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Orangeの検索結果1 - 40 件 / 172件

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Orangeに関するエントリは172件あります。 漫画マンガオタク などが関連タグです。 人気エントリには 『「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange』などがあります。
  • 「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange

    「ホス狂い」という言葉をご存知だろうか。 主に女性をあいてにする遊興施設であるホストクラブに通いつめ、何百万、何千万という大金を浪費して「ホスト遊び」に夢中になる女性たちを指す俗語だ。 そういった女性たちのなかには、違法な売春を行ってそのカネをホストに貢ぐ人物が少なくないことが知られており、社会問題化している。 ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~(小学館新書) 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon ホス狂い 作者:大泉りか 鉄人社 Amazon メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話 hilia TALK 作者:高嶋 めいみ 主婦の友社 Amazon そうでなくても一般に「ホス狂い」は社会的逸脱として見られる行動であり、社会が彼女たちを見る目は冷たい。 もちろんインターネットでもそうで、ツイッターを検索すると、そのよう

      「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange
    • 現代ビジネスの記事が「実在しないアニメ」を見たと主張したあげく、その部分を全部消してごまかそうとしている件。 - Something Orange

        現代ビジネスの記事が「実在しないアニメ」を見たと主張したあげく、その部分を全部消してごまかそうとしている件。 - Something Orange
      • なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange

        ①「オタク文化と宗教のアフィニティ(親和性)」 たとえば、そう、何気なく眺めていた報道番組で、何の罪もない子供が亡くなる事件が放送されていたとき。ふと、何ともいえず哀しく、薄ら寒い気持ちにならないでしょうか。 その子は大人から虐待を受けていたのかもしれませんし、純粋に不幸な事故で落命しただけかもしれません。いずれにしろ、かれ/彼女は、一見して平和で安全なこの社会に開いた「虚無の穴」へ墜落してしまったのです。 「虚無」は社会の至るところに穴を開けています。そのとき、あなたも、その報道を通しその深淵をほんの少しのぞき込んだといって良いでしょう。 戦慄の体験。 とはいえ、あなたはあまり長い間その記憶を引きずらないに違いありません。その出来事はきわめて痛ましいけれど、あくまで見知らぬ子供のことに過ぎませんし、いつまでも気にかけるには人生はあまりに忙しないこともたしか。ひとまずは、そういえるでしょう

          なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange
        • 『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange

          こんなツイートを見かけたので、ちょっと言及してみた。 そういえば、どうせ魔法も神も居るファンタジー異世界なら、そもそも大地が丸くないとか、宇宙とそこに浮かぶ惑星上じゃないとか、そういう異世界を見たい気もするんだけど、近年のRPGとかそれ風世界作品とかでそういうのは不思議と見ない気もしますね… — 理間 高広(COMITIA145 E35a"Strangeness") (@Rima_tk) 2023年10月3日 近年の日本の作品ではないけれど、テリー・プラチェットの『ディスクワールド』シリーズは「巨大な亀の背中に4頭の巨大な象に支えられ、ゆっくり回転する「円盤」」の上が舞台ですね。あと、タニス・リーの『平たい地球』は「地球が平らかなりし頃」の物語です。 https://t.co/w3JCwAajNP — 海燕 (@kaien) 2023年10月4日 ツイートしたあと思い出したのだが、ひかわ玲

            『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange
          • 有名税は重税すぎる。 - Something Orange

            ことばの刃は、ときとして人を刺し殺す。 『羽生結弦 孤高の原動力』(AERA特別編集) 朝日新聞出版 Amazon トップスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表した。 ご報告がございます。 これからも前を向いて進んでいきます。 宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/fq3IGszBM8 — 羽生結弦official_Staff 公式 (@YUZURUofficial_) 2023年11月17日 結婚発表直後の離婚であるが、その理由はマスコミのつきまといや不審者のストーキング行為、また(おそらくはネットの匿名での)誹謗中傷にあるという。 現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして私の親族、関係者に対しても誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声を

              有名税は重税すぎる。 - Something Orange
            • ツイフェミには小学生以下の読解力しかないという哀しい事実(証拠あり)。 - Something Orange

              先日、「 #私たちのフェミニズム をみんなで語ろう」という連載の第一回として、「ひろゆきさん、どうして「今の日本では“フェミニズム”って言葉を使わないほうがいい」のですか?」というインタビューが公開され、さっそく炎上しています。 火をつけて回っているのは例によって「フェミニスト」を名乗り、「ツイフェミ」と呼ばれている一群の人たちであるように見えます。いったいかれら、彼女たちは何が不満なのでしょうか? それらの批判意見をひと通り見てみたのですが、そこにはおどろくべき光景がひろがっていました。その批判内容の是非以前に、そもそも文章の意味を理解できていないのです。 このインタビューはきわめて易しい日本語でやり取りされており、小学校高学年くらいの読解力があれば十分に理解できると思うのですが、それにもかかわらず、多くの人がかってに頭のなかでパラフレーズして読み、結果として誤読しています。 いったいこ

                ツイフェミには小学生以下の読解力しかないという哀しい事実(証拠あり)。 - Something Orange
              • あなたも『銀河英雄伝説』がわか(らなくな)る。登場人物のなか最強、ヤン・ウェンリーとは何者だったのか。 - Something Orange

                Twitterで以下のように呟いたところ、ちょっと反響があった。 でも「「厭世的で皮肉屋で怠惰に見えるが実はすごい才能をもっており、不本意ながら大活躍してしまい周囲にチヤホヤされる」キャラ」を作ってもヤン・ウェンリーにはならないんですよね。ヤンの本質的魅力ってどこにあるのかというところはぼくはいまもはっきり言語化できません。 https://t.co/IBTFekZg4A — 海燕 (@kaien) 2023年10月9日 銀河英雄伝説(1) 黎明篇 創元SF文庫/田中芳樹(著者) ノーブランド品 Amazon 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) 作者:田中 芳樹 徳間書店 Amazon 銀河英雄伝説〈VOL.1〉黎明篇(上) (徳間デュアル文庫) 作者:田中 芳樹 徳間書店 Amazon 以下、このように続く。 ヤンの能力は「チート」ではないけれど「才能」ともちょっと違う気がする。「才

                  あなたも『銀河英雄伝説』がわか(らなくな)る。登場人物のなか最強、ヤン・ウェンリーとは何者だったのか。 - Something Orange
                • 斎藤環氏の『ルックバック』批判に精神障害当事者として思うこと。 - Something Orange

                  統合失調症当事者として考える。 公開されるや否やソーシャルメディアで大評判となり、あっというまに数百万回のアクセスを記録し、そして瞬く間にその表現を問題視されたマンガ『ルックバック』が、やはり記録的な速さで内容を修正されたようである。 ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられるが…!?shonenjumpplus.com 『ルックバック』作品内に不適切な表現があるとの指摘を読者の方からいただきまし​た。⁰熟慮の結果、​作中の描写が偏見や差別の助長につながることは避けたいと考え、​一部修正しました。 少年ジャンプ+編集部https://t.co/Vag51clfJc — 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) Augu

                    斎藤環氏の『ルックバック』批判に精神障害当事者として思うこと。 - Something Orange
                  • なぜ規制派オタクは同じオタクを見下すのか。その「異常」な同族嫌悪の理由をわかりやすく説明するよ。 - Something Orange

                    「上の世代のオタク差別意識が異常に感じる」という匿名記事が以前、話題になった。 上の世代と言っても私も今年30歳になったばかりなんだけど、はてなとかツイッター見てると40~60代と思しき人のオタク差別意識見るとビックリする。 オタクを人間扱いしてなかったり、どういう罵倒をしてもいいと思ってたり、最近はオタクが統一協会と関わりがあると言い出したり・・・・・正気になって、オタクってただの趣味だよ?世の中のオタクはただ同じ趣味なだけの他人だよ? https://anond.hatelabo.jp/20211003125552 ぼくは「差別される側」であるわけだが、この気持ちはよくわかる。 かつて、「オタク差別」は「あたりまえ」の感情だった。 オタクとは異常者であり、犯罪者予備軍である。そのような「異常」な偏見に満ちた意見が、ごくふつうに語られていたのだ。 ぼくはその時代をじっさいに生きて来たから

                      なぜ規制派オタクは同じオタクを見下すのか。その「異常」な同族嫌悪の理由をわかりやすく説明するよ。 - Something Orange
                    • どうすれば人類は戦争を克服できるのか? 空想的な平和主義が戦乱をもたらす。 - Something Orange

                      「暴力」について考えてみたい。 というのも、幸村誠の歴史冒険マンガ『ヴィンランド・サガ』がクライマックスに到達しているからだ。 ヴィンランド・サガ(27) (アフタヌーンコミックス) 作者:幸村誠 講談社 Amazon 戦争を嫌い、平和を求めるこの物語の主人公トルフィンの物語はかつて夢見た理想の地「ヴィンランド(アメリカ大陸)」に到達し、そこで小さな村を作り出すに至っている。 しかし、しだいにそこにも戦乱の影が忍び寄ってくる。はたしてすべての暴力を否定するトルフィンたちは戦争を止めることができるのか――と、考えるだけで胃が痛くなるような展開が続いているのである。 それではなぜ胃が痛くなるかといえば、そもそも「すべての暴力を否定する」ことはどうにも不可能なのではないかと思えるからにほかならない。 たしかに、暴力は悪だろう。殊に弱者に対する暴力は絶対に否定されるべきものでもあるだろう。 しかし

                        どうすれば人類は戦争を克服できるのか? 空想的な平和主義が戦乱をもたらす。 - Something Orange
                      • オタクは女の子になりたがっている? 「ポスト性同一性障害男子」は「政治的に正しい自慰」の夢を見るか。 - Something Orange

                        『萌えの研究』を書いた大泉実成(id:oizumi-m)はそれに続く『オタクとは何か?』の第12回で次のように書いている。 オタクとは何か? 作者:大泉 実成 草思社 Amazon 僕は前作の『萌えの研究』の中で、どうしても理解できない作品として『マリア様がみてる』をあげた。自分の目の前に立ちはだかる最大の壁、といった言い方もした。 なぜかといえば、このミッション系お嬢様学校の、「姉妹(スール)」と呼ばれる女子高生同士の恋愛の姿の、その何をどう楽しんでいいかがさっぱりわからなかったからである。そこには僕の入り込む余地がまるでないのだ。なぜなら、そこには自分の自我を託せるような男性主体が出てこないからである。 マリア様がみてる1 (集英社コバルト文庫) 作者:今野緒雪 集英社 Amazon 今日は、ここらへんの話をすることにしよう。題して「オタクは女の子になりたがっている?」。 大泉は、上記

                          オタクは女の子になりたがっている? 「ポスト性同一性障害男子」は「政治的に正しい自慰」の夢を見るか。 - Something Orange
                        • インターネットが人生を腐らせる。 - Something Orange

                          先日の『情熱大陸』の一場面が話題になっている。 このテレビ番組は毎回、各界の著名人の「情熱的な」人生のひとコマを切り取って見せてくれるのだが、前回、取り上げられたのは人気テレビゲーム『ファイナルファンタジー16』の開発者・吉田直樹だった。 FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) - PS5 スクウェア・エニックス Amazon 話題になったのは、吉田が『FF16』の開発途中でかれ個人に対する誹謗中傷を確認している場面だ。 「見たことも会ったことも話したこともない人たちから罵声を浴びつづけているんですよ」とかれはいう。 そして、そういった「罵声」や「中傷」の大半は日本からのものだというナレーションが入る。 これに関連して、日本のインターネットでの誹謗中傷の激しさについてさまざまな議論が巻き起こった。 日本の誹謗中傷はひどすぎるとか、いや、海外のほうがもっとひどいとか

                            インターネットが人生を腐らせる。 - Something Orange
                          • ラーメン評論家ははんつ遠藤によるセクハラの責任を負うべきなのか? - Something Orange

                            ラーメン評論家炎上と「ホワイト・フラジリティ」。 ラーメン評論家の界隈が燃え上がっている。 この記事を読まれている方にはまったく事情を知らないという方はいないだろうが、一応、一から事情を説明しておこう。 問題は、梅澤愛優香さんという元女性アイドルのラーメン店経営者が、自店で「ラーメン評論家」を「入店拒否」指定したところから始まる。 ラーメン評論家の入店お断りします ラーメン評論家の方々とお会いしてきましたが、8割が私へマウンティングか言葉のセクハラが酷い人ばかりでした それもあり避けたら裏で中傷される始末 うちにはマイナスしかなかったです 今後ラーメン評論家、同業で評論してる方の入店を全店固くお断り致します — 梅澤愛優香 (@MAYUKA_YAGUMO) September 23, 2021 開業当時あるラーメン評論家やラオタの方から「評論家とラオタにはサービスしたり媚び売った方がいいよ

                              ラーメン評論家ははんつ遠藤によるセクハラの責任を負うべきなのか? - Something Orange
                            • なぜ天才がトンデモを信じるのか。 - Something Orange

                              誰だってちょっと落ちこぼれ スヌーピーたちに学ぶ知恵 作者:河合隼雄 講談社 Amazon この本はタイトルからわかるように、スヌーピーの登場する漫画『ピーナッツ』を通じて人生の知恵を学ぼう、という趣旨です。 『ピーナッツ』は実に奥深い漫画で、そこで見られる悩みの深さはちょっとアメリカ人が書いているとは信じがたいくらい(偏見)。 アポロ10号が建造されたとき、司令船と月面着陸船が「チャーリー・ブラウン」および「スヌーピー」と名づけられたことをご存知の方も多いでしょう。アメリカ人にとってはそれくらいメジャーな作品なのです。 さて、この作品にはライナスという有名な少年が登場します。非常に頭がいい少年で、たぶん『ピーナッツ』の全登場人物中、いちばん聡明かもしれない。聖書をすらすらと暗唱したり、哲学的な警句を吐いたりと、その非凡な知性は行動にあらわれます。 ところが、その反面、幼い頃からもっている

                                なぜ天才がトンデモを信じるのか。 - Something Orange
                              • 表現の自由戦士たちが誹謗中傷で武装し暴力カルト集団化する未来。 - Something Orange

                                暴力的なツイートの数々。 先日、このようなツイートを呟いた。 このところ、いわゆる表現の自由戦士が非常にガラが悪くなっているのを感じる。ちょっとでも対立する意見には口汚くののしるリプが大量につく。 その際、非難されるのはそのツイートの主だけではなく「フェミ」、「おまえら」といった集団だ。実際にその人が「フェミ」なのかは確認されない。危うい。 — 海燕|穏健派オタク (@kaien) November 29, 2021 これはほんとうのことだと思う。このところ、いわゆる「表現の自由戦士」の言動の醜悪さが増している。 もちろん、これはぼく個人の観測による印象論に過ぎないが、それにしてもあきらかに対立者を誹謗中傷する非礼な表現の自由戦士は増加しているように見える。 ここではっきりと書いておく。ぼくはこのような誹謗中傷にはっきりと反対するものである。 もちろん、それはあくまで「批判」なのであって、

                                  表現の自由戦士たちが誹謗中傷で武装し暴力カルト集団化する未来。 - Something Orange
                                • 『鬼滅の刃』は女性読者を励ますことができるか? 『少年ジャンプ』の「ガールズエンパワーメント」を考える。 - Something Orange

                                  はたして若い男性を主要なターゲットとする「少年漫画」は「女性読者」を励まし勇気づけることが可能なのでしょうか? 『少年ジャンプ』の「ジェンダー描写」について、『鬼滅の刃』を中心に語りたいと思います。 鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴 集英社 Amazon 『少年ジャンプ』とジェンダー。 『鬼滅の刃』と『バガボンド』。 「強さへのフェティシズム」の魅力と限界。 『鬼滅の刃』の「ガールズエンパワーメント」。 甘露寺蜜璃の過剰なガーリッシュ。 「欧米型のフェミニズム」とは異質な方法論。 『ONE PIECE FILM RED』という「女の子の物語」。 配信サイト一覧 お仕事のお願い 自作の宣伝 『少年ジャンプ』とジェンダー。 『ジャンプ』はしばしば特にフェミニズムの視点から、「ジェンダーの描写に問題がある」と指摘されてきました。 その指摘の成否については意見が

                                    『鬼滅の刃』は女性読者を励ますことができるか? 『少年ジャンプ』の「ガールズエンパワーメント」を考える。 - Something Orange
                                  • 待てば0円! 「ピッコマ」のオススメ漫画ベスト5。 - Something Orange

                                    ◆無料で読める「ピッコマ」のマンガを楽しもう。 「ピッコマ」をご存知でしょうか。 あなたがマンガ好きならきっと名前くらいは知っていることでしょう。何百万人も会員がいる大手マンガアプリです。 日本のマンガも読めるのですが、ぼくのオススメは韓国のマンガ。 あまり大きく作者の名前が書かれていないし、題材も異世界ファンタジーだったりするので、うっかり「これ、日本のマンガなのかな?」と思いかねないところなのですが、掲載作品の多くは韓国のマンガを翻訳したものであるようです。 そのクオリティはおおむね高く、内容も統一感があるので(悪くいえばマンネリですが)、その系統のものを好きな人は安心して読めます。 また、「待てば0円」というシステムがあり、1話につき23時間待つと無料で続きを読むことができます。 つまり、毎日更新されるブログを読むような感覚で読み進められるわけで、おそらくいくつものマンガを並行して無

                                      待てば0円! 「ピッコマ」のオススメ漫画ベスト5。 - Something Orange
                                    • なぜオタクはアニメの美少女に涙しても現実の女性には冷淡だったりするのか。 - Something Orange

                                      なぜ、わたしたちは人を差別するのでしょうか? ネットの俗語に「かわいそうランキング」という言葉があります。 元々は「白饅頭」こと御田寺圭さんがネットで提唱した言葉で、かれの著書『矛盾社会序説』でもその概念が説明されています。 矛盾社会序説 作者:御田寺圭 イースト・プレス Amazon つまり、この社会における弱者にはわりあいに「かわいそう」と感じられる人とそうでない人がいて、人はつい「かわいそう」と感じられる人(かわいそうランキングの高い人)にだけ同情してしまうという話です。 それはこの社会に「共感困難な弱者」がいるという話へつながり、そこからいわゆる「弱者男性論」が展開していきます。 世の中には色々な弱者がいるが、「かわいそうランキング」が上の弱者たちは援助や救済を受けることができる。その意味で「かわいそうランキング」が下の弱者男性たちこそがほんとうの弱者だというわけです。 御田寺さん

                                        なぜオタクはアニメの美少女に涙しても現実の女性には冷淡だったりするのか。 - Something Orange
                                      • もし、ヒトラーが濡れた子犬を拾っていたら。 - Something Orange

                                        話題の一冊『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』を読んでいる。 検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (岩波ブックレット) 作者:小野寺 拓也,田野 大輔 岩波書店 Amazon 「ナチスは「良いこと」もした」という俗論を専門家の視点から批判的に検証した本で、とても面白いし、勉強になる。 本書では「ナチスは「良いこと」もした」という一種のまぜっかえし的な理屈が取り上げられ、それが歴史学的には端的に「まちがい」といってしまえることを詳細に検証していく。 そうはいってもナチスも「良いこと」もしているのではないかと漠然と考えているような人にとっては刺激的な内容といえるだろう。 歴史一般やいわゆる「歴史修正主義(リヴィジョニズム)」について知りたい方には文句なしにオススメできる一冊だ。 もっとも、「文句なし」というのは少し過言であるかもしれない。 ぼくはナチスやドイツ史について何ら専門的な知

                                          もし、ヒトラーが濡れた子犬を拾っていたら。 - Something Orange
                                        • アンパンマンはほんとうに「マン」でなければならないのか。 - Something Orange

                                          青識亜論(せいしきあろん)さんをご存知でしょうか。 この記事を読んでいる人なら、ご存知である可能性が高いとは思うのですが、ツイッターでのフォロワーが4万人を突破するという「アンチフェミ」界の代表的な論客です。 ふだんから舌鋒鋭くフェミニストのおかしなところを批判している人ですね。 それは良いのですが、その発言には時々、納得がいかないことがあります。 もちろん、ぼくが納得できないからといって即座に間違えているということにはなりませんし、仮に間違えていたとしてもその発言のすべてが無効になるわけではないのですが、何しろいろいろと他者を非難している方だけに、その論旨が気になることはある。 そこで、今回は青識亜論さんのアニメに関するツイートをもとに、かれのジェンダー観を批判的に検証するところから初めて、アニメ・マンガにおけるジェンダーはどのように推移しているのかを考えてみました。 ただ問題点を指摘す

                                            アンパンマンはほんとうに「マン」でなければならないのか。 - Something Orange
                                          • アニメファンはアニメから何を学ぶことができるのか。 - Something Orange

                                            よくいわれることだが、ここ数年、Twitterなどのソーシャルメディアにおける言論の過激化が凄まじい勢いで加熱しているように見える。 Twitterなんていつでもそういうものだろ、と思われるかもしれないが、10年前はたしかにもう少し落ち着いた場所だったはずだ。 それが、いつのまにか日本の分裂と対立を象徴するような過激な言論空間になってしまった。 もはやTwitterにおけるツイートが単なる「つぶやき」にしか過ぎないことなど、だれも記憶していないようだ。 その結果、タイムラインを見ているとココロが痛むのでほとんど利用しなくなってしまったのだが、たまにそこを見ているとひとつ思うことがある。 フィクションはしょせん人の心を涵養しないのだろうか、ということだ。もっとはっきりいってしまうなら、多数の素晴らしい内容のフィクションに日夜触れているはずのオタクや読書人が、まったく素晴らしい人間になっていな

                                              アニメファンはアニメから何を学ぶことができるのか。 - Something Orange
                                            • 『Fate』シリーズを女性向け作品としてとらえ直す。 - Something Orange

                                              このブログを読むような人にはいまさら説明をする必要もないかもしれないが、『Fate』シリーズに登場する剣の英霊セイバーことアルトリア・ペンドラゴンはとても人気のあるキャラクターだ。 Fate/Grand Order セイバー/アルトリア・ペンドラゴン[第二再臨] 1/4スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア フリーイング(FREEing) Amazon 彼女の正体は少女でありながら男性としてアーサー王と呼ばれた人物であり、『Fate/Zero』、『Fate/Grand Order』などの姉妹編にもくり返し登場すること、また、彼女からさまざまな「アルトリア顔」のキャラクターが派生していったことからもその人気の高さはわかることだろう。 劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram 宮野真守 Amazon Fate/Z

                                                『Fate』シリーズを女性向け作品としてとらえ直す。 - Something Orange
                                              • アニメもマンガもリプレイも! 伝説の名作『ロードス島戦記』の思い出を語ろう。 - Something Orange

                                                今日も今日とてTwitterを見ていたら(何、X? 知らないな)、なぜか水野良の『ロードス島戦記』がトレンド入りしていました。どうやらブックウォーカーでセールをやっているおかげらしい。 あるいはこのツイートが原因なのかもしれないけれど、よくわからない。 このキャラの名前と、登場するアニメの名前を知っている方いるかなぁ。 pic.twitter.com/eQTGYdLa1G — 賢龍帝 (@koutei007) 2023年8月2日 いまとなってはファンタジー小説の古典というか、「過去の名作」の位置づけで、あらたに読もうという人もそれほど多くはないと思うけれど、ぼくにとっては青春の一作です。 ぼくがこのシリーズを追いかけていたのはじつに30年以上前、小学生(!)の頃ですが、いまでもパーン、ディードリット、ギム、エト、スレイン、ウッド・チャックらのことは良く記憶していますね。 まあ、それだけ印象

                                                  アニメもマンガもリプレイも! 伝説の名作『ロードス島戦記』の思い出を語ろう。 - Something Orange
                                                • 『推しの子』の「洗練された気持ち悪さ」は生成AIを凌駕するか。 - Something Orange

                                                  どこか「気持ち悪い」ことこそが「気持ち良い」のはなぜなのだろう? 『進撃の巨人』や『推しの子』を題材に考えてみた。 【ハイパーポルノの時代】 【いつか動画は「個人用」になる】 【だれもが王さまになれるときが来る?】 【AIは「決定的な意外性」を演出することができるか?】 【「傷つけてほしい」という需要】 【万能のAIが描くことを許されないもの】 【AIもまた「他者性」を感じさせなければならない】 【『進撃の巨人』のグロテスク】 【『推しの子』はなぜ「気持ち悪い」のか】 【配信サイトリスト】 【お願い】 【電子書籍などの情報】 【おまけ】 【ハイパーポルノの時代】 「ハイパーポルノ」という言葉をご存知でしょうか? ネットの記事によると以下のように説明されるコンテンツです。 非常に高度なレベルで文章を生成できる対話型AIのChatGPTや、画像生成モデルのDALL・Eなどを始めとした画像生成A

                                                    『推しの子』の「洗練された気持ち悪さ」は生成AIを凌駕するか。 - Something Orange
                                                  • なぜフェミニストはいつのまにかオヤジに似ていき、そしてオタクはフェミに似ていくのか。 - Something Orange

                                                    「この世には不思議なことなど何もないのだよ」とは、京極夏彦の百鬼夜行シリーズに登場する京極堂こと中善寺敦彦の決めゼリフだが、凡夫のわたしにはやはり不思議なことがある。 そのひとつが、ソーシャルメディアで活動しているフェミニスト、いわゆる「ツイフェミ」は、なぜああもオヤジ的になってしまったのだろうかということだ。 そもそも、フェミニストにとって傲慢で保守的なオヤジは天敵といってもいいくらいの存在であるはずである。 本来であれば、フェミニストの行動や言動がそういったオヤジを連想させることなどありえないし、あってはならないはずだ。 しかし、それにもかかわらず、じっさいにツイフェミのアクションは否応なくそういったオヤジたちに似ているとわたしは感じる。 「それはただおまえがそう思うだけだろ」といわれるかもしれないが、この手の意見はたまに見かけるものだ。 こっちの家父長制オヤジも、あっちのフェミニスト

                                                      なぜフェミニストはいつのまにかオヤジに似ていき、そしてオタクはフェミに似ていくのか。 - Something Orange
                                                    • 将棋漫画は現実に負けたのか? 「現実がフィクションに勝った」というフィクション。 - Something Orange

                                                      羽海野チカさんによる傑作将棋マンガ『3月のライオン』のひさしぶりの最新巻にあたる第17巻を読み終えた。 3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス) 作者:羽海野チカ 白泉社 Amazon まあ、もともと『ヤングアニマル』の連載ですべて読んではいたのだけれど、一気に読むとことのほか面白い。あらためて素晴らしい作品であると感じる。 物語も終盤を迎えているとのことで、あと何年かかろうと最後まで賭け抜けてほしいと願うばかりである。 てんてえ、お疲れでしょうが、お願いします。 さて、ここまでは『3月のライオン』についての感想なのだが、余談として長々と余計なことを書いておく。 将棋ライトノベルの佳作『りゅうおうのおしごと!』の作者である白鳥士郎氏が「持ちネタ」として最近ひんぱんに述べている「フィクションが現実に負けた」といった発言のことである。 りゅうおうのおしごと!18 (GA文庫) 作者:

                                                        将棋漫画は現実に負けたのか? 「現実がフィクションに勝った」というフィクション。 - Something Orange
                                                      • 少女マンガはどのように女性の恋愛をコントロールするのか。『フルバ』、『カレカノ』からドS男子マンガ、悪役令嬢まで。 - Something Orange

                                                        「少女漫画」は「女性の恋愛」を支配するのでしょうか? いくつかの記事を元に考えてみましょう。 『カレカノ』、『フルバ』は「有罪」か? 女神なんてなれないまま、わたしは生きる。 女性の恋愛とモラルハラスメント。 ドS男子に媚びる恋愛。 「真実の愛」という幻想。 お仕事のお願い 電子書籍の宣伝 おまけ 『カレカノ』、『フルバ』は「有罪」か? まず、少し昔の内容になりますが「『彼氏彼女の事情』『フルーツバスケット』がアラサー女子の恋愛観にもたらした闇」という記事を引用したいと思います。 タイトルの通り、少女漫画往年の名作『彼氏彼女の事情』と『フルーツバスケット』を扱った記事です。この記事によると、両作品には以下のような共通点があるとされています。 ・女子(主人公)が努力家、優等生、いい子 ・男子(恋の相手)が特別な存在(人気者、特殊能力あり) ・でも男子は「過去のトラウマ」を抱え、心の闇を持って

                                                          少女マンガはどのように女性の恋愛をコントロールするのか。『フルバ』、『カレカノ』からドS男子マンガ、悪役令嬢まで。 - Something Orange
                                                        • 「SF小説」と「セカイ系」はどこがどう違っているのか? - Something Orange

                                                          ちなみに、Wikipediaによると、「具体的な中間項」とは、「国家や国際機関、社会やそれに関わる人々」を指している。つまり、東の定義によれば、セカイ系とは「小さく個人的な関係が、一気に世界的な大問題に直結する作品」を指していることになる。 大森による(らしい)指摘は、それはべつだんセカイ系とされている作品の専売特許でもないだろう、ということだろう。 しかし、どうだろうか。広くセカイ系の代表作と見られる作品、『ほしのこえ』や『最終兵器彼女』などを見ていると、やはり従来のSFとはどこか違っているようにも感じられる。具体的にどこがどう違うのか、少し考えてみよう。 セカイ系と「SF的リアリティ」の欠落。 まず、思いつくのはセカイ系作品のSF的な意味でのリアリティの欠如である。ぼくはよく庵野秀明監督の『トップをねらえ!』と新海誠監督の『ほしのこえ』を比較して考えるのだが、前者にはたしかにあった「S

                                                            「SF小説」と「セカイ系」はどこがどう違っているのか? - Something Orange
                                                          • 「最後はひとり」。細田守映画を貫くリアリティとは。 - Something Orange

                                                            毎回、賛否両論の映画監督。 細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が興行的に好調のようだ。初日から大入りで始まり、いままでの細田映画で最大の興行成績を記録することはほぼ確実と見られている。 映画は興行成績がすべてではないが、もちろんヒットするに越したことはない。日本のアニメ映画全体のためにも、歓ぶべき快挙というべきだろう。 ぼくは先日、青春恋愛映画の秀作『サイダーのように言葉が湧き上がる』を観てきたが、こちらはほとんど客が入っていなかった。映画の入り不入りは内容の良し悪しとはべつだとしかいいようがない。 小説 サイダーのように言葉が湧き上がる (角川文庫) created by Rinker Kindleで探す Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す あらためて映画がヒットすることのむずかしさを感じ入ったしだいである。 そういうわけで過去最高の興収を確実視されてい

                                                              「最後はひとり」。細田守映画を貫くリアリティとは。 - Something Orange
                                                            • 米津玄師が読み聞かせる桃太郎|wild orange

                                                              昨日の飯のことも覚えてないくらいなんで、これがいつ頃の話だったかよく覚えてないんすけど、どこかの片田舎に老夫婦が暮らしていたんですよ。 ある日、お婆さんが日常の営みとしてランドリーに、、あ、この村の場合は川なんすけど、洗濯をしに行ったら、そこに大きな桃が流れてきて….。確か、その時のサウンドはドンブラコドンブラコだったかもしれないですね。 川ってそもそもパブリックな場所じゃないですか。だかぁ、お婆さんもそこに流れてきた桃を持ち帰るのはひどく浅ましい行為のようで葛藤があったと思うんです。でも、この得難い祝福を無下にするのは美しくないと考え直したら持ち帰る以外の選択肢がなかった… 俺はあんまり曲が降ってくるって表現は好きじゃないんですけど、この時のお婆さんには「♪あっちの水は辛いぞ〜、こっちの水は甘いぞ〜♪」って歌が咄嗟に降りてきたらしいんすよね。そしたら桃が手元に流れてきたっていう…ありがて

                                                                米津玄師が読み聞かせる桃太郎|wild orange
                                                              • マイコンキット「ORANGE-4」で機械語レベルのプログラミング体験【いつモノコト】

                                                                  マイコンキット「ORANGE-4」で機械語レベルのプログラミング体験【いつモノコト】
                                                                • なぜBLではエロスと感動が「乳化」するのか? - Something Orange

                                                                  原作は紀伊カンナさんの同名マンガ。ひじょうに評価の高い作品ですが、アニメ版もかなりよくできていたと思います。 この手のBLアニメだと、中村明日美子原作の『同級生』が記念碑的な傑作だったのだけれど、それとはまた一風違う方向性で良かった。 ちなみにぼくの友人のてれびんという男は、この『同級生』をBLとは知らずに見に行き、「いつになったら女の子が出て来るのだろう?」と思ったら男同士で結ばれてびっくりしたと語っていました。 アホとしかいいようがないエピソードだけれど、なかなか稀有なサプライズではあったかも。やはり映画はあまり情報を仕入れず見に行くべきものですね(そういう問題か?)。 まあ、それはともかく、最近はBLや百合が高いクオリティで映画化されることも増えて来ていて、なかなか良い時代になったものだと感じます。 そういう映画を見に行くアラフォーのおっさんはあまりいないだろうけれど、ぼくはべつにそ

                                                                    なぜBLではエロスと感動が「乳化」するのか? - Something Orange
                                                                  • フジロックを大いに盛り上げたORANGE RANGE、かつて「音楽好き」から嫌われていたのはなぜか

                                                                    たけ @taketakenana 結成21年目を迎えバンドセットでは初のフジロック出場、若干曇りかけの天気を快晴にしてくれそうな予感。ORANGE RANGEいよいよまもなくです。#フジロック pic.twitter.com/PCLIGBnLcg 2022-07-30 12:49:56

                                                                      フジロックを大いに盛り上げたORANGE RANGE、かつて「音楽好き」から嫌われていたのはなぜか
                                                                    • 上野千鶴子はなぜウクライナの女性たちを見捨てたのか。「思想のつじつま合わせ」が生身の人間を踏みにじるとき。 - Something Orange

                                                                      フリージャーナリストの志葉玲氏がこのような記事を書いている。 ウクライナ侵攻が始まって以来、いわゆるリベラル/左派とされる知識人やメディアの中から、過剰にロシアを擁護したり、侵攻による被害国であるウクライナを批判したり、一刻も早い停戦のためウクライナ側に妥協を求めたりというようなことが、幾度か主張されてきた。これらの主張の欺瞞とも言える部分は、ウクライナを語りつつ、結局は米国の外交・安全保障政策を批判したいだけであったり、防衛費を大幅増額し改憲も目論むという岸田政権への批判だけであったり、国際社会の分断による日本への影響を懸念したりしているだけであることだ。 ウクライナ戦争勃発以来、「即時停戦」を主張しつづける大方の「左派リベラル」の欺瞞を突く内容であり、うなずくところが多い。 この戦争において、平和や自由や人権を高らかにうたい上げる左派がその実、被害に合いつづけているウクライナ人を見捨て

                                                                        上野千鶴子はなぜウクライナの女性たちを見捨てたのか。「思想のつじつま合わせ」が生身の人間を踏みにじるとき。 - Something Orange
                                                                      • 『宇崎ちゃんは遊びたい!』献血ポスター批判にまとめて反論する。 - Something Orange

                                                                        海燕:こんにちにゃー。 てれびん:こんにちにゃ。 海燕:ども、自称フェミニスト兼表現の自由戦士の海燕です。今日は、いまTwitterで大きな話題になっている『宇崎ちゃんは遊びたい!』献血ポスター問題について、表現擁護側の立場に立って、可能な限りわかりやすく説明してみたいと思います。 この件、風のように話題が流れつづけるTwitterにしてはかなり長いあいだ燃えていたわけですが、ようやく鎮火しつつある(ように見える)ので、この機会にぼくから見える景色を一望して意見をまとめておきたいと思ったしだい。 この問題について「何やら揉めているけれど、ほんとのところこれどうなんだろ?」と感じておられる方は、非常に長くはなりますが、ぜひご参考になさってください。やたらに長くなったのは、単に推敲して縮めるのがめんどうだったからです。 というわけで、おい、てれびん! てれびん:うぃ。 海燕:これからこの事件に

                                                                          『宇崎ちゃんは遊びたい!』献血ポスター批判にまとめて反論する。 - Something Orange
                                                                        • 現代スポーツマンガはウルトラ格差社会における「格差の乗り越え方」の教科書である。 - Something Orange

                                                                          つるまいかだ『メダリスト』が面白いです。今度、アニメ化するそうだけれど、そりゃそうだろという破格の面白さ。 メダリスト(1) (アフタヌーンコミックス) 作者:つるまいかだ 講談社 Amazon 現在、連載されているスポーツマンガのなかでは、ぼく的に『アオアシ』と並んでツートップですね。 アオアシ(1) (ビッグコミックス) 作者:小林有吾 小学館 Amazon このマンガ、とにかく非常に現代的な印象を受ける。 おそらく完結したら歴史的な傑作と呼ばれるようになると思うんだけれど、「メダリスト」という直球のタイトルからもわかる通り、「現代という時代で傑出するのはどういう人間なのか? どうすれば傑出することができるのか?」というテーマを扱っているように見えます。 そこがリアルタイムで連載を読んでいて、何とも痺れるポイントですね。 紛れもないスポーツマンガではあるのだけれど、ひとつスポーツマンガ

                                                                            現代スポーツマンガはウルトラ格差社会における「格差の乗り越え方」の教科書である。 - Something Orange
                                                                          • オタクは「異常」で「差別的」な同族嫌悪を乗り越えられるか? - Something Orange

                                                                            「上の世代」の「異常」なオタク差別意識。 「上の世代のオタク差別意識が異常に感じる」という匿名記事が話題だ。 上の世代と言っても私も今年30歳になったばかりなんだけど、はてなとかツイッター見てると40~60代と思しき人のオタク差別意識見るとビックリする。 オタクを人間扱いしてなかったり、どういう罵倒をしてもいいと思ってたり、最近はオタクが統一協会と関わりがあると言い出したり・・・・・正気になって、オタクってただの趣味だよ?世の中のオタクはただ同じ趣味なだけの他人だよ? 上の世代のオタク差別意識が異常に感じる上の世代と言っても私も今年30歳になったばかりなんだけど、はてなとかツイッター見てると40~60代と思しき人のオタク差別意識見るとビ…anond.hatelabo.jp ぼくは「差別される側」であるわけだが、この気持ちはよくわかる。 かつて、「オタク差別」は「あたりまえ」の感情だった。

                                                                            • 猫さん on Twitter: "いっときますが、こども庁、反対です。あれの中心に居座ってる牧原秀樹議員が支援する「orange Revolution」(オレンジ革命🍊)という[離婚で子どもに会えないと称する父親団体]の正体をどうかマスコミは調べてください。DV保… https://t.co/JEpalLDUUH"

                                                                              いっときますが、こども庁、反対です。あれの中心に居座ってる牧原秀樹議員が支援する「orange Revolution」(オレンジ革命🍊)という[離婚で子どもに会えないと称する父親団体]の正体をどうかマスコミは調べてください。DV保… https://t.co/JEpalLDUUH

                                                                                猫さん on Twitter: "いっときますが、こども庁、反対です。あれの中心に居座ってる牧原秀樹議員が支援する「orange Revolution」(オレンジ革命🍊)という[離婚で子どもに会えないと称する父親団体]の正体をどうかマスコミは調べてください。DV保… https://t.co/JEpalLDUUH"
                                                                              • アニメ、アイドル、パパ活。オタクと少女幻想で成り立つ「ロリコン社会」は狂っているのか。 - Something Orange

                                                                                【狭くて深いロリータ・コンプレックスの世界。】 【ロリコン天国ニッポン?】 【日本は「ペドフィリア傾向社会」なのか?】 【「子供」概念の発見と「ロマンティック・チャイルド」。】 【光源氏はロリコンではない。】 【少女買春の背景にあるものとは。】 【少女とはだれなのか。】 【不幸だからロリコンになるのか?】 【病んだ現代日本を生きる。】 【「性的嗜好」は変えるべき?】 【欧米は「成熟した大人の社会」なのか?】 【お願い】 【電子書籍などの情報】 【おまけ】 【狭くて深いロリータ・コンプレックスの世界。】 あなたは「ロリコン」についてどのくらい知っているだろうか? おそらく、それが「ロリータ・コンプレックス」の略称であることはほとんどの人がご存知のことだろう。 ウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ』に由来していることも知っている人も少なくないかもしれない。 ロリータ (新潮文庫) 作者:ウラ

                                                                                  アニメ、アイドル、パパ活。オタクと少女幻想で成り立つ「ロリコン社会」は狂っているのか。 - Something Orange
                                                                                • 何でもあり?映画『100日間生きたワニ』で考える「批判の倫理」。 - Something Orange

                                                                                  「ノリ」と「空気」がすべてを支配し、「こいつには何をやってもいい」とラベリングされた相手に対して徹底して暴力的になる現象は、まさに学級におけるいじめの構造そのものだ。 いじめの背景には、いつだって「正義」がある。今回も、映画の原作である『100日後に死ぬワニ』の商業展開に、ネットの「正義」に反するところがあったことはたしかだろう。 しかし、それが映画を見ることもなくバッシングする権利を保障するはずもない。まして、座席予約で遊ぶことはやっている本人は「面白いいたずら」のつもりなのだろうが、完全に営業妨害以外の何ものでもなく、かぎりなく犯罪に近い行為である。 この「ノリ」と「空気」のおぞましさ。 「悪評」が映画をつぶすとき。 このような悪評が影響したのだろうか、『100日間生きたワニ』はいまのところ興行成績的にもきわめてきびしい数字になっているようだ。 もっとも、もともとがTwitterで話題

                                                                                    何でもあり?映画『100日間生きたワニ』で考える「批判の倫理」。 - Something Orange

                                                                                  新着記事