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漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) | ソコロワ山下 聖美 | 書評
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漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) | ソコロワ山下 聖美 | 書評
2024.07.18書評 漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家 文:ソコロワ... 2024.07.18書評 漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家 文:ソコロワ山下 聖美 (文芸研究家・日本大学芸術学部教授) 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子』(中里 恒子 野上 彌生子 小池 真理子選) 九十九歳十一ヶ月でこの世を去った野上彌生子(一八八五~一九八五)は、日本近代文学史上、稀にみる長命の女性作家である。ただ長く生きただけではない。近代から現代という激動の世において、周囲に流されることなく、文学者としての正統を保ち続けた希有(けう)な作家であった。 師匠は、文豪・夏目漱石。夫は能研究の権威、野上豊一郎。三人の息子はそれぞれ研究者となった。知に満ちあふれるファミリーの脇を固めるのは、雑事をこなして