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随筆の検索結果1 - 40 件 / 56件

  • 昔、『相手の立場に立つ』と言う短い評論文と言うか随筆を書いた後にそのイメージイラストを描いてましたのが見付かりました。(^^) - 光と風と時の部屋

    お疲れ様です。 こちらは昔、『相手の立場に立つ』と言う短い評論文と言うか随筆を書いた後にそのイメージイラストを描いてましたのが見付かりました。 なので取り敢えずこちらにアップしておきますね。(^^) 本当の意味で相手の立場に立ち、きちんと客観視するのはなかなか難しいものですが、少しでもして行けたらと、日々思ってはおります。👀👓️✨👼🧐👨😄 #イラスト #絵 #相手の立場に立つ

      昔、『相手の立場に立つ』と言う短い評論文と言うか随筆を書いた後にそのイメージイラストを描いてましたのが見付かりました。(^^) - 光と風と時の部屋
    • 『精選女性随筆集 須賀敦子 川上弘美選』文庫化記念! 若松英輔さんが綴る「須賀敦子の魅力」 | 文春オンライン

      ◆◆◆ 須賀敦子の拠点「コルシア書店」に集う者たち ミラノは二度、行ったことがある。どちらの旅も目的は、須賀敦子の作品に出てくる場所を丹念にというよりも思うままにめぐってみることだった。最初は彼女の評伝を書こうと心に決めたとき、そして、二度目は雑誌の連載を終え、本にまとめようとしていたときだった。須賀敦子のイタリアでの生活の拠点だったミラノというよりも、かつてコルシア書店があった街、それが私にとってのミラノだった。 『コルシア書店の仲間たち』が彼女の代表作の一つであることは異論がないように思う。この「書店」は単に本を売る場所ではなかった。出版機能を有したいわゆる書肆でもあるのだが、何よりも「カトリック左派」の拠点、つまり、開かれた教会の「建設」を企図した人々が自分の立場を忘れて集える場所だった。さらにいえば、キリスト教の伝統の上に立って、「キリスト教の殻」を打ち破り、人間が「ことば」によっ

        『精選女性随筆集 須賀敦子 川上弘美選』文庫化記念! 若松英輔さんが綴る「須賀敦子の魅力」 | 文春オンライン
      • 滝沢敬一 – フランスの生活と文化を伝えた随筆家

        滝沢敬一の生涯と経歴 -滝沢敬一の生涯と経歴- 滝沢敬一(1903-1985)は、フランスの生活と文化を伝えた日本の随筆家である。 1903年(明治36年)11月20日、群馬県高崎市に生まれる。本名は邦夫。東京府立第一中学校(現・東京都立日比谷高等学校)、第一高等学校(現・東京大学教養学部)を経て、1925年(大正14年)に東京帝国大学文学部仏文科を卒業。 卒業後は、朝日新聞社に入社し、主に文芸部に所属した。1930年(昭和5年)にフランスに渡り、パリに3年間滞在。その後、帰国して朝日新聞社に復職し、文芸部次長などを歴任した。 1942年(昭和17年)に再びフランスに渡り、1945年(昭和20年)までパリに滞在。この間、フランス文学の翻訳や評論を発表し、また、フランスの文化や社会についての記事を朝日新聞に寄稿した。 1945年に帰国後、朝日新聞社を退社し、フリーランスの作家として活動。フラ

          滝沢敬一 – フランスの生活と文化を伝えた随筆家
        • 本との出会い〜石垣りんの詩と随筆 若松英輔 - 日本経済新聞

          週に一度は古書店に行くようにしている。一生を費やしても読み切れないほどの本に囲まれた生活をしていながら、まだ買うのかと呆れられそうだが、本の魔力に貫かれた人間にとって本は、単なるモノではない。人生という険しい道を行くときの同伴者であり、道しるべでもある。とにかく店に足を運ぶ。探している本の有無は問題ではない。探している本は念頭にない方がよい。書架の前に無心に近い心持ちで立つことができる。明確

            本との出会い〜石垣りんの詩と随筆 若松英輔 - 日本経済新聞
          • 結婚は解放だった……自由に鋭利な男女観を綴った大庭みな子 『精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子』(宇野千代 大庭みな子 小池 真理子 選) | 遠藤 郁子 | 書評

            2024.02.20書評 結婚は解放だった……自由に鋭利な男女観を綴った大庭みな子 文:遠藤 郁子 (石巻専修大学教授) 『精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子』(宇野千代 大庭みな子 小池 真理子 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子』(宇野千代 大庭みな子 小池 真理子 選) 大庭みな子は三七歳の時に『三匹の蟹』(「群像」昭四三・六)で第五九回芥川賞を受賞し、小説家として華々しいデビューを飾った。受賞当時は、夫の赴任先であるアラスカに住んでいたが、昭和四五(一九七〇)年に日本に帰国し、本格的に執筆活動を開始した。その後、小説だけでなく随筆も精力的に執筆し、アラスカから日本に帰国する前後の様子を語った第一随筆集『魚の泪(なみだ)』(中央公論社、昭四六・四)以降、晩年に至るまで、数多くの随筆集を残している。 彼女の小説世界は、思

              結婚は解放だった……自由に鋭利な男女観を綴った大庭みな子 『精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子』(宇野千代 大庭みな子 小池 真理子 選) | 遠藤 郁子 | 書評
            • 司馬遼太郎さんの随筆⑦播州の国 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

              司馬遼太郎全集に収録されている随筆のなかに、昭和41年の「日本読書新聞」に掲載されたという「播州の国」という短いエッセイが収録されている。 よく知られているように司馬さんの家は数代前まで播磨国(はりまのくに・兵庫県)に住んで居られたそうで、記憶を振り返るとこの事は何度か司馬さんの文章のなかで出逢った気がしている。 また黒田官兵衛を主人公にした作品「播磨灘物語」をみても司馬さんが播州・播磨国に愛着を持たれているのは間違いないように思われる。 播磨という個性的な名前は調べてみたがその由来には決定打が無いようである。古い記録には針間国と表現される例もあるらしい。 私も昨年兵庫県の内、播州の東外れに越して来て早1年半になろうとしているが、先日永年播州地域に住む中学同級生からLINEで「あなたが播磨人になったと実感しました」とあり少々嬉しく面映ゆい感じがしたのだが、私自身は半世紀近く住んだ大阪人でも

                司馬遼太郎さんの随筆⑦播州の国 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
              • 「文芸」としての随筆・エッセイとは何か? 宮崎智之 × オルタナ旧市街、若手が思う「現在地」

                文芸としての随筆・エッセイとは何か——。そんなテーマをめぐって、文芸評論家・エッセイストの宮崎智之と文筆家のオルタナ旧市街が対談をした。宮崎はエッセイ集『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』がちくま文庫から文庫化し、SNSなどで大きな反響を呼んでいる。同書では、アルコール依存症の経験や家族との日々の暮らしについて、自身の敬愛する文学作品の引用を交えながら執筆した。一方のオルタナ旧市街は、初の商業出版作『踊る幽霊』(柏書房)を刊行。東京近郊をはじめとした様々な街をめぐった経験を魅力的な文章で綴っている。そんな随筆・エッセイの書き手として今最も注目される二人が、その執筆の「現在」について語り合った。 (篠原諄也) 随筆・エッセイが軽んじられている風潮 宮崎:今回の「文学としての随筆・エッセイ」というテーマと関わるんですが、僕は文学の定義は二つあると考えています。一つ目は「文学は楽しむも

                  「文芸」としての随筆・エッセイとは何か? 宮崎智之 × オルタナ旧市街、若手が思う「現在地」
                • 【随筆】砂浜の記憶と西湘バイパスのこと - keepr’s diary(本&モノ&くらし)

                  砂浜の記憶 西湘バイパスの工事 「砂上の楼閣」 開通後の浜辺 さらに狭まった砂浜 観光名所になっているが… 砂浜の記憶 花火や大松明の話題の中で、何度か西湘バイパスの話をした。西湘バイパスの着工が1964年、最初の区間が開通したのが1967年だから自分が小、中学生の頃だ。 生家は小田原の海の近くにあり、小学生時代にはよく近くの砂浜で野球もどきの遊びなどをしたものだ。今考えると走りにくい砂浜でズックが砂まみれになりながらよく遊んだなあと思う。 子どもの時の記憶だから、実際はそれほど広くなかったのかももしないが、堤防から波打ち際まで50~100メートルはあったような気がする。 そこで凧揚げをしたり、ブーメランを投げたり、堤防の上から竹ひごと紙で作った模型飛行機を飛ばしたりした。 当時の遊び場は近くの稲荷や神社の境内などもあったが、広い遊び場と言うとやはり砂浜で、単に「浜」とよんでいたような。

                    【随筆】砂浜の記憶と西湘バイパスのこと - keepr’s diary(本&モノ&くらし)
                  • 三島由紀夫のふてぶてしい「抱負」 22歳の随筆を発掘 活字の海で - 日本経済新聞

                    三島由紀夫とは何ものか。その原点を探るうえで貴重な資料になるかもしれない。三島がまだ学生だった22歳のときに書いた随筆が見つかった。戦後すぐに創刊した日刊紙の「新夕刊」に寄せた小文である。文芸誌「新潮」(新潮社)の7月号が掲載した。全集にも単行本にも載っていないこの随筆を発掘したのは、日本近代文学が専門の斎藤理生・大阪大教授だ。三島は東京帝大法学部に在学中、「会計日記」という小遣い帳のよう

                      三島由紀夫のふてぶてしい「抱負」 22歳の随筆を発掘 活字の海で - 日本経済新聞
                    • 多くの読者から愛される、人の魂に寄り添う須賀文学 『精選女性随筆集 須賀敦子』(須賀 敦子 川上 弘美選) | 岡本 太郎 | 書評

                      2024.08.16書評 多くの読者から愛される、人の魂に寄り添う須賀文学 文:岡本 太郎 (ライター、翻訳家) 『精選女性随筆集 須賀敦子』(須賀 敦子 川上 弘美選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 須賀敦子』(須賀 敦子 川上 弘美選) 長い時間をかけて作家になった須賀敦子は、らしくない作家ともいえる。 おそらく本人はみずからの作家というあり方を、肩書きや職業としてよりは、食べ、歩き、読むことと同じく本質的な「書くこと」の延長線上のごく自然な状態として意識していた。本や文章を書く、という行いは彼女にとって生きてゆくうえで自己確認のきわめて根本的な作業であり、人生における最大の命題であり続けたのだ。そして、本を読み、本を書くことをまっとうした人生の最終章で、彼女の生涯変わることのなかった書物への愛に目をとめた世界が作家という肩書きと、好きなように

                        多くの読者から愛される、人の魂に寄り添う須賀文学 『精選女性随筆集 須賀敦子』(須賀 敦子 川上 弘美選) | 岡本 太郎 | 書評
                      • 「地味の良さ」を体現した沢村貞子 『精選女性随筆集 石井好子 沢村貞子』(石井 好子 沢村 貞子 川上 弘美選) | 川本 三郎 | 書評

                        2024.08.22書評 「地味の良さ」を体現した沢村貞子 文:川本 三郎 『精選女性随筆集 石井好子 沢村貞子』(石井 好子 沢村 貞子 川上 弘美選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 石井好子 沢村貞子』(石井 好子 沢村 貞子 川上 弘美選) 「おていちゃん」の愛称で親しまれた沢村貞子は、平成元年(一九八九)に六十年に及ぶ女優生活に終止符を打った。引退の記者会見で「私は華のある女優ではないから引き際が肝腎。六十年もやったからもう十分。寂しくも悔いもありません」と語り、さらに記者の「ふつうのおばさんになるんですか」の質問に「私は、もともとふつうのおばさんです」と絶妙な答えをした。 『わたしの脇役人生』(新潮社、一九八七年)というエッセイ集があるように、長い女優人生を脇役に徹した。時代劇のスターだった兄の澤村國太郎を頼って映画界入りしたのは昭和九年

                          「地味の良さ」を体現した沢村貞子 『精選女性随筆集 石井好子 沢村貞子』(石井 好子 沢村 貞子 川上 弘美選) | 川本 三郎 | 書評
                        • 年を重ねた男女の恋を独自の視点で描き切った、女性作家の文学的境地 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) | 金井 景子 | 書評

                          2024.07.17書評 年を重ねた男女の恋を独自の視点で描き切った、女性作家の文学的境地 文:金井 景子 (早稲田大学教授) 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) 川端康成や小林秀雄、白洲正子らにあつい信頼を寄せられていた京都の古美術商・柳孝は、中里恒子の魅力について、比類ない端的なことばで表現している。曰く、「眼すじの良い方」(「眼すじの良さ」、『中里恒子全集 第18巻 月報』、一九八一・三、中央公論社)。中里恒子が柳孝の店を初めて訪れたのは、後に歴史小説『閉ざされた海』(一九七二、講談社)としてまとめられることになる宇喜多(うきた)秀家やその妻・豪姫について、構想を巡らしていた一九六〇年代後半にあた

                            年を重ねた男女の恋を独自の視点で描き切った、女性作家の文学的境地 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) | 金井 景子 | 書評
                          • 森林浴しながら、古民家で白洲正子の仕事を偲ぶ――長女・牧山桂子さんに聞く“白洲家の流儀” 『精選女性随筆集 白洲正子』(小池真理子選) | 読書オンライン

                            2024.07.03読書オンライン 森林浴しながら、古民家で白洲正子の仕事を偲ぶ――長女・牧山桂子さんに聞く“白洲家の流儀” 「文春文庫」編集部 『精選女性随筆集 白洲正子』(小池真理子選) 出典 : #文春オンライン ジャンル : #随筆・エッセイ 〈旅行中、白洲さんは風景を食べていた―盟友の脳裡によみがえる人間・白洲正子〉から続く 伝統芸能、神社仏閣、骨董また忘れ得ぬ名人たちへの愛惜を書き続けた随筆家・白洲正子。彼女が多くの作品を編み出した茅葺きの家は、いまミュージアムとして一般公開されている。幼い頃からその地で育ち、今も暮らす、長女で著述家の牧山桂子さんにお話を聞いた。(写真:石川啓次) 取材・文 文春文庫 ◆◆◆ 小田急線の鶴川駅から徒歩15分。いまや町田市の史跡に指定されている旧白洲邸「武相荘」をたずねた。街道から小道をあがり、初夏の日射しを浴びる瑞々しい緑の樹々の間、少し濡れた

                              森林浴しながら、古民家で白洲正子の仕事を偲ぶ――長女・牧山桂子さんに聞く“白洲家の流儀” 『精選女性随筆集 白洲正子』(小池真理子選) | 読書オンライン
                            • 国書刊行会|ジャンル : 海外文学 > エッセイ・随筆 Page.1

                              新版 モンテーニュ逍遙 関根秀雄 著 定価 2,420円(本体価格2,200円) ISBN 978-4-336-07475-1 / Cコード 0010 人はいかに生き、いかに死すべきか。老荘をはじめとする東洋の自然との共鳴を通して、人生への豊かな気づきをもたらしてくれる『モンテーニュ随想録』へのいざない。いまこそ読まれるべき名著。

                              • 日本が誇る「児童文学の第一人者」と「稀代...『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』石井桃子 高峰秀子 川上弘美 | 文春文庫

                                名文の数々を、 広く深く味わえます。 ――上白石萌音 児童文学の第一人者と、稀代の映画スター。 圧倒的な存在感を放つ二人の、極上のエッセイ集。 文春文庫50周年記念、近現代の女性作家による名随筆シリーズ第8弾! 彼女らの文章がこんなにも素晴らしい――表現の力! そして、おさえてもにじみ出てくる豊かな情感! ――とはまだ知らないみなさん。 どうかこの本を手に取ってみて、 彼女たちの文章を読むための入り口として下さい。 ――川上弘美・まえがき 『クマのプーさん』の翻訳者で、子ども達のために奔走した児童文学の第一人者・石井桃子。一家の働き手として昼夜働き通しの子役時代から、その鋭い眼差しで周囲を見ていた名優・高峰秀子。才気溢れる二人がのこした作品は、時代を超えて輝きを放つ。豊かな表 現力で紡がれた情感溢れるエッセイ集。

                                  日本が誇る「児童文学の第一人者」と「稀代...『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』石井桃子 高峰秀子 川上弘美 | 文春文庫
                                • 高野寛、YMOを軸にしながら音楽家としての歩みを綴った随筆集『続く、イエローマジック』発売 - amass

                                  「“未来の音楽”と出会い、黄色魔術に罹ったその日から、僕はYMOチルドレンになった」。憧れを追いかけて、音楽に人生を捧げた高野寛が、YMOを軸にしながら音楽家としての歩みを綴った随筆集『続く、イエローマジック』がミルブックスから11月11日発売。 ■『続く、イエローマジック』 高野 寛 著 2024年11月11日頃発売 ミルブックス 定価1,300円+税 ISBN978-4-910215-20-4 C0095 四六版・256p 装画 服部あさ美 <内容> 【”未来の音楽”と出会い、黄色魔術に罹ったその日から、僕はYMOチルドレンになった】 憧れを追いかけて、音楽に人生を捧げたミュージシャン・高野寛が 音楽を通して出会ったかけがえのない人々との交流を綴った随筆集 15歳の春、YMOに出会ったその日にYMOチルドレンとなり、音楽に人生を捧げた青年は気づけばデビュー35周年を迎えていた。 様々な

                                    高野寛、YMOを軸にしながら音楽家としての歩みを綴った随筆集『続く、イエローマジック』発売 - amass
                                  • 第30回 随筆春秋賞|第5回 佐藤愛子奨励賞【2024年8月31日締切】 - 公募データベース

                                    賞名第30回 随筆春秋賞|第5回 佐藤愛子奨励賞 募集時期(締め切り)2024年8月31日(当日消印有効) 応募資格特にありません。 募集内容未発表の随筆(エッセイ)に限ります。テーマは自由です。 ※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。 ・随筆春秋賞 優秀賞  1本   賞金10万円・賞状・盾 ・随筆春秋賞 佳 作 2~3本 賞金 1万円・賞状・盾 ・佐 藤 愛 子 奨 励 賞 1本 賞金 3万円・賞状・トロフィー 選考委員・佐藤愛子(直木賞作家) ・中山庸子(エッセイスト、イラストレーター) ・近藤 健(エッセイスト|同人誌随筆春秋 代表) ・池田 元(一般社団法人 随筆春秋 代表理事) URLhttps://zuishun.net/literaryaward30/

                                      第30回 随筆春秋賞|第5回 佐藤愛子奨励賞【2024年8月31日締切】 - 公募データベース
                                    • 言葉はまっすぐだが、一寸先が闇――武田百合子の文章の魅力に迫る 『精選女性随筆集 武田百合子』(武田 百合子 川上 弘美 選) | 阿部 公彦 | 書評

                                      2024.01.11書評 言葉はまっすぐだが、一寸先が闇――武田百合子の文章の魅力に迫る 文:阿部 公彦 (東京大学教授・英文学) 『精選女性随筆集 武田百合子』(武田 百合子 川上 弘美 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 武田百合子』(武田 百合子 川上 弘美 選) 武田百合子の著述がはじめて世に知られるようになったのは、一九七六年(昭和五十一年)、五十一歳のときのことだった。百合子は小説家・武田泰淳(たいじゅん)の妻としてすでに文壇にも知己が多かったが、それまで公の場で文章を発表したことはほとんどない。それが、この年の十月、泰淳が癌のために死去すると、夫妻が所有した富士山麓の山荘での生活ぶりを百合子がずっと日記につけていたことが明らかになり、泰淳と付き合いのあった中央公論社の編集者・塙嘉彦が通夜の席で、この日記を文芸誌「海」に掲載しないかと百

                                        言葉はまっすぐだが、一寸先が闇――武田百合子の文章の魅力に迫る 『精選女性随筆集 武田百合子』(武田 百合子 川上 弘美 選) | 阿部 公彦 | 書評
                                      • 若松英輔さんによる「須賀敦子の魅力」――『精選女性随筆集 須賀敦子 川上弘美選』文庫化記念特別エッセイ | 読書オンライン

                                        2024.07.16読書オンライン 若松英輔さんによる「須賀敦子の魅力」――『精選女性随筆集 須賀敦子 川上弘美選』文庫化記念特別エッセイ 若松 英輔 出典 : #文春オンライン ジャンル : #随筆・エッセイ 川上弘美さんと小池真理子さんが選者の名随筆集シリーズとして、その美しい装丁とともに、近現代の名だたる女性作家陣による『精選女性随筆集』(全12巻)が注目を集めています。去年から今年にかけて、文春文庫創刊50周年特別事業の一環として毎月刊行中ですが、その中でもひときわ人気の高い「須賀敦子」巻がいよいよ発売されました。須賀敦子さんの著作に造詣の深い、批評家であり随筆家の若松英輔さんから、今回の文庫化を記念して特別エッセイをお寄せいただきました。 多くの読者から支持されている「精選女性随筆集」シリーズの美しい装丁は大久保明子によるもの。12巻それぞれに趣向が凝らされていて必見です! ◆◆

                                          若松英輔さんによる「須賀敦子の魅力」――『精選女性随筆集 須賀敦子 川上弘美選』文庫化記念特別エッセイ | 読書オンライン
                                        • 【新刊】新居格 随筆集 散歩者の言葉(虹霓社) | 書肆猫に縁側 powered by BASE

                                          新居格 随筆集 散歩者の言葉 新居 格(著/文)荻原魚雷(編集) 発行:虹霓社 B6変判 縦167mm 横128mm 厚さ16mm 246ページ 並製 新刊『杉並区長日記ー地方自治の先駆者・新居格』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79249366 紹介 戦後初の杉並区長として知られる新居格 随筆家としての名文を荻原魚雷が厳選 戦後初の杉並区長として知られる新居格(にい いたる)。著作リストが作れないほど多くの随筆や評論、批評を遺したものの、代表作と呼ばれるような作品もなく、『杉並区長日記』(弊社刊)と翻訳書(パール・バック『大地』等)を除いて新刊で読める本はない。 アナキストを自称し、議論を嫌い、知識人や文化人と呼ばれることを恥じ、戦時中も市井の人々や日々の生活を大切に生きた新居。そんな新居と同じく、散歩と読書をこよなく愛

                                            【新刊】新居格 随筆集 散歩者の言葉(虹霓社) | 書肆猫に縁側 powered by BASE
                                          • 【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!ドラマになる藤野千夜「団地のふたり」文庫化!!「精選女性随筆集 須賀敦子」の文庫も気になる(2024.7/2週) - また、本の話をしてる

                                            団地のふたり posted with ヨメレバ 藤野千夜 双葉社 2024年07月10日 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す さて、出る本。文庫化です。藤野千夜「団地のふたり」、双葉文庫から出ます。これはNHKBSで9月1日から全10回で放送される同名ドラマの原作。どんな話なのか?アマゾンの紹介文から。 イラストレーターながら今はネットで不用品を売って生計を立てるなっちゃんこと奈津子。大学の非常勤講師を掛け持ちしながら生活するノエチこと野枝。 そんな幼なじみの二人は50歳を迎え、共に独身。生家の築古団地で暮らす。奈津子の部屋で手料理を一緒に食べ、時にはささいなことでケンカもする。高齢のご近所さんのために、二人で一肌脱ぐことだってある。 平凡な日々の中にあるちいさな幸せや、心地よい距離感の友情をほっこりと優しく描いた物語。解説・原田ひ香 あぁ、

                                              【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!ドラマになる藤野千夜「団地のふたり」文庫化!!「精選女性随筆集 須賀敦子」の文庫も気になる(2024.7/2週) - また、本の話をしてる
                                            • 随筆・エッセイを書いている皆様のための広場 - カクヨム

                                              企画内容 日常で感じたさまざまなことを随筆やエッセイにしたためた作品を置いていってください。明るいもの、暗いもの、楽しいもの、悲しいもの、色々あるかと思いますが、自由に(カクヨムの規約に則する限りにおいて)どうぞ。 参加方法 参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「随筆・エッセイを書いている皆様のための広場」を選択してください。 運営より 同じイベントに参加している人からの作品への評価はランキングに反映されません イベントは、主催者または運営によって削除される可能性があります イベントへの参加・解除は開催中のみ可能です

                                                随筆・エッセイを書いている皆様のための広場 - カクヨム
                                              • 有吉佐和子のルポルタージュ 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) | 宮内 淳子 | 書評

                                                2023.12.20書評 有吉佐和子のルポルタージュ 文:宮内 淳子 (日本近代文学研究者) 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) 有吉佐和子は、日本の近代文学の主流だった私小説とは距離を置いた作家で、さまざまな題材を用い、ストーリーで引きつける小説を書いた。『三婆(さんばば)』(昭和三十六年)、『香華(こうげ)』(昭和三十七年)、『華岡青洲の妻』(昭和四十二年)、『真砂屋(まなごや)お峰』(昭和四十九年)などは、小説で読まれただけでなく、舞台になって、今も繰り返し上演されている。 また、人種差別や〈戦争花嫁〉の問題を取り上げた『非色(ひしょく)』(昭和三十九年)、離島に起きた射爆場移転問題を通し

                                                  有吉佐和子のルポルタージュ 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) | 宮内 淳子 | 書評
                                                • 巽 健一  随筆「イギリス民謡『庭の千草』」、「勢陽」ネット作品

                                                  巽 健一  随筆  「イギリス民謡『庭の千草』」 「ビルマの竪琴」を見て、日本の音楽教育を想う (2015.04.03) 先日、テレビで映画『ビルマの竪琴』を見た。.この原作は、第2次大戦後間もなく竹山道男氏(ドイツ文学者)が小説形式で発表したもので、その後2回、映画化されている。映画はこのとき初めて見たのだが、有名なこの物語の大筋だけは知っていた。私と同年輩の人々の中には、同様にこの筋書きを知っている人が多いと思うが、念のために梗概を記しておく。 日本の敗戦が間近になったころ、日本陸軍は頽勢を挽回すべくビルマ(現・ミャンマー)戦線において悪名高いインパール作戦を展開する。この作戦は、日本軍と敵の英軍の戦力比較や日本軍の補給の困難度から見て、成功の確率が極めて低い無理筋の戦いであった。その結果、敵地に進撃した日本軍は無残な敗北を喫し、悲惨な逃避行を余儀なくされた。その中に、主人公・水島上等

                                                  • 随筆 小林秀雄 | 池田雅延 | 連載一覧 | 考える人| シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。知の楽しみにあふれたWebマガジン。 | 新潮社

                                                    ことば 思い出すこと エッセイ 十一 味覚の直観 前回書いた「甚五郎」に、うれしい感想をたくさんいただいた。予期したとおり、どうして小林先生は、外から見ただけでこの店はおいしいとわかったのでしょう、という質問…… ことば 思い出すこと エッセイ 十 君、この店、うまいよ 小林秀雄先生は、講演会が夜になるときは、会場の近くで徳利を傾けながら出番を待たれると前回書いたが、これにも付言しておきたいことがある。先生自身、ある講演のなか…… ことば 思い出すこと エッセイ 九 「原始」について 人間にとって、「あたりまえ」とは何かを知って、「あたりまえ」に還れ、それが人生いかに生きるべきかを考えるための第一歩だと小林秀雄は教えた、そしてその還るべき故……

                                                      随筆 小林秀雄 | 池田雅延 | 連載一覧 | 考える人| シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。知の楽しみにあふれたWebマガジン。 | 新潮社
                                                    • 息子・岡本太郎への、ほとばしる愛 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) | 外村 彰 | 書評

                                                      2023.12.20書評 息子・岡本太郎への、ほとばしる愛 文:外村 彰 (安田女子大学教授・日本近代文学) 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) 岡本かの子(明治二十二〔一八八九〕・三・一~昭和十四〔一九三九〕・二・十八)と夫の岡本一平は、互いを「パパ」「カチ坊」と呼び、一人息子の太郎を「タロ」と呼んだ。 カチ坊(カチ坊っちゃん)こと岡本かの子は旧姓大貫。歌人・仏教研究者・小説家であり、随筆も数多く書いた。大地主の東京の別邸で生まれて、今の神奈川県川崎市高津区の、多摩川べりの裕福な実家で愛育された。谷崎潤一郎の親友だった次兄の雪之助(号・晶川(しょうせん))の感化もあって早く文学に親しみ、歌を詠

                                                        息子・岡本太郎への、ほとばしる愛 『精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子』(有吉 佐和子 岡本 かの子 川上 弘美 選) | 外村 彰 | 書評
                                                      • 漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) | ソコロワ山下 聖美 | 書評

                                                        2024.07.18書評 漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家 文:ソコロワ山下 聖美 (文芸研究家・日本大学芸術学部教授) 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) 九十九歳十一ヶ月でこの世を去った野上彌生子(一八八五~一九八五)は、日本近代文学史上、稀にみる長命の女性作家である。ただ長く生きただけではない。近代から現代という激動の世において、周囲に流されることなく、文学者としての正統を保ち続けた希有(けう)な作家であった。 師匠は、文豪・夏目漱石。夫は能研究の権威、野上豊一郎。三人の息子はそれぞれ研究者となった。知に満ちあふれるファミリーの脇を固めるのは、雑事をこなして

                                                          漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) | ソコロワ山下 聖美 | 書評
                                                        • エッセイ、随筆を書いている方々の広場 - カクヨム

                                                          企画内容 日頃の何気ないものごとについて思ったこと・感じたことをエッセイにしたためている方向けの場所です。明るい話・暗い話、笑える話・真面目な話など、いろいろあるかとは思いますが気にせずご参加くださいませ。 【注】カクヨムの規約(特に第14条)を守ってください。また、X(旧Twitter)で事足りるような文章(特に中身がまるっきり無いような、「作品」とは到底言えない文章)は置かないでください。よろしくお願いします。 参加方法 参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「エッセイ、随筆を書いている方々の広場」を選択してください。 運営より 同じイベントに参加している人からの作品への評価はランキングに反映されません イベントは、主催者または運営によって削除される可能性があります イベントへの参加・解除は開催中のみ可能です

                                                            エッセイ、随筆を書いている方々の広場 - カクヨム
                                                          • 読者の脳細胞に直接刺戟をあたえる倉橋由美子の名エッセイ 『精選女性随筆集 倉橋由美子』(倉橋 由美子 小池 真理子 選) | 古屋 美登里 | 書評

                                                            2024.04.11書評 読者の脳細胞に直接刺戟をあたえる倉橋由美子の名エッセイ 文:古屋 美登里 (翻訳家) 『精選女性随筆集 倉橋由美子』(倉橋 由美子 小池 真理子 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 倉橋由美子』(倉橋 由美子 小池 真理子 選) この随筆集に収録された三十一篇のうち、三分の二にあたる二十篇が、一九六〇(昭和三十五)年から六九年までに書かれたものです。この十年は、全学連と全共闘の政治的闘争が繰り広げられ、キューバ危機が起き、ベトナム戦争があり、戦後の歴史のなかでも政治を意識せずにはいられなかった激動の時代です。倉橋由美子にとっても二十四歳から三十四歳までにあたるこの十年間は激動の時代でした。 六〇年一月、第四回明治大学学長賞を受賞した「パルタイ」が〈週刊明治大学新聞〉に掲載され、二月に「文學界」(三月号)に転載されて倉橋は華

                                                              読者の脳細胞に直接刺戟をあたえる倉橋由美子の名エッセイ 『精選女性随筆集 倉橋由美子』(倉橋 由美子 小池 真理子 選) | 古屋 美登里 | 書評
                                                            • 現存わずか3冊、太宰治が兄たちと作った同人誌「青んぼ」都内で初公開 旧制中学時代の短編や随筆掲載:東京新聞 TOKYO Web

                                                              東京都三鷹市ゆかりの作家太宰治(1909~48年)が、旧制青森中学校時代に青森県金木町(現五所川原市)の実家で兄たちと作った同人誌がある。その名は「青(あお)んぼ」。故郷の文化団体「公開講座奥津軽」が9月に開いた東京講座で貴重な創刊号が初公開され、受講者は青年太宰の創作の原点に触れた。 講座は名作「津軽」の出版80年を記念し、同月5日に千代田区立日比谷図書文化館の一室で行われた。創刊号を所蔵し持参した同県中泊町博物館の斎藤淳(じゅん)館長(58)は、太宰の作品「兄たち」に記されている「長兄が三十歳のとき、私たち一家で、『青んぼ』といふ可笑(おか)しな名前の同人雑誌を発行した」という一文を引いて説明。講座を主催した角田周(かくたしゅう)代表(71)は「『青んぼ』は3冊が現存するだけ」と価値を語った。

                                                                現存わずか3冊、太宰治が兄たちと作った同人誌「青んぼ」都内で初公開 旧制中学時代の短編や随筆掲載:東京新聞 TOKYO Web
                                                              • 「談志最晩年の日々(あとがきにかえて) - 松岡慎太郎」努力とは馬鹿に恵[あた]えた夢である-立川談志 から | 随筆筆写

                                                                「談志最晩年の日々(あとがきにかえて) - 松岡慎太郎」努力とは馬鹿に恵[あた]えた夢である-立川談志 から エッセイ集のあとがきですから、本来は家族が見た立川談志の執筆風景などを話すべきかもしれません。例えばペラ(二〇〇字)の原稿用紙を使っていたとか、wikipediaには「原稿の校正はしない」と書いてあっても実際はゲラをしばしば真っ赤にしていたとか……。 けれどここでは、出版社からの要望もあって、最晩年の談志について少しだけ話すことにします。 談志は二〇〇七年暮れの「伝説の芝浜」の後、〇八年頃から体調がおかしくなり、〇九年になると糖尿病も悪化して、夏以降しばらく休養せざるをえなくなるほど急激に体力が衰えました。あんなにどこへでも歩いて行った人なのに、足元がふらついて、いざ出かけようとしてもマンションの入口でもう一休みするような具合になってしまっていました。同じ病を患っていた弟子の文都さ

                                                                  「談志最晩年の日々(あとがきにかえて) - 松岡慎太郎」努力とは馬鹿に恵[あた]えた夢である-立川談志 から | 随筆筆写
                                                                • 彼女と別れてよかった 鴻池留衣【随筆喫茶】 | 西日本新聞me

                                                                  先日、勤めている会社の社員5名と人間ドックを受けに行って、その健診結果報告書が届いた。前回は一昨年の6月24日に受診し、今回で2度目になる。 結論から言うと、僕はこの2年で頗(すこぶ)る健康になった。測定結果の数値を見てみよう。 前回、体重は69・2kgだった。今回は63・7kg。なんと5・5kgも痩せた。...

                                                                    彼女と別れてよかった 鴻池留衣【随筆喫茶】 | 西日本新聞me
                                                                  • 三島由紀夫 22歳の随筆を発掘 ふてぶてしい「抱負」の真意は? - 日本経済新聞

                                                                    三島由紀夫とは何ものか。その原点を探るうえで貴重な資料になるかもしれない。三島がまだ学生だった22歳のときに書いた随筆が見つかった。戦後すぐに創刊した日刊紙の「新夕刊」に寄せた小文である。文芸誌「新潮」(新潮社)の7月号が掲載した。全集にも単行本にも載っていないこの随筆を発掘したのは、日本近代文学が専門の斎藤理生・大阪大教授だ。三島は東京帝大法学部に在学中、「会計日記」という小遣い帳のよう

                                                                      三島由紀夫 22歳の随筆を発掘 ふてぶてしい「抱負」の真意は? - 日本経済新聞
                                                                    • 自意識過剰のスター意識は一切ナシ、の名随筆 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) | 岡崎 武志 | 書評

                                                                      2024.05.13書評 自意識過剰のスター意識は一切ナシ、の名随筆 文:岡崎 武志 (書評家) 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) 「わたしたちにとって、高峰さんは映画館に行くといる、言わば世の中の一部みたいな存在だったのですよ」 そう語るのは作家の故・井上ひさし。高峰秀子との対談(『映画をたずねて 井上ひさし対談集』ちくま文庫)での発言だ。じっさい、日本映画全盛期における女優・高峰秀子の輝きは、比類ないものだった。 生涯の映画出演本数は三百本以上。しかも後半は成瀬巳喜男を始め、木下惠介、五所平之助、豊田四郎、野村芳太郎など名匠巨匠と組んで、日本映画の量と質を支え続けた。 たとえば成瀬監督との初仕事となった「秀子の車掌さ

                                                                        自意識過剰のスター意識は一切ナシ、の名随筆 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) | 岡崎 武志 | 書評
                                                                      • らじる文庫 by らじるラボ | 随時放送 | 山本周五郎 随筆「小説の効用」より | NHKラジオ らじる★らじる

                                                                        「小説・日本婦道記」など「武家もの」で知られる小説家・山本周五郎の随筆をお届けします。 山本周五郎は、横浜市の自宅から市電で停留所3つ離れた仕事場で生活し、「樅(もみ)ノ木は残った」など数々の小説を書きました。反権力の立場を守り独自の文学を展開してきた山本周五郎は、直木賞などの文学賞に選ばれても、頑なに辞退を繰り返したことでも知られています。 朗読:和田哲アナウンサー 「らじるラボ」(R1・平日午前)の朗読コーナー「らじる文庫」より

                                                                          らじる文庫 by らじるラボ | 随時放送 | 山本周五郎 随筆「小説の効用」より | NHKラジオ らじる★らじる
                                                                        • [選者対談]<br />小池真理子・川上弘美<br />作家の全随筆を読んで見えてくるもの<br /> 先人のエッセイに浸る至福の日々『精選女性随筆集』(小池真理子・川上弘美 選) | 「本の話」編集部 | インタビュー・対談

                                                                          2012.04.18インタビュー・対談 [選者対談] 小池真理子・川上弘美 作家の全随筆を読んで見えてくるもの 「本の話」編集部 先人のエッセイに浸る至福の日々『精選女性随筆集』(小池真理子・川上弘美 選) ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集』。偶数月2冊同時刊行。全12巻。幸田文、森茉莉、吉屋信子など18人の作家の作品を収録する。第2回配本4月刊は『第3巻 倉橋由美子』『第4巻 有吉佐和子 岡本かの子』。 ――女性作家の随筆アンソロジーの選者になってほしい、という依頼を受けた時はどう思われましたか。 小池 正直に言って初めは戸惑いました。叢書の選者って、リタイアした大学の先生が専門分野の文芸作品を昔の記憶で適当に選んで、あとは編集者が仕上げるだけのもの、みたいな先入観を持っていたもので。ただ、川上さんとご一緒にというので心動かされたんです。 川上 私はもともと自分の好きな本

                                                                            [選者対談]<br />小池真理子・川上弘美<br />作家の全随筆を読んで見えてくるもの<br /> 先人のエッセイに浸る至福の日々『精選女性随筆集』(小池真理子・川上弘美 選) | 「本の話」編集部 | インタビュー・対談
                                                                          • 笑い、悲しみ、時には猛烈に怒る……現代屈指の散文家・森茉莉 『精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子』(森茉莉 吉屋信子 小池真理子 選) | 島内 裕子 | 書評

                                                                            2023.10.24書評 笑い、悲しみ、時には猛烈に怒る……現代屈指の散文家・森茉莉 文:島内 裕子 (放送大学教授・国文学) 『精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子』(森茉莉 吉屋信子 小池真理子 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子』(森茉莉 吉屋信子 小池真理子 選) 森茉莉の文学世界は、自由奔放ともいえる変幻自在な感性が、豪奢な語彙と縒(よ)り合わされて、独特の魅力を放っている。その茉莉の文学形成と生涯を辿ってみたい。 今回の森茉莉セレクションの巻頭に置かれた「幼い日々」は、幼年時代を過ごした千駄木の家での日々を描く長編エッセイである。十七編中、発表時期は最も早い昭和二十九年だが、この一作によって、文学者・森茉莉が誕生したと言える見事さである。陰翳(いんえい)に富む精妙な文章を、流れるように綴って間断がない。これ程に完成度の高い

                                                                              笑い、悲しみ、時には猛烈に怒る……現代屈指の散文家・森茉莉 『精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子』(森茉莉 吉屋信子 小池真理子 選) | 島内 裕子 | 書評
                                                                            • 芸術を追求する道の「険しさ」と「愉しさ」――『速水御舟随筆集 梯子を登り返す勇気』(平凡社ライブラリー)|じんぶん堂

                                                                              記事:平凡社 「速水御舟遊欧小作品展覧会」で発表する作品を制作中の速水御舟(目黒の画室にて、昭和6年〈1931〉頃) 書籍情報はこちら 2024年2月5日刊、平凡社ライブラリー『速水御舟随筆集 梯子を登り返す勇気』 速水御舟は、細かい観察に基づいた細密描写と、計算しつくされた構図、そして幻想的なテーマなど、常に新たな手法に挑戦し続けながら、多くの作品を制作しました。特に知られている作品のひとつが、本書の表紙にもなっている《炎舞》です。形を変え続ける炎の一瞬の姿が巧みに表現され、その炎に引き寄せられてきた蛾の舞う様子が、幻想的に描かれます。 この作品に張り巡らされた細やかな意識は、御舟が残したすべての作品に共通するものです。御舟はいったい何を思い、画布に向かっていたのでしょうか。本書に収録された御舟の言葉をたどると、御舟の制作の真髄が見えてきます。 が、私の場合には、製作するという事は、決し

                                                                                芸術を追求する道の「険しさ」と「愉しさ」――『速水御舟随筆集 梯子を登り返す勇気』(平凡社ライブラリー)|じんぶん堂
                                                                              • 第13回「泉大津市オリアム随筆(エッセイ)賞」【2024年9月30日締切】 - 公募データベース

                                                                                  第13回「泉大津市オリアム随筆(エッセイ)賞」【2024年9月30日締切】 - 公募データベース
                                                                                • 多才な児童文学者の感性を豊かに育てた土壌とは? 秘話満載の珠玉のエッセイ 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) | 千野 帽子 | 書評

                                                                                  2024.05.06書評 多才な児童文学者の感性を豊かに育てた土壌とは? 秘話満載の珠玉のエッセイ 文:千野 帽子 (エッセイスト) 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) 石井桃子は、幼年期を回想した『幼ものがたり』を《子どもの館》一九七七年四月号から翌年の五月号まで連載し、一九八一年に福音館書店から刊行した。 「まえがき」にはこう書いてある。〈幼い子どもの心に残ったものであるから、あるところはきれぎれであり、また、いまとなっては、真偽の保証もできないようなものだが、それを承知で、私はこれを書きとめておこうと思いたった〉。 私たちはこういう幼年期の回想記をいくつか持っている。『幼ものがたり』刊行の三〇年前に、幸田文が『みそつ

                                                                                    多才な児童文学者の感性を豊かに育てた土壌とは? 秘話満載の珠玉のエッセイ 『精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子』(石井桃子 高峰秀子 川上弘美 選) | 千野 帽子 | 書評