「Rust」言語向けのビジュアルデバッガー「FireDBG」が、11月24日にリリースされた。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「Apache License, Version 2.0」または「MIT license」。「Visual Studio Code」向けの拡張機能も用意されており、無償でダウンロード可能だ。 【画像】関数の呼び出しを「コールツリー」として可視化 「FireDBG」は、「Rust」言語で「タイムトラベルデバッグ」を実現するビジュアルデバッガー。従来のデバッガーはエラーを引き起こしたと思しき部分で処理を中断し、逐次実行で時を前に進めるしかなかったが、「FireDBG」ならばプログラムの実行中に起こったことを記録し、それがなぜ起こったのかを理解するために時間を自由にナビゲートできるのが利点だ。 「FireDBG」は関数の呼び出し