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SFの検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 猫がたくさんでてくる・活躍するSFをおしえてください

    ここで教えを請うと詳しい人がトラバやブクマで教えてくれるという噂をきいたので。 「たくさん」は物量または登場回数です。 一般的に考えられる猫の形状から外れていても、その世界観で猫として扱われていれば猫と見做して良いです。 ただし、以下のものはのぞいてください。 ・猫でないものが猫に化けていて、物語の構成上それを隠そうとしないもの(猫がなにかに変身しているものは可) 少女漫画でいうと、ちゃーみんぐは対象外、ねこ・ねこ・幻想曲は対象 以下のものは読みました。(おもしろかったです) ・猫の地球儀 ・猫は宇宙で丸くなる(猫の明日のご飯に困っているおばあさんと地球外生命体の話が好き) ・夏への扉 よろしければよろしくおねがいします。

      猫がたくさんでてくる・活躍するSFをおしえてください
    • サイバーパンクとは何か? 連載「いつでもSF入門」vol.2  - TOKION

      連載「いつでもSF入門」 投稿日 2021-10-13 Author 橋本輝幸 LIFESTYLE 冒険する SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸による連載「いつでもSF入門」。今回は、映画やゲームでもなじみ深い「サイバーパンク」について。『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』で描かれる「怪しげな日本描写」にはどんな背景があったのか。日本におけるサイバーパンク像を決定づけた翻訳家・黒丸尚の文体とは。そもそも「サイバーパンク」は誰が名づけたのか……。40年にわたる歴史を辿る。 vol.0 SFに何ができるか? vol.1 まとうSF——化粧・ファッション・変身 今回は、SF映画やSFゲームでおなじみの言葉「サイバーパンク」の40年近い歴史を振り返る。2020年に発売された『サイバーパンク2077』や『Cloudpunk』、2022年に発売される予定の『Vigilance 2099』や『S

        サイバーパンクとは何か? 連載「いつでもSF入門」vol.2  - TOKION
      • 不要不急でもない19篇――『ポストコロナのSF』総解説 文:飛浩隆|Hayakawa Books & Magazines(β)

        2021年春、いまこのときに向けた小説アンソロジー『ポストコロナのSF』が発売されました。寄稿者のひとりであるSF作家の飛浩隆さんがTwitter上で行った、収録作の総解説をお届けします。飛さんご自身の作品については樋口恭介さんにご紹介いただきました。 ―――――――――――――― こないだ「みんな、短篇についてもっと語ろうぜ」みたいなことをつぶやいた手前、収録作ぜんぶについてひとことずつ書いてみたいと思います。とりあえず前半まで。 ■最初は、小川哲「黄金の書物」。翻訳をなりわいとする「私」は、友人から紹介された人物とシュトゥットガルトの空港で遭い、二冊の本を日本に運んでほしいと頼まれる。これは晩餐の最初に出される、ミステリアスなひと匙のアミューズ。長い導入から本題が進みはじめるまで、「この料理はどの味覚へ行きつくのだろう?」と想像しながら舌触りを楽しんでいると、予想外の芳香があふれだし読

          不要不急でもない19篇――『ポストコロナのSF』総解説 文:飛浩隆|Hayakawa Books & Magazines(β)
        • 「もっとみんなが活躍できるジャンルであってほしい」伴名練のSF論

          その小説家の名は、伴名練。兼業作家であるため、完全に覆面を貫き表舞台には一切姿を見せない。SNSなども現時点ではやっていない。 しかし、2019年、初の単著となった作品集『なめらかな世界と、その敵』(早川書房)は、いち早く手に取った関係者が一様に絶賛したこともあって発売前から重版がかかるほどに。刊行後もSNSを中心にその評判が広がっていき、大ブレイク。SF好きはもちろん、SFというジャンルに親しんでこなかった層にも広く波及した。 京都の大学出身であることを明かし、その紙版単行本の7刷までの印税総額330万円余りを、当時寄付口座を開設していた京都アニメーションに寄付した。 翌2020年からは、伴名練のSF愛の結晶として、古今東西の名作や作家ごとの傑作群を編んだアンソロジー『日本SFの臨界点』シリーズを早川書房から怒涛の勢いで刊行している。 そして2022年、『なめらかな世界と、その敵』が文庫

            「もっとみんなが活躍できるジャンルであってほしい」伴名練のSF論
          • 早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine

            Chat GPTが話題になった2023年、私たちはどんなに難しい論文もその要約によってファストに理解することが可能になっている。長文や難文が要約によって「早わかり」されることが当たり前になった現在、剥き出しの結末によって物語を「早わかり」させることに特化したポスト・インターネット状況下のウェブ小説は私たちにどんな認知をもたらすのか。江永泉は、加速主義を鍵概念としてポスト・インターネット下に流通する情動を剔出する。 (執筆・江永泉) 1. 加速主義とは何か。様々な説明ができるが、ここでは次のような一節の参照から始めたい。ある座談の中での、仲山ひふみの発言である。 当初はイギリスのクラブミュージックとも密接なつながりを持ったインターネット上のサブカルチャーとして、まさに加速した状態から始まった 千葉雅也ほか「加速主義の政治的可能性と哲学的射程」 『現代思想 特集=加速主義』2019年6月号、p

              早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine
            • 『息吹』創作の秘密が明らかに! テッド・チャン インタビュー|Hayakawa Books & Magazines(β)

              12月4日の発売後即重版が決定した、テッド・チャン17年ぶりの最新作品集『息吹』。チャン氏が2009年に2度目の来日をした際に、『息吹』収録作について語ったインタビューを再録します。『息吹』で扱われているテーマについて、詳細に語った必読のインタビューです。 ※書影はAmazonにリンクしています 【書誌情報】 ■書名:息吹 ■著者:テッド・チャン ■訳者:大森 望 ■発売日:2019年12月4日発売 ■価格:本体1900円+税 ■判型:四六判上製 ■出版社:早川書房 テッド・チャン インタビュー in Japanインタビュアー&構成:大森望 ――2007年のワールドコンに続き、2度めの来日ですね。 チャン 富川(プチヨン)国際ファンタスティック映画祭(PiFan)に合わせて講演してほしいと、ネットワーク・オブ・アジア・ファンタスティック・フィルム(NAFF)から韓国に招かれたんだけど、前回

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              • 京都SFフェスティバル2019参加レポート(本淵洋)|科幻万華鏡

                京都SFフェスティバル2019の参加レポートを記す。 はじめに、京都SFフェスティバル(以下京フェスと略す)とは、京都大学SF・幻想文学研究会が主体となって、毎年秋に京都で開催されるSFコンベンションの一つのことを指す。ほかの大規模SFコンベンションとしては、日本SF大会、SFセミナー等がある。 こちらのHPで詳しい情報が得られる。 筆者が所属しているのは、正式名称を東北大学SF・推理小説研究会とする団体で、(その経緯は省略するが)SF研と推理研が共生した集団だ。 筆者は元々推理研に入会したが、昨年頃からSFにも手を出しはじめたところであった。SF研内でのおすすめや自分で気になる作品を読み進めていたところ、今回京フェスの企画が興味を引くものばかりであったことから参加を決意したのだった。 結果、本会・合宿どちらも大変充実した二日間だった(その前後も含めて)。参加後しばらくして下村からSFファ

                  京都SFフェスティバル2019参加レポート(本淵洋)|科幻万華鏡
                • 京都SFフェスティバル2019参加レポート(天津一)|科幻万華鏡

                  京フェス以前に、僕はまともなSFイベントに参加したことがなかった。中国にSFイベントがないわけではなく、むしろこの数年の間にイベントの質量ともに著しく成長していると聞いているが、自分が高校時代のころは中国SF大会のような遠くて敷居の高そうなイベントしかなく、とても高校生一人で手軽に参加できる雰囲気ではなかった。それゆえ、僕は中国と日本の事情を直接に比べることはできない。 このように、僕ははじめてSFイベントに参加することになったが、そのはじめてのイベントになった京フェスでたくさんの方々と出会い、様々な励みと知識を得て、人生において非常に貴重な体験になった。 夏休みの時、下村さんに参加しないかと誘われた。驚くべきほどお財布にやさしい参加費と、面白そうなイベント設定に惹かれて、参加するのを決めた。さらに、下村さんから中国SFの企画を合宿でやってみないかと提案され、京フェスに対する期待がますます

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                  • ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作『ホライズン・ゲート 事象の狩人』冒頭試し読み公開!|Hayakawa Books & Magazines(β)

                    第11回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作、矢野アロウ『ホライズン・ゲート 事象の狩人』が刊行されました。ブラックホール相補性と時間SFを巧みに絡めた世界観、詩的な小説表現が高く評価され受賞にいたった期待作です。 本欄では、その冒頭5章までを公開いたします。 矢野アロウ 『ホライズン・ゲート 事象の狩人』定価:2090円(税込)/四六判並製/早川書房 装画:たけもとあかる 装幀:坂野公一(welle design) 1 砂漠に上る太陽の匂いを覚えている。 夜が染み込んだ紫色の砂丘を朝日がなでると、露に濡れた石英質の砂は橙だいだい色に輝き始め、石のエッセンスペトリコールが仄ほのかに匂い立つ。 どこか懐かしく、温かい匂いだけれど、そのほとんどは砂に含まれる細菌や微生物が、生き物を分解したときに作り出す匂いに起因している。──つまりは、死の匂いだ。 死を懐かしく感じるなんて何の冗談かと思うけど、い

                      ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作『ホライズン・ゲート 事象の狩人』冒頭試し読み公開!|Hayakawa Books & Magazines(β)
                    • 第16回創元SF短編賞【2025年1月14日締切】 - 公募データベース

                        第16回創元SF短編賞【2025年1月14日締切】 - 公募データベース
                      • 八咫烏のタイムダイバー プロローグ | 小説、東西古今の千夜一話

                        全体を読みたい方はこちら ↓ タイムマシンを手に入れた八咫烏やたがらす結社 桜受おうけ家の秘巫女ひみこ 旭子あきこは原爆投下を阻止するタイムダイバー隊を派遣する  ↓ 京都の南、とある神社の境内と隣接地にまたがる広大な敷地に地下要塞がある。その存在は一般に知られる事はなく報道も絶対されない。ヒントを請われるなら、歴史に詳しければ八咫烏(やたがらす)という言葉を耳にした事があるだろう。 紀元前二百年頃、徐福は秦の始皇帝に不死の霊薬を探しますと言葉巧みに皇帝に欠けている物で心を釣り動かし三千名の若い男女と軍隊を乗せた大船団を連ねて出雲を侵略しかけて息子を残し撤退し、九州に侵攻した。だが徐福は、磐石や草木にまで言葉を喋らせる大倭日高見国のスメラミコトの偉大なる霊力の前に、恭順して権力をゆっくりと頂こうと決心した。 古事記日本書紀の伝える神武東征の場面に描かれるのは神武軍を先導したとされる金鵄烏だ

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                        • マグ拳ファイター!!(西順) - カクヨム

                          マンガ、アニメ、ゲームのどんな技や魔法でも再現可能という謳い文句のVRMMOゲーム「マグ拳ファイター」。 ゲーム初心者である影山 凛太郎(カゲヤマ リンタロウ)は誕生日に疎遠な父親からVRゲームのハードをプレゼントされる。 全感覚没入型、まるで自分自身がゲームの中に入ってしまったように、その世界はリンタロウの前に広がっていた。 そのゲームこそ「マグ拳ファイター」だった。 リンタロウは友人アキラの助力や、ゲーム内で知り合ったマヤ、個性豊かなNPCらと交流していくうちに、マグ拳の世界にのめり込んでいく。 時に勝利し、また敗北する。一筋縄ではいかない展開を、努力と機転で切り開いていくリンタロウ。 その冒険は少年を戦士へと成長させる。 小説家になろう、ノベルバ、ノベルアップ+でも連載しております。

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                          • 正念場を迎えた中国SF邦訳 – WEB『東方』

                            大恵 和実 はじめに 劉慈欣『三体』の勢いがとまらない。早川書房が刊行した『三体』シリーズの単行本が累計87万部に達しただけでなく、ドラマもテンセントビデオとNetflixの2バージョン作成されて評判もいい。さらにこの2月に刊行された『三体』の文庫版も瞬く間に重版し、10万部を超えたそうだ。『三体』シリーズは、SFファンや書評家・作家などに人気を博した(1)だけでなく、その枠を超えて多くの読者を確保したのである。中国SFのみならず、近年の中国文学の中でも異例の状況といえよう(2)。 『三体』を含む21世紀日本における中国SFの翻訳状況については、WEB東方に連載した「中国文学の最前線――躍進する中国SF①」の「第一回 21世紀日本における中国SFの翻訳状況」でまとめたことがある。そこでは、2000年代から中国SFの翻訳が徐々にはじまり、2015年の『三体』のヒューゴー賞(英語圏を中心とする

                            • 【特別公開】水上文「抵抗と創造のクィア・タイム、クィアSF」(SFマガジン2024年8月号)|Hayakawa Books & Magazines(β)

                              文筆家の水上文氏による論考「抵抗と創造のクィア・タイム、クィアSF」を、6月25日(火)発売のSFマガジン8月号から先行掲載いたします。6月はプライドマンス。近年邦訳されたクィアSFを5篇ご紹介いただいています。皆さまの読書の指針になれば幸いです。(編集部) 「抵抗と創造のクィア・タイム、クィアSF」 水上 文 クィアSFとは何を意味するのだろう? それは単にクィア(≒性的マイノリティ)が登場するSF作品に過ぎないのか、あるいは何かそれ以上のことを物語っているのだろうか? たとえば近藤銀河は、未来を志向するSFを読む営みとマイノリティの想像力の共通性を語る中で、アナクロニズムという言葉を用いている(ⅰ)。直線的に過去から未来へと真っ直ぐ進む時間の流れに抗うような歴史の並び方を示すアナクロニズムとは、マイノリティが自身の歴史を紡ぎ直すために必要とする想像力でもあるのだと。アナクロニスティック

                                【特別公開】水上文「抵抗と創造のクィア・タイム、クィアSF」(SFマガジン2024年8月号)|Hayakawa Books & Magazines(β)
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