add9コードの概要 今回は、残りのsus系コードを学ぶ前に、バラードはもちろん、幅広いジャンルで使用され、また後の回の「テンションコード」にも繋がる「add9(アドナインス)コード」を学んでいきましょう。 共通音を意識したアレンジでもよく使用されるコードです。 「9」という数字はちょっと馴染みがないかもしれませんが、今までのmaj”7″やm”7”、sus”4”などと同じように、ルート(根音)からの距離を表しています。 コードのサウンドを確認する前に、まずはこの「9」という数字の意味を紐解いていきましょう。 スケールに数字を振って覚え易くするという方法を以前ご紹介しました。 (参考:27. 音名の相対表記(Scale degree names)) これまでは8までしか出てきませんでしたが、2回り目のメジャースケールも打ち込んで、数字を振っていきましょう。 例えばCメジャースケールだと以下の