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福嶋聡の検索結果41 - 68 件 / 68件

  • 福嶋聡 - Google 検索

    Interview:福嶋聡さん(丸善ジュンク堂書店員) 言論の「闘技場」として にじむ葛藤、それでも「ヘイト本」を置く訳

    • 「9・11」以降、「世界史」は実際に読んでおかなければならなくなった - 福嶋聡|論座アーカイブ

      「9・11」以降、「世界史」は実際に読んでおかなければならなくなった 福嶋聡 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 1960年代の中央公論社『世界の歴史』全16巻をはじめ、日本の出版業界は世界史関係のヒット作をいくつも生み出してきた。世界史ものは比較的読者の関心が向きやすいジャンルであり、出版社の企画としては割合に手堅い領域であった。山川出版社の高等学校教科書を一般向けに発売しても、ベストセラーとなる。 社会史、アナール学派、ポストコロニアル研究など、これまでいくつかのブームがあったが、時期時期でよく読まれる本の特徴がある。今売れているマクニールの『世界史』(中公文庫)もジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』(草思社文庫)も、翻訳で上・下巻ではあるが何巻もあるシリーズではない。個々の歴史的事実を積み上げて知識を構築していくというよりも、歴史の大きな流れを俯瞰して掴み取るタイプの本だ。

        「9・11」以降、「世界史」は実際に読んでおかなければならなくなった - 福嶋聡|論座アーカイブ
      • 漫画誌「キーホルダー」ドネーション購入特典キーホルダー付 スケラッコ 奥田亜紀子 カシワイ 黒木雅巳 花原史樹 - FOLK old book store 古本・新本・個人出版本・グッズの販売

        漫画誌「キーホルダー」ドネーション購入特典キーホルダー付 スケラッコ 奥田亜紀子 カシワイ 黒木雅巳 花原史樹 Category : 新本 POTATO PRESS初の一冊となる漫画誌「キーホルダー」 大好きな作家さんたちに短編漫画を描いてほしいとお声かけをしました。 憧れの漫画誌を出版できることが嬉しいです。 毎回異なる作家・テーマで続けていけたらと思っています。 こちらはドネーションの応援価格で、出版後の価格とは異なります。 2024年5月初旬発売予定です。ご了承の上ご購入ください。 購入特典キーホルダー付です。 【タイトル】 キーホルダー 【テーマ】 本 【参加作家】 スケラッコ 奥田亜紀子 カシワイ 黒木雅巳 花原史樹 【装丁】 漆原悠一(tento) 【POTATO PRESS ロゴデザイン】 BIOMAN 【販売時期】 2024年5月初旬予定 【価格】 ドネーション販売(特典キ

          漫画誌「キーホルダー」ドネーション購入特典キーホルダー付 スケラッコ 奥田亜紀子 カシワイ 黒木雅巳 花原史樹 - FOLK old book store 古本・新本・個人出版本・グッズの販売
        • 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか | 福嶋 聡

          カウンターデモに参加したわけでも、座り込みに参加したわけでもない。書店での、本を媒介しての活動や発信は防御壁に囲まれた「安全地帯」からのものに過ぎなかったのではないか? ここまで自分を追い詰めたとき、ぼくは我に返った。 ――本文より 著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」――40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。 【目次】 Ⅰ 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか 第1章 「アリーナ論」の発端/第2章 『NOヘイト!』フェア顛末記/第3章 「歴史の抹消」の抹消/第4章 歴史修正主義とベストセラー Ⅱ ただ嘆くだけ

            明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか | 福嶋 聡
          • 「差別感情は、隠すことではなくならない」10年のあいだ自問自答し続けて…それでも自分の店に“ヘイト本”を置く理由 | 文春オンライン

            『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』(福嶋聡 著)dZERO 私は小さな書店を営んでいるのだが、開店当初からいわゆる「ヘイト本」と呼ばれる本は並べたことがない。取次ぎを通さず、ほとんどの本を買取っており、返本もしないので、限りあるスペースにどの本を選び、並べるかと考えると自ずとそうなる。本著を読んでいる間考えていたのは、私がもし大型書店で働いていたならばどうするだろうか、ということだ。 著者は「ヘイト本」には批判的な立場だが、「それでも、書店の人間として『ヘイト本』を書棚から外(はず)すという選択はしません」と語り、「書店=言論のアリーナ(闘技場)」論を掲げた。店長を務めていたジュンク堂難波店では、「店長本気の一押し!『NOヘイト!』」というブックフェアを2014年12月末より開催。差別意識に満ちた出版物を批判しながらも、書棚からは排除しないという姿勢を貫いた。それからおよそ

              「差別感情は、隠すことではなくならない」10年のあいだ自問自答し続けて…それでも自分の店に“ヘイト本”を置く理由 | 文春オンライン
            • 読書日記1317 - はてなブログ大学文学部

              読んだ本 池田晶子『睥睨するヘーゲル』講談社 (1997) 安藤馨/大屋雄裕『法哲学と法哲の対話』有斐閣 (2017) 福嶋聡『明日、ぼくは店から棚からヘイト本を外せるだろうか』dZERO (2024) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) 山本七平/小室直樹『日本教の社会学』ビジネス社 (2016) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『法哲学と法哲の対話』 政治経済に関心を持つとやはり法学にも興味が向かってしまう。 つい手にとってしまった。立ち読みすると、今まで得た知識をフルに生かしても立ち向かえなさそうな、深い問いかけで満ちていた。 一橋大学のHPに入ってこちらの記事も読んでみた。 www.hit-u.ac.jp 読んでいくと、法哲学と分析哲学

                読書日記1317 - はてなブログ大学文学部
              • 『<書評>『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』福嶋聡(あきら) 著:東京新聞 TOKYO Web』へのコメント

                『闘いの場からの逃走を意味する』とか言われても、どう見てもめちゃくちゃな戦いの場に留まれというのがめちゃくちゃなのでは…

                  『<書評>『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』福嶋聡(あきら) 著:東京新聞 TOKYO Web』へのコメント
                • 本屋ないと本当に困る? 名物書店員・福嶋聡さん「売れない本こそ」:朝日新聞デジタル

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                    本屋ないと本当に困る? 名物書店員・福嶋聡さん「売れない本こそ」:朝日新聞デジタル
                  • 【ビブリオエッセー月間賞】6月は『女ひとり、イスラム旅』 横浜市南区のゆかりさん(1/3ページ)

                    本にまつわるエッセーを募集し、夕刊1面とWEBサイト「産経ニュース」などで掲載している「ビブリオエッセー」。皆さんのとっておきの1冊について、思い出などとともにつづっていただき、本の魅力や読書の喜びをお伝えしています。6月の月間賞は、横浜市南区のゆかりさん(40)の『女ひとり、イスラム旅』に決まりました。ジュンク堂書店のご協力で図書カード(1万円分)を進呈し、プロの書店員と書評家による選考会の様子をご紹介します。(選者=ジュンク堂書店難波店店長の福嶋聡さん、書評家で京都芸術大学専任講師の江南亜美子さん) ■「本が人を動かす証明」(江南さん)、「締めくくりが良かった」(福嶋さん) --まず全体の感想からお願いします 江南 今回は特に、選書自体も批評性を持つのだと感じました。どんな本を選ぶかもセンスの見せ所です。「そんな本があるの?」と、知らなかった世界を教えてくれるエッセーは、目を引きますね

                      【ビブリオエッセー月間賞】6月は『女ひとり、イスラム旅』 横浜市南区のゆかりさん(1/3ページ)
                    • 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか 福嶋聡著 書店は思考を紡ぐ討議の場 - 日本経済新聞

                      最前線はどこであれジレンマに満ちている。出版もそうだ。その最たるものが、本書の主題でもある「ヘイト本」である。ただし本書はこの難問を評論や研究のように語るのではない。徹頭徹尾、書店という現場の最前線から考え抜く。ここに本書の固有性がある。ヘイト本とは特定の属性をもつひとびとにたいし、差別や偏見を煽(あお)りつつ攻撃し、その排除を唱える書物のことだ。問題だらけであるにもかかわらず、いまだ量産され

                        明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか 福嶋聡著 書店は思考を紡ぐ討議の場 - 日本経済新聞
                      • MoMoBooks (大阪) コロナ禍を経てめざす、誰にもオープンな「文化を発信できる場所」づくり|好書好日

                        「この本屋が好きだ」と思う理由は、品揃えや居心地の良さなどいくつかあるが、「店の人と気が合いそう」というのもある。まだ会ったこともないくせにどう判断するのか? と問われそうだが、「志が同じと思しき人がよくイベントをしている」かは、大きな判断材料になる。 大阪のMoMoBooksはこれまで何人もの友人知人がイベントを開催してきたし、実際に参加した人から「好きそうだから行ってみて」と勧められることがあった。そう言われたら行くしかないじゃないか! 左から店主の松井良太さん、ご近所の藤田さん、良太さんのパートナーの桃子さん。 コロナ禍がライブハウスを直撃 MoMoBooksがある大阪の九条は初めての場所だったが、安治川を挟んだ先の西九条から徒歩圏内には、以前訪ねたシカク がある。なのでなんとなく知っている場所のような気持ちで、大阪メトロ九条駅から歩くこと約5分。長屋が並ぶ小道の入口に、MoMoBo

                          MoMoBooks (大阪) コロナ禍を経てめざす、誰にもオープンな「文化を発信できる場所」づくり|好書好日
                        • 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか 福嶋聡著 書店は思考を紡ぐ討議の場 - 日本経済新聞

                          最前線はどこであれジレンマに満ちている。出版もそうだ。その最たるものが、本書の主題でもある「ヘイト本」である。ただし本書はこの難問を評論や研究のように語るのではない。徹頭徹尾、書店という現場の最前線から考え抜く。ここに本書の固有性がある。ヘイト本とは特定の属性をもつひとびとにたいし、差別や偏見を煽(あお)りつつ攻撃し、その排除を唱える書物のことだ。問題だらけであるにもかかわらず、いまだ量産され

                            明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか 福嶋聡著 書店は思考を紡ぐ討議の場 - 日本経済新聞
                          • 街の書店が消えてゆく - 創出版

                            初版年月日 2024年5月24日 書店発売日 2024年6月1日 登録日 2024年4月17日 最終更新日 2024年6月4日 紹介 カラーグラビア 八重洲ブックセンター本店の最終日、阿佐ヶ谷駅前の閉店から再開、クレヨンハウス移転、他 《第1章》書店現場からのメッセージ 減少が止まらない書店が生き残る道は   石井和之[日書連理事・事務局長] 「BOOK MEETS NEXT」の取り組み     松木修一[JPIC専務理事] 「木曜日は本曜日」キャンぺーン     小川頼之[東京都書店商業組合常務理事] 作家の立場からの書店への取り組み    今村翔吾[作家] 営業終了や建て替えなど、大型書店が迎えた時代の区切り 書店とコミュニティ           福嶋 聡[ジュンク堂書店難波店店長] 《第2章》各地の街の書店を訪ねて 苦境の中で模索する街の書店の独自の取り組み 長岡義幸 閉店を惜しま

                              街の書店が消えてゆく - 創出版
                            • ブックトークフェスティバル2019

                              大変お待たせいたしました。2019年10月14日、梅田 蔦屋書店で行われた「ブックトークフェスティバル2019」の模様をお送りいたします。各回2時間の3部制、これを1日でやりきった大型イベントです。当日の順番とは異なりますが、まずは「はじめての1冊」からスタートしております。 今回は徳永さんの「はじめての1冊」、どうぞお楽しみください! 前回はこちらから。 三砂:徳永さんの「はじめての一冊」を教えてください。 徳永:はい。この本屋の仕事に就いたのが97年なんですけど、恥ずかしいことに、ほとんど本を読まないで本屋になってしまったんです。そんなふうに見えないでしょう。それはおかっぱ頭で眼鏡を掛けてるっていうところがポイントで、売り場でよくお客さんが「さっきの店員さん」って探してる時に、「どんな店員でした? 」って聞くと、「眼鏡を掛けててね、おかっぱ頭の人だったんだよ」って、レジにそんな人が5人

                                ブックトークフェスティバル2019
                              • 【2】どんな本でも「不要不急」のものとは思えない - 福嶋聡|論座アーカイブ

                                【2】どんな本でも「不要不急」のものとは思えない 人びとの連帯による世界のより良き可能性を信じていたい 福嶋聡 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 小笠原さま 第一信、ありがとうございます。 そう、最初に池袋でお目にかかってから、もう15年も経つのですね。あの時のトークは、サッカーファンの方々も多く集まり、いつにないムードと賑わいだったことを、よく覚えています。確か有元健さんが、ワールドカップカメルーン代表の滞在で有名になった大分県中津江村産の焼酎を持参して、参加された皆さんに振る舞ってくださいましたよね。受付カウンターに座っていたぼくも、勤務時間中にもかかわらず、ご相伴に与りました(もう時効ですよね(笑))。書き手と読み手が向き合って、いつもの書店とは異次元の時間・空間を創発することが、トークイベントの何よりの魅力でした。 2日に1度は開いていたトークイベント ぼくが関西に戻ってからも

                                  【2】どんな本でも「不要不急」のものとは思えない - 福嶋聡|論座アーカイブ
                                • 「明治維新」以前以後の「大きな差」…「村八分」という現象は昔はなかった(若林 恵,畑中 章宏)

                                  若林 「包摂」といえば、畑中さんは『宮本常一』のなかで、宮本常一が子どもの頃に読んだものとして、日本の農村社会の姿を近代文学の建てつけをもって描いた作家・小山勝清の小説風の一編を紹介していました。畑中さんの文章をちょっと引用しますと、こんな内容です。 村人たちが少し頭のよくない乞食の女を、罵ったり石を投げたりしていじめていた。大家の息子がそれをみかねてたしなめると、村人たちは乞食の女をいじめなくなった。大家の息子がよいことをしたと思っていると、女が来て、「村人がからかわなくなると同時になにも食べものをくれなくなった、私は途方にくれています」と訴えた。 いじめたり、からかったりするのは関心をもっているということであり、だから食物も与える。からかわないことは無視すること、度外視することで、虐げていると見えるもののなかに連帯意識がある。この話は宮本の心を強く打った。(畑中章宏『宮本常一』) わた

                                    「明治維新」以前以後の「大きな差」…「村八分」という現象は昔はなかった(若林 恵,畑中 章宏)
                                  • 書店が抱える問題とは?(後)|NetIB-News

                                    2年ぶりに新刊を上梓した。『瞽女の世界を旅する』(平凡社新書)である。いつものように、運営する「サロン幸福亭ぐるり」の広報誌「ぐるりのこと」に載せ、地域にポスティングした。するとふたりから連絡をいただいた。それが、「この本どこで売っているんですか」というあり得ない質問。「書店でお求めください」と答えると、「近くに書店がない」という。近所に書店がない。最寄り駅の構内にあった書店も数年前に閉めた。その高齢者はネットで求める術を知らない。仕方なく手元にある一冊を持参し、お買い求めいただいた。 大型書店は自分で自分の首を絞めている ジュンク堂書店で店長などを四半世紀勤めた名物書店員・福嶋聡氏は、朝日新聞(23年5月10日)で、大型店の相次ぐ閉店の理由を 「一言でいえば『スマート化』です。POCデータ(販売記録)で前日の売上が一目瞭然になり、売れ筋の本がよりはっきりし、1990年代ごろから本屋が金太

                                      書店が抱える問題とは?(後)|NetIB-News
                                    • 【1】パンデミック下の書店 - 小笠原博毅|論座アーカイブ

                                      【1】パンデミック下の書店 多用な価値観、異なる意見、矛盾する見解をぶつけながら共生するアリーナ 小笠原博毅 神戸大学大学院国際文化学研究科教授 福嶋聡さま 新型コロナ・ウイルスによる肺炎の流行で、大学の教室を閉めてオンライン授業が推奨され、書店は休店や時短営業を余儀なくされています。書店のあり方をずっと模索されてきたジュンク堂難波店の福嶋聡店長は、いまどんなことを考えていらっしゃるんだろう。教室を使えない大学教師の問いかけから、この往復書簡を始めたいと思います。 まだ福嶋さんがジュンク堂池袋店の副店長をされていたころでしたね、初めてお目にかかったのは。僕が日本に帰国して最初に作った『サッカーの詩学と政治学』(共編著、人文書院、2005年)を出版した後に、共編著者の有元健さんと刊行記念の書店トークをさせていただいたのが最初でした。 本屋という場所に期待される意味と機能は その後福嶋さんが堂

                                        【1】パンデミック下の書店 - 小笠原博毅|論座アーカイブ
                                      • 【対談】《人間以上》の社会正義を求めて――生田武志 × 井上太一〈前編〉|人文書院

                                        ジュンク堂書店難波店で行われた、野宿者支援活動の経験をもとに動物論『いのちへの礼儀』を著わした生田武志さんと、動物研究の最新作『現代思想からの動物論』(ディネシュ・J・ワディウェル著)を日本に紹介した翻訳家・井上太一さんのトークイベントの記録です。開催日:2020年8月30日(日) 16:30~18:00 ジュンク堂書店難波店 司会進行:福嶋聡(ジュンク堂書店難波店店長) 人類による動物たちの扱いの問題は、今日、臨界点に達しています。大規模工場式畜産による地球温暖化、土地収奪、南北問題、大量絶滅――膨大な動物利用に支えられた私たちの生活は、環境、人間、そして動物たちに、史上例のない破壊的な影響をもたらしてきました。 他方、ペットや家畜を商品として大量消費する社会は、労働者をはじめとする人間をも消耗品のごとく大量消費する文化を形づくっています。労働者は使い捨ての「人材」やあるいは「社畜」とな

                                          【対談】《人間以上》の社会正義を求めて――生田武志 × 井上太一〈前編〉|人文書院
                                        • 読書アンケート 2023 | 識者が選んだ、この一年の本 | みすず書房

                                          139名の方々に、新刊・既刊を問わず、2023年にお読みになった本のなかから、印象深かったものを挙げていただきました。 月刊雑誌『みすず』新年の号に恒例の特集として掲載してまいりました「読書アンケート」は、『みすず』休刊にともない、本年から書籍として刊行いたします ご注文方法はこちら 加藤茂孝 白木賢太郎 土田昇 野田正彰 花崎皋平 徳永恂 上村忠男 齊藤誠 渡辺政隆 永田洋 服部文祥 加藤尚武 小澤実 藤井省三 堀川惠子 川那部浩哉 鎌田浩毅 榎本空 栩木伸明 豊下楢彦 小沢節子 酒井忠康 山田稔 佐藤文隆 宮下志朗 原武史 細川周平 山口二郎 沼野充義 奥山淳志 白石直人 大野克嗣 𠮷田徹 根本彰 竹内洋 青山直篤 山内一也 油井大三郎 重田園江 大島幹雄 柿沼敏江 頭木弘樹 根井雅弘 佐藤文香 坂内徳明 岡崎宏樹 倉田徹 斎藤真理子 朽木祥 宇野邦一 松本潤一郎 宮地尚子 酒井哲哉

                                          • 『絶版本』の情報まとめました|かしわもち 柏書房のwebマガジン

                                            2022年9月下旬に柏書房から『絶版本』という名前の本が出版されました。 発売から何週間か経ち、読書メーターなどにも心のこもった感想をいただき始めています(SNSで呟いてくださった皆様も、本当にありがとうございます!) 他にもいくつか書評が出たり、本書の刊行を記念した書店イベントが決まったりと、来月以降も動きがありますので、現時点での情報を本稿にまとめておきたいと思います。よろしければ、チェックしてみてください。 イベント情報(2022年10月17日時点)11月7日(月)〈藤原辰史、出版人と書店人と、「絶版本」を大いに語る〉@MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店開催日:2022年11月7日(月) 時間:19:00~20:30(現地会場は30分前開場) 場所:MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 7F Salon de7(〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町7-20 チャスカ茶屋町)

                                              『絶版本』の情報まとめました|かしわもち 柏書房のwebマガジン
                                            • umimatou / mirocomachiko うみまとう / ミロコマチコ - FOLK old book store 古本・新本・個人出版本・グッズの販売

                                              【版元より】 画家・絵本作家のミロコマチコは、2019年に東京から奄美大島へと拠点を移し、 手付かずの自然が残された島での生活からインスピレーションを得て、島に伝わる 伝統的な染色を用いて土地の植物や水によってキャンバスを染め、島の自然の一部を 絵に取り入れ始めました。絵の制作過程にこそ生み出す力や創造性があることに気づいた ミロコマチコは、染色技法を取り込むだけでなく、完成に至るまでの積み重ねた時間や環境、 それらを構成する身につけていた衣服や身の回りのものも絵に貼り重ねています。 そうして制作された作品群は、自然環境の一部である人間の在り方を問いかけているようです。 本BOXセットは、2022年5月23日まで東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催された 「うみまとう」展での試みをBOX内にも再現/収録することによって、「うみまとう」とは何か、 また、作家の試みをさまざまな角度か

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                                              • 【ビブリオエッセー月間賞】4月は『定本 竹内浩三全集 戦死やあはれ』 滋賀県栗東市のM・Uさん

                                                本にまつわるエッセーを募集し、夕刊1面とWEBサイト「産経ニュース」などで掲載している「ビブリオエッセー」。皆さんのとっておきの一冊について、思い出などとともにつづっていただき、本の魅力や読書の喜びをお伝えしています。4月の月間賞は、滋賀県栗東市のM・Uさん(24)の『定本 竹内浩三全集 戦死やあはれ』に決まりました。ジュンク堂書店のご協力で図書カード(1万円分)を進呈し、プロの書店員と書評家による選考会の様子をご紹介します。緊急事態宣言を受けて、今回もオンラインで開催しました。 ビブリオエッセー選考委員の書評家・江南亜美子さんとジュンク堂書店難波店店長・福嶋聡さん(左から)「出会いは英訳 興味深い」(福嶋さん)「熱いメッセージ伝わる」(江南さん)--今年度最初、4月掲載の選考会になります。全体の感想から 江南 今回は最後の3~4行に目を向けてみました。つい欲張った気持ちが出るのがまとめの

                                                  【ビブリオエッセー月間賞】4月は『定本 竹内浩三全集 戦死やあはれ』 滋賀県栗東市のM・Uさん
                                                • 『<書評>『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』福嶋聡(あきら) 著:東京新聞 TOKYO Web』へのコメント

                                                  ヘイトって言葉は「サヨクしか使わないサヨクの罵倒用語」になったな。他には「品がない」とか「冷笑系」と冷笑とか。当然「ネトウヨ」も現役。サヨクは単細胞なので生態が解り易いwww

                                                    『<書評>『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』福嶋聡(あきら) 著:東京新聞 TOKYO Web』へのコメント
                                                  • [2022年 本ベスト5(上)]当事者の証言、史料から今の日本を見る - 福嶋聡|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

                                                    今年2022年の最大のニュースは、安倍元首相狙撃・殺害事件であろう。今日このようなことが起こるとは恐らく誰も予想していなかった、戦後最大の事件と言ってもいい。 ところが、安倍元首相の死後、国葬の是非と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への“制裁”に話題が移り、事件そのものの衝撃は長く続かなかったように思う。生前の安倍元首相の業績が称揚されることも少なく、一方で様々な疑惑や負の遺産──「モリカケ問題」「桜を見る会」「新型コロナ禍対策」「東京オリンピック強行」等々も、「旧統一教会と政治」の問題に覆い隠されてしまったかのようだ。ぼくにはどうしても「安保関連法制」と結びついてしまい、とても象徴的に思える殺害容疑者=元自衛隊員という事実も、今はもう霞んでしまっているようである。 積み残された問題の一つに、韓国の人々から戦時の強制労働の補償を求められている「徴用工問題」がある。 ウトロ住民による不屈の

                                                      [2022年 本ベスト5(上)]当事者の証言、史料から今の日本を見る - 福嶋聡|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
                                                    • 「中韓へのヘイト本」はなぜ本屋に置かれるのか。出版社・取次・書店を取り巻く複雑に絡み合った業界構造を考える 【永江朗『私は本屋が好きでした』(太郎次郎社エディタス)】|FINDERS

                                                      ITEM | 2020/02/17 「中韓へのヘイト本」はなぜ本屋に置かれるのか。出版社・取次・書店を取り巻く複雑に絡み合った業界構造を考える 【永江朗『私は本屋が好きでした』(太郎次郎社エディタス)】 神保慶政 映画監督 1986年生まれ。東京都出身。上智大学卒業後、秘境専門旅行会社に就職し、 主にチベット文化圏... 神保慶政 映画監督 1986年生まれ。東京都出身。上智大学卒業後、秘境専門旅行会社に就職し、 主にチベット文化圏や南アジアを担当。 海外と日本を往復する生活を送った後、映画製作を学び、2013年からフリーランスの映画監督として活動を開始。大阪市からの助成をもとに監督した初長編「僕はもうすぐ十一歳になる。」は2014年に劇場公開され、国内主要都市や海外の映画祭でも好評を得る。また、この映画がきっかけで2014年度第55回日本映画監督協会新人賞にノミネートされる。2016年、

                                                        「中韓へのヘイト本」はなぜ本屋に置かれるのか。出版社・取次・書店を取り巻く複雑に絡み合った業界構造を考える 【永江朗『私は本屋が好きでした』(太郎次郎社エディタス)】|FINDERS
                                                      • 肝腎 - FOLK old book store 古本・新本・個人出版本・グッズの販売

                                                        様々なジャンルの方100名に、自身の血肉になっている本をご紹介いただくFOLK old book store企画 『肝腎』が本になりました! 200の紹介文と、クリエイターチーム最後の手段による漫画を収録。 (漫画めちゃくちゃかっこいいです…。最後の手段には、メインビジュアル・表紙の絵も手がけていただきました。) デザインはギャラリーhitotoのタナカタツヤさんにお願いして、角丸、蛍光ピンクのスピン、蛇腹状の漫画などなどかっこよく仕上げていただきました。手に馴染む感じも最高です。 良い本が出来ました。 『肝腎』 発行 FOLK old book store デザイン タナカタツヤ 題字・イラスト 最後の手段 写真 大岡由和 印刷 株式会社国際印刷出版研究所 助成 おおさか創造千島財団 B6(角丸)/208ページ+漫画10ページ(蛇腹)/手帳製本 《はじめに》 肝臓や腎臓を失ったときに、代

                                                          肝腎 - FOLK old book store 古本・新本・個人出版本・グッズの販売
                                                        • ビッグ マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット(タムくん)※特典ポスター付き - FOLK old book store 古本・新本・個人出版本・グッズの販売

                                                          A3ポスターが特典で付いてきます 【版元より】 『ビッグイシュー日本版』に大人気連載中の四コマ漫画「マムアンちゃん」。連載は2007年にスタートし、今年で16年になりました。『ビッグイシュー日本版』20周年を機に、2021年までの作品全173作をまとめた愛蔵版『ビッグ マムアンちゃん』が出来ました。 ≪愛蔵版スペシャルコンテンツ≫ ①小説家の吉本ばななさんと作者ウィスット・ポンニミットさんの対談 ②Q&A:ウィスット・ポンニミットさんへの読者からの質問と答え ③新作描き下ろし漫画 ④「マムアンちゃん」A3ポスター付き マムアンちゃんと愛すべきその仲間たちの成長を振り返りながらご覧いただける作品集となっています。ファンにはもちろんですが、マムアンちゃんにまだ出会っていなかった皆さまにもぜひ手に取っていただけることを願っています。 B5変形/200ページ/ビッグイシュー日本 ウィスット・ポンニ

                                                            ビッグ マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット(タムくん)※特典ポスター付き - FOLK old book store 古本・新本・個人出版本・グッズの販売