スペインはカタルーニャ州バルセロナから北西へ約50kmほど離れた長閑な田園風景の中に、灰白色の岩山が聳え立っています。 その岩山の名前は「モンセラット(モンセラート:Montserrat)」。 モンセラットは、カタルーニャで最も代表的な山であり、その奇岩といわれる形も相まって、カタルーニャのシンボルの一つになっていて、年間200万人以上の観光客が訪れています。 奇岩ともいわれる珍しい山の形状から、カタルーニャ語で「のこぎり山」という意味があり、あの「サグラダ・ファミリア(Templo Expiatorio de la Sagrada Familia)」で有名な建築家「アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí)」も幾度となくモンセラットを訪れ、様々なインスピレーションを得たといわれています。 一見奇妙な外観は、モンセラットの最も壮観な特徴です。 モンセラット(モンセラート):Montse