奄美のマングース、根絶を宣言 6年以上捕獲なし―環境省 時事通信 編集局2024年09月03日13時09分配信 鹿児島県・奄美大島で捕獲されたフイリマングース(環境省提供) 環境省は3日、世界自然遺産の鹿児島県・奄美大島で駆除を進めてきた外来種マングースの根絶を宣言した。2018年4月に1匹を捕獲したのを最後に、6年以上捕獲が確認されていないことなどから、有識者検討会が科学的に評価。同省によると、長期間定着した外来のマングースを根絶した事例としては世界最大規模という。 「世界一幸せ」クオッカ笑顔 小型カンガルー、園の人気者―絶滅回避へ募金・埼玉 南アジアを中心に生息する「フイリマングース」は、島内のハブやネズミを駆除する目的で1979年に30匹程度が持ち込まれ、定着した。ピーク時の00年ごろには約1万匹にまで増加したと推定される。 ただ、ハブを駆除する効果はほとんど確認されず、代わりに島固