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MBDの検索結果1 - 11 件 / 11件

  • ARMはx86より効率がいいというのは過去の神話

    従来から、「ARMはx86より(電力的に)効率的だ」という言説があります。これは単純に「ARMは省電力なスマホ向けで、x86は電力を食うPC向け」程度のアバウトなイメージのこともありますし、前世紀のRISC vs CISC論争のころからある「ARMはx86 (x64を含む)に比べ命令セットがシンプルなので、命令デコードにかかる電力が少なくて済んで効率的」という議論の形をとることもあります。 この議論については、半導体エンジニアの多くは「ARMがx86 より効率が良いというのは、もはや過去の神話」(in today’s age it is a very dead argument)という認識を共有していると言っていいでしょう。有名なところではApple CPU (ARM)とZen (x86)の両方を開発したジム・ケラー氏のインタビューでも言われていますし、Chips and Cheeseとい

      ARMはx86より効率がいいというのは過去の神話
    • GRヤリスに怪物エンジン、実は造り方がすごくてほぼ試作レス

      将来の新型エンジン開発の噂が聞こえてこないトヨタ自動車だが、とてつもない市販ガソリンエンジンを開発した。2020年9月発売のスポーツ小型車「GRヤリス」に搭載した「G16E-GTS」である。独BMWとの共同開発車である「GRスープラ」に続く豊田章男社長肝いりのスポーツカーで、公道を疾走できるGRシリーズ専用に初めて設計された内製エンジンだ。 市販車からモータースポーツカーにチューンアップするのではなく、GRヤリスのためだけに、「WRC(世界ラリー選手権)」などで培われた技術を基に生み出したエンジンである。プロドライバーが求める動力性能と真摯に向き合い、さらにモデルベース開発(MBD)をフル活用して、最適なエンジンを設計している。今までのトヨタの試作を繰り返す開発プロセスを考えると、とっても“スマート”だ。 トヨタがMBDをここまで使いこなした 怪物エンジンの排気量は1.6Lで3気筒、筒内と

        GRヤリスに怪物エンジン、実は造り方がすごくてほぼ試作レス
      • マツダやデンソーなど車・部品10社、デジタル設計共通に - 日本経済新聞

        マツダやトヨタ自動車などの自動車大手とデンソーなどの車部品大手の計10社は24日、コンピューター上で車両を設計開発する手法の標準化で連携すると発表した。標準化で開発コストや期間を短縮できる利点があるため、一部の車大手で導入が進んでいた開発手法を中小の部品メーカーまで普及し、日本の車産業全体の競争力を高める。「(完成車メーカーと部品メーカーの)すり合わせに時間を使っている余裕はない。効率化できる

          マツダやデンソーなど車・部品10社、デジタル設計共通に - 日本経済新聞
        • 電子工作にモデルベース開発(Model Based Development: MBD)を適用してみた【コントローラモデル編】 - Qiita

          電子工作にモデルベース開発(Model Based Development: MBD)を適用してみた【コントローラモデル編】MATLAB電子工作Simulinkモデルベース開発 はじめに モデルベース開発(Model Based Developmentの頭文字をとって以下、MBDと略)は、航空宇宙分野や自動車業界で近年、急速に普及している製品開発手法です。 その名前の響きと適用産業分野(製品)から、なんだかとっても崇高でムズカシイものだと思ってしまうかも知れませんが、今回はプラレールの魔改造(速度コントロール)にMBDを取り入れてみて、電子工作を通してMBDのうま味について解説していきたいと思います。 実際の成果物 こんなものを作ってみました。 甥のプラレールを奪って魔改造を施す計画。まだまだ詰めの部分はあるけど、なんとかクリスマスに間に合いそう! いやしかし、ムダにホンモノの電車っぽいコ

            電子工作にモデルベース開発(Model Based Development: MBD)を適用してみた【コントローラモデル編】 - Qiita
          • スバル、トヨタ、日産、ホンダ、マツダなど「MBD推進センター」へ参画 国内自動車メーカー5社と部品メーカー5社がモデルベース開発を推進

              スバル、トヨタ、日産、ホンダ、マツダなど「MBD推進センター」へ参画 国内自動車メーカー5社と部品メーカー5社がモデルベース開発を推進
            • PID制御を極めよう ~原理から調整まで~(MPCも少し) - Qiita

              はじめに 今回はPID制御について書こうと思います。 PID制御は産業界で圧倒的なシェアを誇るコントローラーです。 制御工学を知らない人でもPIDくらいは名前を聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか。 PID制御はその構造の簡単さから直感的な応答性を持っているため、発電や化学プラントのプロセス制御から航空機の飛行制御、自動車の制御など分野を問わず幅広く利用されています。 PID制御を知る PIDとはP(Proportional:比例)、I(Integral:積分)、D(Differential:微分)の3要素から構成されるコントローラーです。 それぞれの働きを見てみます。 P制御 まずP制御は制御偏差$e=r-y$ ($r$:目標値、$y$:出力)に比例した入力を計算します。 制御偏差$e$に掛かるゲイン$K_p$を調整して制御の応答性を調整します。 P制御では$K_p$を大き

                PID制御を極めよう ~原理から調整まで~(MPCも少し) - Qiita
              • 先進設計技術を初導入、海自の救難飛行艇「US-2」は世界に羽ばたくか? 「新明和工業と英アエラリスが提携」の意味を探る  | JBpress (ジェイビープレス)

                (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官) 3月15日から17日までの3日間、幕張メッセにおいて防衛装備品の展示会「DSEI Japan 2023」が開催されました。 展示会の内容は大変興味深いものでしたが、展示内容以上に注目すべきニュースがありました。会場で、出展企業の新明和工業とイギリスの航空ベンチャー「アエラリス」が提携を発表したのです。 新明和工業は、海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」を製造するメーカーとして知られています。 アエラリスは、その名前を耳にしたことのある日本人はほとんどいないと思いますが、航空関係者やマニアの間では斬新な高等ジェット練習機(Advanced Jet Trainer)を開発中のメーカーとして知られています。そのため、新明和工業とアエラリスの提携は、1988年から運用しているジェット練習機「T-4」の後継としてエアラリスの高等ジェット練習機を推す動き

                  先進設計技術を初導入、海自の救難飛行艇「US-2」は世界に羽ばたくか? 「新明和工業と英アエラリスが提携」の意味を探る  | JBpress (ジェイビープレス)
                • MBD開発推進センター、マツダ 人見氏がステアリングコミッティ委員長に モデルベース開発は「道具は同じものを使って、競争はその使い方でやればいい」

                    MBD開発推進センター、マツダ 人見氏がステアリングコミッティ委員長に モデルベース開発は「道具は同じものを使って、競争はその使い方でやればいい」
                  • マツダがクルマの開発改革の日本連合を主導する理由

                    つくだ・よしお/1970年、創刊86周年(2014年2月時点)の歴史を持つ自動車産業日刊専門紙『日刊自動車新聞社』入社、編集局に配属。自動車販売(新車・中古車)・整備担当を皮切りに、部品・物流分野を広域において担当した後、国土交通省・経済産業省など管轄官庁記者クラブ、経団連記者クラブ(自工会分室)と、自動車産業を総合的に網羅し、専任担当記者としてのキャリアを積む。その後、該当編集局内における各分野のデスク・論説担当編集局次長を経て、出版局長として自動車産業オピニオン誌『Mobi21』を創刊。以降、取締役編集局長・常務・専務・代表取締役社長を歴任。45年間の社歴全域で編集・出版全体を担当、同社の「主筆」も務める。日刊自動車新聞社を退任後、2014年に「佃モビリティ総研」を立ち上げ、同総研代表となる。 モビリティ羅針盤~クルマ業界を俯瞰せよ 佃義夫 「自動車」から「モビリティ」の時代へ――。ク

                      マツダがクルマの開発改革の日本連合を主導する理由
                    • 今こそ「スカイアクティブ」に学ぶ、MBD日本連合の挑戦

                      シミュレーション技術を駆使し、クルマを効率的に開発するモデルベース開発(MBD)。その普及、促進を目指すMBD推進センター(JAMBE)が2021年7月、国内の自動車メーカー、部品メーカー10社によって発足した。ステアリングコミッティ委員長を務めるマツダの人見光夫氏は、「MBDによって、バラバラだった日本の中小企業群を1つにまとめる」と意気込む。 「かつてマツダは財務的に厳しく、人員も少なかったため、実機を試作して開発する余裕がなかった。このため、モノを造る前にデジタル上でしっかり検証するMBDを使わざるを得なかった」。マツダで「SKYACTIV(スカイアクティブ)」エンジン群の開発を指揮した同氏は、逆境の中で目を付けたMBDを徹底的に磨き、プロジェクトを成功につなげた。同氏はそのノウハウをMBD推進センターを通じて日本全体に広げることに挑む(図1)注1)。 21年7月に設立したMBD推進

                        今こそ「スカイアクティブ」に学ぶ、MBD日本連合の挑戦
                      • マツダ主導のMBD日本連合、開発効率化にSKYACTIVの成功生かす

                        シミュレーション技術を駆使し、クルマを効率的に開発するモデルベース開発(MBD)。その普及、促進を目指す「MBD推進センター(JAMBE)」が2021年7月、国内の自動車メーカー、部品メーカー10社によって発足した。ステアリングコミッティ委員長を務めるマツダシニアイノベーションフェローの人見光夫氏は、「MBDによって、バラバラだった日本の中小企業群を1つにまとめる」と意気込む。 「かつてマツダは財務的に厳しく、人員も少なかったため、実機を試作して開発する余裕がなかった。このため、モノを造る前にデジタル上でしっかり検証するMBDを使わざるを得なかった」。マツダで「SKYACTIV(スカイアクティブ)」エンジン群の開発を指揮した同氏は、逆境の中で目を付けたMBDを徹底的に磨き、プロジェクトを成功につなげた。同氏はそのノウハウをMBD推進センターを通じて日本全体に広げることに挑む。 SUBARU

                          マツダ主導のMBD日本連合、開発効率化にSKYACTIVの成功生かす
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