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  • 【文系でもわかる】ChatGPTのキモ「Transformer」「Attention」のしくみ

    第1回は、さまざまなタスクをこなす万能型ジェネレーティブAIツール「ChatGPT」の性能の鍵を握る「トークン長(GPTが文脈を意識できる過去の単語数)」やGPTの歴史的経緯について解説しました。第2回はGPTを支える自然言語処理 の分野で使用される深層学習モデル「Transformer」とその根幹となる「Attention機構(そのタスクにおいてどの単語の重要度が高く、注目すべきか決める仕組み)」についてです。TransformerとAttention機構の仕組みを定性的に把握し、それを踏まえてGPTの能力と可能性について考察したいと思います。テクノロジー領域に明るくない人でもわかる記事を目指します。

      【文系でもわかる】ChatGPTのキモ「Transformer」「Attention」のしくみ
    • 30分で完全理解するTransformerの世界

      はじめに 初めまして。ZENKIGENデータサイエンスチームのはまなすです。正式な所属はDeNAデータ本部AI技術開発部なのですが[1]、業務委託という形で今年度から深層学習系の開発等に携わっています。 深層学習界隈では、2017年に衝撃的なタイトル(Attention Is All You Need)の論文が発表されてから早5年半、元出自の機械翻訳タスクを大きく越えて、Transformer関連の技術が様々な領域で用いられる汎用アーキテクチャとして目覚ましく発展し続けています。 今回はそんなTransformerが現時点までにどのように活用されてきたか、また、どのように工夫されてきたかをざっくりと俯瞰し、流れをおさらいする目的の記事になります。本記事の大枠は、2021年時点でのサーベイ論文である A Survey of Transformers に倣いつつ、適宜、2023年2月上旬現在ま

        30分で完全理解するTransformerの世界
      • (数式を使わない) Transformer の直感的な説明 / 真面目なプログラマのためのディープラーニング入門

        (数式を使わない) Transformer の直感的な説明 RNN の欠点 Transformer はこれをどう解決したか Transformer の動作原理 複数の要素間の関係を考慮する (Self-Attention、自己注意) 要素の順序を考慮する (Positional Encoding、位置エンコーディング) まとめ 概要: ChatGPT などで使われている Transformer モデルは、 ニューラルネットワークの世界にいくつかの革新的なアイデアをもたらした。 本記事では、プログラマに理解しやすい形でそれらのアイデアを解説する。 実際に使われている数学の詳細には触れない。 (技術的解説については元論文 Attention is All You Need か、 その注釈版である The Annotated Transformer を参照のこと。 日本語では この解説 がわかり

        • 画像認識の大革命。AI界で話題爆発中の「Vision Transformer」を解説! - Qiita

          0. 忙しい方へ 完全に畳み込みとさようならしてSoTA達成したよ Vision Transformerの重要なことは次の3つだよ 画像パッチを単語のように扱うよ アーキテクチャはTransformerのエンコーダー部分だよ 巨大なデータセットJFT-300Mで事前学習するよ SoTAを上回る性能を約$\frac{1}{15}$の計算コストで得られたよ 事前学習データセットとモデルをさらに大きくすることでまだまだ性能向上する余地があるよ 1. Vision Transformerの解説 Vision Transformer(=ViT)の重要な部分は次の3つです。 入力画像 アーキテクチャ 事前学習とファインチューニング それぞれについて見ていきましょう。 1.1 入力画像 まず入力画像についてです。ViTはTransformerをベースとしたモデル(というより一部を丸々使っている)ですが、

            画像認識の大革命。AI界で話題爆発中の「Vision Transformer」を解説! - Qiita
          • 【図解】誰でもわかるTransformer入門!凄さ・仕組みをわかりやすく解説 - すえつぐのNLP&LLM

            始めに こんにちは!自然言語処理(NLP)・自然言語生成(NLG)の解説記事を書いている、すえつぐです! 突然ですが、BERT、GPT-3、PaLMを使ったことはありますか?Transformerはこれらの最先端のモデルに使用されている、現代のNLPモデルには欠かせないモデルです。おそらくBERTやGPT-3でTransformerを知った、このページに来たという人も多いのではないでしょうか。機械学習、特にNLPの勉強をしている方々は、Transformerの概要は知っておいた方が良いと思います。 ただ多くのサイトは、いきなり細かい仕組みの解説をする中級者以上向けの記事が多いですよね。 そこで、このページでは、Transformerの入門〜中級までの解説をしていきます!まず入門として、「Transformerの使い道」「Transformerの何が凄いのか?」を先に解説します。その上で「T

              【図解】誰でもわかるTransformer入門!凄さ・仕組みをわかりやすく解説 - すえつぐのNLP&LLM
            • 「機械学習で時系列予測はできるのか」論議がTransformerと共に帰ってきた - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

              先日、こちらのポストをお見かけしました。 AI技術開発部の高橋が社内勉強会の資料「時系列予測にTransformerを使うのは有効か?」を公開しました。 論文Are Transformers Effective for Time Series Forecastingの紹介を中心に、時系列予測について解説しています。ぜひご覧ください。https://t.co/LplxTT8b1d pic.twitter.com/nUXb4bGiQ3— GO Inc. AI Tech (@goinc_ai_tech) 2023年9月28日 なるほど、NN全盛というかNN一択の時代にあっては時系列予測もNNでやるのが当たり前になったのだなという感想でした。大昔「沖本本」で古典的な計量時系列分析を一通り学んだ身としては隔世の感がありますが、これもまたNN時代の趨勢なのでしょう。 なお、元論文2点は上記リンクから辿

                「機械学習で時系列予測はできるのか」論議がTransformerと共に帰ってきた - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ
              • 数式を使わないTransformerの解説(前編) - conceptualization

                2023/3/23 追記: こちら半年以上前に執筆したもので、その後私の理解も進んで内容的に更新したいところが結構あるため、近日中に非公開とさせていただき,更新後に再公開させていただくつもりです。現時点での本記事の内容は、大きく間違ってはいないけどちらほら微妙なところがあるという感じです。 (ざっくり理解するだけでも良いという人にはそれでも良いかもしれませんが、そういう方向けには 今執筆中のこちらの記事 をおすすめします。) −−−− 最近話題のmidjourneyやDALL-E、凄いですよね。中身はディープラーニング(DNN)のようです。DNNといっても色んな技術がありますが、それらにはTransformerという手法が使われています。本記事は、その手法がどんなものであるかを数式を使わずに説明してみよう、という主旨になります。 ※なお本記事は機械学習のプロの研究者ではない私の独自の解釈が

                  数式を使わないTransformerの解説(前編) - conceptualization
                • GPTとは何か Transformerの視覚化 | Chapter 5, Deep Learning

                  この動画は3Blue1Brownの動画を東京大学の学生有志団体が翻訳・再編集し公式ライセンスのもと公開しているものです。 チャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。 日本語版Twitter https://twitter.com/3B1BJP 元チャンネル(英語) https://www.youtube.com/c/3blue1brown 元動画(英語) https://youtu.be/wjZofJX0v4M?si=9YsuEzHATlhPtpOF Check out our new channel Ufolium https://www.youtube.com/watch?v=wrNCjIjIzuk&pp=ygUj5aSn57Wx6aCY6YG45oyZ44Gu5LuV57WE44G_IHVmb2xpdW0%3D Richard Turner's introduction

                    GPTとは何か Transformerの視覚化 | Chapter 5, Deep Learning
                  • Transformerに自分の好みのDLsite音声作品を学習させて、癖に刺さる新作を毎日通知するシステムを作った話 - Qiita

                    Transformerに自分の好みのDLsite音声作品を学習させて、癖に刺さる新作を毎日通知するシステムを作った話 作ったもの DLsiteの新作音声作品をクローリング -> 好みかどうか推論 -> 好みならSlack通知をするシステムを完全サーバーレス(AWS SAM)で構築しました。さらなる精度向上のため、Slackメッセージのボタンをもとに教師データを蓄積する処理も作りました。 デモ(ぼかしMAX) とてもわかりにくいですが、好みであろう作品がPOSTされているSlackの画面です。各メッセージについている「興味あり!」「別に…」ボタンを押すとLambdaが起動し、DynamoDBに新たな教師データとして保存されます。 なぜ作ったのか DLsiteが好き、以上。 ・・・ もう少し真面目に書くと、 会社でテキストデータに触れることが多いので、うまく扱えるようになりたい 音声作品はシチ

                      Transformerに自分の好みのDLsite音声作品を学習させて、癖に刺さる新作を毎日通知するシステムを作った話 - Qiita
                    • ネットワーク分析から直感的に理解するTransformerの仕組みと処理の流れ - あつまれ統計の森

                      グラフ理論と隣接行列 グラフ理論は点と線で物事を表す理論です。たとえば駅の路線図では下記のように駅を点、路線を線で表します。 東京メトロホームページより 上記の路線図では「駅と駅が隣接するかどうか」を中心に取り扱う一方で、それぞれの位置や方角などは厳密に再現はされません。このように、「隣接するかどうか」のみに着目して物事を表す際の理論を「グラフ理論」といいます。 グラフ理論では点をノード(node)、線をエッジ(edge)、全体をグラフ(graph)と定義します。数式で表すと$G = (V,E)$のように表しますが、$V$が頂点のVertice、$E$がEdge、$G$がGraphであるとそれぞれ解釈すると良いです。 グラフの表記法に関しては主に$2$通りあり、「①図を用いる」と「②隣接行列を用いる」をそれぞれ抑えておくと良いです。例があるとわかりやすいので下記のWikipediaの例を元

                        ネットワーク分析から直感的に理解するTransformerの仕組みと処理の流れ - あつまれ統計の森
                      • 超重要な基盤技術「Attention」、Transformerがなぜ画期的なのかを知る

                        対話型AIサービス「ChatGPT」で使われている自然言語モデルの核になっている技術が「Transformer」だ。自然言語処理を例に、Transformerの仕組みを解説する。 実は、エンコーダーとデコーダーに用いられている「RNN」(Recurrent Neural Network)には、欠点があります。それは、長い文章が苦手だということです。 なぜ苦手かというと、以下の2つのポイントからそのように言えます。 (1)RNNでは、翻訳元文章全体の特徴を記憶できるサイズが固定されている。そのため、文章が長くなり単語の数が増えるほど、エンコーダーにおいて、文章の前の方で出現した単語の意味が薄まってしまう。 (2)RNNでは、単語を1つずつニューラルネットワークで処理する。そのため、単語の数が多くなればなるほど処理時間がかかってしまう。 ですので、RNNが持つこうした欠点を解消するための仕組み

                          超重要な基盤技術「Attention」、Transformerがなぜ画期的なのかを知る
                        • RNNでTransformer並みの性能を実現するRWKVがやばい

                          (本記事は数時間前からRWKVの手法について調べ始めた著者が、手法をまとめるためのメモ書きとして深夜テンション書いたレベルのものです。内容の正確さについて保証しないので各自最後にある参考文献の確認をお願いします。日本語の記事でRWKVの手法について解説されたものが見当たらなかったので、一部僕の見解が含まれますが英語版中国語版の翻訳程度に受け取ってもらえたら幸いです。中国語は一切読めないけど・・・) Introduction 昨今の生成系AIブームの中で、OpenAIが開発するChatGPT、特にGPT4の性能は目を引くものがあります。ですが、そのモデルを動かすための計算資源にも目を引くものがあり、LLaMA.cppなどローカルで動かそうとする試みは存在するにせよ、やはり一般の家庭でしかも現実的な電気代でGPT4を動かすという未来は遠そうです。 さて、そんな話題のChatGPTやGPT4です

                            RNNでTransformer並みの性能を実現するRWKVがやばい
                          • 深層学習界の大前提Transformerの論文解説! - Qiita

                            この例に関する質問への回答を補足の項に記載しましたので、より良い理解のためにご参照ください。 1.3 モデル構造 トランスダクションモデル(ある文章を他の文章に変換するモデル(翻訳など))において主流なのは以下のようなエンコーダ-デコーダモデルである。 エンコーダ: 入力の文 $(x_1,\ldots,x_n)$ を $\boldsymbol{z}=(z_1,\ldots,z_n)$ へ変換 デコーダ: $\boldsymbol{z}$ から単語 $(y_1,\ldots,y_m)$ を出力。 ただし、1時刻に1単語のみで、前時刻のデコーダの出力を現時刻のデコーダの入力として使う。 Transformerは基本的な大枠はエンコーダ-デコーダモデルでself-attention層とPosition-wise全結合層を使用していることが特徴。 つまり、以下の3つ(+2つ)のことが分かればモデル

                              深層学習界の大前提Transformerの論文解説! - Qiita
                            • 図で理解するTransformer - Qiita

                              対象読者 こんな人に向いてます Transformerを知らない人 私も全く知らずに調べました!なんにもわからない人の目線で書きます! 想定される疑問を載せてます! 多層パーセプトロンは知っているけど、それ以降出てきたいろんな用語についていけなくなった人 いつも知らない言葉を含んだ図ばかりで結局詳細がよくわからないって思っている人 図に式も載せて式を見ればやっていることがわかるようにしました! 結局解説サイトを読んでもどう動くかわからない人 実際に軽いデータでTransformerを動かしてみたい人 軽く動かせるNotebookを用意してます! ミスがあればご指摘くださると幸いです。 自然言語処理で大活躍している手法。 機械翻訳 テキスト要約 文章生成 文書カテゴリの分類 最近では、画像データやテーブルデータ(時系列データ)でも活躍しているようだ。 画像認識の大革命。AI界で話題爆発中の「

                                図で理解するTransformer - Qiita
                              • Transformer

                                2022年6月8日にSSII 2022のチュートリアル講演で使用 2023年2月2日に順天堂大学産学連携講座:AI技術とビジネス活用で使用 2017年に機械翻訳を対象として提案されたTransformerは、従来の畳込みや再帰を排して自己注意機構を活用したニューラルネットワークです。2019年頃からコンピュータビジョン分野でも急速に応用が進んでいて、より柔軟かつ高精度なネットワーク構造としての地位を確立しつつあります。本スライドでは、そんなTransformerの最前線を概説しています。基盤モデルやVision Transformer、MLP/CNNの逆襲についても取り扱っています。 ・そもそもTransformerって? ・Transformer旋風と基盤モデル ・Transformerのノウハウ ・Transformerはオワコン?! ・CNNはオワコン?!

                                  Transformer
                                • Transformer メタサーベイ

                                  cvpaper.challenge の メタサーベイ発表スライドです。 cvpaper.challengeはコンピュータビジョン分野の今を映し、トレンドを創り出す挑戦です。論文サマリ作成・アイディア考案・議論・実装・論文投稿に取り組み、凡ゆる知識を共有します。 http://xpaperchallenge.org/cv/ Read less

                                    Transformer メタサーベイ
                                  • Transformerによる時系列データ予測のご紹介 - Platinum Data Blog by BrainPad

                                    本記事は、当社オウンドメディア「Doors」に移転しました。 約5秒後に自動的にリダイレクトします。 発展を続ける「自然言語処理」技術。その中でも幅広く使用される深層学習モデルTransformerは、自然言語処理以外の音楽生成や物体検出などの領域でも適用できます。本ブログでは、 Transformerを時系列データに適用する方法をご紹介します。 こんにちは、AIソリューションサービス部の井出と申します。 この記事では、特に自然言語処理分野で幅広く使用される深層学習モデルTransformerを時系列データへ適用する方法に関してご紹介します。 以前の記事では、Transformerの構造や特徴などについて、自然言語処理分野の機械翻訳を例としてご紹介しております。はじめに、こちらの記事をご一読していただくことで、より本記事でご紹介する内容に対する理解が深まるかと思います。 Transform

                                      Transformerによる時系列データ予測のご紹介 - Platinum Data Blog by BrainPad
                                    • 仕事用にTransformer/BERTの情報をまとめる – かものはしの分析ブログ

                                      都内の事業会社で分析やWebマーケティングの仕事をしています。大学・大学院では経済学を通じて統計解析を行うなどしておりました。企業に勤めてからは、機械学習やテキストマイニング、クローリング技術などに関心を持っています。 Twitterアカウント Mr_Sakaue( SKUE ) GitHub 読書メーター ほしいものリスト 最近、『Transformerによる自然言語処理』という書籍を買って、これまであまり追いかけていなかったTransformerについて仕事でカジュアルに使えるレベルまで色々と準備してみようと思い、その過程で見つけた色々な情報をまとめてみました。 以前、『BERTによる自然言語処理入門: Transformersを使った実践プログラミング』も買って、写経しながら試していたのですが、仕事であまり使う機会がなかったのであまり身につかなかったです。その反省も込めて、仕事でその

                                        仕事用にTransformer/BERTの情報をまとめる – かものはしの分析ブログ
                                      • 自然言語処理の最先端Transformerを集合生成に応用する【逆転オセロニア】 | BLOG - DeNA Engineering

                                        はじめまして。9月初旬より約半月にわたり、AIエンジニアコースのインターンに参加させていただいた清水と申します。大学院は情報系の専攻で、最近は幾何学的な深層学習に関する研究に取り組んでいます。その過程で言語的なタスクを出口に用いることも多く、副次的に深層学習を利用した自然言語処理にも多少明るかったりします。 題目にあるTransformerとは、そうした分野にてここ数年にわかに注目を集めている仕組みの名です。自然言語処理の最先端研究ではまず流用されないことなどない、いわば伝家の宝刀レベルのモデルといってよいでしょう。 本記事ではこれを『逆転オセロニア』というゲームのデッキ編成に特化させ、現行手法よりも表現力に富んだ編成システムを実現した経緯についてお話しできればと思います。『日進月歩で強力になっていく機械学習手法の恩恵に与りたいけれど、所望の問題設定にドンピシャな手法なんてそうそうなくて思

                                          自然言語処理の最先端Transformerを集合生成に応用する【逆転オセロニア】 | BLOG - DeNA Engineering
                                        • GitHub - Typescript-TDD/ts-auto-mock: Typescript transformer to unlock automatic mock creation for interfaces and classes

                                          A few years ago we've created this project with the idea in mind that typescript transformers would be easier to configure. Unfortunately the typescript team has no intention to improve the developer experience. You can see more information at this link. We believe that stop developing new features is the best decision to inform who is currently using it and who find it for the first time. We will

                                            GitHub - Typescript-TDD/ts-auto-mock: Typescript transformer to unlock automatic mock creation for interfaces and classes
                                          • Python(PyTorch)で自作して理解するTransformer

                                            1. はじめに Transformerは2017年に「Attention is all you need」という論文で発表され、自然言語処理界にブレイクスルーを巻き起こした深層学習モデルです。論文内では、英語→ドイツ語翻訳・英語→フランス語翻訳という二つの機械翻訳タスクによる性能評価が行われています。それまで最も高い精度を出すとされていたRNNベースの機械翻訳と比較して、 精度(Bleuスコア) 訓練にかかるコストの少なさ という両方の面で、Transformerはそれらの性能を上回りました。以降、Transformerをベースとした様々なモデルが提案されています。その例としては、BERT,XLNet,GPT-3といった近年のSoTAとされているモデルが挙げられます。 ここで、「Attention is all you need」内に掲載されているTransformerの構造の図を見てみま

                                              Python(PyTorch)で自作して理解するTransformer
                                            • RNNからTransformerまでの歴史を辿る ~DNNを使ったNLPを浅く広く勉強~ - arutema47's blog

                                              Amazon Prime 一ヶ月無料 Seq2seqからBERTまでのNLPモデルの歴史をざっとまとめる。 DNNは知ってるけどTransformerってなんだかわからない、って人におすすめです。 Abst. 画像認識にもTransformerが使われることが多く、DeepRLやGPT-3といったNLPモデルも身近になってきています。"Attention is 何?"と言えなくなってきたので勉強しました。 Feedforward NetworksからSeq2Seq, Attention機構からTransformer登場、そしてBERT GPTといった最新モデルまでの流れを広く浅く記述する予定。 またKaggle NLPコンペの上位解法から利用例を探る。 Tl;DR TransformerはSelf-Attentionという機構でデータ内の時系列的特徴を抽出でき、従来のRNNを始めとするNN

                                                RNNからTransformerまでの歴史を辿る ~DNNを使ったNLPを浅く広く勉強~ - arutema47's blog
                                              • 自動作曲AI Music Transformerの衝撃 - Qiita

                                                〜AIが名曲を生み出す〜 この音楽を聴いてみてください。 See the Pen MusicTransformerDemo by NayuSato (@nayusato) on CodePen. 埋め込みが見られない場合はここ これはGoogleの自動作曲Music Transformerが生み出した曲の1つです。 入力は、最初の6秒だけ。 クラシックのドビュッシー「月の光」の冒頭6秒だけを与えて、その続きを全て作らせるというタスクを行わせています。 十分聴き入って感動できるような曲に仕上がっています。 ケチをつけられる点がないとは言わないけれど、「人の作った曲です」と言われても識別できないほどの精度になっています。 「Music Transformer」 2018年Googleが発表した自動作曲のAI。 自然言語処理のアルゴリズムであるTransformerを音楽に適用することにより、そ

                                                  自動作曲AI Music Transformerの衝撃 - Qiita
                                                • より良いTransformerをつくる

                                                  2022年6月 名古屋地区NLPセミナーでのトーク

                                                    より良いTransformerをつくる
                                                  • ChatGPTのベースになった自然言語処理モデル「Transformer」を調べていたら「Hugging Face」に行き着いた | 豆蔵デベロッパーサイト

                                                    ChatGPTのベースになった自然言語処理モデル「Transformer」を調べていたら「Hugging Face」に行き着いた 最近「ChatGPT」というワードがSNSを賑わしているようです。 筆者は技術に対しては非常にミーハー(?)なので、ChatGPTが何なのか?また、どれほど凄いのか試してみたくなりました。 さっそく ChatGPT を使ってみたいと思います。 (ChatGPTの利用登録の方法については、解説サイトがたくさんありますのでそちらを参照ください。Googleアカウントを持っていればGoogleアカウントと連携してログインすることも可能です) ChatGPTに登録してログインすると以下のような画面が表示されます。 Examplesを使って、いくつかの問いかけに対する応答を確認することが出来ます。 試しにExamplesの一番上にある「Explain quantum co

                                                    • Vision Transformerのしくみ

                                                      初学者向けのTransformerの理解とVision Transformerに関する資料

                                                        Vision Transformerのしくみ
                                                      • 「Transformer」後継と期待される「RetNet」活用 PKSHAが日英対応の独自LLMを開発 日本MSも協力

                                                        AIベンチャー・PKSHA Technology(東京都文京区)は3月28日、「RetNet」技術を活用した日英大規模言語モデル(LLM)を開発したと発表した。RetNetを使用した日英モデルは世界初で、日本マイクロソフトの技術支援により実現。PKSHA Technologyの上野山勝也代表は「これによって生成AIの活用が一段前に進む」と自信を見せる。 左から、PKSHA Communication、PKSHA Workplaceの佐藤哲也代表、PKSHA Technologyの上野山勝也代表、日本マイクロソフト 執行役員 常務 最高技術責任者の野嵜弘倫さん、PKSHA Technology アルゴリズムエンジニア VPoEの森下賢志さん、PKSHA Technology アルゴリズムリードの稲原宗能さん 今回開発したLLMの最大の特徴であるRetNetとは「Retentive Netwo

                                                          「Transformer」後継と期待される「RetNet」活用 PKSHAが日英対応の独自LLMを開発 日本MSも協力
                                                        • GPTを生んだ先端技術「Transformer」、その基礎を正しく理解する

                                                          対話型AIサービス「ChatGPT」で使われている自然言語モデルの核になっている技術が「Transformer」だ。自然言語処理を例に、Transformerの仕組みを解説する。 すっかり市民権を得た対話型AIサービス「ChatGPT」。ChatGPTで用いられている自然言語モデルが「GPT」(Generative Pre-trained Transformer)です。いわゆる「大規模言語モデル」(LLM:Large Language Model)の1つであり、本稿執筆時点(2023年12月)の最新バージョンは「GPT-4 Turbo」です。バージョンを追うごとに、精度向上などの進化を遂げてきました。 このGPTの核となるディープラーニング(深層学習)のモデルが「Transformer」です。前述のGPTの正式名称を見直すと、「T」はTransformerのTであることがわかります。このネ

                                                            GPTを生んだ先端技術「Transformer」、その基礎を正しく理解する
                                                          • Transformer Memory as a Differentiable Search Index (NeurIPS 2022)

                                                            論文紹介: Transformer Memory as a Differentiable Search Index (NeurIPS 2022) この記事は情報検索・検索技術 Advent Calendar 2022 の 16 日目の記事です. この記事では,NeurIPS 2022 に採択された T5 を用いた検索手法に関する Google Research の論文を紹介します.紹介する論文の情報は以下の通りです. タイトル: Transformer Memory as a Differentiable Search Index 著者: Yi Tay, Vinh Q. Tran, Mostafa Dehghani, Jianmo Ni, Dara Bahri, Harsh Mehta, Zhen Qin, Kai Hui, Zhe Zhao, Jai Gupta, Tal Schuste

                                                              Transformer Memory as a Differentiable Search Index (NeurIPS 2022)
                                                            • Transformerを多層にする際の勾配消失問題と解決法について

                                                              【DL輪読会】言語以外でのTransformerのまとめ (ViT, Perceiver, Frozen Pretrained Transformer etc)Deep Learning JP

                                                                Transformerを多層にする際の勾配消失問題と解決法について
                                                              • シングルGPUで動作するTransformer相当のRNNモデル RWKV-Raven-14Bを試してみた | DevelopersIO

                                                                こんちには。 データアナリティクス事業本部 インテグレーション部 機械学習チームの中村です。 今回はシングルGPUで動作するTransformer相当のRNNモデル、という噂のRWKVについて試してみたいと思います。 RWKVとは TransformerベースのLLMと同等の性能を持つ、並列化可能なRNNモデルであり、Attentionフリー(Attention構造を持たない)なモデルです。 ライセンス形態がApache License 2.0かつ、シングルGPUでも動作する点が凄いところとなっています。 GitHub https://github.com/BlinkDL/RWKV-LM Huggin Face https://huggingface.co/BlinkDL Hugging Face側にモデルがいくつか公開されており、rwkv-4が付くものが最近よく話題で使用されているもので

                                                                  シングルGPUで動作するTransformer相当のRNNモデル RWKV-Raven-14Bを試してみた | DevelopersIO
                                                                • ざっくり理解する分散表現, Attention, Self Attention, Transformer - Qiita

                                                                  ざっくり理解する分散表現, Attention, Self Attention, Transformer機械学習DeepLearningAttentionbertTransformer はじめに 自己紹介 : Pythonでデータ分析とかNLPしてます。 Attention, Self Attention, Transformerを簡単にまとめます。 間違いがあったらぜひコメントお願いします。 モチベーション BERT(Google翻訳で使われてる言語モデル)を理解したい。 BERT : 双方向Transformerを用いた言語モデル。分散表現を獲得でき、様々なタスクに応用可能。 Transformer : Self Attentionを用いたモデル。CNNとRNNの進化系みたいなもの。 Self Attention : Attentionの一種。 Attention : 複数個の入力の内

                                                                    ざっくり理解する分散表現, Attention, Self Attention, Transformer - Qiita
                                                                  • Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート1) - めもめも

                                                                    なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャーです。 arxiv.org ここでは、JAX/Flax を用いて Transformer を実装しながら、その仕組みを解説していきます。このパート1では、Embedding レイヤーを解説します。 JAX/Flax の使い方を学びたいという方は、こちらの書籍を参照してください。 JAX/Flaxで学ぶディープラーニングの仕組み 作者:中井悦司マイナビ出版Amazon Transformer の全体像 冒頭の論文では、Transformer Encoder と Transformer Decoder を組み合わせた下記のモデルが説明されています。 左側の Encoder でテキストを解

                                                                      Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート1) - めもめも
                                                                    • 計算時間とメモリの壁を打破!Transformerの次世代モデルReformer

                                                                      3つの要点 ✔️ Local-Sensitive-Hashingにより必要な要素同士のAttentionを計算することができるようになった ✔️ Reversible layerによってレイヤー数に比例して増加するactivationを保存するメモリの削減 ✔️ transformerの計算量を$O(L^2)$から$O(L \log L)$まで削減した Reformer: The Efficient Transformer written by Nikita Kitaev, Łukasz Kaiser, Anselm Levskaya (Submitted on 13 Jan 2020 (v1), last revised 18 Feb 2020 (this version, v2)) Comments: ICLR 2020 Subjects: Machine Learning (cs.L

                                                                        計算時間とメモリの壁を打破!Transformerの次世代モデルReformer
                                                                      • TransformerをAI進化の流れと共にわかりやすく解説!Attention層に至るまで|スタビジ

                                                                        「Transformer(トランスフォーマー)」の概要をザックリ解説Transformerとは、「Attention Is All You Need」という論文で2017年に発表されたディープラーニングのモデルです。 以下、「Attention Is All You Need」の引用になります。 The dominant sequence transduction models are based on complex recurrent or convolutional neural networks that include an encoder and a decoder. The best performing models also connect the encoder and decoder through an attention mechanism. We propose

                                                                          TransformerをAI進化の流れと共にわかりやすく解説!Attention層に至るまで|スタビジ
                                                                        • 2019年はBERTとTransformerの年だった | AI専門ニュースメディア AINOW

                                                                          著者のManu Suryavansh氏は機械学習エンジニアとしてキャリアを積んだ後、2020年1月からAppleでデータサイエンティストとして勤めています。同氏がMediumに投稿した記事『2019年はBERTとTransformerの年だった』では、近年の自然言語処理の動向がBERTを中心軸としてまとめられています。 TransformerとBERTが発表される以前の自然言語処理モデルでは、時系列データを処理するRNNとその発展形であるLSTMが使われてきました。このLSTMには、構造が複雑になってしまうという欠点がありました。こうしたなか、2017年6月に発表された論文「Attentionこそ必要なすべてのもの」で論じられた言語モデルTransformerとAttentionと呼ばれる手法は、LSTMのような複雑な構造を使わずに高性能を実現したのでその後の言語モデル開発に大きな影響を与

                                                                            2019年はBERTとTransformerの年だった | AI専門ニュースメディア AINOW
                                                                          • Transformerを用いてオノマトペから環境音を合成する手法をPyTorchで実装した(Transformer版 Onoma-to-Wave) - 備忘録

                                                                            はじめに 事前準備 実装の概要 環境音合成実験 実験条件 実験結果 実装の舞台裏など おわりに はじめに 以前、Onoma-to-Waveを実装した記事を書いたことがあった: tam5917.hatenablog.com Onoma-to-Waveとはオノマトペ(文字列)を環境音(スペクトログラム)に変換するモデルである。RNNに基づくencoderとdecoderから構成されており、いわゆるSequence-to-Sequence(Seq2Seq)の構造を持つ。 それらをTransformerによって置き換えたモデルが、Onoma-to-Waveの著者らによって実はすでに提案されている。 岡本 悠希,井本 桂右,高道 慎之介,福森 隆寛,山下 洋一,"Transformerを用いたオノマトペからの環境音合成," 日本音響学会2021年秋季研究発表会,pp. 943-946,2021. 上

                                                                              Transformerを用いてオノマトペから環境音を合成する手法をPyTorchで実装した(Transformer版 Onoma-to-Wave) - 備忘録
                                                                            • GiNZA v5のTransformerモデルによる固有表現抽出 | 株式会社AI Shift

                                                                              こんにちは AIチームの戸田です 今回は日本語NLPライブラリであるGiNZAのv5から実装されたTransformerモデルによる固有表現抽出を試します。 固有表現抽出とは、入力となる自然文から地名や製品名などの固有名詞を抽出するタスクです。今回固有表現抽出に使用するデータセットとして、ストックマーク株式会社が作成したWikipediaを用いた日本語の固有表現抽出データセットを使用します。また、Transformerモデルは処理に時間がかかるので、環境はGoogle ColaboratoryのGPU環境を利用しました。 事前準備 wgetを使ってデータセットをダウンロードします。 wget https://raw.githubusercontent.com/stockmarkteam/ner-wikipedia-dataset/main/ner.json 必要なpythonライブラリをダ

                                                                                GiNZA v5のTransformerモデルによる固有表現抽出 | 株式会社AI Shift
                                                                              • 著者陣の視点からVision Transformer入門の執筆の背景と書評を書きます - Seitaro Shinagawaの雑記帳

                                                                                こんにちは、品川です。Vision Transformer入門という本の執筆に参加しました。いよいよ本格的な販売がはじまります。どんな本なのか注目してくださってる方もいらっしゃると思うので、著者陣の一人の視点から執筆の背景と書評を少しだけ書こうと思います。 gihyo.jp 執筆の背景 書評 第1章 TransformerからVision Transformerへの進化 第2章 Vision Transformerの基礎と実装 第3章 実験と可視化によるVision Transformerの探求 第4章 コンピュータビジョンタスクへの応用 第5章 Vision and Languageタスクへの応用 第6章 Vision Transformerの派生手法 第7章 Transformerの謎を読み解く 第8章 Vision Transformerの謎を読み解く 手薄になっている内容 執筆の背

                                                                                  著者陣の視点からVision Transformer入門の執筆の背景と書評を書きます - Seitaro Shinagawaの雑記帳
                                                                                • 自然言語処理界隈の巨人:Transformerモデルのご紹介 - Platinum Data Blog by BrainPad

                                                                                  本記事は、当社オウンドメディア「Doors」に移転しました。 約5秒後に自動的にリダイレクトします。 今回のブログでは、発展を続ける「自然言語処理」技術の中から、さまざまな自然言語処理の課題を非常に高い精度で解決する「Transformer」モデルをテーマに、なぜ分析精度が高いのかを解説します! はじめに こんにちは、アナリティクス本部アナリティクスサービス部の董です。 2017年に Google が発表した「attention is all you need」という論文で提案された「Transformer」は、機械翻訳や文章カテゴリの分類、文章生成等、さまざまな自然言語処理の課題を非常に高い精度で解決し、革命的な進歩で発展しています。当社でもTransformerモデルを業務に生かすことで、これまでは不可能だった分析が可能となっています。 本ブログでは、「なぜTransformerモデル

                                                                                    自然言語処理界隈の巨人:Transformerモデルのご紹介 - Platinum Data Blog by BrainPad