ゆうちょ銀行が、同行の口座や連携サービスをめぐる不正に揺れている。 先週15日の会見に続き、9月24日に開いた記者会見では、同行を中心に発生したここ最近の不正事件の中間報告と、今後の対応について釈明した。質疑応答は100分におよぶ長丁場となった。 現在同行をめぐる不正送金などの被害は、大きく3点が確認されている。 ドコモ口座を発端に被害が判明した「即時振替サービスの不正利用」 SBI証券への不正アクセスにからみ、偽造書類で開設したゆうちょ銀行の口座に不正送金した事件をめぐる「口座開設時の本人確認の問題」 記者会見前日にゆうちょ銀行から正式に注意喚起が出されたデビット・プリペイドカードmijicaを使った「mijica会員間の不正送金」 この3つだ。 田中進副社長とともに登壇したゆうちょ銀行社長の池田憲人氏は、上記の問題を踏まえてゆうちょ銀行が提供するキャッシュレス決済サービスについて、社長