日本のスマートフォンの料金水準は中位レベル、通信品質は上位レベル ~ (1) スマートフォン料金の海外比較 ― 日本の料金水準は、中位レベル。欧州より高く、米国・韓国より安い水準。 (2) 通信品質の海外比較 ― 日本の通信品質は、上位レベル ― 日本の4G接続率は、98.5%。調査対象6カ国の中で最も高い。 ― 日本のダウンロード通信速度は、49.3Mbps。調査対象6カ国の中で2番目に速い。 (3) 日本のスマートフォンユーザー向けのWebアンケート ― サービスエリアや通信速度に対するユーザーの満足度が料金面と比して高い。 本調査を通じて、料金水準と通信品質には一定の相関性が認められる中、 諸外国と比べて、日本の料金水準は、通信品質を踏まえれば、必ずしも高くないと 考えられる。 本年4月の楽天モバイルのMNO新規参入等を通じて、携帯電話事業者間でのより一層の競争が今後期待されると

        2020年 スマートフォン料金と通信品質の海外比較に関する調査 / ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー
      • なぜ、「夜の街」と一括り?江戸時代にも3密の概念? ロバート キャンベルさんが語る、コロナ禍で生まれた言葉たち | BuzzFeed Japan

        感染症の流行で日々の生活がここまで変化することを、誰が予期しただろうか。 世界全体の動きが止まり、飛行機に乗り、国境をまたぐことが難しい日々が今も続く。 これまで当たり前だった飲み会や旅行などが当たり前でなくなった。代わりに日常生活で定着したのは、マスクやアルコール消毒液といった感染防止の対策だ。 だが、歴史を振り返ると、人間の歴史は感染症と共にある。感染症は幾度となく、人間の生活を脅かし続けてきた。 緊急事態宣言の最中、日本の古典を紐解き、災厄を乗り越えてきた人々の言葉を届けた研究者がいる。 日本文学の研究者で国立国文学研究資料館の館長を務めるロバート キャンベルさんは、4月24日、YouTubeに麻疹(はしか)やコレラが流行した時代に残された江戸時代の文学作品を紹介する動画をアップロードした。 「江戸時代以前からずっと、疫病とともに日本の文化、日本の社会が歩んできた長い歴史がある。こう

          なぜ、「夜の街」と一括り?江戸時代にも3密の概念? ロバート キャンベルさんが語る、コロナ禍で生まれた言葉たち | BuzzFeed Japan
        • 化粧に関する浮世絵と古典籍がオンラインで閲覧可能に。ポーラ文化研究所がデータベースを公開

          化粧に関する研究活動を行うポーラ文化研究所が昨年発表した、同研究所に所蔵される化粧や髪型、装いなどに関する資料をオンラインで公開するデータベースが4月16日に公開した。 同プログラムは、国文学研究資料館と協力・連携し、同研究所が所蔵する古典籍176冊と浮世絵349点の高精細デジタル画像を初めてオンラインで一括公開したもの。ユーザーはインタネットを通じて、化粧文化に関する大規模な資料群を完全無料で検索・閲覧することができる。 渓斎英泉 浮世四十八手 夜をふかして朝寝の手 文政4~5年頃(1821~22頃)化粧眉作口傳 宝永5年(1708) 今回の公開によって、化粧文化への理解を広げるとともに、江戸時代を中心とする風俗・文化史研究、そして海外からの日本文化理解の促進に寄与することが期待されるという。また、コロナ禍によりテレワークへのニーズが高まり、大学等の教育機関における遠隔授業をはじめ、信頼

            化粧に関する浮世絵と古典籍がオンラインで閲覧可能に。ポーラ文化研究所がデータベースを公開
          • 下田正弘・永﨑研宣編『デジタル学術空間の作り方 仏教学から提起する次世代人文学のモデル』全文公開サイト

            文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 Tweet Share on Tumblr 2019年12月18日全文PDF公開! 下の目次から直接PDFを見ることが出来ます! ライブラリアン、コンピュータサイエンティスト、人文学者...複数のプレイヤーによ

              下田正弘・永﨑研宣編『デジタル学術空間の作り方 仏教学から提起する次世代人文学のモデル』全文公開サイト
            • 2022年 | 歴史学研究会

              要望書 国立国会図書館デジタルコレクションの著作権処理の改善による知識情報基盤の拡充を求めます 文部科学大臣 永岡桂子 殿 文化庁長官 都倉俊一 殿 国立国会図書館長 吉永元信 殿 国立研究開発法人科学技術振興機構理事長 橋本和仁 殿 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所所長 喜連川優 殿 日本歴史学協会ほか歴史学に関わる28学会・研究会は、2020年来の新型コロナウイルス感染症の拡大によって各地の図書館サービスが大幅に制限された状況を憂慮し、同年5月23日に公開要望書「国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲拡大による知識情報基盤の充実を求めます」(http://www.nichirekikyo.com/statement/statement20200523.html)を発表しました。この要望書は、新型コロナウイルス感染症への緊急措置という側面だけではなく、図書

              • 都市アウターリング研究事始め──際はどこにあるか?

                編集部からの依頼は、埼玉県川口市・蕨市あたりのクルド人コミュニティについて、東京の「際」という観点で紹介せよ、というものだった。2年ほど前、クルド人が増えているらしいからと誘われ、蕨駅周辺を知人たちと歩いたことがあった。その後、浅子佳英さんがコーディネートした展覧会「東京デザインテン」★1にエスニック・コミュニティをテーマに出展する機会があり、研究室メンバーと同地域を歩き直し、クルド人十数人にインタビューをした。 他方で、筆者の研究室ではこれをトウキョウ・アウターリングと称する都市研究のプロジェクトに位置づけていた。本稿ではこの「アウターリング」の視座について概要を述べ、後半にエスニック・コミュニティの今日的現象にふれることにしたい。 最初は漠然とした気づきだった。東京の都心と郊外との「あいだ」にはかなり複雑な様相をもつエリアがあるのに、まとまったリサーチも議論もないのではないか、と思った

                  都市アウターリング研究事始め──際はどこにあるか?
                • 日本書紀「キジの尾の形に似た赤気が天に」はオーロラ | NHKニュース

                  日本書紀にある、国内最古の天文の記録とされている記述はオーロラを記したものだとする分析を、国立極地研究所などの研究グループが公表しました。 日本書紀は1300年前に編さんされた日本の歴史書で、飛鳥時代だった西暦620年12月に「キジの尾の形に似た赤気(あかきしるし)が天に現れた」という趣旨の記述があり、「オーロラ」や「すい星」を記した日本最古の天文の記録ではないかとされてきました。 国立極地研究所と国文学研究資料館などの研究グループは、飛鳥時代の頃の地球の地磁気を推定すると、近畿地方でもオーロラが見える可能性が高かったことが分かったほか、江戸時代の資料で、オーロラが赤みを帯びて扇形に見えたという記録が残されていたということです。 こうしたことから研究グループは、日本書紀の記述は当時の都があった奈良周辺で観測された扇形のオーロラを、キジが尾を広げた時の形に例えて記したものだという分析を公表し

                    日本書紀「キジの尾の形に似た赤気が天に」はオーロラ | NHKニュース
                  • 2年前、中国で消えた父 | NHK北海道

                    2年間、父に会うことも、声を聞くこともできず、その詳しい理由さえも分からない。それが、札幌に住む袁成驥さん(29)の置かれた状況です。北海道教育大学で長年教員を務めてきた父の袁克勤さん(65)は、おととし5月、中国に一時帰国した後にスパイの疑いで拘束されました。無実を信じ、1日も早い釈放を願う成驥さんですが、時間の経過とともに状況は悪化の一途を辿っています。 (室蘭放送局・篁慶一) 日中交流に尽力してきたはずが袁克勤さんは、中国・吉林省出身で、37年前に留学のため来日しました。一橋大学で博士号を取得した後、1994年から北海道教育大学で教員を務めてきました。専門は戦後の東アジアの国際政治史で、多くの論文や著作を出しています。留学生の受け入れなど、中国との国際交流の橋渡し役としても長年尽力してきたと言います。 北海道教育大学の元教授 袁克勤さんところが、おととし5月、母の葬儀に参列するため中

                      2年前、中国で消えた父 | NHK北海道
                    • 南海トラフ巨大地震 大阪梅田のビル 半数が津波避難者想定せず | NHK

                      南海トラフ巨大地震では、大阪・梅田にも津波が押し寄せると想定されています。梅田の地下街から多くの人たちがビルに避難する可能性がありますが、NHKが、地下街とつながっているおよそ50のビルを調べたところ、半数が避難者の受け入れを想定していないことが分かりました。 大阪府の想定では、南海トラフ巨大地震が発生すると、大阪中心部の梅田にも最大で2メートルの津波が押し寄せることが想定されています。 大阪市は浸水域の外側に逃げるか、頑丈な建物の3階以上への避難を呼びかけていて、一部のビルやマンションと「津波避難ビル」の協定を結んでいますが、梅田の周辺では11棟に限られています。 今回、NHKは、「津波避難ビル」とは別に、梅田の地下街とつながっていて、大阪市が「接続ビル」として公表している51棟を対象に避難者の受け入れについてアンケートを行いました。 その結果、回答が得られた43棟のうち、およそ半数の2

                        南海トラフ巨大地震 大阪梅田のビル 半数が津波避難者想定せず | NHK
                      • わずか8年?!短命に終わった高島町・二代目横浜駅の謎を追う - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト

                        ココがキニナル! 高島町交差点近くのマンションを建てる際に当時の赤レンガが出てきたという二代目横浜駅。関東大震災で廃止となった同駅をもっと知りたい。当時の東海道本線の痕跡は残っている?(よこはまうまれさんのキニナル) はまれぽ調査結果! 二代目横浜駅の遺構は今も大切に現地に保存され、また旧東海道線の痕跡も突き止めた。同駅の興亡とともに、その背景にある、大都市の中心駅にもかかわらず開業以来移転を繰り返してきた横浜駅の謎を深掘りする JR・私鉄・地下鉄と多くの路線が入り組む横浜駅は、年間乗降客数が新宿・渋谷・池袋に次いで国内どころか世界で4番目(2017年度)の巨大ターミナルだ。 今年新たに「JR横浜タワー」もオープンした西口駅前 ところが現在の横浜駅は、日本初の鉄道駅が誕生したその場所ではない。なにしろ開業した1872(明治5)年当時、この辺りはまだ海だったのだから。 ここに横浜駅ができたの

                          わずか8年?!短命に終わった高島町・二代目横浜駅の謎を追う - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト
                        • CA1995 – 動向レビュー:資料保存をとりまくネットワーク—災害対策と地域社会をめぐる動向— / 天野真志

                          資料保存をとりまくネットワーク —災害対策と地域社会をめぐる動向— 国立歴史民俗博物館:天野真志(あまのまさし) 1.はじめに 本稿のタイトル「資料保存をとりまくネットワーク」という言葉からは、資料保存のための主要な収蔵施設である博物館・図書館・文書館などのいわゆる「MLA連携」が想起される(1)。一方で、災害対策という側面から観察すると、収蔵施設に留まらない多様な主体が参画するネットワークが展開する(2)。そこでは、地域という場を軸とした連携構築が模索されており、特定の価値観に収斂しない資料の保存と継承が検討される。 以下では、地域を軸に展開する資料保存の経過を、災害対策との関わりから概観し、そこで目指されるネットワークの状況について紹介する。 2.災害対策の実践 2.1.「レスキュー」の長期化 災害時に資料を救済する行為として、「レスキュー」という言葉が各所で多用される。九州国立博物館

                            CA1995 – 動向レビュー:資料保存をとりまくネットワーク—災害対策と地域社会をめぐる動向— / 天野真志
                          • E2196 – 古代の甘味料「あまつら」の復元とその試食

                            古代の甘味料「あまつら」の復元とその試食 国文学研究資料館・入口敦志(いりぐちあつし) 2019年8月3日,立命館大学衣笠キャンパス(京都市)で開催された立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)シンポジウム「超長期的視点から見た人口・環境・社会」の特別企画として,「古代の甘味「あまつら」の復元とその試食~清少納言も愛でたあまつらかき氷の再現」が行われた。その経緯と当日の催しについて報告する。 ●経緯 「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業;E1754参照)は,人文社会科学分野初の文部科学省大規模学術フロンティア促進事業として採用された。2014年から10年の年月をかけ,国内外の歴史的典籍約30万点を画像データ化する基盤整備を行い,国際的な共同研究のネットワークを構築することを目的とする。更に,画像データを活用した異分野融合の研究を

                              E2196 – 古代の甘味料「あまつら」の復元とその試食
                            • 過ぎた日のロマンティックは、東横線の「桜木町」(文・Q本かよ) - SUUMOタウン

                              著: Q本かよ あのころ、東急東横線の終点は「桜木町」駅だった。 桜木町の駅前で待ち合わせをして、汽車道を歩き、ワールドポーターズの5階にある映画館でチケットを買い、映画の始まる時間まで、赤レンガ倉庫のカフェでお昼ごはんを食べたり、お茶を飲んだりする。映画を観たあとは、ランドマークタワーやクイーンズスクエア、コスモクロックが並ぶ夜景を眺めながら、ふらふらと散歩をする。気分が乗れば大さん橋まで足を延ばして、海風の吹くデッキで、とりとめのないお喋りを飽きるまでする。あのころ、毎日のようにそんなデートをしていた。いろんな人と、代わる代わる。 18歳の春。わたしは大学への進学を機に、横浜に住み始めた。最寄りは東急東横線の東白楽駅。通うキャンパスは湘南台だったので少し遠かったけれど、部活で日吉キャンパスにも通うことや、同居する姉との兼ね合い、諸々の折り合いをつけた結果、そうなった。そしてこれが、記念

                                過ぎた日のロマンティックは、東横線の「桜木町」(文・Q本かよ) - SUUMOタウン
                              • 日本初 明治期から昭和初期の手書き文字を解読する AI-OCRを凸版印刷が開発

                                このAIニュースのポイント 近代のくずし字を多く含む解読難易度の高い文書に対応したもの 江戸時代のくずし字を対象としたAI-OCRをもとに、近代の多様な筆跡の手書き文字にまで対応の範囲を拡張させた 様々なパターンの文字をAIに学習させ、難読文字の解読も可能 凸版印刷株式会社は、明治期から昭和初期の手書き文字に対応したAI-OCRを開発しました。 近代に作成されたくずし字を多く含む手書きの資料は、全国に大量に残存しています。その中には公文書、企業経営文書、業務日誌、書簡のような貴重な情報が記された資料が数多く含まれています。また、手書きの謄本類を取り扱う業務においては、近代の手書き資料の解読が日常的に行われていますが、これら資料の解読は、専門家にとっても難易度が高く手間のかかる作業であり、実用レベルのOCR技術もこれまで開発されていませんでした。 凸版印刷は、そのような課題を解決するため、神

                                  日本初 明治期から昭和初期の手書き文字を解読する AI-OCRを凸版印刷が開発
                                • DX化によって「会計」はどう変わる?公認会計士の業務の変化について徹底解説

                                  近年、あらゆる業界でDX化が推進されるようになり、公認会計士をはじめとする士業の間でも見過ごせない話題となっています。会計の仕事は、DX化によってどのように変化していくのでしょうか。 今回は、DXの概要をおさらいするとともに、DX化が会計に与える影響について解説していきます。これから公認会計士を目指す方はぜひ参考にしてみてください。 「働きながら2年で受かる 公認会計士最短合格の勉強法」書籍プレゼント 公認会計士の試験概要合格している人の特徴勉強方法や時間術直前期の対策について 〇公認会計士の試験概要 〇合格している人の特徴 〇勉強方法や時間術 〇直前期の対策について といった内容を掲載した書籍を無料でプレゼント中!お気軽にお問い合わせください。 DXとは?会計における役割は? DXとは、DigitalTransformation(デジタルトランスフォーメーション)の略称であり、最新テクノ

                                    DX化によって「会計」はどう変わる?公認会計士の業務の変化について徹底解説
                                  • 木越 治・丸井貴史『読まなければなにもはじまらない いまから古典を〈読む〉ために』(文学通信)

                                    文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 Tweet Share on Tumblr 11月上旬刊行予定です。 木越 治・丸井貴史 『読まなければなにもはじまらない いまから古典を〈読む〉ために』 ISBN978-4-909658-67-8 C0095

                                      木越 治・丸井貴史『読まなければなにもはじまらない いまから古典を〈読む〉ために』(文学通信)
                                    • 『天穂のサクナヒメ』をやった

                                      『天穂のサクナヒメ』というゲームをやった。 ジャンルは、一言で言うと、和風稲作シミュレーション&アクションRPG。主人公は豊穣神と武神の娘という設定で、稲作パートと2Dアクションパートを並行して進めていくことになる。 ネットの評判では稲作パートの話題をよく見かけるが、アクション要素もかなり楽しめた。一方を進めないと次第に他方も進めなくなってくるという調子で、上手いこと出来ている。若干格ゲーに近い操作感なのもシビアで良い印象だった。 初めての田植え このゲームは、最初から正解を示すようなことはしてくれない。むしろ、まずは失敗を体験させてから、徐々に「これは本当はこうやると良かった」と身を持って味わわせるような設計になっていると思う。最初はその辺がフラストレーションに感じることもあるのだけど、慣れてくるとその試行錯誤のサイクルを回すのも気持ち良くなってくる。 幾度目かの田植え とはいえ失敗する

                                        『天穂のサクナヒメ』をやった
                                      • 第5回 明治期からの新聞記事を「合理的に」ざっと調べる方法 | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース

                                        小林昌樹(図書館情報学研究者) ■新聞紙*自体のこと 幕末明治から新聞紙が作られてきた。図書館にもそれらは備えられたのだが、通常、消耗品として廃棄され、帝国図書館ですら主要紙の保存に留まった。新聞紙の史料としての価値に気づいた畸人・宮武外骨が明治新聞雑誌文庫(東京大学)を開いたのは昭和2年のこと。 新聞紙も保存されるようになったのは、戦後、国会に国立図書館が移されて規模が10倍になってからだった。政治史にはあまり役立たないが、しかし新聞記事は、文化史、社会史、風俗史、生活史、ファミリー・ヒストリーに絶大な威力を発揮する。 ところが、新聞紙は図書と異なり、様々な事柄、雑多な記事が載っているのに索引がない。後から史料として使う場合には、雑多な記事をどう見つけてくるか、という検索法が決定的に重要になってくる。 それなりの探し方がある場合、一部図書館業界では「合理的な検索手段」があるという。実際に

                                          第5回 明治期からの新聞記事を「合理的に」ざっと調べる方法 | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース
                                        • LGBTQ+は自分の周りにいない、なんてない。|ロバート キャンベル

                                          「『ここにいるよ』と言えない社会」――。これは2018年、国会議員がLGBTQ+は「生産性がない」「趣味みたいなもの」と発言したことを受けて発信した、日本文学研究者のロバート キャンベルさんのブログ記事のタイトルだ。本記事内で、20年近く同性パートナーと連れ添っていることを明かし、メディアなどで大きな反響を呼んだ。 現在はテレビ番組のコメンテーターとしても活躍するキャンベルさん。「あくまで活動の軸は研究者であり活動家ではない」と語るキャンベルさんが、この“カミングアウト”に込めた思いとは。LGBTQ+の人々が安心して「ここにいるよと言える」社会をつくるため、私たちはどう既成概念や思い込みと向き合えばよいのか。 日本におけるLGBTQ+人口は、およそ11人に1人(※1)。この数字は、左利きの人と同じ割合だそうだ。他方、国立社会保障・人口問題研究所が2015年に行った調査では約9割の人が「身近

                                            LGBTQ+は自分の周りにいない、なんてない。|ロバート キャンベル
                                          • 長野県内のニュース

                                            ホーム > 長野県内のニュース > 長野県警を動かした女子高校生の『研究結果』手を挙げて横断歩道を!県内初の「マナー運動」のきっかけに 横断歩道でのマナーです。長野県は信号機のない横断歩道で歩行者がいる場合、車の一時停止する割合が全国1位です。 JAF・日本自動車連盟の去年の調査では、長野県の一時停止率は68.6パーセント。全国平均の17.1パーセントを大きく上回り、2位の静岡にも差をつけ4年連続で全国1位でした。 長野市には100パーセントとは言えなくも、かなりの高確率で車が一時停止する横断歩道があります。厚生連篠ノ井総合病院前です。 場所柄、ドライバー側に「体調の悪い人かもしれない」といった思いやりも働くためか、ほとんどの車が止まります。 止まった車に、歩行者も「手を挙げる」「軽くお辞儀する」といったマナーを実践している人が目立ちます。 歩行者: 「この辺の人は半分くらいは止まってくれ

                                            • 日本の美術展覧会記録1945-2005

                                              [目的] このデータベース「日本の美術展覧会記録1945-2005」は、平成14年度文化庁委嘱事業「日本の美術展覧会開催実績1945-2000」報告書、同15年度文化庁委嘱事業「日本の美術展覧会開催実績2001-2003」報告書、同19年度国立新美術館「日本の美術展覧会開催実績2004-2005」報告書の合本『日本の美術展覧会開催実績1945-2005』(いずれも中島理壽氏監修)をもとに、国立新美術館が編集したものである。 [特徴] 本データベースの特徴として次の4点をあげることができる。 収録した美術展の多様さ。特別展や企画展だけでなく企画性の高い常設展、所蔵作品展なども採録した。 展覧会名に工夫を加えたこと。多様なキーワード検索に備え、その美術展の広報資料(開催要項、チラシ、ポスターなど)で使用されたサブタイトルをできるだけ採録した。 展覧会カタログの所蔵データを収録したこと。Art

                                              • 統計委員会への手紙「毎月勤労統計調査で2018年1月から採用されている誤った推計法について」 - remcat: 研究資料集

                                                統計委員会メンバー のうち、メールアドレスが公開されている方々にあてて、本日つぎのようなメールを発送しました。 Subject: 毎月勤労統計調査で2018年1月から採用されている誤った推計法について 統計委員会委員の先生方 (BCCでお送りしています。) 東北大学文学部の田中重人と申します。 毎月勤労統計調査について、2018年以降、文献とデータを集めて検討してきました。 このほど、同調査の母集団労働者数推計の仕組みに重大な欠陥があることを 確認しましたので、情報提供いたします。 ご存知のとおり、毎月勤労統計調査では、比推定に使用する「推計比率」を求める ため、層別の母集団労働者数の推計を毎月おこないます。その手続きの中に、 労働者数の変化などで所属層を移した事業所の分の労働者数を加減する操作が あります。その際は、移動した事業所の人数に抽出率の逆数をかけて加減します。 この「抽出率」は

                                                  統計委員会への手紙「毎月勤労統計調査で2018年1月から採用されている誤った推計法について」 - remcat: 研究資料集
                                                • AHA専門職行動基準書 (2019年改定版) – 地域歴史⽂化の創成

                                                  (訳者より)この文書は、アメリカ歴史学会による専門職行動基準書(Statement on Standards of Professional Conduct, https://www.historians.org/jobs-and-professional-development/statements-standards-and-guidelines-of-the-discipline/statement-on-standards-of-professional-conduct)(2019年6月改訂版)の翻訳版です。原文の著作権はアメリカ歴史学会にあります。 翻訳作業は、JSPS科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史⽂化の創成」のプロジェクトの下で、分野・ポジションにかかわらず、地域に関わる幅広い歴史学の実践を各々がインテグリティを

                                                  • E2204 – 環太平洋研究図書館連合(PRRLA)2019年総会<報告>

                                                    環太平洋研究図書館連合(PRRLA)2019年総会<報告> 東北大学附属図書館・三角太郎(みすみたろう) 2019年9月1日から4日まで,環太平洋研究図書館連合(PRRLA;E1979,E2086参照)の2019年総会が韓国の高麗大学校で開催された。PRRLAには米国,カナダ,中国,韓国,シンガポール,インドネシア,オーストラリア等の太平洋をとりまく地域から43の大学等の図書館が加盟し,図書館の機能向上にむけた様々な活動を行っている。東北大学は例年総会に参加し,事例報告も一昨年の中国,昨年の米国での総会に続き三年連続で行っている。総会参加は通常は図書館長と随行1人であるが,2019年度は東北大学からは筆者を含む図書館職員2人での参加となった。 総会のテーマ「共同と連携を通した図書館の改革」(Transforming our libraries through partnership and

                                                      E2204 – 環太平洋研究図書館連合(PRRLA)2019年総会<報告>
                                                    • 日本における社会主義への道

                                                      *一九六四年から一九八六年までの日本社会党の綱領的文書。出典は日本社会党中央本部機関紙局『日本社会党綱領文献集』(一九七八)。第一部・日本の現状、第二部・社会主義運動の実践理論の二部に分かれるが、第一部は事実上は第二部の調査研究資料で、一般には第二部が「日本における社会主義への道」(略称、道)とされてきた。第一部は一九六四年二月開催の第二十三回大会で承認、第二部は一九六四年一二月開催の第二十四回党大会で承認、一九六六年一月開催の第二十七回党大会で修正補強された。第一部は第二部の三倍以上の長文であり、社会党内で学習・討論の対象になることもほとんどなかったので、ここでは省略する。第一部は『日本社会党綱領文献集』『資料日本社会党四十年史』などでみることができる。画像は鈴木茂三郎理論委員会委員長(左)、勝間田清一同事務局長。

                                                      • 図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム(第2回) | 文化庁

                                                        日時:令和2年9月9日(水) 17:00~19:30(延長の可能性あり) 場所:文部科学省旧文部省庁舎5階テレビ会議室(508) 配布資料一覧 資料1-1 学術著作権協会御発表資料(614.3KB) 資料1-2 日本写真著作権協会御発表資料(126.1KB) 資料1-3 日本書籍出版協会・日本雑誌協会御発表資料(754.9KB) 資料1-4 日本新聞協会御発表資料(258.6KB) 資料1-5 日本美術著作権連合御発表資料(373.6KB) 資料1-6 日本文藝家協会御発表資料(74.4KB) 資料1-7 日本漫画家協会御発表資料(142.7KB) 資料2 図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関する検討に当たっての論点について(第1回WT資料2-1)(219.4KB) 参考資料1 図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム委員名簿(82.2KB)

                                                        • 国内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字の画像を横断検索できる「史的文字データベース連携検索システム」が正式に開始

                                                          2020年10月13日、台湾・中央研究院デジタル文化センターは、「史的文字データベース連携検索システム」が同日に日本・台湾で正式に開始されたことを発表しました。 同システムは、東アジアや世界での木簡・文字資料の研究、特に史的文字に関する研究資源についてのデータベース連携ポータルサイトであり、日本内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字の画像約200万件の横断検索が可能です。発表では、IIIF準拠、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによる画像公開といった特徴も紹介されています。 同システムの構築は、日本の奈良文化財研究所、東京大学史料編纂所、国文学研究資料館、国立国語研究所、京都大学人文科学研究所、台湾の中央研究院に属する歴史語言研究所とデジタル文化センターの共同事業として行われました。今後も、他の機関に対し参加の呼びかけを行うとしています。 [Press Release] The “Mul

                                                            国内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字の画像を横断検索できる「史的文字データベース連携検索システム」が正式に開始
                                                          • 一般財団法人人文情報学研究所(監修)大向一輝/永崎研宣/西岡千文/橋本雄太/吉賀夏子(編)『IIIF[トリプルアイエフ]で拓くデジタルアーカイブ コンテンツの可能性を世界につなぐ』(文学通信)

                                                            文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 ホーム 一般財団法人人文情報学研究所(監修)大向一輝/永崎研宣/西岡千文/橋本雄太/吉賀夏子(編)『IIIF[トリプルアイエフ]で拓くデジタルアーカイブ コンテンツの可能性を世界につなぐ』(文学通信) Twee

                                                              一般財団法人人文情報学研究所(監修)大向一輝/永崎研宣/西岡千文/橋本雄太/吉賀夏子(編)『IIIF[トリプルアイエフ]で拓くデジタルアーカイブ コンテンツの可能性を世界につなぐ』(文学通信)
                                                            • 高校国語科のあれこれ - ならずものになろう

                                                              昨日の話の続き。 www.s-locarno.com 実際、教科書の採択はどうなったか 昨日の記事で、第一学習社の教科書と高校の現場の話をちらっと述べたが、では、実際に、どの教科書がどのくらい採択され、今年度からどのように動いたのかということが気になるところである。 実は、この点については自治体のホームページなどで確認できる場合もある。例えば東京都を例に見てみよう。おそらく一番分かりやすくデータを出してくれている。 www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp まずは「現代の国語」の採択の割合から。 (令和4年度使用都立高等学校及び都立中等教育学校(後期課程)用教科書 教科別採択結果(教科書別学校数)(文部科学省検定済教科書 共通教科)P.2より。2021/09/14確認) 続いて「言語文化」。 (令和4年度使用都立高等学校及び都立中等教育学校(後期課程)用教科書 教科別採択結

                                                                高校国語科のあれこれ - ならずものになろう
                                                              • 国文研が震災遺構の文書保全 福島県浪江町の請戸小

                                                                請戸小に残されていた文書の保全作業に取り組む西村教授(左) 国文学研究資料館(国文研、東京都)は17、18の両日、東日本大震災の震災遺構となった福島県浪江町請戸地区の請戸小に保管されていた文書の保全作業に取り組んでいる。請戸地区は津波で甚大な被害を受け、地域の歴史が残された資料はほとんど流されたが、請戸小の学校文書は無事だった。国文研は町教委と連携し、貴重な資料として活用方法を検討する。 学校文書は明治30年代、昭和40年代の学校沿革史、請戸地区の郷土史など約20冊。地域や学校の歴史が記されており、震災当時は校長室の金庫に保管されていた。津波で水や泥をかぶったが、流されずに残った。 6年ほど前に町教委が金庫から取り出して町役場に保管し、活用法を模索する中、公文書や歴史資料を管理する国文研に相談。国文研は保全作業や文書の解析、歴史書の作成などで町教委と連携することを決めた。 保全作業は国文研

                                                                  国文研が震災遺構の文書保全 福島県浪江町の請戸小
                                                                • 国文学研究資料館、江戸時代以前の書籍情報を集めた『国書総目録』のPDF版を公開

                                                                  2020年4月6日、国文学研究資料館は、『国書総目録』8巻及び著者別索引1巻のPDF版を公開したことを発表しました。公開は同館の「新日本古典籍総合データベース」上で2020年4月3日から行われています。 『国書総目録』は、日本人が著作・編集・翻訳した江戸時代以前の書籍の総合目録であり、書名・分類・著者名等の基本的な情報を収録しています。同書は岩波書店が1963年から1976年にわたり刊行し、1989年から1991年には補訂版第1刷が刊行されました。今回のPDF版公開は岩波書店から著作権の譲渡を受けて実施されたものであり、データは補訂版第1刷に基づき作成されています。 利用条件はCC BY-SA 4.0となっており、「発行:岩波書店/公開:国文学研究資料館」といったクレジット表示を記載することにより自由な二次利用が可能とあります。 江戸時代以前の書籍情報を集めた『国書総目録』デジタル公開へ:

                                                                    国文学研究資料館、江戸時代以前の書籍情報を集めた『国書総目録』のPDF版を公開
                                                                  • 第21回図書館総合展(2019)雑感 - ぬるで

                                                                    はじめに ぬるで氏は11/13(2日目)に図書館総合展に参加した。忘れないうちに展示とかフォーラムとかの雑感をメモっておきます。 nurude.hatenablog.com 第21回図書館総合展(2019)雑感 展示 11/13(水)14:00-15:30くらいに展示会場をブラブラ眺めたりした。お祭り会場然(熱気ムンムン)としていて,ちょっと暑かった*1。ちょっと引っかかりがあったものをご紹介。 ブース ①帝京大学メディアライブラリーセンター 「学生協働ここに極まれり」みたいな感じがした。うちの学生さんとも「きっかけ」や「仕掛け」をうまいことすれば,協働できるかなあ。 www.libraryfair.jp ②としょけっと 同人誌って「マンガ」や「小説」っていうイメージが合ったけど,「ゲームイベントの開き方」とか「謎解きゲームのやり方」とかの実践方法もあるんですね。 www.libraryf

                                                                      第21回図書館総合展(2019)雑感 - ぬるで
                                                                    • 回答「研究DXの推進―特にオープンサイエンス、データ利活用推進の視点から-に関する審議について」

                                                                      回答 研究DXの推進-特にオープンサイエンス、 データ利活用推進の視点から-に関する審議 について 令和4年(2022年)12月23日 日 本 学 術 会 議 i この回答は、 内閣府からの審議依頼を受けて、 日本学術会議に設置したオープ ンサイエンスを推進するデータ基盤とその利活用に関する検討委員会、同オー プンサイエンス企画分科会及び同オープンサイエンス企画分科会オープンサイ エンス・データ利活用推進小委員会が中心となり審議を行ったものであり、日 本学術会議として公表するものである。 日本学術会議オープンサイエンスを推進する データ基盤とその利活用に関する検討委員会 委員長 喜連川 優 (連携会員) 大学共同利用機関法人情報 ・ システム研究機構 国立情報学研究所所長、東京大学特別教授 副委員長 林 和弘 (連携会員(特任)) 文部科学省科学技術政策研究所データ解析政 策研究室長 幹

                                                                      • 『戦争はいかに終結したか』/千々和泰明インタビュー

                                                                        戦後の日本人は、「戦争終結」を考えることから目をそむけてきたのではないだろうか。この一文から始まる『戦争はいかに終結したか』。期せずして刊行直後に米軍がアフガニスタンから撤退。読売新聞、毎日新聞、日経新聞に次々と書評が掲載されるなど、注目の一冊となっています。著者の千々和泰明さんに本書誕生のきっかけから、「カブール陥落」の見方まで聞きました。 ――戦争がいかに始まるかについての研究は多くても、いかに終わるかについての研究は少ないそうですね。千々和さんが戦争終結に関心を持ったのはなぜでしょうか。 戦後の日本人は、「戦争終結」や「出口戦略」について考えを深めてきませんでした。無理もありません。そもそも日本は戦争をしないことになっているわけですから。逆に「戦争の出口戦略」などと言おうものなら、「お前は戦争をしたいのか!」と怒られるのがオチでした。でもそれでは、「もし原発のメルトダウンが起きたらど

                                                                          『戦争はいかに終結したか』/千々和泰明インタビュー
                                                                        • 日本書紀に記述された飛鳥時代の天文記録「赤気」の正体は扇型のオーロラである可能性(国立極地研究所)

                                                                          720年に完成したとされる日本に伝存する最古の歴史書『日本書紀』には、推古天皇二十八年(620年)に次のような現象が観測されたという記録がある。 十二月の庚寅の朔に、天に”赤気”(あかきしるし)有り。長さ一丈余なり。形雉尾(キジの尾)に似れり 620年と言えば飛鳥時代、聖徳太子(574年- 622年)もこれを見ていた可能性がある。 記録の中で、”赤気”は日本の国鳥であるキジの尾に例えられている。キジには家族愛や夫婦愛のイメージがある一方、その鳴き声は、地震や傾国を告げるものとして、不吉な前兆ともされてきた。 ここで述べられている”赤気”が指すものについては謎に包まれている。 だが、国立極地研究所と国文学研究資料館、総合研究大学院大学の最新の研究によると、どうやら”赤気”の正体は扇状のオーロラであると考えるのが一番自然であるそうだ。 赤気の正体は扇型のオーロラである可能性 日本書紀に記された

                                                                            日本書紀に記述された飛鳥時代の天文記録「赤気」の正体は扇型のオーロラである可能性(国立極地研究所)
                                                                          • 飯倉洋一「未来に活かす古典―「古典は本当に必要なのか」論争の総括と展望」(校正中)(荒木浩編『古典の未来学(仮)』文学通信、2020.10刊に掲載予定)

                                                                            文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 ホーム ブログ 飯倉洋一「未来に活かす古典―「古典は本当に必要なのか」論争の総括と展望」(校正中)(荒木浩編『古典の未来学(仮)』文学通信、2020.10刊に掲載予定) ※本テキストは、2020年2月7日に、明

                                                                              飯倉洋一「未来に活かす古典―「古典は本当に必要なのか」論争の総括と展望」(校正中)(荒木浩編『古典の未来学(仮)』文学通信、2020.10刊に掲載予定)
                                                                            • 国文学研究資料館と凸版印刷、「扇の草紙」翻訳コンテンツ『Found in Translation』 完成記念イベント開催

                                                                              国文学研究資料館と凸版印刷、「扇の草紙」翻訳コンテンツ『Found in Translation』 完成記念イベント開催国文学研究資料館の研究成果を活用しコンテンツ化。江戸東京博物館で初公開 国文学研究資料館(所在地:東京都立川市、館長:ロバート キャンベル、以下 国文研)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、共創プロジェクトを2018年10月に開始し、推進しています。今回、共創プロジェクトの一環として、国文研「ないじぇる芸術共創ラボ-アートと翻訳による日本文化探索イニシアティブ」(※1)の成果である「扇の草紙」の翻訳を活用して凸版印刷が開発した「扇の草紙」翻訳コンテンツ『Found in Translation』の完成記念イベントを、2020年3月25日(水)に江戸東京博物館(東京都墨田区)小ホールで開催します。 「扇の草紙」翻訳コンテン

                                                                                国文学研究資料館と凸版印刷、「扇の草紙」翻訳コンテンツ『Found in Translation』 完成記念イベント開催
                                                                              • 和歌史の中世から近世へ 浅田徹・小川剛生・兼築信行・神作研一・田渕句美子・堀川貴司 編

                                                                                新たな地平を切り拓く! 俊成以後、中世から近世へ〈動態〉としての新しい和歌史を捕捉することを目指した最前線の研究。 28名による渾身の書き下ろし。 *「本論文集は、2018年に亡くなられた松野陽一先生に対するオマージュとして企図されたものである。」 家永香織(いえなが・かおり) 白百合女子大学他非常勤講師。 中古中世和歌文学専攻。 『転換期の和歌表現 院政期和歌文学の研究』(青簡舎、2012年)、「『小侍従集』伝本考」(『和歌文学研究』120号、2020年6月) 中村 文(なかむら・あや) 日本女子大学・早稲田大学非常勤講師。 日本中世文学専攻。 『後白河院時代歌人伝の研究』(笠間書院、2005年)、『歌人源頼政とその周辺』(編著、青簡舎、2019年)、『奥義抄古鈔本集成』(共著、和泉書院、2020年) 紙 宏行(かみ・ひろゆき) 文教大学文学部教授。 中世和歌専攻。 「親句・疎句説の形成

                                                                                  和歌史の中世から近世へ 浅田徹・小川剛生・兼築信行・神作研一・田渕句美子・堀川貴司 編
                                                                                • 軍服や千人針…戦争遺品が散逸の危機 孫世代はフリマアプリ出品も | 西日本新聞me

                                                                                  戦争を知らない世代が増える中、戦争体験者の遺品をどのように活用するかが課題になっている。貴重な史料として個人で展示を模索する人がいる一方、フリーマーケットアプリに出品してお金に換える人も出始めた。歴史的な価値を理解できない孫世代が遺品を手にするケースが増えてきており、散逸が懸念される。 旧日本軍の飯ごうやラッパ…。机に並ぶ品々を前に、福岡県福津市の深田政武さん(67)は「有効活用できないか」と漏らした。自宅に保管するのはレプリカも含めて420点。激戦地ニューギニア島から生還した父(故人)が戦後に集めたものだ。 「死んでも帰れぬ」と言われるほど凄惨(せいさん)を極めたニューギニア。命を落とした日本兵約12万7千人の多くが餓死や栄養失調だったとされる。「死んだ戦友を忘れたくない」。生前、そう話していた父は、展示館「鎮魂の館」を造りたいと考えていたという。深田さんはその遺志を継ぎたかったが、費用

                                                                                    軍服や千人針…戦争遺品が散逸の危機 孫世代はフリマアプリ出品も | 西日本新聞me