電力源としてUSB充電器が使えるという機器はかなり多いですが、そのほとんどが5Vで動作しています。Quick Charge(QC)やUSB Power Delivery(USB PD)など、さらに高い電圧・電力を扱える規格が登場してずいぶん時間が経つというのに、なんだか不思議です。 この理由はいくつもあると思いますが、一番ありそうなのが、USBはすべて同じだと認識している人が少なからずいる、という問題です。形が同じなんだから同じだろ、というタイプですね。 いくら、「USB PD対応で9V、18W以上出力可能な充電器を使用してください」といった注意書きをしたところで効果は薄く、なんだったら、「同じUSB Type-Cなんだから普通に考えれば動くだろ! 常識だ!」と、逆ギレするところまで容易に想像できます。 これ以外にも、複数出力同時使用でUSB充電器の電圧が変化してしまったり、ケーブルのせい