バルミューダは2月10日、2022年通期の純利益が300万円で前年比99.7%減少したと発表した。売上高は175億9500万円(同4.3%減)、営業利益は7500万円(同95.1%減)、経常利益は1400万円(同99%減)だった。同社は原材料価格の高騰と記録的円安の影響受けたことが原因と分析している。 同社は「原材料価格の高騰と記録的な円安ドル高により仕入コストが上昇し、売上総利益率が低下した」と説明。22年12月期決算説明資料によると、売上原価率は68.9%となり前年から8.8ポイント上昇したという。 また、国内では「BALMUDA Phone」の売り上げが反動減、家電製品の売り上げも減少。同社は「新製品の投入や販売促進施策の強化を実施したものの、巣ごもり需要の落ち着きや物価上昇による生活防衛の動きの影響を受けた」と説明する。一方、海外ではコーヒーメーカーやオーブンレンジが好調で、韓国や