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  • 共感格差

    21世紀の格差は、他者からの共感の格差をめぐるものになるだろう。 この記事で言いたいこと (社会的)共感は政治的・社会的リソースである。 物理的資産がリソースであるのと同様だ。 共感はアイデンティティごとに分配される(女性黒人LGBT,労働者階級,白人子供etc)。 共感は物理的資産と同じく分配に差がある。 共感の分配は主にマスメディアによってなされる。 トランプ大統領が当選する以前、労働者階級に関するメディアのツイートは60件、同性愛 LGBTに関するツイートは、9664件であった。 ツイートの比率は、労働者階級 60 対 LGBT 9664 で 161倍だ。 ツイートの差を共感の差だとみなせば、労働者階級とLGBTで大きな格差がある。 共感の格差を放置すれば、そこはポピュリストにつけこまれる。 もしあなたがポピュリストになりたければ、次のターゲットを狙うと良い。 ある程度人口ボリューム

      共感格差
    • 『イギリスのEU離脱が決議されたEU議会で蛍の光が歌われたのは英国を煽るため』という誤解を解きたい|山中拓磨

      ついに、イギリスのEU離脱が正式にEU議会で承認された。 この際、議決後に、"Auld Lang Syne"、日本では『蛍の光』として知られる曲を、議会に出席していた議員が手をつなぎながら歌う、という光景が見られた。 最近、これが『蛍の光はもともとスコットランド民謡なのでイギリスとEUの高度な煽りあい』であるとする意見を目にしたのだが、これはシンプルに事実ではない。 BBCやガーディアン、テレグラフなど主要紙のこの件に関する記事を見てもらえばわかるはずだが、この曲に関して皮肉だなどと触れられているものはひとつもない。例えば、Brexit Auld Lang Syne sarcasm(蛍の光 皮肉)などと検索しても何も検索結果にあがらないことからもこれは明らかだ。(BBCはこの日の記事にFond farewell(優しいお別れ)という見出しを付けている) EU側の善意のもとに歌われたこの曲が

        『イギリスのEU離脱が決議されたEU議会で蛍の光が歌われたのは英国を煽るため』という誤解を解きたい|山中拓磨
      • 「みんながマイノリティ」の時代に民主主義は可能か/吉田徹×西山隆行×石神圭子×河村真実 - SYNODOS

        アメリカにおけるトランプ政権誕生とイギリスのEU離脱を支持し、その原動力となったといわれる「白人労働者階級」の人々。ポピュリズムと片付けられがちな彼らの政治行動はしかし、これからの民主主義のゆくえを占うものであることには誰もが薄々気づいている。 喪失感に苛まれる英米の白人労働者たちの生の声から彼らの政治行動を分析したジャスティン・ゲスト著『新たなマイノリティの誕生:声を奪われた白人労働者たち』の訳者陣(吉田徹・西山隆行・石神圭子・河村真実)に、同書が問いかける様々な先進国共通の課題について思う存分、語ってもらった。(聞き手・構成 / 弘文堂編集部・登健太郎) 吉田 ゲスト『新たなマイノリティの誕生』は、アメリカのオハイオ州とイギリスのイーストロンドンの白人男性労働者層のエスノグラフィであり、彼らの政治意識を調査した本です。帯に書かれたコピーにもあるように、彼らこそがトランプ大統領とブレグジ

          「みんながマイノリティ」の時代に民主主義は可能か/吉田徹×西山隆行×石神圭子×河村真実 - SYNODOS
        • WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第3回 ジョーカー、あるはずだった未来の不在

          「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン――。ルイス・キャロルは暗室の中で少女たちの写真を現像し、カール・マルクスは大英図書館で来るべき革命のための書を執筆する。これは、未来と子どもたち、近代と脱近代、革命と反動、19世紀と20世紀、ユートピアとディストピア、メランコリーとノスタルジー、テクノロジーとオカルティズム、そして失われた未来に捧げるエッセイである。 『ダークナイト』(2008)はテロリズムの映画だったが、『ジョーカー』(2019)はポピュリズムの映画だ。 『ダークナイト』のジョーカーは、平穏な市民生活を脅かすサイコパスのテロリストとして描かれていた。この映画が公開された2008年といえば、9・11というトラウマが未だに長く尾を

            WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第3回 ジョーカー、あるはずだった未来の不在
          • もういいから、leave-left-leftも知らん奴は黙ってこのプリントやっとけ。あと、本屋の学参コーナーに行って、中学のまとめの問題集買ってきてやれ。

            中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

              もういいから、leave-left-leftも知らん奴は黙ってこのプリントやっとけ。あと、本屋の学参コーナーに行って、中学のまとめの問題集買ってきてやれ。
            • 「夜の街」の憲法論―飲食店は自粛要請に従うべきなのか

              「経済的自由」は「精神的自由」より劣るのか ところで、スナックをはじめとする飲食店に対して、この間、当たり前のように行なわれている「時短」や「休業」要請などの営業規制は、いったい何を根拠として行なわれているのだろうか。 そのことを考えるにあたって、かつて憲法学と法哲学の間で行なわれた「二重の基準」論争を振り返ってみたい。 憲法学においては、営業の自由を含む「経済的自由」の公権力による規制は、表現の自由などの「精神的自由」の規制よりも緩やかな司法審査に服すこととなっており、このように規制対象によって基準が二重になっていることを指して「二重の基準」と呼んできた。 噛み砕いて言うなら、「営業の自由」は「表現の自由」や「報道の自由」などに比べると、簡単に政府による規制の対象となってしまうのである。このようなかたちで経済的自由を精神的自由に対して劣位に置くのは、「知識人」特有の偏見なのではないかと法

                「夜の街」の憲法論―飲食店は自粛要請に従うべきなのか
              • ジャスティン・ゲスト『新たなマイノリティの誕生』 - 西東京日記 IN はてな

                2016年に大西洋を挟んで起きたイギリスのBrexitとアメリカの大統領選でのトランプの当選は世界に大きな衝撃を与え、この2つの事柄が起きた背景や原因を探る本が数多く出されました。 本書もそうした本の1つなのですが、何といっても本書の強みは2016年以前からイギリスのイーストロンドンとアメリカのオハイオ州ヤングスタウン(金成隆一『ルポ トランプ王国』(岩波新書)でも中心的に取材していた場所)で白人労働者階級をフィールドワークしていたことです。つまり、ある意味でBrexitやトランプ現象を起こした地殻変動を予測していた本でもあります。 白人労働者が感じている「剥奪感」に注目しながら、同時に彼らの声がまともにとり上げられなかった政事的背景に対しても踏み込んだ分析を行っており、読み応えがあります。 そして何よりも、彼らの生の声を聞くことで、問題の根深さを知ることができる本でもあります。 目次は以

                  ジャスティン・ゲスト『新たなマイノリティの誕生』 - 西東京日記 IN はてな
                • ブレグジットとイギリス帝国の残影 ――「アングロ圏」をめぐる近著に寄せて(前編) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

                  論考 ポピュリズム ブレグジットとイギリス帝国の残影 ――「アングロ圏」をめぐる近著に寄せて(前編) February 10, 2021 政治 歴史 ポピュリズム ※本稿は、2020年6月3日に開催されたポピュリズム国際歴史比較研究会の第三回会合で報告した内容の一部である。 藤山 一樹(日本学術振興会特別研究員/京都大学) イギリスは単なるヨーロッパの一国ではなく、アングロ圏というグローバルな共同体に属している。……わが党は、インドからアメリカ、ニュージーランド、カリブ海諸国に至るまで、アングロ圏との緊密な紐帯をさらに強化することを望む ——イギリス独立党(UKIP)マニフェスト(2015年) この度は、コモンウェルスおよびアングロ圏諸国との強力な関係を取り戻す機会である。……我々は共通の歴史や文化、言語を持ち、家族の絆で結ばれ、さらには法制度まで似通っているのだ ——デイヴィッド・デイヴ

                    ブレグジットとイギリス帝国の残影 ――「アングロ圏」をめぐる近著に寄せて(前編) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
                  • 中井遼『欧州の排外主義とナショナリズム』 - 西東京日記 IN はてな

                    イギリスのBrexit、フランスの国民戦線やドイツのAfDなどの右翼政党の台頭など、近年ヨーロッパで右翼政勢力の活動が目立っています。そして、その背景にあるのが移民や難民に対する反発、すなわち排外主義であり、その排外主義を支持しているのがグローバリズムの広がりとともに没落しつつある労働者階級だというのが新聞やテレビなどが報じる「ストーリー」です。 本書はこの「ストーリー」を否定します。 もちろん、経済的に困窮し排外主義と右翼政党を支持する人びとがいることを否定するものではありませんが、データを見てみれば、排外主義への支持と経済的な困窮は直結するものではありませんし、排外主義と右翼政党支持の関係というのも複雑なのです。 本書は、このことをイギリス、フランス、ドイツといった西欧の主要国だけではなく、中欧や東欧なども含めたヨーロッパ全域のデータを見ていくことで明らかにしていきます。 右翼政党や排

                      中井遼『欧州の排外主義とナショナリズム』 - 西東京日記 IN はてな
                    • 新聞はソーシャルメディアとポピュリズムの脅威に立ち向かえるか 欧州ではしか10万件突破の震源地とは(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      2年前に比べ3倍超[ロンドン発]今年1~10月、世界保健機関(WHO)の欧州地域で10万件を超える麻疹(はしか)が報告されました。昨年1年間の件数を上回り、2017年に比べると4倍近い大流行です。 昨年11月から今年10月までの1年間で報告件数が多かった国は次の通りです。 (1)ウクライナ 7万5084件 (2)カザフスタン 1万2334件 (3)ジョージア 4611件 (4)ロシア 3765件 (5)トルコ 2769件 (6)キルギスタン 2734件 (7)フランス 2685件 (8)イスラエル 2479件 (9)ウズベキスタン 1974件 (10)北マケドニア 1902件 民主化でワクチン接種率が激減したウクライナの悲劇ウクライナで麻疹の報告件数が増えたのはワクチンの接種率が下がったからです。 ウクライナではオレンジ革命が起きる前年の2003年には麻疹ワクチンの2回目接種率は99%に達

                        新聞はソーシャルメディアとポピュリズムの脅威に立ち向かえるか 欧州ではしか10万件突破の震源地とは(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 英国の「二大政党制」の終わりは、「第三極の台頭」ではなく「一党優位政党制」を意味するようだ。(2019年総選挙)

                        中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

                          英国の「二大政党制」の終わりは、「第三極の台頭」ではなく「一党優位政党制」を意味するようだ。(2019年総選挙)
                        • もういいから、leave-left-leftも知らん奴は黙ってこのプリントやっとけ。あと、本屋の学参コーナーに行って、中学のまとめの問題集買ってきてやれ。

                          中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

                            もういいから、leave-left-leftも知らん奴は黙ってこのプリントやっとけ。あと、本屋の学参コーナーに行って、中学のまとめの問題集買ってきてやれ。
                          • Gab (SNS) - Wikipedia

                            2016年8月15日 (7年前)) (プライベートベータ版) 2017年5月8日 (6年前)) (公開開始) 2019年7月4日 (4年前)) (マストドン上のフォーク版に移行) Gab(ギャブ)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州クラークス・サミット(英語版)に本社を置く Gab AI, Inc. が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。 概要[編集] 2016年8月にプライベートベータ版が開始し、2017年に公開された。2019年7月の時点で約100万の登録ユーザーがいるとされている[3]。主な利用者層は保守的な白人男性である[4]。利用者は「gabs」と呼ばれる、Twitterのツイートに似た文字数制限のあるメッセージを投稿することができる[5]。他のSNSを追放された極右のインターネットユーザーがプラットフォームとして利用していることで知られている[6][7][8

                              Gab (SNS) - Wikipedia
                            • 英BBCが生き残るには? 日本の規制監督状況に「絶句」の教授が語ったことは(小林恭子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              以下のインタビューは、週刊誌「東洋経済」11月23日号掲載の「NHKの正体ー膨張する公共放送を総点検」の中の、筆者執筆記事(実は政府の影響を排除しきれていない 本当にNHKのお手本になる? BBCの意外な実態とこれから)のために行われたものです。 *** NHKに対して逆風が吹く中、その英国版にあたるBBCの現状と将来について、専門家数人に話を聞いてみた。NHKの放送受信料にあたる、BBCのテレビライセンス料制度はいつまで続くのだろうか。 これまでの記事は: 英BBCはお手本になるか? 英国でN国党がない理由は「公共のため」を信じる国民がいるから 「BBCをぶっ壊す」英国でなぜ言われない? 特別な存在だが危機状態との指摘も 今回(最終回)は、放送法に詳しい、リーズ大学のシルビア・ハーベイ教授に聞いた。 ー英国で、日本のN国党に相当する政党はあるのでしょうか?組織を「ぶっ壊す」ことを目標とす

                                英BBCが生き残るには? 日本の規制監督状況に「絶句」の教授が語ったことは(小林恭子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • コンスタンティン・キシンがブラック・ライブズ・マター (BLM) を支持しない理由 - tarafuku10 の作業場

                                私がよく見るポッドキャスト番組の1つに『TRIGGERnometry』という番組があります。司会はコンスタンティン・キシンとフランシス・フォスター。2人ともイギリス人コメディアン。キシンはロシア出身、フォスターは母親がベネズエラ人でベネズエラで暮らした経験あり。つまり、共産主義(または、その名残)を経験しているというわけです。 最近のブラック・ライヴズ・マター (BLM) の抗議運動についてキシンは懐疑的で、いろいろと発言しています。その中から2つほどご紹介します。 まず、Talkradioという局のラジオ番組のインタビュー。聞き役はジュリア・ハートリー=ブリュワー。彼がBLMを支持しない理由について。 Why I don't support BLM. https://t.co/cBCGfhKr76— Konstantin Kisin (@KonstantinKisin) 2020年6月1

                                  コンスタンティン・キシンがブラック・ライブズ・マター (BLM) を支持しない理由 - tarafuku10 の作業場
                                • 資本とイデオロギー | みすず書房

                                  ベストセラー『21世紀の資本』を発展継承する超大作、ついに邦訳。《財産主義》という視点から、三機能社会、奴隷制社会、フランス革命、植民地支配から現代のハイパー資本主義まで、巨大なスケールで世界史をたどり、イデオロギーと格差の関係を明らかにする。さらには《バラモン左翼》と《商人右翼》の連合に囚われつつある現代民主政治を分析。労働者の企業統治参画と累進年次資産税など、新たな公正な経済システムを提示する。 序文と謝辞 はじめに イデオロギーとは何か/境界と財産/イデオロギーを本気で考える/集合的な学習と社会科学/本書で使った情報源――各種の格差とイデオロギー/人間の進歩、格差の復活、世界の多様性/格差の復活――最初の方向性/エレファントカーブ――グローバル化をめぐる冷静な議論/極端な格差の正当化について/歴史から学ぶ――20世紀の教訓/イデオロギーの凍結と新しい教育格差/複数エリートの復活と平等

                                    資本とイデオロギー | みすず書房
                                  • トランプ大統領を生んだ「ケンブリッジ・アナリティカ事件」とはなにか? – 橘玲 公式BLOG

                                    ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2020年6月4日公開の「ブレグジットとアメリカのトランプ大統領誕生に多大な影響を与えたケンブリッジ・アナリティカ事件の内幕と「行動マイクロターゲティング」の手法」です(一部改変)。 ブリタニー・カイザー(Netflix『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』予告より ****************************************************************************************** ブリタニー・カイザーの『告発 フェイスブックを揺るがした巨大スキャンダル』(染田屋茂、道本美穂、小谷力、小金輝彦訳、ハーパーコリンズ・ジャパン

                                    • 極右の相次ぐ選挙勝利、マスコミが「ポピュリズム」報道の詭弁で助長する愚行

                                      <アルゼンチンやオランダで極右が相次ぎ勝利、脅威を喧伝しながらポピュリストの形容により極右を「主流」にしてしまう報道関係者・研究者の罪をあばく> 新たな「ポピュリズムの衝撃」だった。 11月19日に行われたアルゼンチン大統領選決選投票を制した右派のハビエル・ミレイと、11月22日のオランダ総選挙で第1党になった極右政党・自由党を率いるヘールト・ウィルダース。2人の勝利は、弱体化する自由民主主義に襲いかかる「ポピュリズムの波」の象徴だ。 一方、リアリティー番組に出演するイギリス独立党(UKIP)元党首ナイジェル・ファラージュのように、親しみやすい人物として世間に浸透する極右指導者もいる。 この構図には、極右への反応の矛盾がむき出しになっているが、問題はもっと根深い。 娯楽番組などで人間性を強調すれば、極右は「普通」になる。 極右とその脅威を懸念する者にとって、これは自明の理のはずだ。 だが、

                                        極右の相次ぐ選挙勝利、マスコミが「ポピュリズム」報道の詭弁で助長する愚行
                                      • 「21世紀の西欧デモクラシーの命運」鼎談 /今井貴子・サーラ・スヴェン・住沢博紀 | 特集/米中覇権戦争の行方

                                        成蹊大学法学部教授 今井 貴子 鼎談   上智大学国際教養学部教授 サーラ・スヴェン 本誌代表編集委員 住沢 博紀 1.導入としてのイギリス労働党・ドイツ社民党の現在 住沢20世紀の西欧自由民主主義が21世紀に入って、欧米諸国もそうだし、世界的にも動揺してきているのではないか、という議論があります。その中で、日本の手本とされたヨーロッパはどうなのかということで、シリーズでの対話形式でやっていきたいと思っています。一般的には、保守主義・自由主義論として論じられるテーマですが、『現代の理論』では社会民主主義もその不可欠の構成要素という視点で企画します。 導入として、ドイツ社民党SPDとイギリス労働党LPの抱える問題を取り上げます。ドイツ側はスヴェン・サーラさん。上智大学国際教養学部教授で東アジアの現代史が専門です。同時にドイツ社民党系のシンクタンク組織、フリードリッヒ・エーベルト財団の東京代表

                                        • How Britain voted and why: My 2019 general election post-vote poll - Lord Ashcroft Polls

                                          How Britain voted and why: My 2019 general election post-vote poll I surveyed over 13,000 people on election day who had already cast their vote, to help understand how this extraordinary result came about. The results show who voted for whom, and why. The demographics Labour won more than half the vote among those turning out aged 18-24 (57%) and 25-34 (55%), with the Conservatives second in both

                                            How Britain voted and why: My 2019 general election post-vote poll - Lord Ashcroft Polls
                                          • なぜ総選挙案は否決されたか:まとまりゆく保守党と、反対しか能がない労働党。イギリス・ブレグジットで(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                            9月3日のバーコウ下院議長。3月27日の日と同じ議場の様子を表すようなネクタイを(提供:Parliament TV/ロイター/アフロ) 9月4日、大変重要な法案が二つ、英下院で採択され、可決された。 一つは「合意なき離脱」を阻止する法案。賛成327、反対299で可決された。 もう一つは、この可決を受けてジョンソン首相が提案した、下院を解散して総選挙を実施するもの。 こちらは議員の3分の2の票数が必要だったが、賛成298、反対56で否決された。 定数は650なので、可決には434票必要だったが、136票足りなかった。 与野党は拮抗している。保守党の議員一人が自由民主党に鞍替えしたので、与党(保守党+DUP)は、野党より1席足りない状態だ。つまり、与党が解散・総選挙を提案しても、もともと可決される見通しはほとんどなかったのだ。 今後をうらなう上で大事なのは、議員の投票行動の中身だと思う。 大量

                                              なぜ総選挙案は否決されたか:まとまりゆく保守党と、反対しか能がない労働党。イギリス・ブレグジットで(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                            • スコットランド独立に猛進した「雌ライオン」スタージョンが見誤った「真の民意」

                                              <「私は頭と心で後継に道を譲る時が来たと理解した」と、辞任を表明したスコットランド自治政府のスタージョン首相> [ロンドン]2度目の独立住民投票に突き進んできた英スコットランド自治政府のニコラ・スタージョン首相が15日、緊急の記者会見を開き、辞任を表明した。世論の反対を押し切って性別認定証明書を取得しやすくするジェンダー改革を進めようとして足元をすくわれた格好だが、根本には自分の任期中に独立の道筋が完全に閉ざされたことがある。 「スコットランドの雌ライオン」の異名を取るスタージョン氏は「私は首相になった当初から良い仕事をするには他の誰かに道を譲るべき時が来たら本能的に自覚することだと信じてきた。たとえ国中の多くの人々や党員が早過ぎると感じたとしても、それを実行する勇気を持つことが大切だ。私は頭と心でその時期が今だと理解した」と心情を吐露した。 無念というより寂しさを漂わせる辞任会見だった。

                                                スコットランド独立に猛進した「雌ライオン」スタージョンが見誤った「真の民意」
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