スマートフォン向けの決済サービスで他人のクレジットカードの情報を悪用して時計などを購入したとして、27歳の男が逮捕されました。 森井聡容疑者は去年12月、40代女性のクレジットカード情報をスマートフォン向けの決済サービス「PayPay」に勝手に登録し、都内の家電量販店で時計やタブレット端末合わせて18万円相当を購入した疑いが持たれています。警視庁によりますと、森井容疑者は他にも約20人のクレジットカード情報を悪用して、去年12月の1カ月間に転売目的で約400万円分の商品を購入していました。森井容疑者は黙秘しています。PayPayは当時、購入額に応じてポイントで100億円分を還元するキャンペーン期間中でした。警視庁は利用者が急激に増加する時期を狙い、組織的に犯行が繰り返されていたとみて調べています。