「正しい」やり方だけでは倒せない巨悪と対峙した時、どうするか。報道の世界には「目的が手段を浄化する」という考え方もあり、西山事件はまさにその一つだったように思います。「運命の人」に合掌を。 元記者の西山太吉さんが死去 91歳 沖… https://t.co/lB59uZM2jq
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加藤文宏 なぜいま西山太吉なのか 沖縄返還を巡って日米間で取り交わされた「密約」をめぐる西山事件の主、元毎日新聞記者の西山太吉が2月24日に心不全のため死去した。91歳だった。西山の死が報道されると、ジャーナリストの江川紹子は 当時のプロセスには様々な論評はあるが、人生をかけて密約の存在を伝えた。おつかれさまでした Twitter 10:05pm · 25 Feb 2023とNHKの訃報を紹介した。 江川が言う「当時のプロセス」とは何か。取材プロセスであろう。 1971年、佐藤内閣は沖縄返還に際して地権者に対する土地の原状回復費400万ドルをアメリカ合衆国が支払うと発表していたが、実際には日本国政府が肩代わりする密約を結んでいた。返還交渉を取材していた西山太吉は、肩代わりを約束する秘密電文の存在を外務省の女性職員Hから聞き、彼女に求めて電文のコピーを入手した。 「密約」の存在をほのめかすに
NHKが2023年亡くなった人として、元毎日新聞記者の西山太吉を肯定的に取り扱っている(「昭和31年に毎日新聞社に入社し、政治部の記者として活躍しました。」としたり、全体のトーンから肯定的としていいだろう(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231215/k10014279221000.html))。 しかし、西山事件といえば 「情報を、外務省の女性職員を酔わせて半ば強引にセックスして手に入れたこと」(女性の人権無視)、「毎日新聞からの報道ではなく社会党に持ち込んだこと」(報道のためではなく政争のために情報漏洩)、「持ち込んだ資料に女性職員の痕跡を残したこと」(取材源の秘匿をしなかったこと)と記者として全く首肯できないことをやっているんだが、何故称賛する人が後をたたないのだろうか。何と言ってもこの人を称賛する小説が書かれ、全国ネットでドラマ化放映されるくら
衆院は29日、故横路孝弘元議長の口述記録をHPで公開した。1972年3月の衆院予算委員会で沖縄返還の日米密約に関する外務省の極秘公電を暴露後、毎日新聞記者だった故西山太吉氏が逮捕された「西山事件」に関し「もうびっくり仰天ですよ。考えもしなかった話だ」と述べ、記者逮捕は想定外だったとの認識を示した。 西山氏は71年6月、米軍用地の原状回復補償費を日本が肩代わりするとの密約を示唆する記事を毎日新聞に掲載。口述記録によると、横路氏は西山氏に面会したが報道の根拠は示されなかった。 横路氏は、公電の提供者は西山氏以外の第三者だとした上で、西山氏の同僚記者かと問われ「ノーコメント。私もよく知っている友達です」と述べるにとどめた。予算委での質問直前に電話を受け「別に何の条件もなしに、ともかく使ってくださいと言って渡された」とした。 西山氏は72年4月、外務省の女性職員と共に国家公務員法違反容疑で逮捕され
武田啓亮 @takedareporter 「正しい」やり方だけでは倒せない巨悪と対峙した時、どうするか。報道の世界には「目的が手段を浄化する」という考え方もあり、西山事件はまさにその一つだったように思います。「運命の人」に合掌を。 元記者の西山太吉さんが死去 91歳 沖縄返還めぐる「密約」報じる asahi.com/articles/ASR2T… 武田啓亮 @takedareporter 取材方法に瑕疵がないこと、取材源を秘匿することの具体的な意味を語る上で引き合いに出される代表的な事件になっている。 取材方法には「相手に自分が記者だと明示する」ことも含まれるが、古くはネリー・ブライのルポや岡田更生館事件など、潜入取材が問題提起へとつながる例もあるので微妙なところ
元・毎日新聞記者の西山太吉さんの訃報を聞き、自分がこれまで聞いてきたことを整理しながら、西山事件について書いてみようと思った。西山さんは、1972年の沖縄返還時の日米密約電文など機密書類を、外務省の女性事務官だった蓮見喜久子さんから入手したことが国家公務員法違反に問われ、有罪判決を受けたジャーナリストである。二人は今で言う「ダブル不倫」関係にあった。3年半前に91歳で死んだ私の父・石山陽(よう)は、西山さんの一審法廷に立った検察官だ。一方、共同通信編集委員だった私は西山さんとテレビ番組で共演するなどしたこともある。西山さんとは「親子2代のお付き合い」だった。(ジャーナリスト・石山永一郎) *** 【写真6点】西山氏に“情を通じて”機密文書を渡してしまった蓮見喜久子さん 公安調査庁長官、運輸審議官を歴任した石山陽氏 西山事件を描いた澤地久枝さんの著書『密約―外務省機密漏洩事件』(岩波現代文庫
Published 2024/03/12 20:41 (JST) Updated 2024/03/12 20:59 (JST) 政府の公文書管理委員会は12日、沖縄返還に伴う日米密約を報じて記者が逮捕された「西山事件」を巡り、外務省が閲覧を制限した裁判記録のうち冒頭陳述書など一部は閲覧を可能にすべきだと答申した。外務省が今後、閲覧の可否を判断する。 答申書によると、対象は事件に関する裁判記録や米側との関係を記載した文書など3ファイル。2020年9月に外交史料館に移管され「特定歴史公文書等」となった。閲覧請求に対し、外務省は22年8月に「個人の権利権益を害する恐れ」「公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす恐れ」を理由に、一部の閲覧を認めなかった。
ジャーナリストの青木理氏が26日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、元毎日新聞記者で24日に心不全のため亡くなった西山太吉さんについてコメント。「密約事件」の「本質がずれてしまった」と指摘した。 西山さんは1971年に沖縄返還を巡る日米間の密約文書の内容をスクープ。しかし、外務省の女性事務官を「そそのかして文書を入手した」として国家公務員法違反の罪に問われ、78年に有罪が確定した、いわゆる「西山事件」の“主役”だった。 青木氏は、西山氏が「沖縄密約についてスクープした」と説明した上で「情報源だった女性事務官との関係っていうものにクローズアップが行って」しまったとした。「(裁判で)検察が『情を通じて』っていう言葉を使ったもんだから、そっちの方がクローズアップされて、結果的に『西山事件』とか『外務省機密漏えい事件』っていう名前になってしまった」と解説した。 続けて「本来は『密約事件』ある
元毎日新聞記者の西山太吉氏が、2月24日、心不全のため北九州市の介護施設で亡くなった。91歳だった。スキャンダル発覚後、猛バッシングを受けた西山氏であったが、平成に入って、西山氏がスクープした沖縄返還に伴う日米密約の存在を示す文書がアメリカで見つかって以降、再評価する動きがあった。いま言論界は追悼ムードだが、忘れてはならないのは、西山氏に“情を通じて”機密文書を渡したことが罪に問われ、職と夫まで失ってしまった外務省女性事務官の存在である。騒動の真っ只中、女性事務官が「週刊新潮」に寄せた手記を紐解きながら、昭和史に残る不倫スキャンダルを振り返りたい。 *** 【写真】西山氏に“情を通じて”機密文書を渡し、職と夫を失ってしまった外務省事務官Aさん 私の弱さが原因だった 【「週刊新潮」昭和49(1974)年2月7日号「外務省機密文書漏洩事件 判決と離婚を期して 私の告白」ダイジェスト版の前編】※
西山事件(にしやまじけん)とは、1971年の沖縄返還協定にからみ、毎日新聞社政治部の西山太吉記者らが取材上知り得た機密情報を新聞記事に使わずに、野党国会議員に漏えいし、国家公務員法違反で有罪となった事件です。 ツイッターのタイムスタンプ改ざんとカリフォルニア州消費者プライバシー法 野党の「質問通告漏洩」問題追及チームが、嘉悦大学教授の高橋洋一さんのツイッターのタイムスタンプを太平洋夏時間に改ざんして、ありもしない漏えい冤罪をでっち上げて追及していた自作自演が発覚しました。 追及チームの議員たちは、いまだにこの冤罪事件についての説明責任を果たさず、逃げ回っています。 そのカリフォルニア州では、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)が、2020 年 1 月 1 日に発効します。 同法のもとでは、「消費者」に新たに以下の 5 つの権利が付与されることになります。「消費者」といっても、対
武田啓亮 @takedareporter 朝日新聞記者。千葉県出身。新潟、札幌、東京社会部を経て、デジタル企画報道部。RTは賛意とは限りません。Staff writer for Asahi Shimbun. Retweets are not approval. 武田啓亮 @takedareporter 「正しい」やり方だけでは倒せない巨悪と対峙した時、どうするか。報道の世界には「目的が手段を浄化する」という考え方もあり、西山事件はまさにその一つだったように思います。「運命の人」に合掌を。 元記者の西山太吉さんが死去 91歳 沖縄返還めぐる「密約」報じる asahi.com/articles/ASR2T…
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