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はじめての留守番 【食】食生活には、発見がいっぱい! ■料理基本のキ ごはん たき方の基本/おにぎり 上手なにぎり方/みそ汁 基本のだし/だしいろいろ 和・洋・中/材料のはかり方 目ばかり・手ばかり/料理言葉/調味料 使い分け方/味つけ 手順とコツ/スパイス 上手な使い方/調味料の重さ 便利帳 ■道具 火・ガスレンジ 安全な使い方/電子レンジ 基本の使い方/もっと上手に電子レンジ 調理のコツ/オーブントースター 使い方いろいろ など ■材料 豚肉 選び方・食べ方/作ってみよう! 豚肉料理/・・・肉加工品 ハム・ソーセージ・ベーコン/野菜 新鮮さの見分け方/作ってみよう! 野菜料理/新顔野菜 食べ方・使い方/パン 種類とおいしい食べ方 など ■作る 切る 基本と飾り切り/焼く 基本とコツ・・・アク ぬき方・消し方/おろす・つぶす 基本とコツ/固める 種類別使い分け方/お弁当 安全においしく作
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「かがくのとも」、初めての科学展。 福音館書店の月刊絵本「かがくのとも」は、好奇心いっぱいの子どもたちに、断片的な知識や情報ではなく、「見て」「考えて」「確かめて」「知る」楽しさを伝えたいという想いから生まれた、世界初の月刊科学絵本。子どもたちの探求心に支えられ、2019年、創刊から50周年を迎えました。 本展は、そんな「かがくのとも」から生まれた初めての科学展です。子どもたちが心から楽しみ、そして、たくさんの驚きと発見に出会える展示になるよう、工夫を凝らしました。子どもたちの数だけ存在する「かがく」の扉。それぞれが自分だけの扉をそっと開き、期待を持って、その先へと進んでいくきっかけとなれば幸いです。 かがくのとも50周年記念特設サイトへ 子どもたちの身のまわりには、「かがく」への入り口がたくさんあります。本展では、「しぜん」「からだ」「たべもの」「のりもの」の4つの切り口から、「かがく」
弊社 相談役 松居直は、11月2日午後7時、東京都内の病院にて老衰のため永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。 なお、葬儀は近親者にて執り行われましたことをご報告いたします。ご遺族のご意向により、お花料 供花等は謹んでご辞退申し上げます。 お別れの会については、現時点では未定となっております。 氏 名:松居 直(まつい ただし) 生年月日:1926年10月5日(享年96歳) 逝去日時:2022年11月2日 午後7時 死 因:老衰 - - - - - 本件に関する一般お問合せ先:福音館書店 総務課 電話 03-3942-2151 報道機関からのお問合せ先 :福音館書店 宣伝課 電話 03-3942-2066 - - - - - ◆参考資料◆ 松居直(まついただし) 1926年京都市に生まれる。1951年同志社大学法学部卒業。1952年の
この桟橋からウタドリさんはマッドガイド・ウォーターに漕ぎ出します。ウタドリさんはボートの上で読書をしていたとき、ヤービに出会います。 灯心草の林をたそがれ川方向にぬけた先にある。家は地中の中にあるけれど、家の扉が窪地のふちの土手になったところについています。 沼杉にオオアカゲラがつくった巣穴が土台になっている。すぐ横には大きなヤドリギのかたまりがあり、外からはまったく目につかないようになっています。 たそがれ川の水の流れがまわりこんでいる場所。淵を見おろす枝にすわって、トリカはヤービとセジロからもらったポリッジをはじめて食べます。 ウタドリさんが先生をしている学校。全寮制の学校でこの校舎は男子寮です。創始者のビッグ・オークが作ったスクールコードに則って、子どもたちが生活している。 テーブル森林渓谷にある、きれいな清水のわき出る泉のほとり。根元のくぼみに安全なかくれ家があり、ヤービたちの旅の
ガネしゃんです。ご覧いただきありがとうございます。 夫は2人の子供のお父さんです。 毎日仕事頑張ってくれています。 忙しい毎日 職場 帰宅 オニのサラリーマン 疲れてるお父さんへ【オニのサラリーマン】 忙しい毎日 朝起きてからテレビをつけ、ニュースを聞き流しながら新聞を読み、朝食を食べる。 朝食を食べ終わったら、歯を磨いて服を着替える。 ここまでの時間約20分。 (家を出るまで残り5分か…トイレにいっておきたい) (まだちょっともよおさないな) 時間だけが過ぎていく…冷や汗もの… (あと4分、あと3分…) 刻々と時間だけが過ぎていき… (あかんもう時間あらへん) あっ、もうこんな時間や。 「いってきます」 (毎日しんどいなぁ~電車に座れるやろか。1時間半も時間かけて行くとろこやろか。せやけど、子どもの顔みたら、がんばらなあかんって思うねんなぁ) 職場 電話のやりとりにメールのチェック。 「
ナチスドイツから逃れるユダヤの少年、カストロ政権下のキューバを出てアメリカに向かう少女、内戦下のシリアからヨーロッパをめざす少年、3人の難民となった子どもたちの運命を描いた新刊『明日をさがす旅 -故郷を追われた子どもたち-』。刊行によせて、紛争や貧困、災害の取材をしてこられたフォトジャーナリストの安田菜津紀さんにエッセイを書いていただきました。 同じ世界に生きる人々の苦しみに、なぜ私たちは無関心でいられるのか。厳しくも大切な問いが投げかけられるエッセイです。繰り返される痛みの歴史を絶つために、今、私たちができることを一緒に考えてみませんか。 ナチスの手を逃れドイツからキューバへと渡ろうとしたヨーゼフ、自由を求めキューバからアメリカへ海を越えようとしたイザベル、内戦で国を追われシリアからドイツへと旅を続けるマフムード。それぞれの「物語」の主人公たちは、大人にならざるをえなかった子どもたちだっ
福音館の月刊赤ちゃん絵本「こどものとも0.1.2.」は、 これまで300点以上の作品を、毎月赤ちゃんに届けてきました。 月刊絵本として刊行されたあと、ハードカバー版として改めて刊行される作品以外は手に取れなくなってしまうこともあり、 「あの絵本をもう一度読みたい」「子どもが気に入っているのでぜひ復刊して!」という声も、たくさんお寄せいただいています。 そんな声にお応えして、福音館創立70周年記念の復刊3作品を、みなさまのリクエストをもとに決定したいと思います! 子育て中のママ・パパに薦めたい1冊、お子さんのお気に入りの1冊、思い出の1冊など、 作品にまつわるエピソードやコメントとともに復刊リクエストをお寄せください。 また、リクエストいただいた方の中から抽選で10名様に、復刊した3冊をセットでプレゼントいたします。 みなさまの声で決定した復刊3点は、2022年9月に刊行予定。 たくさんのリ
作家の小風さちさんが、絵本作家たちとのエピソードをまじえながら綴った、絵本の魅力をじっくり味わえるエッセイ。第9回は、谷川俊太郎さんが文を、坂井信彦さんらが写真を、堀内誠一さんが絵を手がけた『いっぽんの鉛筆のむこうに』です。 紙と鉛筆と消しゴム。文章を書きはじめた頃、手持ちの道具といえばそんなもんだった。ふた昔より前の昔。机は食卓かコタツの上、鉛筆と消しゴムは適当に調達、紙は広告のチラシを譲り受けて裏を使った。同じチラシが、ダンボール一箱分あった。 時は変わりこちらは数日前。突然、仕事用のパソコンが壊れた。プンッと切れたままどうやっても動かない。背筋が凍った。朝一番に家電量販店に向かい、しょんぼり開店を待っていると、ふとこんな想いが浮上してきた。──大丈夫。紙と鉛筆と消しゴムがあれば、なんとかなる。 もっとも、この『いっぽんの鉛筆のむこうに』という絵本は、鉛筆が一本あればなんとかなるという
素敵な情報を発見してしまいました。 な、なんと! 福音館書店の名作絵本が英訳されて発売されるそうです!!! 英語で楽しむ福音館の絵本| 福音館書店 英訳を手掛けたのは日本文学者のロバート キャンベルさん。 10月12日刊行で、現在予約受付中です。 英訳された絵本は以下の5冊です。 ➀おつきさまこんばんは ②きんぎょがにげた ③サンドイッチ サンドイッチ ④たまごのあかちゃん ⑤どうぶつのおかあさん 1冊の値段はすべて1,400円+税で、5冊セットは7,000円+税です。 セットで買っても割引はないようです。 高い! でも欲しい! セットで買いたいところだけれど、我が家はとりあえず1冊ずつ購入しようかな。 ロバート キャンベルさんの英訳、楽しみです♪ 英語でたのしむ 福音館の絵本セット(5冊) posted with カエレバ 楽天市場で購入 Amazonで購入 にほんブログ村
最近は、家では飼えないけれど、ノラネコのお世話をする地域猫活動がだんだんと活発になっています(地域猫とは、ネコに理解がある人が不妊去勢手術やエサをあげるなどして外で世話されているネコです)。 ノラネコの動物行動学を知っているとより世話がしやすくなります。 『ノラネコの研究』の中で、文を担当している伊澤雅子さんは、哺乳類生態学の研究をしている学者さんです。伊澤さんは、特にネコ科の動物の研究をしていて、この絵本の中で、ノラネコの生態について解説されています。 たとえば、ノラネコは、決まった時間に決まった場所で食べたいのです。ネコは上から見下ろされるのは好きではないので、なるべくネコより下から観察しましょう。そして、大きな音にも敏感なので静かに言葉でないコミュニケーションを取りといいなどです。 ノラネコの動物行動学を知るとよりノラネコは理解できて興味深い動物です。
作家の小風さちさんが、絵本作家たちとのエピソードをまじえながら綴った、絵本の魅力をじっくり味わえるエッセイ。第1回は、安野光雅さんの『ふしぎなえ』です。 『ふしぎなえ』 安野光雅 絵 小学3年生の春、不思議な先生と出会った。 私の通った小学校では、2年生までは一人の先生から全ての科目を教わるのだが、3年生になると教科ごとに違う先生がついた。図画工作に、見たことのない先生がやってきた。 『あんの みつまさ』先生です」 受け持ちの先生がおっしゃった。 新しい先生は、当時の大人にしては髪の丈がすこし長めだった。前髪に波形の癖もあった。私はそういう髪の男の人を見るのは初めてだったので、とても珍しくおもった。 珍しくおもったことは、もう一つある。子どもの視線から見ると、先生が笑うときは優しく目尻を下げるか、空を仰ぐような角度で笑っているように見える。だがその先生は違った。その新しい図画工作の先生は、
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
毎月1冊書籍の新刊をとりあげ、著者エッセイをお届けしている「あのねエッセイ」。今月は、月刊誌の著者エッセイをお届けいたします。「たくさんのふしぎ」2月号は、『極夜の探検』。『極夜行』(文藝春秋)の著者でもある探検家・角幡唯介さんが、子どもたちに贈るドキュメント絵本です。 魔王の真の姿 小学生の頃、音楽の時間にシューベルトの歌曲「魔王」を習いました。強風の闇夜の道を、馬にまたがり疾駆する父と子ども。子どもは闇のむこうに魔王の姿を認め、恐怖に震えます。父は、あれは夜霧だよ、木の葉のざわめきだよ、だから大丈夫だよとなだめます。でも、子どもは納得しません。子どもにはたしかに闇の奥に魔王の姿が見えるのです。そして、お父さん、お父さん、魔王がぼくを捕まえると狂ったように絶叫し、最後は冷たくなって死んでしまう、そんな歌です。魔手が迫りくるようなピアノの低い旋律と、必死に助けをもとめる子どもの絶叫。なんと
YouTuberグループ・東海オンエアの動画「【超訳ぐりとぐら】『てつとゆめ』」が、福音館書店から著作権の申し立てによって削除された。 福音館書店は、中川李枝子さん執筆・山脇(大村)百合子さん作画の子ども向け絵本「ぐりとぐら」シリーズの出版社である。 東海オンエアによる『ぐりとぐら』のパロディ動画 「【超訳ぐりとぐら】『てつとゆめ』」は、メンバーの虫眼鏡さんが「昔から撮りたかった動画」として、東海オンエアが2019年2月に投稿した『ぐりとぐら』のパロディ動画。 この動画では、てつやさんが青い頭巾にオーバーオール、ゆめまるさんが赤い頭巾にオーバーオール姿という、ぐりとぐらを彷彿とさせる姿で登場。 『ぐりとぐら』と思われるストーリーラインになぞらえた話が展開されていく。 出典: 東海オンエア「てつとゆめ」削除 『ぐりとぐら』出版社から著作権の申し立て - KAI-YOU.net
月刊絵本「こどものとも」は、2022年11月号で800号を迎えます。これを記念して、今年度、本誌の折り込み付録では、過去の記事から、数々のロングセラー絵本の「誕生のひみつ」について、作者の方たちが語ったインタビュー記事を再録してお届けしています。 ふくふく本棚でも、毎月、「こどものとも800号記念・絵本誕生のひみつ」と題して、折り込み付録掲載のインタビュー記事を公開してまいります。第6回は、「しょうぼうじどうしゃ じぷたが生まれた日①」。渡辺茂男さんのインタビューを「こどものとも年中向き」2000年5月号折り込み付録から再録してお届けいたします。 「父のおかげかもしれません」 ――子どもの本と関わられたきっかけについてうかがっている中で、こんなお話をしてくださいました。 「僕が子どもの頃、父はお話の勉強会に入っていて、子どもたちの前で話すのを楽しみにしていたんです。夏の夕方、まわりに水を打
特別エッセイ|糸井重里さん「大好きな「とるにたらない」がいっぱいだ。」〜『おじいちゃんの小さかったとき』刊行によせて 1950年代から1960年代の子どもたちの暮らしを紹介した科学絵本『おじいちゃんの小さかったとき』。その刊行を記念して、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する糸井重里さんに、エッセイを寄せていただきました。「とるにたらない」はずの記憶の豊かさ、温かさを思い出させてくれるエッセイを、ぜひ『おじいちゃんの小さかったとき』、また同時刊行の作品『おばあちゃんの小さかったとき』ともあわせて、じっくりとお楽しみください。 「おじいちゃんの小さかったとき」のことを、おじいちゃんの年齢のぼくは、なつかしいなぁと思いながら、まずは読んだ。「そうそう」という共感と、「よくこんなことおぼえているものだなぁ」と感心する気持ちがあった。 そして、ふと思うことになる。ここに描かれている、いまぼく
2013年9月28日、世田谷美術館ではじめて久永強の絵を見た。1949年夏までの4年間のシベリア抑留体験を絵にしたものである。『アンリ・ルソーから始まる――素朴派とアウトサイダーズの世界』 [1] という美術展で、久永の絵は一つのコーナーを飾っていた。その美術展について文章を書いてみたのだが、久永強の絵には触れなかった。いずれ、久永強単独でなにか書いてみたいと思ったからだったが、手つかずのままだった。 その後、同じように8年間のシベリア抑留を体験した詩人・石原吉郎を論じた勢古浩爾の『石原吉郎 寂滅の人』 [2] を読んだ。香月泰男の〈シベリア・シリーズ〉の絵も画集 [3] で見た。そして、その都度、久永強の絵について言葉を紡ぐことがますます難しくなったと感じたのだ。 それは、ラーゲリ体験がまったく私の体験と接点がないためだと思うのだが、想像上の追体験としてもきわめて困難な作業だということな
今回ご紹介するのは、野菜たちが大活躍する痛快時代劇絵本「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズの完結編『ねぎぼうずのあさたろう その11 なかせんどう もどりたび』。東海道各地を巡るあさたろうの旅も、いよいよ終わりを迎え、帰郷を決意したあさたろうは、中山道から故郷・秩父を目指します。あのねエッセイでは、作者の飯野和好さんが、21年間にわたって描き続けたシリーズへの熱い思いを綴ってくださいました。 ねぎぼうずのあさたろう 最後の旅 ねぎぼうずのあさたろうの股旅物語も、いよいよ最終話となった。 生まれ故郷の畑を飛び出し東海道をてくてく旅をする。因縁の悪い親分やつがしらのごんべえがやとった、用心棒の浪人きゅうりのきゅうべえとの対決と、思いがけない後日の展開! 〝ごまのはい(ぬすっと)〟のにんにくにきちと縁あって兄弟分となり、二人旅に。また、旅の途中で長旅に出ていたお父っつあん・ながきちとの再会。……ゆ
「くるかな? くるかな?」 動物たちが電車を待っていると…「きたー!」ホームに滑りこんできた電車にみんな大喜び! 「ばいばーい」と電車を見送ると、「くるかな? また くるかな?」と次の電車を待ちます。電車がくる度に動物たちの喜びが大きくなっていって、最後にやってきた電車に、みんなで「のりまーす のりまーす」。絵本を読んでもらう子どもたちが、電車がくる喜びを絵本のなかの動物たちと分かちあう絵本です。 「きたー!」 月刊絵本で刊行時「子どもが夢中になって楽しんでいます!」と大人気で、早々に品切れになり「早くハードカバーが欲しいです」とお便りをたくさんいただきました。私の息子も本作のファンの一人。何百回と読んでいますが、「くるかな? くるかな?」でページをめくる時に、毎回ドキドキワクワクした顔をしています。 先日、駅のホームでも、「くるかな? くるかな?」「きたー!」と叫んだ時には思わず「しー!
子どものころ、歩きながら本を読んでいて、何度か電柱にぶつかったことがある。今で言う歩きスマホと同じことだと思うのだが、怒られた記憶はない。大人たちは、読書を習練か何かだと思っている節があって、子どもは、本を読んでいると偉いと褒められる。だから、歩いている間も寸暇を惜しんで本を読む子どもを注意しようなどと、誰も思わなかったのだろう。 それはともかく、電柱にぶつかった際、本書を読んでいた可能性は極めて高い。ゲド戦記、指輪物語などをひと通り経て出会ったこのファンタジーに、私はたちまち虜(とりこ)になったからだ。 ゲドが対峙(たいじ)する己の影のように、ファンタジーでは、闇や、恐怖、死といった抽象的な概念に具体的な形が与えられる。この作品でも、子どもたちが対峙する暗黒は、水魔神や緑色の制服の男たちといった姿をとって現れる。だが、確かな土台の上に一つ一つ、石を積み上げるように世界を構築していくトール
本屋さんや図書館でずらりと並ぶ絵本の数々。絵本コーナーがある書店も多いです。絵本は年間に1000冊以上出版されています。その中から選ぶのは時間も掛かりますし、どの本が今の年齢にあっているのか悩んだことはあるでしょう。そんな方におすすめのサービスが【絵本の定期購読(ブック クラブ)】です。 本が好きな子供に育って欲しい。そう思うのは当たり前の親心です。取っ掛かりは絵本でしょう。我が家では絵本の世界にハマり本も読むことが習慣・当たり前になることをまずはめざしています。おうち時間を有効活用して子供とのコミュニケーションを増やしていきませんか?同じように絵本選びに悩んでいる方向けに書いています。 絵本についてはこちらの記事でも書いていますのでご参考に。 https://chiiku-manabu.com/myhouse-ehon/ https://chiiku-manabu.com/item-eh
『ピーターラビットのおはなし』 茶色い毛並みに青い上着を着たウサギ。ご存知、ピーターラビットは、絵本好きの方ならいまや誰もが知る存在ですね。かわいらしいキャラクターとしてピーターを知っている方に、ぜひ手に取ってほしい絵本が『ピーターラビットのおはなし』です。 いたずらっこのピーターは、お母さんの言うことを聞かず、お百姓のマグレガーさんの畑に忍び込みます。おいしそうな野菜を満喫した後、胸がむかむかするのでパセリを探していると、現れたのはマグレガーさん! 怒ったマグレガーさんはピーターを追いかけます。何度かつかまりそうになりながら、畑の出口を探すピーター……途方にくれて涙を流しますが、さらに数々の困難を突破して、出口を発見し、命からがら家に逃げ帰りました。 疲れ果てたピーターに、お母さんは「かみつれをせんじたくすり」を飲ませてくれます。ピーターの家族は他に3匹の子ウサギがいますが、お父さんの姿
今月の新刊『ぼくは ふね』は、絵本作家として50年、350作品以上を世に送りだしてきた五味太郎さんの集大成となる作品です。ひとはひと、自分は自分。まわりと比べる必要も、まわりと同じ必要もない。ちいさな船が主人公のお話は、子どもから大人まで誰もが共感できる一冊です。新作の刊行に寄せて、五味さんに作品に込めた思いを綴っていただきました。 そして「ぼくは ふね」 『正しい暮し方読本』という素敵な絵本の中に、あ、僕が描いた絵本なのですが、「正しいタコのあげ方」という項目があります。「タコあげ」についての考察なのですが、タコあげがだんだん上手になって、大きいタコや凝ったタコをあげるようになるのは、それなりに楽しくていいのですが、タコあげの真髄というやつはそういうことではなく、タコに自分の気持ちを託する、つまり自分のかわりにタコに空を泳いでもらう、でき得れば自分が風にのって空を漂ってみたいんだよなあ…
伊藤康(いとう・こう)福音館書店「母の友」編集長 2004年に福音館書店入社。「母の友」編集部を経て「こどものとも」編集部へ。佐々木マキさんの絵本『へろへろおじさん』など担当。2015年度より「母の友」編集長を務める。 絵本化できなかっただるまちゃん ――『こどもに聞かせる一日一話』は、「ぐりとぐら」や「だるまちゃん」、「おばけかぞく」や「ぐるんぱ」など、絵本で親しんだシリーズがたくさん掲載されていて、とても贅沢な一冊ですね。 この本に載っているのは、来年で70周年を迎える歴代の「母の友」に掲載されてきた作品です。「母の友」は、初代編集長の松居直が、幼い子どもと一緒に生きるヒントと物語の楽しさを届けたいと創刊した月刊誌で、「こどもに聞かせる一日一話」はお母さんのお役に立てたらと企画したものなんですよ。創刊当時は、テレビが普及する前の時代です。子どもは「ねえ、何かお話してよ」と、おとなによく
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