ニュースは24時間365日。それを送り出すのは報道に携わる「人間」たちだ。その中で、出産を機に「24時間戦えなくなった」テレビ朝日のディレクターや記者たちがいた。切実な思いから、時間と知恵をかき集め、「働き方改革」を通じて生み出したのが、ドキュメンタリー「女性議員が増えない国で」だ。 テレ朝系列各局が制作するドキュメンタリー番組「テレメンタリー」の枠で放送、ABEMAでも配信された本作品が、「メディア・アンビシャス大賞」優秀賞を受賞した。この賞は、市民に上質な情報を届けた作品や人物に贈られるもので、特別賞には旧統一教会を追い続けた鈴木エイト氏が選ばれた。 日本の女性議員の割合は世界最低レベルだ。作品中、選挙戦を密着した40代の女性国会議員は「24時間戦えないけど、もとい、24時間戦えないから、あなたと全く同じ一緒だからあなたの声の代弁者になれる」と街頭で訴えた。「2つの均等法の母」とも呼ば