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  • 紙の値上がりが出版に大きな影響  業界関係者アンケートで「価格に転嫁」「ページ数を減らす」が半数以上

    2022年から2023年まで、出版に携わる人の半数以上が、紙代の値上がりが「あった」と回答――。株式会社インターカラーが出版業界人327名を対象にしたアンケートを調査で、ロシアのウクライナ侵攻や長引くコロナ禍の影響で、紙の値上がりが出版業界に大きな影響を与えている実態が浮き彫りになった。 今回の調査は、「紙の値上げの状況と紙媒体広告への影響」と題し、新聞、雑誌、フリーペーパーなどの執筆・編集、出版・発行、印刷、製本などに携わる全国の327名(男性272名、女性55名)を対象に実施。調査期間は2023年2月16日~2月20日に行われた。 回答によれば、紙代の値上がりが「あった」と回答したのが52.2%で、「3回以上あった」が22.9%にも及んだ。同社の調査では、2022年の紙の値上がり率の平均は24.3%で、著しい値上がりが続いていることがわかる。 この傾向は今年に入っても変わらないようで、

      紙の値上がりが出版に大きな影響  業界関係者アンケートで「価格に転嫁」「ページ数を減らす」が半数以上
    • 出版市場が拡大に転じる 電子と紙合わせ0・2%増 - The Bunka News デジタル

      出版科学研究所によると、2019年1~12月の出版市場は紙と電子を合わせると同0・2%増の成長に転じた。同調査で前年を超えたのは04年(0・7%増)を除くと出版市場の縮小が始まる前年の1996年以来のこと。紙の書籍・雑誌は前年比4・3%減となったが、電子が同23・9%増と大幅に伸長した。紙と電子を合わせた販売額は1兆5432億円、電子の占有率は前年より3・8ポイント上昇し19・9%と2割に達するまで拡大している。 紙の書籍・雑誌販売額は1兆2360億円(同4・3%減)。このうち書籍は6723億円(同3・8%減)、雑誌は5637億円(同4・9%減)。一方、電子出版は3072億円(同23・9%増)と調査史上初めて3000億円台に乗った。 電子コミックは3割増に 電子出版の内訳は、電子コミックが2593億円(同29・5%増)、文字ものを中心とした電子書籍が349億円(同8・7%増)、電子雑誌が1

        出版市場が拡大に転じる 電子と紙合わせ0・2%増 - The Bunka News デジタル
      • 書籍ことしの販売額 15年ぶりプラス見通し “巣ごもり”一因か | NHKニュース

        書籍と雑誌を合わせたことしの国内の出版物の販売額は、推計で去年よりおよそ1%減少し、17年連続で前の年を下回る見通しとなりました。一方で書籍だけを見ると、前の年をおよそ2%上回り、15年ぶりにプラスに転じる見通しとなりました。 出版業界の調査や研究を行う出版科学研究所のまとめによりますと、ことし国内で出版された書籍と雑誌の売り上げは、1月から11月までの販売実績をもとにした推計で、去年よりもおよそ1%少ない、1兆2100億円台と、17年連続で前の年を下回る見通しとなりました。 このうち書籍の売り上げは、児童書や学習参考書を中心に売り上げを伸ばし、前の年を2%ほど上回る6700億円程度と、15年ぶりにプラスに転じる見通しとなりました。 出版科学研究所は、新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす人が増えたことが一因だとみています。 一方、雑誌の売り上げは、定期雑誌の休刊が相次いだことなどにより、

          書籍ことしの販売額 15年ぶりプラス見通し “巣ごもり”一因か | NHKニュース
        • ついに動き出した電子マンガ「中古売買」の成算

          市場成長が続く電子書籍で、ブロックチェーンを活用した新しい流通システムの開発が進められている。新システムで技術的に可能になるのが、電子書店がサービスを停止した場合の購入済みコンテンツの保護と、電子書籍の2次流通(中古売買)だ。 2018年度の電子書籍市場は3122億円(前年度比12.2%増)。このうち電子コミックが2387億円(同29.3%増)と8割を占める(インプレス総合研究所調べ)。電子雑誌の296億円(同6%減)、文芸・実用書・写真集など439億円(同10.8%増)となっており、電子コミックが市場成長を牽引している。 電子コミックでは、17年度には海賊版漫画サイトの「漫画村」が大きな社会問題となった。現在、サイトは閉鎖されて運営者も逮捕されたが、被害額は3200億円(一般社団法人コンテンツ流通促進機構の試算)に上るとされる。 しかし、海賊版サイトへの対策強化が奏功したほか、業界関係者

            ついに動き出した電子マンガ「中古売買」の成算
          • 新潮社の倉庫が火事、小説や漫画が焼ける…茨城県五霞町

            【読売新聞】 8日午前6時45分頃、茨城県五霞町元栗橋にある新潮社(東京都新宿区)の鉄骨2階倉庫(延べ床面積約9100平方メートル)の2階から炎が上がっているのを、出勤した男性従業員が発見し、119番した。 県警境署の発表によると、

              新潮社の倉庫が火事、小説や漫画が焼ける…茨城県五霞町
            • コミカライズを自ら提案、Kindleで配信。月に84万円売れました──ナカシマ723さんに聞く「だから今、やるしかないんです」

              クリエイターとおかね 第2回 前編 この連載では、今どきならではの可能性を感じさせてくれるクリエイターの人にご登場いただきたいと思っているのですが、その意味で、ナカシマ723さんは、とても今どきの漫画家さんです。 「ナカシマ723さんは、2016年にカドカワBOOKSより出版されたロケット商会さんの小説『勇者のクズ』のコミカライズを担当。2018年にWeb連載を開始し、現在、紙の単行本第1巻が発売されている」 ──と、これだけ聞くと、「すごいことはすごいけど、世の中にあることだよね」と思われるかもしれませんが、実はこれがぜんぶナカシマさん個人発の活動。 もともと「パクツイBOTスレイヤー」というマンガシリーズをブログ、Twitterで公開し、大きな注目を集めていたナカシマさん(関連記事)は、個人としてロケット商会さんにコミカライズを提案。きちんと契約を交わし、配分や規定を取り決めた上で、マ

                コミカライズを自ら提案、Kindleで配信。月に84万円売れました──ナカシマ723さんに聞く「だから今、やるしかないんです」
              • 講談社国際ライツ事業部に聞いた「ぶっちゃけ日本の漫画は世界でどうなの?」 #講談社 #漫画 - マガポケベース

                「日本の漫画は海外でも大人気!」 そんな話をよく聞くけれど、ホントに“大”人気なの!? 実際はどれぐらいの人気なの!? 講談社の国際ライツ事業部の森本達也と加登絵梨佳に、海外の“リアル”な漫画市場を聞いてみました! 動画配信プラットフォームの台頭で原作漫画にも着火! ――日本と比べて、海外で漫画はどのぐらい人気なんですか? ライツ・メディアビジネス局 国際ライツ事業部 森本達也 森本: 市場の規模を金額で見てみますと、日本は約4,400億円、海外は合算して約1,000億円弱ではないでしょうか。もっとも大きいアメリカでも約250億円ほどです。 ※ 講談社推定 日本のほうが圧倒的に売り上げは大きいですね。 ――「日本の漫画は世界に広まっている」とはよく耳にしますが、成長率はどうなんですか? 森本: 大きく成長しているのは確かです。 講談社だけで見ても、この7~8年ほどで海外漫画出版関連の売り上

                  講談社国際ライツ事業部に聞いた「ぶっちゃけ日本の漫画は世界でどうなの?」 #講談社 #漫画 - マガポケベース
                • 文庫本、30年で6割値上げ 本離れに拍車 文字大きくページ増/紙代高騰(北海道新聞) - Yahoo!ニュース

                  印刷用紙の高騰などで年々値上がりする文庫本。1冊千円超えも登場している=札幌市豊平区のコーチャンフォーミュンヘン大橋店 安価で手軽さが魅力の文庫本の値上がりが、読書家や書店を悩ませている。ページ数の増加などの影響に最近の紙代高騰が加わり、平均価格はこの30年で6割近く上昇し、1冊千円以上の本も珍しくない。家庭の書籍購入額も低迷したままで、書店関係者は「紙の本離れがますます進む」と危惧する。 「好きな作家を応援する意味でも新刊を買うが、値段を見て『意外と高い』と思うこともある」。小説などを毎月10冊ほど読む札幌市東区の男性(30)は苦笑する。 書店では特に海外の小説や学術系で千円超えの文庫本が目につく。出版科学研究所(東京)によると、2021年の新刊文庫本の平均価格は732円。1991年の467円から57%上昇した。30年のうちに税率が3%から10%に上がった消費税を加味すると、67%高くな

                    文庫本、30年で6割値上げ 本離れに拍車 文字大きくページ増/紙代高騰(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
                  • 漫画家、印税では食べていけない?  紙の単行本の発行部数激減が与える深刻さ「まさかこんなに減るとは」

                    ■紙の単行本の発行部数が減ると? 「出版社から届いた、単行本の初版の発行部数を見て衝撃を受けました。たったの3000部って……。前の巻では8000部でしたが、こんなに減らされるとは思いませんでした。これでは生活できません」 こう話すのは、ある大手出版社で漫画を連載している現役の漫画家A氏である。漫画家にとって、“印税”を生み出す単行本の発行部数は生命線だ。しかし、その発行部数が急激に減らされる例が目立っているというのだ。紙の単行本の急速なシェア縮小などが背景にあるのは間違いない。 「連載作家はアシスタント代などを払うと、原稿料収入は月に数万円しか残らない人もいます。人によっては赤字ということもある。印税を臨時ボーナスと言う人もいますが、それはよほどの売れっ子の話。新人は印税があることでようやくトントンという感じなのですが、ここまで発行部数を減らされてしまうと、とても生活できません」 かつて

                      漫画家、印税では食べていけない?  紙の単行本の発行部数激減が与える深刻さ「まさかこんなに減るとは」
                    • 講談社、漫画誌10誌の刊行&配信を延期 新型コロナの影響で「通常どおりの刊行を維持できない状況」

                      講談社が14日、公式サイトを更新し、新型コロナウイルスの影響で、編集、製作、流通など出版活動に影響が出たことから「これ以降しばらくは、通常どおりの刊行を維持できない状況となる見込み」のため、漫画雑誌の増刊誌とオリジナルの電子雑誌を1号分の刊行および配信を延期することを発表した。 「弊社で刊行する漫画雑誌の増刊誌とオリジナルの電子雑誌につきまして、1号分の刊行及び配信を延期することで当面の対応といたします」とし、刊行・配信が延期となる雑誌は『モーニング・ツー(2020年4月22日発売号)』『姉フレンド(同5月1日配信号)』『ヤングマガジンサード(同5月7日発売号)』『good!アフタヌーン(同5月7日発売号)』『別冊少年マガジン(同5月9日発売号)』『月刊ヤングマガジン(同5月20日発売号)』『ハツキス(同5月25日配信号)』『comic tint(同6月5日配信号)』『ハニーミルク(同6月

                        講談社、漫画誌10誌の刊行&配信を延期 新型コロナの影響で「通常どおりの刊行を維持できない状況」
                      • JEPA|日本電子出版協会 紙雑誌と電子コミックの現在が示す出版の未来

                        2023.08.31 メディアドゥ  新名 新 2013年から2022年までの10年、これは私が出版社を辞し電子出版流通会社の経営に携わった期間とほぼ一致しますが、この間にコミックを除く紙雑誌の売上は50.2%(5507億円が2767億円)に減少し、電子コミックの売上は598.0%(749億円が4479億円)に大飛躍しました。いまや、電子コミックの売上は紙雑誌売上(コミックを除く)の1.6倍になっているのです。雑誌扱いコミックや紙のコミック雑誌を加えても、紙雑誌の4795億円に対して、電子コミックは4479億円と、ほぼ拮抗するまでに至っています。 これによって、紙と電子の全ての出版売上は2018年に底を打ち、その後は僅かですが増加傾向にあります。電子コミックの驚異的な伸びが紙出版の売上減を補って、ささやかですが余りが出たということです。実のところ2018年までのコミック全体の売上は、紙の減

                          JEPA|日本電子出版協会 紙雑誌と電子コミックの現在が示す出版の未来

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