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MonotaROの検索結果1 - 40 件 / 362件

  • MonotaRO(モノタロウ)

    本人認証サービス「3Dセキュア2.0」導入について [2024.10.31] 『モノタロウ 高圧用カプラー』材質変更についてお詫びとお知らせ [2024.09.19] 『オカムラ VILLAGE VCM1チェア』回収についてのお詫び [2024.09.13] 『サラヤ ウォシュボン オートソープディスペンサー』回収についてのお詫び [2024.08.28] お荷物お届けに関するご案内について [2024.08.01]

      MonotaRO(モノタロウ)
    • 20 万行超のコードベースをテストせずにリファクタリングリリースした話 - MonotaRO Tech Blog

      こんにちは、鈴木です。 20 万行を超えるアプリケーションのほとんど全てのソースコードを変更し、テストを行わずに本番リリースしました。 「それってテストいるんですか?」問題 いきなりですが質問です。ソースコードを 1 バイトでも変更したら再テストする必要はあるでしょうか。「絶対に再テストすべき」という方もいれば、「状況によるしケースバイケースかな・・」という方もいらっしゃると思います。 ケースバイケースと考える方は、どのような場合にテストを行わなくて良いと考えるでしょうか。例えば、コメント内の誤字を修正した場合はどうでしょうか。ローカル変数の名前を typo していたので修正した場合、デッドコードを削除した場合はどうでしょうか。 こんなことがありました ある日、Python のソースコードを眺めていると、「# $Id」のような CVS 時代のコメントがありました。いまやソースコードは Gi

        20 万行超のコードベースをテストせずにリファクタリングリリースした話 - MonotaRO Tech Blog
      • 初めての技術選定を頼まれた時に大事だったのは俯瞰的・相対的な考え方だった - MonotaRO Tech Blog

        背景 お題 技術の差別化 差別化から分かること 情報資産からToBeを考える 俯瞰的・相対的な技術選定 これまでの話から学んだこと 最後に はじめまして、MonotaROでデータエンジニアをやっています、芝本です。 エンジニアのみなさん、技術を使って何か作ってみるのって楽しいですよね。 私は、公私ともに日々物作りに励んでいます。プライベートだと、最近はマイクロフロントエンドについて学んでいます。 技術を使うためには、技術を学ばなければいけません。 プライベートにおいては、好奇心に従って自由に学びますよね。 とりあえずgit cloneして動かしてみたり、書籍を購入して読んでみたりします。 というようにプライベートでは主に次のような選択肢があると思います。 書籍を読んで好きなものを選ぶ 実際に手を動かしてみて好きなものを選ぶ 人に教えてもらって好きなものを選ぶ 基本的にプライベートの場合は何

          初めての技術選定を頼まれた時に大事だったのは俯瞰的・相対的な考え方だった - MonotaRO Tech Blog
        • リファクタリングをする際にソースコードの設計からはじめてはいけない - MonotaRO Tech Blog

          どうも、レコメンド商品のシステム開発をしている野川と申します。 私は、2021年にモノタロウに新卒入社し、2022年5月からレコメンド商品の開発に関わり始めました。 モノタロウのレコメンド商品は、下の図の①~④の流れでクライアントサイドで表示しています。大部分の処理はJavaScriptで構成しており、UIもそのHTML部分をjQuery(JavaScript)で作成しています。 図:レコメンド商品表の流れ 入社当時私は、ソフトウェアエンジニアとして、「可読性の低いコードは駆逐するべきだ」「読みやすいコードだけが正義である」「理解しやすいシステムだけが皆を幸せにする」と心の底から考えていました。加えて、「なぜ先輩たちは可読性の低いコードを放置して平気なのか?」と疑問を持つこともしばしばありました。 レコメンド商品周りのコードはまさに可読性の低いコードベースとなっていたため、当事者となった私

            リファクタリングをする際にソースコードの設計からはじめてはいけない - MonotaRO Tech Blog
          • 10年エンジニアリングマネージャーをやって気づいた4つの大事なポイント 【EMはもっと自由でいい】 - MonotaRO Tech Blog

            はじめに ※この記事はEngineering Manager Advent Calendar の22日目の記事になります。前日はmtx2sさんの技術的負債に対するマネジメントの記事でした。個人的には「負債上限」「負債ベースライン」の考え方良かったです。 こんにちは。モノタロウでエンジニア組織のマネージャーをしております普川(@taipuka0)です。 自分は前職から通算10年以上してエンジニアリングマネージャーを続けた後、現在モノタロウでは8人のEMのみなさんと日々ソフトウェア・エンジニアリングの現場でマネージャーとして課題解決に向き合っています。これまで色々な壁にあたり、試行錯誤を繰り返して来ました。EMの難しさを痛感したことも多々ありました。 なぜEMが難しいのか?その一つとして、エンジニアからEMにジョブチェンジした際のギャップというのがあると思います。同じチーム、現場にいたとしても

              10年エンジニアリングマネージャーをやって気づいた4つの大事なポイント 【EMはもっと自由でいい】 - MonotaRO Tech Blog
            • Software Design連載 2021年9月号 「テストが無い」からの脱却 - MonotaRO Tech Blog

              こんにちは、鈴木です。 「テストが無い」状態を脱却しました。 「いつの時代かよ!」と突っ込まれるかもしれませんが、モノタロウは創業から 20 年ほど EC をやっています。昨日書いたコードも、15 年前に書いたコードも、元気にビジネスを支えています。 本記事ではモノタロウの EC を支える API の話をします。「テストが無い」状態がスタートラインでした。そこから、CI を導入して、ローカル開発環境の整備して、テストコードを書いて、リリースマネジメントを導入しました。 目新しいことは書きません。長寿の大規模システムであっても、愚直に数年取り組むことで、「前進できる!」「変えられる!」という実例を書きます。 ※本記事の初出は、 Software Design2021年9月号「Pythonモダン化計画(第2回)」になります。第1回の記事は「Software Design連載 2021年8月号

                Software Design連載 2021年9月号 「テストが無い」からの脱却 - MonotaRO Tech Blog
              • Vue.js?React?フレームワーク選びの7つの選定基準、大規模ECサイトのフロント刷新プロジェクト - MonotaRO Tech Blog

                こんにちは。モノタロウでフロントエンド寄りの開発をしている、陳です。 今回はモノタロウの新フロントエンドのメインフレームワーク選定についてお話しします。 選定結果から言うと、モノタロウ独自の7つの選定基準をもとに、Reactを選ぶことになりました。 背景 新フロントエンドプロジェクトの立ち上がり Vue.jsとReactの比較検討をしてみた 俯瞰して改めて選定基準を考えた 一般的な視点 モノタロウの社内事情 7つの選定基準 選定結果 技術選定を通して得た3つの学び 背景 まず、モノタロウの現フロントエンドについてざっくり説明します。 モノタロウは2002年から、PythonとJavaScriptでECサイトを開発してきました。 基本構成として、サーバサイドのPythonでHTMLを生成し、クライアントサイドのJavaScriptでカートインなどの動的処理を補完する形ですが、実はこの構成で違

                  Vue.js?React?フレームワーク選びの7つの選定基準、大規模ECサイトのフロント刷新プロジェクト - MonotaRO Tech Blog
                • システムをVMからコンテナに移行して、結局VMに戻した話 - MonotaRO Tech Blog

                  こんにちは、モノタロウ コアシステムエンジニアリング部門 配送ドメイングループの安見です。 この記事では私が関わっていた社内システムを仮想サーバ(AWS EC2)からコンテナに移行した後にコンテナをやめて仮想サーバに戻した話をご紹介します。 諸説明 コンテナ移行について コンテナ化対象システムについて 直面した様々な問題 リリース後の多数の残課題 展開する機能の数が多すぎる コンテナ化のメリットが薄かった なぜこうなったか よかったこと まとめ 追記: 現在なら... 諸説明 コンテナ移行について システムのコンテナ移行とは、アプリケーションやサービスを動作させるための必要なすべての環境を、一つの「コンテナ」としてパッケージ化して動作できるようにすることです。これにより、アプリケーションは他のシステムと独立して実行され障害分離ができたり、環境の違いによる影響を受けにくくなるため移植性が向上

                    システムをVMからコンテナに移行して、結局VMに戻した話 - MonotaRO Tech Blog
                  • 66分かかる同期処理を10分以内に短縮せよ!~商品情報同期システムでの、処理速度と運用の改善~ - MonotaRO Tech Blog

                    はじめに この記事では、モノタロウの基幹系を構成するシステムの一つである、商品情報管理システム(PIM:Product Information Management システム)の導入プロジェクトで、商品情報を基幹系と同期するシステム(商品情報同期機能)の性能や運用環境の改善を行った話をご紹介します。 背景 モノタロウの基幹系は、長年内製のシステムで支えられてきました。基幹系のシステムは、少数のWebアプリケーションと多数のバッチから構成されています。中でも商品情報の管理に関するシステムは、在庫や仕入先に関するシステムと一体化していて、商品情報に関する数多くのマスタメンテナンス画面を備えたやや複雑なシステムです(図1)。 図1 基幹系の概略図 当社のシステムは、もともと自分たちのビジネスに必要な機能を提供する手頃なパッケージ製品がなかったため、すべてを内製でまかなってきたという経緯があります

                      66分かかる同期処理を10分以内に短縮せよ!~商品情報同期システムでの、処理速度と運用の改善~ - MonotaRO Tech Blog
                    • Dockerコンテナに開発環境を構築し、良質な開発者体験を維持した話 - MonotaRO Tech Blog

                      モノタロウのCRMグループでバックエンドエンジニアをしている新盛です。 モノタロウのCRMグループでは、主に顧客管理を中心に、フルスクラッチの基幹システムを運用しつつ、部分的にパッケージソフトや最新の技術を導入することで、増加する売上を支える事ができるシステムを目指して、システムのモダナイズに挑戦しています。 note.com モダナイズを進めると新技術を用いたシステムを取り扱う機会が必ず訪れます。従来の業務に支障なく、新しい技術を取り入れるためには様々な工夫が必要になります。 今回は引継ぎという場面で定常業務への影響をなるべく抑えて環境構築の容易化と開発者体験の両立を実現するためにDockerコンテナが活用できた話をします。 背景 課題 開発環境をDockerでコンテナ化するメリット Dockerコンテナを用いた環境構成 Dockerコンテナのシステム要件 DockerコンテナからDoc

                        Dockerコンテナに開発環境を構築し、良質な開発者体験を維持した話 - MonotaRO Tech Blog
                      • 「モノタロウの1900万商品を検索するElasticsearch構築運用事例」のポイント深掘り〜第50回 Elasticsearch勉強会後記〜 - MonotaRO Tech Blog

                        こんにちは。 EC基盤グループ サーチチームの 山村です。 この記事は、 Elastic Stack (Elasticsearch) Advent Calendar 2022 の 23日目です。 2か月ほど前になりますが、2022年10月26日に実施された 第50回 Elasticsearch勉強会 で発表させていただきました。 私が外部での発表するのは、2016年6月のSolr勉強会 以来で、非常に緊張しました。 日々の業務にかまけて、ブログが後回しになっていたことで大変遅くなってしまいましたが、上記の発表で話した内容とスライド資料から、話したかったポイントを抜粋するとともに、勉強会で不足していた部分について補足をします。 当日、発表を終えたところで気が抜けてしまい、Twitter で頂いていた質問に満足に答えられませんでしたので、この場で補足説明を含めて出来るだけ回答したいと思います。

                          「モノタロウの1900万商品を検索するElasticsearch構築運用事例」のポイント深掘り〜第50回 Elasticsearch勉強会後記〜 - MonotaRO Tech Blog
                        • Software Design連載 2021年8月号 Python製のレガシー&大規模システムをどうリファクタリングするか - MonotaRO Tech Blog

                          Software Design連載開始 ※ (2021/09/02 08:55) 「Pythonを用いて開発を始めたのが2003年」を「Pythonを用いて開発を始めたのが2002年」に修正 こんにちは。金谷です。 このたび、モノタロウにおけるPython大規模開発に関する取り組みを、技術評論社様で発刊されている Software Design に連載させていただくことになりました。 モノタロウがPythonを用いて開発を始めたのが2002年。2021年の現在もPythonを用いた開発が続けられています。 事業の成長に伴い、関連するシステムやエンジニアの数も増え続けていくなかで、いかに安定的に価値を提供し続けられるのか。 モノタロウにおける取り組みを、開発や運用周りを通してご紹介していきます。 本記事の初出は、 Software Design2021年8月号「Pythonモダン化計画(第1

                            Software Design連載 2021年8月号 Python製のレガシー&大規模システムをどうリファクタリングするか - MonotaRO Tech Blog
                          • 全社員からデータ基盤への問い合わせが殺到して2人では捌けなくなったので仕組みで解決する話〜datatech-jp Casual Talks #2 登壇後記〜 - MonotaRO Tech Blog

                            データ基盤グループの吉本です。 今回は先日開催されたdatatech-jp Casual Talksで登壇した内容について補足も含め紹介します。 datatech-jp.connpass.com 発表資料はこちらです。 データ基盤に関わる問い合わせ対応を仕組みで解決する from 株式会社MonotaRO Tech Team www.slideshare.net 発表内容の背景(問い合わせ対応における課題) 発表したこと 発表の反響 最後に datatech-jpは主にデータエンジニアリングやデータ活用に関わる方が参加するコミュニティで、DWHやデータマネジメント、データエンジニアリングに関わる技術、ツールなどについて知見を共有したり、輪読会やLT会のようなイベントを実施しています。 オーガナイザーとして同社同僚の吉田(id:syou6162)が参加しています。 その中でCasual

                              全社員からデータ基盤への問い合わせが殺到して2人では捌けなくなったので仕組みで解決する話〜datatech-jp Casual Talks #2 登壇後記〜 - MonotaRO Tech Blog
                            • SRE導入: システムを安定させる4000万円の魔法の壺 - MonotaRO Tech Blog

                              こんにちは。鈴木です。 ここにシステムを安定させる4000万円の魔法の壺があるとします。 あなたなら買いますか。 はじめに SREやればいいのに 4000万円の魔法の壺 なぜモノタロウはSREに取り組むのか 10分落ちると数百万円、数千万円の影響が出る 不安定なシステムを札束でしばいたことがある 大規模化・複雑化が旧来の運用方法を無効化する SREの導入による効果 会話の中に「SLO」が登場するようになった システムの状態を深く理解できるようになった オンコールの初動対応が早く精緻になった SREの難しさ 組織横断的な活動の難しさ 安定的に時間を使うことの難しさ 利用するツールやサービスの難しさ どのようにSREを導入したのか Googleの最新SREを学んだ CUJを定義した SLIとSLOを定義した Cloud Monitoringでダッシュボードを作成した 役に立つかもしれない話 可

                                SRE導入: システムを安定させる4000万円の魔法の壺 - MonotaRO Tech Blog
                              • 一般企業であまり前例がない「認証VLAN」を導入した、その後の学び - MonotaRO Tech Blog

                                こんにちは。サービスインフラ-Bグループの宮本・高野です。 今回はManabiCon第3回で発表した「梅田オフィスで認証VLANを導入したプロジェクト」について紹介します。 自己紹介 梅田オフィス構築後に発生した問題 前提 フリーアドレス 通信品質の安定 本題 そもそもVLANとは何なのか? じゃあ認証VLANとは何なのか? 認証VLANのキーワード「IEEE802.1X」とは? プロジェクト概要 プロジェクト体制 プロジェクトの予定期間 実現したいこと 検証時の苦労 苦労したことその1: 必要機材とテストパターンの洗い出し 苦労したことその2:検証環境の構築 苦労したことその3:VLAN設計変更 苦労したことその4:有線LAN接続時、通信が不安定になる 苦労したことその5:認証VLANを利用しているPCへリモートデスクトップ接続ができない 在宅勤務・出社勤務 802.1X の認証モードに

                                  一般企業であまり前例がない「認証VLAN」を導入した、その後の学び - MonotaRO Tech Blog
                                • 社内ChatGPTを使ったGASアプリ開発の完全解説!業務改善の高速化を実現 - MonotaRO Tech Blog

                                  こんにちは。エンタープライズソリューショングループの石川です。大企業連携システムの基盤の開発や運用を担当していて、日々発生するエラーの監視や調査も行っています。今回は手間と時間がかかりがちだったエラー調査を、ChatGPTを使って改善した話をします。 エラー調査の背景 カタログサイトの概要とエラー発生時の影響 注文受付が影響を受ける理由とエラーの具体例 エラー発生時の調査手順 1. 注文受付へのリクエストがないか確認 2. 購買システムに注文情報を再送信する仕組みがあるか確認 3. 再送信の仕組みがない購買システムの場合は、社内の担当グループに対応依頼 MonoChatに聞きながらGASアプリケーションを作成 実現したかったこと 改善のためのアプリケーションを作成 改善の費用対効果 振り返り エラー調査の背景 カタログサイトの概要とエラー発生時の影響 大企業連携は、各企業様が持つ購買システ

                                    社内ChatGPTを使ったGASアプリ開発の完全解説!業務改善の高速化を実現 - MonotaRO Tech Blog
                                  • ドキュメンテーションを文化にする〜コミュニケーションの「ハブ」作りに取り組んだ4年間~ - MonotaRO Tech Blog

                                    はじめに こんにちは。プラットフォームエンジニアリング部門の池田(@progrhyme)です。 この記事では、モノタロウのテック系の部門で筆者が取り組んできた「ドキュメンテーションプロジェクト」について、下の目次の流れに沿って紹介していきます。 【目次】 はじめに 「ドキュメンテーションプロジェクト」とは プロジェクト発足の背景 ねらい(まとめ) 何をやったか ドキュメンテーションの促進 Confluence → Googleドキュメントへの移行 その結果どうだったか 上手く行ったこと 上手く行かなかったこと まとめ 「ドキュメンテーションプロジェクト」とは 初めに、プロジェクトの概要について簡単に説明します。 このプロジェクトのミッション(=目標)は主に以下の2つです。 ドキュメンテーションを通してプロジェクト内外のコミュニケーションを効率化し、業務プロセスの効率を上げる 社内のドキュメ

                                      ドキュメンテーションを文化にする〜コミュニケーションの「ハブ」作りに取り組んだ4年間~ - MonotaRO Tech Blog
                                    • データ管理に役立つメタデータに関する勉強会を社内外で開催しました - MonotaRO Tech Blog

                                      こんにちは、データ基盤グループの吉田(id:syou6162)です。先日、モノタロウ社内で「データ管理に役立つメタデータ」に関する勉強会を開催しました。BigQueryのINFORMATION_SCHEMAを中心とした実例を豊富に盛り込んだ内容について話したのですが、社内に限らず有用な内容であると思うので、広く公開します。 開催に至った背景 モノタロウ社内では広くデータ活用が進んでおり、GCPのプロジェクトは数百以上運用され、その中の多くのプロジェクトでBigQueryも使われています。社内に広く提供するDWHやセキュリティなど全社的なデータ基盤に関することはデータ基盤グループが運用/管理を行なっていますが、社内のGCPプロジェクト全てのデータ管理にデータ基盤グループが深く関わっていくのは工数的に困難です*1。 INFORMATION_SCHEMAなどデータ管理に役に立つメタデータのノウハ

                                        データ管理に役立つメタデータに関する勉強会を社内外で開催しました - MonotaRO Tech Blog
                                      • Googleでもやっている障害対応訓練の「Wheel of Misfortune」をやってみた。 - MonotaRO Tech Blog

                                        序文 こんにちは。MonotaROの伊藤です。 弊社では障害対応訓練の実施手法の一つであるWheel of Misfortune(略称:WoM)を実践しています。WoMの導入で、障害対応体制の強化を行うことができましたので、実施までの経緯や得られた学びなどを中心に紹介したいと思います 序文 運用担当者の負荷が高まり続ける問題 運用担当者=社歴が長いベテランエンジニア 運用のスケールアウト 障害対応訓練をやってみよう 訓練環境の準備の問題 訓練シナリオの問題 外部からの助け Wheel of Misfortuneとは 実施時の様子 シナリオ開始時の様子 モニタリング画面の表示 WoMとDiRT(Disaster in Recovery Training) 障害対応訓練をやってみた結果 準備時点で感じたメリット 手順書の不備を発見できたこと 障害が起こりかねない場所を考えるきっかけになったこと

                                          Googleでもやっている障害対応訓練の「Wheel of Misfortune」をやってみた。 - MonotaRO Tech Blog
                                        • コールセンターの担当者もSQLを叩く。モノタロウのデータドリブンな文化に惚れた|株式会社MonotaRO(モノタロウ)

                                          ※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウの継続的なビジネス成長に伴い、月間セッション数や注文数は大幅な増加を続けています。指数関数的に増えるデータを扱いやすくするための技術的探求は尽きません。 なかでもデータハブの整理・構築を中心に技術開発・研究に携わるのが、エンジニアの中村さん(ECシステムエンジニアリング部門 EC基盤グループ コアロジックチーム)です。データ領域で「冒険したかった」という彼が、モノタロウを選んだ理由や技術的な面白さ、今後の展望について話を聞きました。 データが“いくらでも増え続ける”サービスでのチャレンジ ——はじめに、現在の業務について教えてください。 主にデータハブの整理や構築です。実際のデータからバッチ処理でデータを作り、API化していく手法を開発・研究しています。プラクティスを他の開発者に展開するなど、

                                            コールセンターの担当者もSQLを叩く。モノタロウのデータドリブンな文化に惚れた|株式会社MonotaRO(モノタロウ)
                                          • MonotaROのデータ基盤10年史(前編) - MonotaRO Tech Blog

                                            おしらせ:12/23 に後編記事がでました! tech-blog.monotaro.com こんにちは、データ基盤グループの香川です。 現在モノタロウではBigQueryに社内のデータを集約し、データ基盤を構築しています。 およそ全従業員の6割が日々データ基盤を利用しており、利用方法や目的は多岐に渡ります。 データ基盤グループはこれまでデータ基盤システムの開発保守と利用者のサポートを主な業務として取り組んできましたが、これら多岐にわたる社内のデータ利用における課題の解決及びさらなるデータ活用の高度化を目的として、今年の5月よりデータ管理を専門に行う組織として新たに体制を再構築しました。 そこで改めて組織として取り組むべき課題や方向性を決めるために、まず自分たちの現在地を知ることが重要と考え、データ基盤の歴史を振り返り、社内のデータ活用における課題やそれを取り巻く状況がどう変わってきたのかを

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                                            • 【Elasticsearch】1900万点に及ぶ商品データ作成の時間を約67%短縮できた構成と工夫 - MonotaRO Tech Blog

                                              初めまして、EC基盤グループ サーチチームの壷井です。 モノタロウでは2019年10月頃より新規検索システムの設計・開発を進め、今年の4月頃にECサイト(monotaro.com) 検索ページの裏側の検索システムを従来のSolrからElasticsearchに100%移行*1しました。この移行は将来の商品点数やリクエスト数の増加を見据えたバックエンドの大規模な改修で、ここまで約2年半ほどプロジェクトを進めてきました。今後もECサイトのすべてのページの完全移行に向け引き続き開発・運用を行っていきます。 今回はこのプロジェクトのなかで私が担当してきたElasticsearchへの日々のデータの洗い替え(日次更新と呼んでいます)ワークフローのシステム構成と工夫などについてお話します。 モノタロウの検索システムの紹介 日次更新のシステム構成 処理の流れ ① リアルタイムデータ同期 ② 日次商品デー

                                                【Elasticsearch】1900万点に及ぶ商品データ作成の時間を約67%短縮できた構成と工夫 - MonotaRO Tech Blog
                                              • チームにポジティブなコミュニケーションを増やす スキルマップの使い方 - MonotaRO Tech Blog

                                                こんにちは、モノタロウのUIUXグループの澤井です。 主にサービス開発や商品開発のためのリサーチ・体験設計、これらのための仕組みづくり・運用に携わっています。 この記事では、チームにポジティブなコミュニケーションを増やすために、メンバー同士の自己開示のためのツールとしてスキルマップを利用したこと、利用にあたって工夫したことについてお話していきます。 目次 スキルマップってどんなツール? スキルマップを利用しようと思った背景 スキルマップの利用にあたって工夫したこと スキルマップを利用してどうだったか おわりに スキルマップってどんなツール? そもそもスキルマップはどんなものかといいますと、縦軸と横軸を中心で交差させて分けた4つのセグメントにスキルをマッピングして傾向や状態を可視化するものです。自己紹介や自己分析に使ったり、目的によって様々に利用できる便利なツールです。 詳しくは、宇野さんの

                                                  チームにポジティブなコミュニケーションを増やす スキルマップの使い方 - MonotaRO Tech Blog
                                                • MonotaRO(モノタロウ)未だに沈黙、爆発事故・社員死亡・家宅捜索の件で : 市況かぶ全力2階建

                                                  任天堂を大人買いしたサウジアラビアのリアル石油王、更なる買い増しを匂わせるもその裏でしっかり売り抜け始める

                                                    MonotaRO(モノタロウ)未だに沈黙、爆発事故・社員死亡・家宅捜索の件で : 市況かぶ全力2階建
                                                  • SQLを使った監視でデータ基盤の品質を向上させる - MonotaRO Tech Blog

                                                    こんにちは、データ基盤グループの吉田(id:syou6162)です。データ基盤グループでは安定してデータを利用できるように様々な取り組みを行なっています。本エントリでは、データ品質に問題がある場合にすぐに気付けるようにしたSQLによる監視の仕組みを紹介します。 背景 SQLを使った監視基盤の構築 実際の監視項目例 他チームがdailyで転送しているデータがバッチの失敗により遅れていないか BigQueryのエラーレートが急激に増加していないか 承認済みビューの設定が意図せず消えていないか 今後の展望 背景 データ基盤の運用をしていると、日々様々なトラブルと向き合う必要があります。例えば、以下のようなものがあります。 他チームがdailyで転送しているデータがバッチの失敗により遅れている TerraformなどのIaCで承認済みビューの権限管理を行なっているが、コードの設定ミスで意図せぬ状態

                                                      SQLを使った監視でデータ基盤の品質を向上させる - MonotaRO Tech Blog
                                                    • Software Design連載 2022年2月号 大規模Webアプリケーションの開発環境をモダナイズする - MonotaRO Tech Blog

                                                      こんにちは。モノタロウの八木(t_yagi)です。 モノタロウのECシステムは創業から20年以上ずっと動き続けており、絶え間なくビジネスを支え続けています。 その間、周囲のIT技術も大きく進歩してきました。 そんな中、開発者が増えたり機能も拡張され続けた結果、当初はさほど問題にならなかった開発に関する課題が浮き彫りになってきました。 今回はそんなレガシーな開発環境にモダンなIT技術を取り入れることで「当時は出来なかったことを現代の技術で実現する」を書きました。 流行りのモダンな技術がイケイケだから乗り変えるといったような輝かしいものではなく、長年積まれ続けてきた課題が現代の技術だから解決できたという時代の恩恵にうまく乗れるかを率直に記事にしています。 どうするとデメリットを抑えながらメリットを得ることができるか読んでいただける人に少しでも感じ取っていただければ嬉しいです。 サーバアプリの開

                                                        Software Design連載 2022年2月号 大規模Webアプリケーションの開発環境をモダナイズする - MonotaRO Tech Blog
                                                      • セキュリティガードレールを作って、非エンジニアに安心してGCPを提供できるようにした話 - MonotaRO Tech Blog

                                                        はじめまして、モノタロウでGCPの管理をしている吉本です。 今回はモノタロウの社内全体でデータ基盤として使っているGCPをテーマに、大規模組織におけるクラウド運用の取り組みをお話します。 データ民主化による現場主導のデータ活用 クラウドの利用拡大に伴う課題 Cloud Asset Inventoryを利用したセキュリティガードレールの構築 まとめ データ民主化による現場主導のデータ活用 最近、データの活用・推進が様々な企業で実施されるようになってきました。 特に2018年あたりからデータ民主化と呼ばれる、職種に問わず自らデータを集計・分析して意思決定をする文化が広まるようになった結果、非エンジニアがSQLを書く事例が増えています。*1 *2 モノタロウでも職種問わずデータドリブンな意思決定を推進しています。 2017年にデータ基盤をBigQueryに構築して以降、積極的にSQLなどの研修な

                                                          セキュリティガードレールを作って、非エンジニアに安心してGCPを提供できるようにした話 - MonotaRO Tech Blog
                                                        • 構想半日、実装一日、全社活用される ChatGPTのSlackbotを作りました! - MonotaRO Tech Blog

                                                          はじめに こんにちは、新卒2年目の佐藤です。 MonotaROでは先日、ChatGPTを簡単に利用できるSlackbot「MonoChat (β)」を全社員を対象にリリースし、大勢の方に利用されるようになりました。 私は、ChatGPTが社内全体で活用されることで一人一人の身の回りの業務がもっと楽になったり、生産性を上げられる良い機会に必ずなると思いMonoChat (β) を開発しました。 本記事では社内の大勢の方に利用してもらうために考えたこと、設計/開発/運用してみて得た結果や知見、またMonotaROでのChatGPT利用についても紹介します。 特に、開発部分だけでなく設計部分や結果も紹介しているのでChatGPTを社内に普及させたい方にとって何か気づきになれば幸いです! はじめに MonotaROでは全社員がChatGPTを利用可能です 社内でのChatGPT利用 MonoCha

                                                            構想半日、実装一日、全社活用される ChatGPTのSlackbotを作りました! - MonotaRO Tech Blog
                                                          • DMBOKを用いたアセスメントでデータマネジメントを加速させる - MonotaRO Tech Blog

                                                            こんにちは、データ基盤グループの吉田(id:syou6162)です。データ基盤やデータマネジメントに興味を持たれている方はDMBOKを持っている / 読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。このエントリではDMBOK中に紹介されているデータマネジメント成熟度アセスメント(以下、アセスメントと省略)をモノタロウでどう活用しているかについて紹介します。 背景 初手: 自社のデータ基盤の歴史を振り返る アセスメントの実施 データ活用者 / システム提供者 / 意思決定者へのヒアリングの実施 アセスメントを実施した結果 最後に 背景 まず、モノタロウでなぜアセスメントを行なったかについて説明します。モノタロウは20年以上歴史のある企業であり、データ基盤自体も10年以上の歴史があります。単一事業ではあるものの、受注 / 売上 / 商品 / 在庫 / 顧客 / 行動履歴など、対象となるドメ

                                                              DMBOKを用いたアセスメントでデータマネジメントを加速させる - MonotaRO Tech Blog
                                                            • 「Magento」を使って1,400万商品を取り扱えるように越境ECサイトをパワーアップした話 - MonotaRO Tech Blog

                                                              モノタロウで海外向けのECサイト開発を担当している山田です。Tech Blogでは、これまでに国内サイトの開発・運用を効率化する様々な取り組みを紹介してきましたが、今回はモノタロウの海外事業に関する取り組みについて、特に、Magentoを活用したモノタロウの越境ECサイト開発と運用にスポットを当てて紹介します。 MonotaROの海外事業 MonotaROの東南アジア向け越境ECビジネスについて Magentoとは Magentoで越境ECサイトをリプレイスした背景 Magentoによるサイト開発・運用の効率化事例 エクステンション導入による開発の高速化 ベスト・プラクティスに沿った開発手法の提供 カスタマイズに対して堅牢性の高いアーキテクチャを提供 効率的に開発が行えるコーディング手法の提供 品質保証のための枠組みをデフォルトで提供 公式ドキュメントの活用によるMagentoの効率的な学

                                                                「Magento」を使って1,400万商品を取り扱えるように越境ECサイトをパワーアップした話 - MonotaRO Tech Blog
                                                              • スケールアウトの落とし穴から学ぶ、SREチームでのダッシュボードのアップデート術 - MonotaRO Tech Blog

                                                                どんなことが起こったのか? モノタロウのサイトの監視について レイテンシ監視 トラフィック監視 エラー監視 リソース監視 ログ トラブルシュートの進め方 発生検知 発生箇所の特定 根本原因の調査 強化 課題 おわりに SREチームの市原(@ichi_taro3) です。 モノタロウでは、www.monotaro.com という大規模なECサイトを自社で開発、運用しています。 Webアプリケーションの運用ではトラブルはつきものです。今回は、とあるトラブルシュート事例を軸に、どのように運用を改善しているのかについて紹介します。 どんなことが起こったのか? あるとき、モノタロウのWebサービス全体でレイテンシ悪化やバックエンドAPIへのタイムアウトの増加が頻発したことがありました。 当然これらは歓迎される状況ではなく、すぐに開発者やSRE、インフラチームの担当者が集まり調査を開始しました。現象は

                                                                  スケールアウトの落とし穴から学ぶ、SREチームでのダッシュボードのアップデート術 - MonotaRO Tech Blog
                                                                • Software Design連載 2022年1月号 運用監視の解像度アップとサービス横断的なログ基盤の整備 - MonotaRO Tech Blog

                                                                  こんにちは。中山(id:yoichi22) です Software Designに連載させていただいております「Pythonモダン化計画」では、モノタロウの社内事例から読者の皆様のお役に立ちそうな取り組みを紹介させていただいています。のですが、社内でも隣のチームがやってた取り組みを記事で初めて知ることもあって、私も読者として楽しませてもらっています。隣の執筆者さんありがとうございます。 今回は、運用にまつわる監視とログの話題です。本記事の初出は、Software Design2022年1月号「Pythonモダン化計画(第6回)」になります。過去の連載記事は以下を参照ください。 第1回 Software Design連載 2021年8月号 Python製のレガシー&大規模システムをどうリファクタリングするか 第2回 Software Design連載 2021年9月号 「テストが無い」からの

                                                                    Software Design連載 2022年1月号 運用監視の解像度アップとサービス横断的なログ基盤の整備 - MonotaRO Tech Blog
                                                                  • モデリングとアーキテクチャの知見を積み上げて基幹システムに可変性を注入する - MonotaRO Tech Blog

                                                                    こんにちは。 この記事では、2024/5/22に開催された「アーキテクチャを突き詰める Online Conference」で弊社CTOの普川がお話しした内容(ビジネスの構造をアーキテクチャに落とし込みソフトウェアに可変性を注入する〜モノタロウ基幹システム刷新の実践例)を、現場目線から改めてご紹介します。 なお、本稿の執筆は頼と尾髙が分担しておりまして、途中で急に文体が変わったな?と違和感を持たれることもあろうかと思われますが、ご容赦いただけますと幸いです。 本稿をさらに深掘りするイベントを10/4(金)に開催いたします。 ご興味ある方はぜひご登録ください。 https://connpass.com/event/328360/ 問題領域は関連システムの密結合点 分割を試みる 最初のモデルを手に入れる レイヤードアーキテクチャに沿って実装 レイヤードアーキテクチャのメリット モデルを洗練させ

                                                                      モデリングとアーキテクチャの知見を積み上げて基幹システムに可変性を注入する - MonotaRO Tech Blog
                                                                    • 100人規模のエンジニア組織で DevOps Four Keys を導入し、アジリティー向上を目指した取り組み - MonotaRO Tech Blog

                                                                      ※この記事は 開発生産性 Advent Calendar 2022 のカレンダー2の13日目の記事になります。 前回は1日目は hiroshinishio さんの 『より筋肉質なチームにするために、開発者が見るべき21のDevOpsアウトプット指標』 で、個人的には指標それぞれの分析や改善の方法が書かれていて勉強になりました。 こんにちは。 モノタロウで主に DevOps エンジニアとして活動している伊藤です。 休日はジムに節制した食事、サウナと健康を意識するおじさんとしても活動しています。 (最近だと渋谷の改良湯さんのサウナと外気浴スペースの具合が最高でととのいました) 今回は DevOps Four Keys*1 (以降 4keys と呼称) というソフトウェア開発チームのパフォーマンスを示す4つの指標を導入し、部門の目標として掲げたここ1年の取り組みを紹介できればと思います。 背景

                                                                        100人規模のエンジニア組織で DevOps Four Keys を導入し、アジリティー向上を目指した取り組み - MonotaRO Tech Blog
                                                                      • 出荷目安アイコンを改善するのに9か月もかかって辛かったので、システム分割を爆速で進めてリードタイムが9分の1になった話 - MonotaRO Tech Blog

                                                                        こんにちは。2019年に初々しい記事を書いていた山本です。今でも元気にモノタロウで働いております。 この記事では、社内カンファレンスで私が業務部門向けに行ったプレゼンテーションを基に、マイクロサービス化に踏み切ったエピソードを紹介します。モノタロウがGoとprotobufで進める爆速マイクロサービス開発とそれを支えるプロセス と被る部分もありますが、同じ内容でも今回は易しめに解説していますので、空き時間にでもさらっとお読みください。 -- --まさか共通化されてないなんて 2022年の暮れに、こんな改修依頼を受けました。私はプロジェクトの開発リード担当でした。 出荷目安アイコンとは、当社商品が何日で出荷されるかを表すアイコン群のことです。 正確な値を表示するように工夫していますが、モノタロウでは自社在庫を含む様々なパターンの出荷があり、当時拡大が進んでいた「サプライヤ在庫連携」では特に出荷

                                                                          出荷目安アイコンを改善するのに9か月もかかって辛かったので、システム分割を爆速で進めてリードタイムが9分の1になった話 - MonotaRO Tech Blog
                                                                        • 複数プロジェクトのカニバリを避け成果を最大化するために “プログラムマネジメント” を導入した話 - MonotaRO Tech Blog

                                                                          こんにちは、モノタロウの EC サイト開発グループに所属している田上といいます。 モノタロウには 2019 年に中途で入社し、入社以来ずっとフロントエンドまわりのことに携わっています。最近は開発業務ではなくプロジェクトマネジメントなどのマネジメント業務をすることが多いです。 さて、どんな企業でも、新規事業の立ち上げや既存事業の改善など、複数のプロジェクトが並行で進むことはよくあることかと思います。 しかし、それらを推進していく中で、 A プロジェクトの成果として改善した ○○ の指標が、B プロジェクトの結果によって相殺されてしまった! △ さんがいろんなプロジェクトで引っ張りだこになって、結局どのプロジェクトもその方がブロッカーとなりうまく進まなかった! みたいな事態に遭遇したことはないでしょうか? こういった「複数のプロジェクト間で目標や成果、リソースのバッティングが発生して成果が最大

                                                                            複数プロジェクトのカニバリを避け成果を最大化するために “プログラムマネジメント” を導入した話 - MonotaRO Tech Blog
                                                                          • 大企業向けビジネスの信頼を支えるために半年かけてゼロからユニットテストを充実させたら、開発者も幸せになった 工夫5選 - MonotaRO Tech Blog

                                                                            初めまして、購買ソリューショングループ 運用・機能改善チームの稗田です。当社では自社で運営しているECサイト(モノタロウドットコム)から直接商品をご購入いただく他に、他社の購買システムと連携して商品をご購入いただくシステム(大企業連携システム)があります。こちらの大企業連携システムには多くのバッチ処理があるのですが、これまで自動テストがありませんでした。今回はバッチ処理の障害をきっかけに短期間でユニットテストを充実させるためにした工夫や学んだことをお話しします。 ユニットテストを作らなければいけないと思ったきっかけ 障害発生 担当システムやチームの状況 チームの1人として感じたこと お客様やステークホルダーの信頼を取り戻すために ユニットテストを短期間で作成するためにやった工夫 工夫1: 外部協力会社の力を借りる 工夫2: 課題や目的、ルールをドキュメントで共有する 工夫3: リファレンス

                                                                              大企業向けビジネスの信頼を支えるために半年かけてゼロからユニットテストを充実させたら、開発者も幸せになった 工夫5選 - MonotaRO Tech Blog
                                                                            • モノタロウ社内デザインシステムの今までとこれから - MonotaRO Tech Blog

                                                                              UIUXデザイングループのグループ長を担当させていただいている小田と申します。 一般公開はしていないのですが、モノタロウも一貫したデザインや操作性でウェブサイトを提供するためデザインシステムを作り、現状のサイトに適用しています。 今回はモノタロウのデザインシステムのお話をしたいと思います。 デザインシステムの始まり これは数年前の話です。 何年も運営しているサイトだとよくある話ですが、見た目のスタイルが分散していき、その分のコードが積み重なっていき開発の負荷になります。 また、スタイルが分散していると使っている側のユーザーも、この機能はどういう機能なのかを理解する事に時間がかかります。 サービスの品質を上げるPDCAを早く回す為に土台(図1)を整える必要性があり、スタイルを統一したデザインシステムを構築して、ページに適用していくことが目標になりました。 分散していたスタイル: 作成したボタ

                                                                                モノタロウ社内デザインシステムの今までとこれから - MonotaRO Tech Blog
                                                                              • 8ヵ月間のSoftware Design連載を組織的にバックアップしたノウハウを共有します! - MonotaRO Tech Blog

                                                                                こんにちは。モノタロウで開発を担当している河本です。2021年7月から2022年2月に技術評論社様で発刊されている Software Design にモノタロウにおけるPython大規模開発に関する取り組みを連載させていただきました。そして無事に8か月分の雑誌連載を完遂することができました。ここでは、雑誌連載プロジェクトの体制やスケジュール、成功させるために取り組んだことについてご紹介します。 Software Designの記事の再紹介 連載のきっかけと狙い プロジェクト体制 スケジュール プロジェクトを成功させるために取り組んだこと さいごに Software Designの記事の再紹介 全8回の連載のテーマは「Python」、「大規模」、「レガシー」の3本柱でした。 連載してきた記事は以下になります。 第1回 Software Design連載 2021年8月号 Python製のレガ

                                                                                  8ヵ月間のSoftware Design連載を組織的にバックアップしたノウハウを共有します! - MonotaRO Tech Blog
                                                                                • Software Design連載 2021年12月号 リリース作業とエラー追跡の改善 - MonotaRO Tech Blog

                                                                                  新年あけましておめでとうございます。モノタロウでエンジニアをしております大西です。本年もよろしくお願いいたします。 本年もMonotaRO Tech Blogでは社内の様々な取り組みを定期的に更新して参りますので、お時間の空いた際にお読み頂けると嬉しく思います。皆様のお役に少しでも立つことができれば幸いです。 今回は、リリースにかかる時間の増加や、リリースに関する作業の属人化を体制変更によって解消した経緯と、大規模な開発体制におけるリリース作業や監視業務でのエラーやアラートの管理方法についてご紹介します。 本記事の初出は、 Software Design2021年12月号「Pythonモダン化計画(第5回)」になります。 過去の連載記事は以下を参照ください。 第1回 Software Design連載 2021年8月号 Python製のレガシー&大規模システムをどうリファクタリングするか

                                                                                    Software Design連載 2021年12月号 リリース作業とエラー追跡の改善 - MonotaRO Tech Blog