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新しいマシンが来ると本格的に使い始める前に、2回くらいは再インストールしたり、工場出荷状態に戻したりして、セットアップ手順を確認するようにしている その作業メモ 事前準備 インストール対象のデバイスとは別のAppleデバイス(iPhoneか、iPadか、他のmacか)を1台用意しておく 認証コードの表示など、Appleデバイスの方が楽なので、とにかく一台はあった方が良い あらかじめ同じApple IDでログインしておくこと Apple IDのパスワードを変更しておく Appleデバイスのセットアップが上手くいかない理由の一つにApple IDのアカウントロックが挙げられる 以前はApple IDのサービスサイトからロック状態の確認や解除ができたが、今では状態の確認もロック解除もできなくなっているので、事前にAppleデバイスからパスワード変更を行なっておくと安心 support.apple
なぜ依存を注入するのか DIの原理・原則とパターン (Compass Booksシリーズ) 作者:Steven van Deursen,Mark Seemannマイナビ出版Amazon なんとDI(Dependency Injection)だけを扱う本の厚さが637ページ! たぶん、もう日本で今後商業出版されることは無いであろう、DI(Dependency Injection)の解説書『なぜ依存を注入するのか DIの原理・原則とパターン 』を読みました。 はじめてDIに触れたのはGoogle Guiceだったのですが、いつの間にかオブジェクトがフィールドに生えてくる黒魔術的なテクニック、という印象でした。 ”動的に実装を切り替える”、という意味ではPerlで実行時に設定に応じて実装を切り替えるモジュールをたくさん見てきたし、自分でも書いたことが有ったので、Javaなどの言語で実行時の実装選
アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築 作者:米久保 剛翔泳社Amazon 6/14開催の設計ナイト2024で「コンポーネント設計」に関する素晴らしい発表をいただいた 米久保 剛さんの『アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築』という本が出版されます 本日の登壇資料です #sekkeinighthttps://t.co/dx0EjLql0q— yonekubo@テスト駆動開発が好きなアーキテクト (@tyonekubo) June 14, 2024 これは最高の本になるに違いない!すぐに購入だ!と思ったら、すでに購入していたし、なんなら会場にもう一人そんな人が居た、というオチ... そんなこと有るー?って思ってチェックしたら自分も注文してたw 完全に条件反射で買ってる https://t.co/O4EXuOJm6L— magnoliak🍧
他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング) 作者:宇田川元一ニューズピックスAmazon 「対話」によって、関係性の溝に橋をかけ、相手への理解を深め、新しい関係を築くための手法を、ナラティブというキーワードを軸に解説する本です。 自分は意見が合わない人が居ると、「この人がこのように発言する、意思決定することの裏にはどんな価値観があるのか?」ということを考えてしまうのですが、そのやり方が上手く形式知化、言語化されていました。 相手との新しい関係性を作る行為を「橋をかける」という表現で分かりやすく解説されています。 とはいえ、この本で解説されているように、そんな分かりやすく人の心が動くのか?というと、それは当然そんな簡単なことではないし、そんな簡単に分かり合える、なんてことも無いよなー、最後は結局「力こそパワー」みたいな展開になることも有るよなーとは
ドメイン駆動設計入門 作者:増田 亨、田中 ひさてる、奥澤 俊樹、中村 充志、成瀬 允宣、大西 政徳技術評論社Amazon ソフトウェアデザイン誌の過去のドメイン駆動設計特集記事がまとまった単行本が出るそうです。 これは読む用、保存用、教育用の3冊以上買いですね。 過去に感想エントリを書いていました。 blog.magnolia.tech
booth.pm mochikoさんが書かれた『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』という本を読みました。 この本はビジネスの現場で必要な「相手に伝えたいことを正しく伝える」ためのテクニックが詰まった本です。 大事なことがコンパクトに詰まっていて、何度も読み返したり、他の人に紹介するのに適しています。この辺はどうしても商業出版だと一定のページ数が無いと出版が難しいので、同人誌として出版するのに向いている構成ですね。 いくつか「そうだよねー」と思ったトピックを拾っておくと... 読者層を決めてから書こう 自分も何らかの文書を書く時は、「誰が読むのか?」というのを常に一番考えて書いています。特に、特定の読み手が想定できる報告書などの文書は、まずはどこまで相手の理解度を前提条件として想定できるか?ということを考えます。不特定多数の人向けの文書では難しいですが、特定の人向け、特に直接
ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法 作者:Vlad KhononovオライリージャパンAmazon 2021年にO'Reilly Media, Inc.から出版された「Learning Domain-Driven Design」の待望の日本語訳『ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法』がついに出版されます。 www.oreilly.com 訳者は、増田 亨さん!! 2020年代に、ドメイン駆動設計を学ぶための最初の入り口としてどの本を読めば良いかは、かなり悩ましい...というのはよく言われるのですが(元祖のエバンス本はさすがにだいぶ古くなってきたし、回りくどい表現も多いし...)、そんな時におすすめできる1冊です。 2021年に原著が出版された時に買ってざっと読んでいたのですが、パート1で戦略的DDD(
「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策 作者:今井むつみ日経BPAmazon 副題に「認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策」とあるように、本書はそのタイトル通り、”説明しても伝わらない”が何故起こるのか、そのメカニズムを解説してくれる本です。 この本を読み始めて、昔「まだ人類はニュータイプじゃないから、そんな簡単には分かり合えません」と言ってたことを思い出した。 段々と、そのネタを聞いても分からない世代になってきたので、言わなくなってきたけど。 で、たいていはその後に、「だからこそ相手にどうやって伝わるか考えて、その相手に合わせた情報の整理や、話し方が必要なんですよ」とは言っていたけど、果たしてどれだけの人ができていたのだろう。 よくビジネスにおける会話術で「結論から先に言う」というのが有るけど、あれは割と極端で誤解を生
自分が気をつけていることに「今この状況を説明して」って言われた時に2分くらいにポイントを絞って話せるように常時準備しておく、というのが有って、これができるとだいぶ印象が違います 仕事で報告を求める人が最優先で知りたいのは「ヤバいか、ヤバくないか、アクションするのは俺か、お前か」です— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2024年3月3日 繰り返し言ってるけど、状況報告、報告を受ける側が知りたいのは尽きるところ「ヤバいか、ヤバくないか」「それで次に行動するのはオレかお前か」というところです— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2024年4月11日 振り返ると定期的に同じことを書いているんですけど、「報告を受ける側」が期待することって、「ヤバいか、ヤバくないか」「それで次に行動するのはオレかお前か」を素早く判断して、行動に起こすための情報が欲しいわけです
WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~136] (WEB+DB PRESS plusシリーズ) 技術評論社Amazon 22年間続いたWEB+DB Pressが休刊になる、というニュースは衝撃でした。 gihyo.jp 初めて買ったのがいつだったのか全然覚えていないのですが、PerlやRubyをはじめとするLL言語(そんな言い方もしなくなりましたね)を勉強するために買い始めた記憶があります。 一度だけ記事を書かさせて頂いたこともありますが、わずかなページ数を書き上げるのに、こんな大変な思いをしてみんな書いているのか、編集者の方はこんな的確な指摘をしてくれるのか、と色々な発見が有りました。 残念ながら昨年行われた22.9周年パーティには参加できなかったのですが、写真からだけでも関わった方々の熱気が分かりますね。 blog.kushii.net ある意味で「幼年期の終わり」を迎えた業界で
phpcon-odawara.jp たぶん人生で一行もPHPを書いたことが無いのですが、「PHPカンファレンス小田原」へ行ってきました。 会場は、小田原駅前の、おだわら市民交流センター「UMECO」。 これまた人生初めての小田原駅でした。 会場に登場した梅丸くんが、随所で盛り上げてくれました。でも連続稼働時間が50分と制限があるので、梅丸くんの稼働時間の限界に合わせてLTが2部構成になっていたのが面白かったです。 発表は、以下の4つをがっつり聞きました。あと、LT全部見ました。 fortee.jp fortee.jp fortee.jp fortee.jp 特に、id:cakephper さんの発表での、カンファレンスはいつまでも続くわけではない、というメッセージは印象に残りました。PHPのイベントが2020年に激減した様子を改めて見せられると、突然終わっちゃうんだよなーと感慨深くなりまし
ooc.dev カンファレンスがオフラインに帰ってきた中でも、最大イベント「Object Oriented Conference 2024」に参加してきました。 それぞれのトークや、LTの感想は色々なところで出回ると思いますので、個人的なことだけ。 コミュニティに関するLTをやってもよい、という話だったので、珍しく吉祥寺.pmを宣伝するLTをやってきました。 speakerdeck.com 増田 亨さんにご挨拶した際に、吉祥寺.pmを良いイベントだと褒めてもらったのが凄く嬉しかったですね。 あと、会場で吉祥寺.pmを知っている方に挙手いただいたら、かなりの数の方の手が上がったので、それが嬉しかった。長く続けたかいが有りました。 会場では数限りない「オンラインでの交流は有っても、リアルに会えなかった方々とたくさんご挨拶ができました。 そしてサインも頂いてしまいました。 宝物にします! オフラ
「Ya8 2024 - ヤパチー 令和六年最新版(仮)」のday1に参加してきました。 このヤパチーをどんなイベントなのか、表現するのが非常に難しいのですが、おおよそ以下のやりとりで分かって頂けるかと思います(ハイコンテキストな表現)。 会場では技術カンファレンスらしいトークを聞いたり、紅茶を飲んだり、けん玉やったり、初めましての人も含めてみんなとお昼ご飯に行ったり、懇親会に参加したりしました。 筋トレと有酸素運動、というテーマのディスカッション?も非常に楽しめました。また運動を再開しないとな、と思いました。 スポンサーブースも無いし、ノベルティも無いし、特定のテーマも無いし、公式な懇親会も無いし、必ずしもトークのテーマも技術的なものばかりではありませんが、そこにはカンファレンスの楽しさの全てが有りました。 blog.magnolia.tech ここからはコロナ禍に入る前、2019年に書い
データモデリングでドメインを駆動する──分散/疎結合な基幹系システムに向けて 作者:杉本 啓技術評論社Amazon 著者の杉本啓様より献本いただきました。 「基幹システム」……よく考えると最近だんだんと聞く機会の減ってきたキーワードです。たまにメインフレーム上で動くCOBOLで組まれた基幹システムが負債になっている、といった比較的後ろ向きな話題の文脈で出てきて、あまり「攻めた」話題の文脈では出てこないイメージがあります。 本書は、この「そもそも基幹システムとは何か?」、その基幹システムの中心にある「帳簿」とはどんな役割を果たすのか?それらを支える「データモデル」はどのようなもので、どのような設計になるのか?といったことが、長年経営管理システムを作ってきた経験に裏打ちされた知識をもとに分かりやすく解説されます。 この手の、業務システムの設計の考え方、「要件に沿って設計する」以上の解説がなかな
yapcjapan.org さすがに、オンライン参加だと一日中PCの前に張り付いて発表を聞き続ける、というのができないので、断片的にいくつかのトークやLTを聴いた 中でも「平成のエンジニアから令和のエンジニアへの遺言〜技術情報を伝達する手段の変遷〜」と、杜甫々さんのキーノートが良かった 40歳を超えると健康の話しかしなくなるw#yapcjapan— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) February 10, 2024 マジで伝説の人だ… とほほでHTMLとCSS学びました… #yapcjapan pic.twitter.com/XuqYoJ9PUA— Sotaro Karasawa🍺 (@sotarok) February 10, 2024 きっと後日ビデオが公開されると思うので、ぜひ見て欲しい、としか言えないのだけど、YAPCが毎年ちゃんと開催されていることが本当に
ついつい技術書を買いすぎて、なかなか読めないまま次を買ってしまったりして、結局読まないままになる、というパターンに時々ハマっている。なるべくそうしないように厳選しているつもりなのだけど、それでもいわゆる積読が発生してしまう。 技術書に関しては、二つのルールを守るようにしている 紙の本を買う 電子書籍の方が圧倒的に便利なのは分かっているのだけど、やはり物理的な「圧」が有った方が読もうという気になるので、技術書は可能な限り紙の本で買うことにしている 一度に読む本を限定する 机の上に無印良品の仕切りスタンドを置いてあって、ここに収まる本以外は同時に読まないようにしている 読み終わったら、本棚の本と入れ替え MUJI 無印良品 スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー 3仕切・大・約270×210×160mm 02856410 MUJIAmazon 無印良品 アクリル仕切りスタンド 3仕切り・約1
アドバイス頂き書き換えました 「Bizの意思決定はいかに例外を捨てるか、Devの意思決定はいかに例外を拾うか」 これ凄いいい言葉だな! https://t.co/V8gbMA3oMr— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2024年1月12日 タイトルに書かれていることが全てなのだけど、時にBizの人と、Devの人の目線というか、着眼点の違い、意思決定に至るスピード感の違いの元は、どこから来るのか?と思った時に、それを表現する言葉がようやく見つかった気がする。 以前書いた関心の非対称性に関するエントリを一言で言うとって話なんだけど。 blog.magnolia.tech で、結局これをどうやって乗り越えていくのか?ってことなのけどね。 誰も悪意の有る人はおらず、みんな一生懸命なのに、それぞれの価値観の違いが擦り合わないことで上手く行かない、みたいなことにならないためにはお
systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート Software Design plus 作者:森若 和雄技術評論社Amazon いつの間にかどのLinuxディストリビューションでも標準で使われるようになったsystemd。なんとなくsystemctlを叩いてサービスを立ち上げていたけど、いまいち「なんで必要なの?」とか、「いろいろ機能があるっぽいけど、何ができるの?」といったことをちゃんと勉強しないままここまで来てしまったので、この本でおさらい。 単なる機能紹介ではなく、「なぜsystemdはこんな広範囲な機能を扱うのか?」という機能が作られた背景から説明されているところがいいですね。 この本を読むまでcore dumpまで管理されるようになったことを知りませんでした。 本書を読めば、systemdはサービスが動く環境を用意するために必要な機能を備
2023年のお買い物、技術書編です。 技術書以外はこちら blog.magnolia.tech とりあえずノータイムで買っちゃえ!損は無いよ!という3冊 他に、類似の本がないか、有ってもこっち買っておけばよくね?という3冊 なっとく!関数型プログラミング なっとく!関数型プログラミング 作者:Michał Płachta翔泳社Amazon Scalaをベースとした関数型プログラミングの学習本。オブジェクト指向言語であり、関数型プログラミング言語であるScalaの特性を生かして、命令型から宣言型のコードの書き方への変え方を学んでいくスタイル。 前半の凄まじい丁寧な学習のステップと、後半の「ここまで一気にやらなくても良くない?」の落差もすごいけど、ページ数の厚さに躊躇せず、前半1/3くらいを時間をかけて丁寧に学習するくらいが良いと思います。 周りに良い先生が居れば別ですが、そうでなければこの本
2023年に買ったもの 技術書以外編 技術書編は、こちら blog.magnolia.tech WH-1000XM5 ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン WH-1000XM5:ノイキャン性能向上/Amazon Alexa搭載/通話性能向上/ソフトフィットレザーによる高い遮音性/ブラック WH1000XM5 BM ソニー(SONY)Amazon 特に説明不要なノイズキャンセルヘッドホンの定番。それまで使っていたWH-1000XM3が完全に壊れてノイズキャンセルどころか、謎のノイズが出てしまう症状が出たため買い替え。 Bluetooth接続が圧倒的に早くなったのと、マルチポイント接続により同時に複数の機器と接続できるようになったのは、割と頻繁に接続先を変える自分はとても利便性が上がったので、それだけでも買い換える価値が有った。 ノイズキャンセルの効きも良くなり、地下鉄や飛
プロフェッショナルIPv6 第2版 作者:小川晃通ラムダノートAmazon すっかり見えないところで当たり前のように使っているはずなのに今一つ理解が不完全なまま来てしまったのが「IPv6」。家のインターネット環境を一新したときに色々と調べたはずなのに、すっかり忘れてしまったので『プロフェッショナル IPv6 第2版』の紙版を購入して勉強しなおしています。 470ページに渡って、「そもそもIPアドレスとは?」から始まり、IPv6を学ぶために必要な情報が全部詰まっている、ほんと全部入りです。 個人的には、「ip a」コマンドを叩くとアドレスっぽいものが複数出てくるけど、これ何?という疑問が解消したのと、DNS周りの仕組みが分かったので、非常に役に立ちました。 最近は、自宅インターネット環境にフレッツを使っていないのでNTTのNGN固有のIPv6事情には影響されることもないのですが、背景が興味深
プログラミングにおいてちゃんと設計しないといけないのは、側機能追加に於いて要求を出す側の関心の中心が新しい機能に有るのに対して実装する側は、それと同じくらい既存の機能との整合性を取ることに置かれるという、その非対称があるからなのですよ— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) November 22, 2023 いろいろな設計方法論とか、良いコードを書くためのお作法とか、最近だと書籍もたくさん出ていて、無限に勉強することができるのだけど、勉強ばかりしている訳にもいかず、われわれは目の前の課題を解決するためのコードを書いたり、納品するためのコードを書いたり、なんのために作っているのか分からないプロダクトのコードの断片を指示通りに書かされる日々と向き合っていかないといけない、という現実があるわけで、つまり時間は有限なのです。 この関心の非対称性というのが色々なところに在って、これ
技術書典15、あまり内容をチェックしていなかったので、行く予定を入れていなかったのですが、941さんが執筆に参加したカンファレンスの運営本が出品されていて、しかも会場しか紙版は入手できないと分かって、急遽時間を作って現地で入手しました しかも、事前にページ数を知らないで現地に着いたので、「所謂”薄い本”じゃないの?」とその場で驚愕した、なんと200ページ超え! 11月26日までオンラインで電子書籍版は入手できるそうです、まだ入手していない人は、ハリーアップ! techbookfest.org 自分でも9年ほど吉祥寺.pmという50人規模の勉強会を定期開催したり、YAPC::Tokyo 2019にスタッフ参加したりと、イベント開催にはそれなりの経験があるほうだと思っています。 kichijojipm.connpass.com が、ここまで圧巻の物量で、あらゆる要素に対するポイントが網羅されて
プログラミング用フォントについて調べたので、そのメモ だいぶ書き換えた macOS SF Mono Terminal.app、Xcodeのデフォルトフォント アプリケーションに内蔵されているので、他のアプリケーション(iTerm2とか)のフォント一覧には表示されない。 0(ゼロ)には斜線が入ってO(オー)と区別し易いデザイン 一方で、l(エル)と1(いち)は、他のプログラミングフォントほど極端な差をつけていない グリフに漢字などは含まず、含まれていないグリフはシステムフォントが利用される(日本語が優先される環境であればヒラギノ書体) グリフ数は1628(イタリック系は1324) プログラミング系記号の合字(リガチャ)対応や、Powerline対応フォントは含まれていない Windows Cascadia Code Windows Terminal用にリリースされたフォント SIL OPEN
技術書典15で『HATENA TECH BOOK Vol.2』を入手したので、その感想エントリです。 techbookfest.org はてな社の有志が集まって作られた技術同人誌、その第2弾。 いくつかの記事を拾い読みした段階での感想 序文 大西さんによる序文。 他の会社であるような「あのプロダクトの裏側大公開」みたいな内容ではなく、「あなたの推しの技術を教えてくだささい」というテーマが設定されているそうで、メンバの興味に任せて色々なテーマが扱われているのが「個性」が見えていいですね。 あと、今のはてな社には、電子・紙書籍制作ツールのRe:Viewの作者、kmutoさんが在籍されているんですね。 reviewml.org Perlの未定義動作110連発 papixさんによるPerlの記事 その場で「Perlの記事、この会場でも他に無くないですか?」と思わず言ってしまった。 Perlに限らず
GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業のしくみ 作者:千田 和央翔泳社Amazon 紹介された本はなるべくその場で注文して実際に読んでみる、というのを実践するように心がけています。この本もそうやって紹介されたので、すぐに買って読んでみました。 当たり前ですが、単にリモートワークにすれば全ての問題が解決する、業績が上がる、リモートワーク最高!という内容ではありません。 この本の中心は、GitLab社が作った「GitLab Handbook」をベースに、組織の価値観、それをベースにした仕事のやり方、評価のやり方を定義、可視化することで、よりみんなが満足して、より高い成果を出すための環境作りの方法が解説されています。 GitLab社はオールリモートで運営されていて、2,000名を超える従業員が特定のオフィスを持
技術書典15で「かまずにまるのみ」という素敵な名前のサークルの『プログラミング勉強中の人にオブジェクト指向とは何なのかなんとなく伝えたい本』という本を入手しました。 boothで買えます booth.pm オブジェクト指向について、初学者のために勉強のとっかかりとなるキーワードをサクっと教えてくれる本です。 オブジェクトとは何か、クラスとインスタンスとは何か、なぜオブジェクト指向を使うのか、といったことが短いながらも、ポイントを絞って解説されていて、「このくらいの分量なら読む気になるかも」と思わせてくれるところが良いところ。 そして、なによりこの本が素晴らしいのは、「教える立場の人へ」というページが用意されていて、初学者がどんなところでつまづくか、どんなことに気をつけて教えると良いのか、というところがフォローされている点です。このページが用意されていることでこの本のパワーはおそらく530倍
Software Design (ソフトウェアデザイン) 2023年11月号 [雑誌] 技術評論社Amazon gihyo.jp 長年お世話になっているVim、その作者である Bram Moolenaar 氏が亡くなった。その追悼記事をMattnさんがSoftware Design 2023年11月号に書かれている。 Vimの開発の歴史から、Vimの開発スタイル、Bram 氏の人となりがわかる、とても良い記事だった。 Vim Confに来たのが実は一回だけだったというのも知らなかった(行けばよかった...) 一人のエンジニアに対して追悼企画がされる、というのは、それだけ残したものが大きかったのだろう。 Mattn氏も含めたメンテナンスチームが開発を引き継いで、さらに開発が続けられていくのが、ソフトウェアの一つの良い点なんじゃないかと思った。
実践プロパティベーステスト ― PropErとErlang/Elixirではじめよう 作者:Fred HebertラムダノートAmazon Erlang/ElixirのPropErというライブラリをベースに、プロパティベーステストの考え方、テストの実践的な書き方を学ぶための本です。 『実践プロパティベーステスト ― PropErとErlang/Elixirではじめよう』www.lambdanote.com 書名だけ見ると「Erlang/Elixirは使ってないからなー」と避けてしまうかもしれませんが、それはもったいなく、言語に関係なく、”プロパティベーステスティング”という手法の本質的な活用の仕方が学べるようになっています。 ここしばらくScalaのScalaCheckというプロパティベーステストライブラリを使ってテストを書くことに挑戦していたのですが、今一つより良い書き方が分からず、何か
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