――では柴田さんは、『真・女神転生』シリーズについてどんな印象をお持ちでしょうか。 柴田骨太なRPGで、それに何といっても特徴的な世界観を持っていますよね。正義と悪が戦う王道的なRPGではなく、悪魔を使役して戦うというのが斬新で。そして、物語や設定で何かしらの“タブー”に触れるという挑戦がおもしろいです。「ここを超えたら、何か言われてしまうのでは?」という部分に果敢に挑んでいる、という印象があります。初代『真・女神転生』が発売されたのが1992年で、もう約30年も毎回タブーに斬り込んでいるというのがスゴイいですよね。 ――まだPVなどからの事前情報しかないとは思いますが、『真・女神転生V』についてはどんな印象をお持ちですか? 柴田アクションゲームのような派手なPVになっていて、テンションの高いタイトルですよね。ただ、いきなり“神になる”というワードが出てきて、驚きました。『真・女神転生』シ