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WebAssemblyの検索結果1 - 40 件 / 89件

  • WebAssemblyとしてPostgreSQLをビルドした「PGlite」公開。Node.jsやブラウザ上でPostgreSQLを実行、DBの永続化も可能

    PostgreSQLのソースコードをWebAssemblyバイナリとしてビルドしたことで、Node.jsなどのJavaScriptランタイムやWebブラウザ上で(ほぼ)フル機能のPostgreSQLを実行可能にした「PGlite」が公開されました。 PGliteはPostgreSQLのCのソースをEmscriptenでコンパイル PostgreSQLはオープンソースの代表的なリレーショナルデータベースであり、C言語で開発されています。 PGliteはこのPostgreSQLのCのソースコードのビルドにEmscriptenコンパイラを使用してWebAssemblyバイナリとして出力、JavaScript/TypeScriptからライブラリとして呼び出せるようにしたものです。 ただしEmscriptenでコンパイルされたプログラムは新しいプロセスをフォークできないため、PGliteはPostg

      WebAssemblyとしてPostgreSQLをビルドした「PGlite」公開。Node.jsやブラウザ上でPostgreSQLを実行、DBの永続化も可能
    • Webアプリ版Photoshopを実現させた最新Web技術をGoogleが紹介。WebAssemblyのスレッドによる高速化、ストリーミングコンパイル、Web Componentsなど

      Webアプリ版Photoshopを実現させた最新Web技術をGoogleが紹介。WebAssemblyのスレッドによる高速化、ストリーミングコンパイル、Web Componentsなど Photoshopは画像の作成や加工といった専門的な用途を目的に、長年にわたって作り込まれた代表的なデスクトップソフトウェアの1つと言えます。 プロフェッショナルな用途を満たす膨大な画像処理の機能を細かく作り込まれたユーザーインターフェイスから操作し、画像の変形や加工、フィルタリングなどの大量の複雑な演算処理が実行されるなど、Webアプリケーションへの移植を難しくする要素が満載です。 それらの困難を克服し、Photoshop Webではデスクトップ版Photoshopでよく使われる一般的な機能を、類似のユーザーインターフェイスでWebに実装し、商用サービスとして提供することに成功しました。 Photosho

        Webアプリ版Photoshopを実現させた最新Web技術をGoogleが紹介。WebAssemblyのスレッドによる高速化、ストリーミングコンパイル、Web Componentsなど
      • WebAssembly は次世代のコンテナ技術になれるか?

        色々あって WebAssembly の component model を調べていたら、未来が見えた気がしたのでここに書いておきます。 「今の WebAssembly」 とは何か WebAssembly の Web の部分は忘れてください。これは単に JVM version 20xx です。ポータブルなバイナリ仕様です。 実行にあたっては今はホスト言語として JS が使われていますが、実際にはホストがJSである必要すらなく、なんならホストが不要なスタンドアロン環境すらあります。(wasmtime/wasmer) じゃあ WebAssembly は何かというと、サンドボックスで実行される VM の仕様です。比較的高水準なバイナリで、 V8 や Spider Monkey に付属する WebAssembly Runtime や、 Wasmtime や Wasmer といった WebAssemb

          WebAssembly は次世代のコンテナ技術になれるか?
        • WebAssembly所感

          WebAssemblyをちょっといじってみて思ったところをまとめてみます。 設計思想 WebAssembly/designに設計文書がまとまっています。特にHighLevelGoals.mdから読み取れるポイントは以下の4点です。 サンドボックス化された環境であること。 移植性があること。つまり、特定の実CPUアーキテクチャ等に依存しないこと。 少なくともC/C++の(十分に高速な)コンパイルターゲットとして機能すること。 安定した仕様を持つこと。 サンドボックスという観点からは、先行技術として以下のようなものが特筆に値します。 Webサンドボックス JavaScript および asm.js Javaアプレット Flash (ActionScript) NaCl, PNaCl Web以外のサンドボックス OSのユーザーランド、特にLinux userland これらのサンドボックスとの比

            WebAssembly所感
          • WebAssembly の過去・現在・未来 - Qiita

            はじめに WebAssembly (略して Wasm) では WASI や WIT、 Component Model など様々な仕様があります。 それぞれが登場した背景、モチベーションなどを理解することでなんとなく概要を掴んでいくことができるのではないかと考えたため、過去・現在・未来と時間軸で整理してみました。 まず Wasm とその特徴に関して簡単に紹介した後、Wasm の過去として生まれた背景やモチベーションを紹介します。 そして現在の Wasm がなぜ注目を集めているのか、そして現在策定中の仕様と目指している未来について紹介します。 WebAssembly とはなにか WebAssembly はスタックベースの仮想マシン用バイナリ命令フォーマットの仕様です。Wasm と略されます。 Wasm ファイル(Wasm モジュール)は一般に .wasm という拡張子で表されるバイナリファイル

              WebAssembly の過去・現在・未来 - Qiita
            • MoonBit が WebAssembly 時代の理想(の原型)だった

              最近 moonbit という言語を知ったのですが、これが調べれば調べるほど好きになる言語だったので、紹介させてください。 文法的には GC 付きの Rust で、 WebAssembly にコンパイルされます。とくに CDN Edge Worker 上での実行を想定しているようです。もう好き。 注意: まだ若い言語なので、これから言語仕様がガンガン変わっていくと思われます。あくまで現時点での情報です。 tl;dr Pros だいたい GC あり Rust と捉えていい 文法面のキャッチアップが容易 ライフタイムの難しさを考えなくていい すでに vscode 拡張やパッケージマネージャ等のエコシステムが整っている Cons まだ安定していない / しばらくはソースコードが公開されない 現時点では学習リソースやパッケージ数が足りず、書き手の腕力が求められる はじめに: JS/TS/Rust へ

                MoonBit が WebAssembly 時代の理想(の原型)だった
              • より高速なRubyのWebAssembly実装「Ruvy」、Shopifyがオープンソースで公開。Ruby仮想マシンとRubyアプリを組み合わせてビルド

                より高速なRubyのWebAssembly実装「Ruvy」、Shopifyがオープンソースで公開。Ruby仮想マシンとRubyアプリを組み合わせてビルド 昨年(2023年)12月にリリースされた「Ruby 3.2」では、WebAssemblyによって実装されたRubyランタイム「Ruby.wasm」が正式版となりました。これによりWebブラウザや単体のWebAssemblyランタイムの上でRubyランタイムを実行し、Rubyプログラムを実行できるようになりました。 このRuby.wasmをベースに、さらに高速なRubyのWebAssembly実装となる「Ruvy」が、Shopifyからオープンソースとして公開されました。 Calling all #Ruby developers! Explore a new tool for leveraging Ruby to create #WebAs

                  より高速なRubyのWebAssembly実装「Ruvy」、Shopifyがオープンソースで公開。Ruby仮想マシンとRubyアプリを組み合わせてビルド
                • WebAssemblyでOpenJDKのJavaランタイムを実装、JarファイルをそのままWebブラウザで実行できる「CheerpJ 3.0」正式リリース

                  WebAssemblyでOpenJDKのJavaランタイムを実装、JarファイルをそのままWebブラウザで実行できる「CheerpJ 3.0」正式リリース Webブラウザ上で実行可能なWebAssembly製JavaVM 前バージョンのCheerpJは、Javaのバイトコードを事前コンパイルによりJavaScriptコードに変換することで、Webブラウザ上でJavaアプリケーションを実行可能にするコンパイラを中心とするツール群でした。 今回の新バージョン「CheerpJ 3.0」では、WebAssemblyによってOpenJDKのJavaランタイムを完全に実装したと説明されています。これにより、JITコンパイラなどを含むJavaVMの機能をWebブラウザ上で実行できるようになりました。 Javaアプリケーションのソースコードは不要で、ビルド済みのJarファイルをそのままWebブラウザで実行

                    WebAssemblyでOpenJDKのJavaランタイムを実装、JarファイルをそのままWebブラウザで実行できる「CheerpJ 3.0」正式リリース
                  • Google、Google Sheetsの計算エンジンをWebAssemblyに最適化し、2倍の性能を実現したと発表

                    Google、Google Sheetsの計算エンジンをWebAssemblyに最適化し、2倍の性能を実現したと発表 GoogleはWebブラウザ上でスプレッドシート機能を提供する「Google Sheets」の計算エンジンの性能をWebAssembyで実装し、従来のJavaScriptによる実装と比較して性能を2倍に向上させたことを明らかにしました。 これにより単純なSUM計算から複雑なクエリまで、シート上でのあらゆる計算を始め、ピボットテーブルの作成、条件付きフォーマットなどさまざまな処理が高速になるとのことです。 この性能向上は、JavaScriptで構築されていた計算エンジンをWebAssemblyに最適化したことで実現していると説明されており、そのためにWebAssemby GC(ガベージコレクション)機能を用いたとのことです。 そのため現時点ではChromeとMicrosoft

                      Google、Google Sheetsの計算エンジンをWebAssemblyに最適化し、2倍の性能を実現したと発表
                    • 「第4のブラウザ言語」WebAssemblyが変えるフロントエンド開発 | レバテックラボ(レバテックLAB)

                      執筆 山内 直 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)に所属するテクニカルライター。出版社を経てフリーランスとして独立。ライター、エディター、デベロッパー、講師業に従事。屋号は「たまデジ。」。著書に『Bootstrap 5 フロントエンド開発の教科書』、『作って学べるHTML+JavaScriptの基本』など。 監修 山田 祥寛 静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「独習」シリーズ、「これからはじめるReact実践入門」、「改訂3版 JavaScript本格入門」他、

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                      • WebAssemblyアプリ開発で最も使われている言語は3年連続で「Rust」、Webアプリ開発が最多、欲しい機能はスレッド。The State of WebAssembly 2023

                        回答者はWebAssembly関連の技術者303人。 最も使われているのはRust、2位のJavaScriptの使われ方とは? WebAssemblyのアプリケーションのコードを記述するプログラミング言語として何を使っているかを尋ねた質問への回答では、3年連続でRustがトップ。しかも利用率は上昇中です。 2位に入ったのがJavaScriptです。WebAssemblyバイナリはソースコードをコンパイルしてバイナリに変換することで生成されますが、JavaScriptはWebAssemblyへのコンパイルに対応していません。 WebAssemblyアプリケーションのコードとしてJavaScriptを使う方法は、WebAssemblyで構築されたJavaScriptエンジンをWebAssemblyランタイム上で実行し、そこでJavaScriptコードを走らせることです。 この方法ではWebAs

                          WebAssemblyアプリ開発で最も使われている言語は3年連続で「Rust」、Webアプリ開発が最多、欲しい機能はスレッド。The State of WebAssembly 2023
                        • WebAssemblyを進化させる「WASI Preview 2」が安定版に到達。OSや言語に依存しないコンポーネントモデルを実現

                          WebAssemblyを進化させる「WASI Preview 2」が安定版に到達。OSや言語に依存しないコンポーネントモデルを実現 WebAssembly関連仕様の標準化を行っているW3C WebAssembly Community GroupのWASI Subgroupミーティングにおいて、2024年1月25日に行われた投票で「WASI Preview 2」(もしくはWASI 0.2.0)仕様が承認され、安定版に到達したことが明らかになりました。 WASI Preview 2では、WebAssemblyアプリケーションがOSなどのプラットフォームに依存せず、さまざまなプログラミング言語で開発したWebAssemblyコンポーネントを組み合わせて開発できるように、「コンポーネントモデル」とそのインターフェイスを記述するIDL(Interface Definition Language)であ

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                          • VSCodeがWebAssemblyの実行時デバッグに対応。C/C++やRust、Zigなどのソースコードと関連付け、変数参照、ブレークポイントなど可能に

                            VSCodeがWebAssemblyの実行時デバッグに対応。C/C++やRust、Zigなどのソースコードと関連付け、変数参照、ブレークポイントなど可能に マイクロソフトは、オープンソースで開発しているコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となる2023年9月版(バージョン1.83)で、JavaScriptデバッガがWebAssemblyのデバッグにも対応したことを明らかにしました。 The JavaScript debugger can now debug code compiled into WebAssembly if it includes DWARF debug information. For example, C++ code compiled using Emscripten can be debugged: pic.twitt

                              VSCodeがWebAssemblyの実行時デバッグに対応。C/C++やRust、Zigなどのソースコードと関連付け、変数参照、ブレークポイントなど可能に
                            • Excel上でWebAssembly版Pythonを実行可能にするアドオン「Anaconda Code」が登場

                              Python関連のツールベンダとして知られるAnacondaは、Excel上で直接Pythonコードを実行できる新機能「Anaconda Code」を含むExcelのアドオンツール「Anaconda Toolbox in Excel」をパブリックベータとして公開しました。 You can now run Python directly in Excel locally w/ the new Anaconda Code add-in! Public beta is live! Faster performance, flexible data handling, editable initialization, & customizable environments. Read more in our blog & follow @anacondainc: https://t.co/9LAy

                                Excel上でWebAssembly版Pythonを実行可能にするアドオン「Anaconda Code」が登場
                              • PythonのコードをWebAssemblyにコンパイルする「py2wasm」、Wasmerが発表

                                PythonコードをWebAssemblyにコンパイルする「py2wasm」がWasmer社から発表された。WebAssembly版CPythonよりも約3倍高速だ。PythonコードをCPythonのAPIコールに変換するトランスパイラがベースになっている。 WebAssemblyランタイムの開発と提供を行っているWasmer社は、PythonのコードをWebAssemblyバイナリにコンパイルする「Py2wasm」を発表しました。 Announcing py2wasm – A #Python to #WebAssembly compiler that speeds up by 3x your Python apps!https://t.co/0v4YLZC7lY — Wasmer (@wasmerio) April 18, 2024 WebAssembly版CPythonよりも3倍高速

                                  PythonのコードをWebAssemblyにコンパイルする「py2wasm」、Wasmerが発表
                                • 新たなサーバサイドJavaScriptランタイム「WinterJS 1.0」正式リリース、WebAssemblyへのコンパイルも可能。Wasmerが開発

                                  新たなサーバサイドJavaScriptランタイム「WinterJS 1.0」正式リリース、WebAssemblyへのコンパイルも可能。Wasmerが開発 WebAssemblyランタイム「Wasmer」の開発元として知られているWasmer社は、新しいサーバサイドのJavaScriptランタイム「WinterJS」の正式版となる「WinterJS 1.0」のリリースを発表しました。 ❄️ Introducing WinterJS 1.0 - the fastest WinterCG Javascript runtime in the world powered by Rust and SpiderMonkey ...and #WebAssembly compatible! Now supporting: React Server Components Cloudflare mode 150

                                    新たなサーバサイドJavaScriptランタイム「WinterJS 1.0」正式リリース、WebAssemblyへのコンパイルも可能。Wasmerが開発
                                  • Notionブラウザ版、WebAssembly版SQLite3でページ遷移速度を20%改善 実装時の苦労と教訓とは?

                                    クロスプラットフォームのワークスペースアプリ「Notion」を提供するNotion Labsは2024年7月10日(米国時間)に公式ブログで、NotionのブラウザバージョンのデータキャッシュにWebAssembly(WASM)実装の「SQLite3 WASM/JS」(以後、WASM版SQLite3)を採用した事例を紹介する記事を公開した。 2021年ごろ、WindowsおよびmacOS版のNotionデスクトップアプリにおけるパフォーマンス向上を目的にSQLiteを採用した同社は、ネイティブのモバイルアプリでもSQLiteを採用してきた。そして、ブラウザ版アプリには、WASM版SQLite3を採用したという。 Notion Labsは「WASM版SQLite3を採用することで、全ての最新ブラウザでページ間の遷移のパフォーマンスを20%改善できた。インターネット接続など外部要因によりAPI

                                      Notionブラウザ版、WebAssembly版SQLite3でページ遷移速度を20%改善 実装時の苦労と教訓とは?
                                    • WebAssemblyへのコンパイルだけに特化した新言語「Onyx」登場

                                      米Wasmer社が、WebAssemblyへのコンパイルだけに特化した新しいプログラミング言語「Onyx」をブログで紹介しています。 Onyxは(Wasmer社ではなく)Brendan Hansen氏が開発に3年を費やしたプログラミング言語です。 (2023/12/13 お詫びと訂正。当初OnyxをWasmer社が開発したと紹介していましたが、Wasmer社とは直接関係のないBrendan Hansen氏が開発した者でした。お詫びして訂正します。タイトルと本文の一部を修正しました) We're so excited about Onyx . A new programming language which solely compiles to #WebAssembly. Read all about it in our new blogpost:https://t.co/L6yZ9Ls5Q

                                        WebAssemblyへのコンパイルだけに特化した新言語「Onyx」登場
                                      • WebAssemblyのガベージコレクションが正式機能に、最新版のChrome 119で。Firefoxも今月リリースのFirefox 120で正式機能になる見通し

                                        WebAssemblyのガベージコレクションが正式機能に、最新版のChrome 119で。Firefoxも今月リリースのFirefox 120で正式機能になる見通し 2023年2月にリリースされたChrome 111から試験的実装となっていたChromeにおけるWebAssemblyのガベージコレクション機能(以下、WasmGC)が、10月31日にリリースされたChrome 119で正式機能になったことが明らかになりました。 Firefoxでも今月(2023年11月)21日リリース予定のFirefox 120においてWasmGCが正式機能になる見通しです。 WasmGCを利用することで、ガベージコレクション機能が言語のランタイムに含まれているJavaなどプログラミング言語をWebAssemblyで実装することが容易になるため、今後WebAssembly上でさまざまなプログラミング言語の実装

                                          WebAssemblyのガベージコレクションが正式機能に、最新版のChrome 119で。Firefoxも今月リリースのFirefox 120で正式機能になる見通し
                                        • WebAssemblyとWebGPUを用い、Webブラウザ上でStable Diffusion Turbo全体を高速実行可能な推論エンジン「ONNX Runtime Web 1.17」マイクロソフトから登場

                                          WebAssemblyとWebGPUを用い、Webブラウザ上でStable Diffusion Turbo全体を高速実行可能な推論エンジン「ONNX Runtime Web 1.17」マイクロソフトから登場 ONNX Runtime WebがWebGPUに対応。Webブラウザ上でさらに高速な推論処理が可能になった。Stable Diffusion Turbo全体をWebブラウザ上で高速に実行可能で、RTX4090を用いた場合1秒以内で結果が出力される。 ONNX Runtime Webの基になっている「ONNX Runtime」はクロスプラットフォーム対応の推論エンジンです。TensorFlow、PyTorch、SciKit Learnなどをはじめとするさまざまな機械学習のモデルに対応し、これらで生成されたモデルによる推論処理をプラットフォームに依存せず実行するランタイムの役割を果たします

                                            WebAssemblyとWebGPUを用い、Webブラウザ上でStable Diffusion Turbo全体を高速実行可能な推論エンジン「ONNX Runtime Web 1.17」マイクロソフトから登場
                                          • WasmLinux: LinuxカーネルをWebAssemblyにする

                                            LinuxカーネルがWebブラウザで動いたらどう考えても面白い んだけど、そこに至るまではなかなか難しい道のりになる。その第一歩として、Linuxカーネルのユーザーランド版であるLKL( https://github.com/lkl/linux )をWebAssemblyにコンパイルして、wasm2cでC言語に変換した上、Visual Studio 2022でコンパイルしてWindows上で実行してみた。 まだWebブラウザでは動いていないが、思ったよりは簡単にWasmに移植できた(個人の感想です) ウケが良ければMUSL libc移植編 → デバイスドライバ活用編 → Webブラウザ上動作編と続ける感じで。。 EDIT: Visual Studioのスクリーンショットを撮りなおし。 memory-control はanonymousなmapしか救えないので、ここ数年スパンではエミュレーシ

                                              WasmLinux: LinuxカーネルをWebAssemblyにする
                                            • モバイルアプリ上の WebAssembly 製ライブゲームで発生した例外を捕捉して計測する - Mirrativ Tech Blog

                                              こんにちは、エンジニアのちぎら(@_naru_jpn)です。ミラティブでは、配信中のゲームに視聴者が介入できるゲームとライブ配信が融合した次世代のゲーム体験を提供しており、この体験を ライブゲーミング と呼んでいます。 ライブゲーミングは、Unity から WebGL 向けにビルドされた WebAssembly 製のゲームを、アプリに配置したウェブブラウザ上で動作させることによって実現しています。*1 今回は UnityでモバイルWebGLゲーム開発を頑張る話 の「メモリリークによって発生するクラッシュ」にも書かれているような、捕捉は難しいがユーザー影響があるような例外の発生を捕捉して、計測をするための仕組み作りについて解説をします。 ライブゲームが動作する仕組み 例外を捕捉することを考える前に、ライブゲームがどのように動作しているのかを知る必要があります。 Unity の WebGL 向

                                                モバイルアプリ上の WebAssembly 製ライブゲームで発生した例外を捕捉して計測する - Mirrativ Tech Blog
                                              • 米ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル2024年」を発表。6Gや汎用人工知能は黎明期、プロンプトエンジニアリング、WebAssemblyは過度な期待のピーク

                                                米ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル2024年」を発表。6Gや汎用人工知能は黎明期、プロンプトエンジニアリング、WebAssemblyは過度な期待のピーク 米調査会社のガートナーは、「先進テクノロジーのハイプサイクル2024年」(2024 Hype Cycle for Emerging Technologies)を発表しました。 ガートナーのハイプサイクルは、技術の登場から安定までを5つのステージに分けて説明したものです。5つのステージは、「黎明期」から始まり、「『過度な期待』のピーク期」「幻滅期」「啓発期」「生産性の安定期」まで。この途中で消えていく技術もあります。 ガートナーは、このハイプサイクルに示した先進テクノロジーは今後2年から10年の間に変革をもたらす可能性を秘めているとしています。 また、ガートナージャパンがほぼ同時に「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハ

                                                  米ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル2024年」を発表。6Gや汎用人工知能は黎明期、プロンプトエンジニアリング、WebAssemblyは過度な期待のピーク
                                                • NGINX Unit、サーバサイドWebAssemblyにプレビュー対応。Webアプリケーション開発がWebAssemblyで可能に

                                                  NGINX Unit、サーバサイドWebAssemblyにプレビュー対応。Webアプリケーション開発がWebAssemblyで可能に オープンソースで開発されている軽量なアプリケーションサーバ「NGINX Unit」(エンジンエックス ユニット)が、最新のバージョンである「NGINX Unit 1.31」でサーバサイドWebAssemblyにテクノロジープレビューとして対応し、WebAssemblyランタイムを搭載したことを明らかにしました。 NGINX UnitはこれまでPHPやPython、ruby、Perl、Go言語などに対応し、Webアプリケーション構築が可能でした。今回この対応言語にWebAssemblyが加わったことになります。 Server-side #WebAssembly has immense potential. In a new blog post, @LiamCr

                                                    NGINX Unit、サーバサイドWebAssemblyにプレビュー対応。Webアプリケーション開発がWebAssemblyで可能に
                                                  • Rust+WebAssemblyを使ったWebアプリでの高速画像処理入門 - アダコテック技術ブログ

                                                    要約 背景 WebAssembly (WASM) とは? Rust言語とは? サンプルアプリ概要 LBP特徴量計算をRustで実装 フロントエンド環境構築 バックエンド環境構築 スキーマ定義 Rust実装 WASMバイナリの生成 TypeScript実装 実行結果 まとめ メンバー募集しています! おまけ こんにちは!美味しいタコスを食べることを専門としているプロダクト開発部エンジニアの井上です。 要約 WebAssembly(WASM)、Rustは近年注目されている技術であり、これを利用することでWebアプリケーション上で高速な画像処理を実現できるよ。 我々も画像前処理を行っていたWindowsデスクトップアプリケーションを、WebAssembly+Rustを使用してWebアプリケーションに置き換えたよ。 Rust言語で実装した画像処理をWASMにコンパイル、そしてWebアプリケーション

                                                      Rust+WebAssemblyを使ったWebアプリでの高速画像処理入門 - アダコテック技術ブログ
                                                    • Cloudflare WorkersがPythonをサポート、WebAssembly版Pythonランタイムの「Pyodide」を採用で

                                                      Cloudflare WorkersがPythonをサポート、WebAssembly版Pythonランタイムの「Pyodide」を採用で Cloudflareは、CDNエッジでJavaScriptランタイムによるアプリケーション実行基盤を提供する「Cloudflare Workers」で、Python言語のサポートをオープンベータとして開始したと発表しました。 これによりCloudflare Workers上でPythonを用いたアプリケーションの構築が可能になります。 Introducing Cloudflare Workers in Python, now in open beta! We've revamped our systems to support Python, from the runtime to deployment. Learn about Python Worke

                                                        Cloudflare WorkersがPythonをサポート、WebAssembly版Pythonランタイムの「Pyodide」を採用で
                                                      • VS Code Extensions and WebAssembly

                                                        It is important to note that the component model does not support low-level (C-style) pointers. As such, you cannot pass object graphs or recursive data structures. In this respect, it shares the same limitations as JSON. To minimize data copying, the component model introduces the concept of resources, which we will explore in more detail in a forthcoming section of this blog post. The jco projec

                                                          VS Code Extensions and WebAssembly
                                                        • Rustで学ぶWebAssembly Interface Type入門

                                                          TL;DR Wasmコンポーネントのインターフェースを定義する言語です パッケージという形で名前空間を提供します インポートとエキスポートの定義のことをワールド(world)と呼びます 注意:仕様策定中の技術を扱っています。仕様作成の進行によっては、内容が正しくない場合があります。 背景 Wasmモジュールにはi32、i64, f32, f64の4種類のデータ型しか存在しません。また文字列やユーザー定義型のような構造を持つデーターの表現にも標準が存在せず、データをどのようにメモリ上に配置方法はプログラミング言語の処理系、またはプログラマーが決めるものとされていました。 例えば、次のようなデータ構造と、それに対する操作があったとします。 pub struct Point { x: i32, y: u8, z: u16, } #[no_mangle] pub fn hash(point: &P

                                                            Rustで学ぶWebAssembly Interface Type入門
                                                          • JavaScript/TypeScriptからWebAssemblyやネイティブバイナリを生成するコンパイラ「Porffor」の開発が加速へ、開発者がフルタイムで取り組み

                                                            「Porffor」は、JavaScript/TypeScriptをWebAssemblyバイナリやネイティブバイナリへとコンパイルする実験的なツールであり、これまでにない2つの特徴を備えています。 1つ目はJavaScript/TypeScriptをコンパイルしてWebAssemblyバイナリやネイティブバイナリを生成しようとしている点です。 これまでもJavaScript/TypeScriptをWebAssemblyに変換するツールは存在していましたが、JavaScriptのコードとWebAssembly版のJavaScriptエンジンを1つにパッケージングするという手段で実現していました。 実行時には、パッケージ内部のJavaScriptコードをWebAssembly版JavaScriptエンジンで実行していたのです。そのため生成されたバイナリの大きさは比較的大きく、また実行速度はあく

                                                              JavaScript/TypeScriptからWebAssemblyやネイティブバイナリを生成するコンパイラ「Porffor」の開発が加速へ、開発者がフルタイムで取り組み
                                                            • WebAssembly Night_Wasmを実行するunikernelとWasmコンパイラ

                                                              何がアツいか
 🔥 unikernel による Wasm の高速な実行
 
 🔥 WASI によって unikernel の互換性の問題を解決
 
 🔥 unikernel を Wasm コンテナとして透過的に扱う
 
 🔥 Wasm コンパイラによって WASI をカーネルに対する標準的なイ ンターフェースとして普及

                                                                WebAssembly Night_Wasmを実行するunikernelとWasmコンパイラ
                                                              • セキュリティキャンプ2024 WebAssemblyゼミの備忘録 - ainnoooのブログ

                                                                WebAssemblyゼミの講師を@saza_kuとさせてもらいました 新設のゼミでして、Wasm楽しいよという独り言と、受講生の方々が優秀すぎましたという備忘録です WebAssemblyゼミとは? WebAssembly(Wasm)は仮想命令セットです。RustやGoをはじめ様々な言語で記述されたアプリケーションをWasmターゲットにコンパイルできます。 Wasmは仮想命令セットですので、x86などのCPUで実行できるようWasmの命令を解釈するソフトウェアが必要になります。これをWasmランタイムと呼んでいまして、本ゼミはWasmランタイムを実装するゼミです。 Wasmの仕様を読み解きながら、基本的なWasmランタイムを実装し、ちょっとしたアプリケーションを動かす、というのがゼミの当初のゴールでした(このゴールはすぐに良い意味で破られます) 応募課題 応募課題ではWasmバイナリのp

                                                                  セキュリティキャンプ2024 WebAssemblyゼミの備忘録 - ainnoooのブログ
                                                                • TrivyのWebAssembly拡張機能、Modulesがすごい - Qiita

                                                                  はじめに この記事は、Go 言語 Advent Calendar 2023 シリーズ2の16日目の記事です。 こんにちは。reo です。 今年も気づけばアドベントカレンダーの時期ですね。 社のカレンダーにも参加したので、こちらも宣伝させていただきます。 今回はTrivyのWebAssembly拡張について紹介させていただきます。 前提 以下は詳しく触れません。 WebAssembly の概要 WebAssemblyランタイム(wazero)について Trivyの全体像について 掲載内容は私自身の見解であり、必ずしも所属する企業や組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。1 Trivy とは 公式の README にもあるとおり、コンテナイメージからファイルシステム、Gitリポジトリ、Kubernetes、AWSなど幅広いターゲットに対して、既知の脆弱性(CVE)や機密情報、IaC

                                                                    TrivyのWebAssembly拡張機能、Modulesがすごい - Qiita
                                                                  • 【PGlite】WebAssemblyでPostgreSQLを軽量に - RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ

                                                                    はじめに PGliteの概要 PGliteの特徴 PGliteを試す ブラウザで使う PGliteの速度計測 まとめ はじめに こんにちは!エンジニア2年目のTKDSです! 今回はPGliteについて調べてみました! 概要・使い方・速度実験・まとめの内容で記事は構成されています。 使ってみた結果として、軽量高速であり色々使いみちがありそうなツールだと感じました。 ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。 PGliteの概要 PGliteは、PostgreSQLをWebAssembly(WASM)にコンパイルした軽量なデータベースエンジンです。 これにより、ブラウザ、Node.js、Bun、DenoなどでPostgreSQLの機能を利用でき、開発者はローカルやサーバーレス環境でデータベース操作を行うことが可能です。 PGliteは、インメモリデータベースやファイルシステム(Node.jsやB

                                                                      【PGlite】WebAssemblyでPostgreSQLを軽量に - RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
                                                                    • Onyx, a new programming language powered by WebAssembly · Blog · Wasmer

                                                                      Back to articlesOnyx, a new programming language powered by WebAssemblyLearn about Onyx, a new imperative programming language that leverages WebAssembly and Wasmer for seamless cross-platform support What is Onyx? Onyx is a new programming language featuring a modern, expressive syntax, strict type safety, blazingly-fast build times, and out-of-the-box cross platform support thanks to WebAssembly

                                                                        Onyx, a new programming language powered by WebAssembly · Blog · Wasmer
                                                                      • 次のLTS版となる「Node.js 22」正式リリース。WebAssembly GCがデフォルトで利用可能に

                                                                        次のLTS版となる「Node.js 22」正式リリース。WebAssembly GCがデフォルトで利用可能に JavaScriptランタイム「Node.js」の最新バージョンとなる「Node.js 22」正式版がリリースされました。 Node.jsは偶数バージョンがリリースされてから6カ月の後に、30カ月の長期サポート期間(LTS:Long Term Support)に入ります。Node.js 22も、6カ月後の2024年10月にLTSとなる予定です。 Node.js 22 is here Featuring: require()ing ESM graphs, WebSocket client, updates of the V8 JavaScript engine, and more. Big thank you to @_rafaelgss and @satanacchio for t

                                                                          次のLTS版となる「Node.js 22」正式リリース。WebAssembly GCがデフォルトで利用可能に
                                                                        • 「Rancher Desktop 1.13」で、WebAssemblyを実験的サポート開始

                                                                          Dockerコンテナの開発環境「Rancher Desktop」でWebAssemblyがサポートされた。Spinフレームワークを用いることで実現する。これでDocker DesktopやPodman Desktopを含む主要な環境でWebAssemblyがサポートされる。 SUSEがオープンソースで開発し提供しているDockerコンテナの開発環境「Rancher Desktop」の最新バージョンとなる「Rancher Desktop 1.13.0」で、WebAssemblyが実験的にサポートされると発表されました。 We're proud to introduce Rancher Desktop v1.13 Starting this release, we've enabled experimental support for #WebAssembly workloads, lever

                                                                            「Rancher Desktop 1.13」で、WebAssemblyを実験的サポート開始
                                                                          • WebAssemblyの現状を明らかにする調査「The State of WebAssembly 2023」の結果が発表

                                                                            調査結果によれば、WebAssemblyを利用するアプリケーションを開発する際に、もっとも多く用いられるプログラミング言語は3年連続で「Rust」となり、「JavaScript」がそれに続いている。 WebAssemblyでのアプリケーション開発で、将来どのプログラミング言語を使用したいかを尋ねた質問でも、「Rust」が最多となり、「JavaScript」がそれに続いた。 どのランタイムについて聞いたことがあるか、または使ったことがあるかを尋ねたところ、Bytecode Allianceの「wasmtime」を挙げる回答がもっとも多く、「wasmer」が2位となっている。 現在、WebAssemblyを何に使用しているかを尋ねた質問では、「Webアプリケーションの開発」が依然として最多ではあるものの、2位の「プラグイン開発」との差がわずかに縮まった。 所属先の組織における、WebAssem

                                                                              WebAssemblyの現状を明らかにする調査「The State of WebAssembly 2023」の結果が発表
                                                                            • GitHub - explodingcamera/tinywasm: A tiny, interpreted WebAssembly Runtime written in Rust

                                                                              You signed in with another tab or window. Reload to refresh your session. You signed out in another tab or window. Reload to refresh your session. You switched accounts on another tab or window. Reload to refresh your session. Dismiss alert

                                                                                GitHub - explodingcamera/tinywasm: A tiny, interpreted WebAssembly Runtime written in Rust
                                                                              • Go 1.21リリース、WASI(WebAssembly System Interface)サポート、実行時プロファイルでコンパイル最適化

                                                                                Go 1.21リリース、WASI(WebAssembly System Interface)サポート、実行時プロファイルでコンパイル最適化 Googleが中心となってオープンソースで開発されているGo言語の最新バージョン「Go 1.21」が先々月(2023年8月)リリースされました。 Go 1.21では、WebAssemblyをクロスプラットフォーム対応にするWebAssembly System Interface(WASI)が実験的にサポートされました。 また、実行時のプロファイル情報を基にコンパイルを最適化する「Profile-guided optimization」が正式機能となりました。 Go 1.21.0 is released! Release notes: https://t.co/8yX6FMmTOq Download: https://t.co/AHKMZi9hp1#go

                                                                                  Go 1.21リリース、WASI(WebAssembly System Interface)サポート、実行時プロファイルでコンパイル最適化
                                                                                • The Future of WebAssembly Through the Eyes of a Veteran Kubernetes Engineer | HackerNoon

                                                                                  Too Long; Didn't ReadTaylor Thomas is the Head of Engineering at Cosmonic. He was a core maintainer of Helm for 4 years, and co-creator of Bindle and Krustlet. He is now a contributor to, and maintainer of, CNCF wasmCloud and is helping to bring the Cosmonic distributed application development platform to market. At the Pasadena leg of Kubernetes Community Days (co-located with SCaLE 20x), I had t

                                                                                    The Future of WebAssembly Through the Eyes of a Veteran Kubernetes Engineer | HackerNoon